作品投稿掲示板 - B-REVIEW

かるべまさひろ


投稿作品数: 43
総コメント数: 555
今月は0作品にコメントを付与しました。
プロフィール
記録
プロフィール:
多面的にマイノリティ。書き手。基本SNS放置のためほとんど呟きは見ていませんのでご了承下さい。サイトも放置中です。◆文学フリマ福岡2020 ソイルとコンストラクション◆第56回(2020年)福岡県詩人賞受賞

かるべまさひろの記録 ON_B-REVIEW・・・・

屈指のB-Reviewer

総合コメント数バッジ(くわしく)
獲得バッジ数

ゴールド投稿者

投稿作品数バッジ(くわしく)
獲得バッジ数

沙一 様 コメントをありがとうございます。また、読んでくださりありがとうございます。 まず、後半がコメント欄だったのはシステム上の文字数制限に引っかかっているため、分割したというシンプルな理由です。 戯曲と小説と詩というもののジャンルの垣根にわかりやすく挑戦した形ではあります。 長編だと、最後まで読んでくださった方に何かを残さねばという思いもあり、 と言うと聞こえがいいですが、 長く書いていると自分を納得させないと、という強迫もありラストは意識的にラストっぽさがあったように思います。 一年に一本は何かしか、長編も書いてみようと最近は思っております。投稿先や賞レース先がなかなかないのが難儀ですが。。。 (少年と音楽一家の奇妙で大規模な殺人)

2019-06-11

渡辺八畳様 コメントをありがとうございます。 今月は死蔵させない、だけがテーマだったので反応の実感よりは、参加することに将来意義を見出せれば、という思いです。 ネットにあれば、いずれはゆっくり読まれるとも思ったのですよね。自ブログでやらないのは、現代詩ガチャのような発掘システムへの期待ですね。SEOでしか出会えない作品よりも図書館内で歩くような感覚が、このサイトにはうっすらとあります。 (少年と音楽一家の奇妙で大規模な殺人)

2019-06-10

最近、以前注意がありました、コメントの催促をすることはマナー違反(B-REVIEWのガイドライン上)を繰り返されてるので、不思議に思い、ネット上のtaishi ohiraさんのパブリック発言を一年分くらい見てきました。 まず、明言するのは、twitterと違い、ビーレビはアクティブユーザー数が桁違いで少ないので、ノーコメントノーポイントがいじめではないということです。 大平さんの言葉を借りるなら、利己主義から来る悲しみを、癒す人員はここにはいません。 また、ユーザーはtwitterを見ていない人やインターネットのリテラシーもそんなに高くない人間、現代音楽や解脱や精神疾患歴や犯罪歴の自分語りや性欲や高偏差値学校出身という事実について詳しくない方も多く、大平さんの前提知識を共有できていません。 しかし、たとえばかるべも上記のような「属性」は共通部分がありますが、無反応=攻撃と論理的に感じません。 主に、大平さんの心的タイミングでマナー違反が起こっていると感じます。また、他者へのコメント活動をしてくださっているのは観察していますが、コメントの返事は読まれていますか? 大平さんが悟られてることを知らないため、コメント内での解説を望んでいる反応もありますよ。ホスト歴を活かした、わかりやすい口調も、時には大事だと思います。作曲の講評には平易な語が用いられているように、奏者や読者の想像力を手助けされてみてはいかがでしょうか? 少なくとも広島の高校時代から作曲は続けていらっしゃったようですし、もう少し対面で話すような時の口調を意識されてはいかがでしょうか。 無論、それでも続くとは思っておりまして、せめて同じ行為を繰り返すというのだけは避けていただければと存じます。 (完全な自由と調和)

2019-06-10

仲程 様 コメントをありがとうございます。 いえ、グルーオン記憶にも残っています。読んだ詩は、読書経験です。 沼はスラングから取りました。ありがとうございます。 (詩と死蔵)

2019-06-09

羽衣なつの様 運営として、かるべです。投稿ありがとうございます。 羽衣さんが水漏さんや秋良さんにされているコメントは丁寧なものです。 ご自身の「貢献ができない」という評価と、丁寧なコメントによる「貢献ができている」という(少なくとも第三者の私や、おそらく水漏さんや秋良さんからも)評価が、相反しておりますので、かるべが現れました。 これからも投稿は自由にしていただいて、問題はありません。宣言と、反しても、歓迎してくださる人間は確かに存在していますよ。 もちろん、このまま去られるのも自由です。少なくとも画面越しに人間を見ようとしてくださる行動は、歓迎されていると、思いますよ。 (クリームソーダ)

2019-06-09

惜しいと感じました。「私」の浅薄さと思慮深さが如何様なのかがとても面白い部分だと思って読んだのですが、「私」への具体的なキーワードの浅さが作者の描きたい意図への浅さなのではないかとも読めてしまいました。 描写として「病」「ギター」「妻」「息子」「手」が具体的なものとしては印象あるものとして使われていますが、「私」にとってさして重要でないから浅薄に描かれている。 センセーショナルでないからこそ、そう読める面はあると思え、上手だなと読んでいました。 「私」の思慮の部分が相当に占めているのですが、本当に自分のことばかりで、五感をピックアップすることもないため、読者に発見をもたらすこともなく、どうにも「病」「ギター」「妻」「息子」「手」といった具体物への「私」の観察力が極端に足りていなくて、それでもそれら具体物への言及はあるので、そこが面白いです。 この「私」さんは自分の体のどこが悪いのか自覚ないんじゃなかろうか。と思ったり、 「妻」に「検査」で「今日」会ってたのに「電話」の回数の方が気になるのか。と思ったり、 両親生きてて連絡とか無駄にしてくれるタイプなら子供が休職してたら人ができてる妻や息子から連絡あって見舞いなりするだろ。と思ったり、 いやこの「病」は精神疾患だろうかと考えると「検査」や「死」の受容の描写がさすがに矛盾するから具体的な「病」だよな、いよいよどこでギター弾いて息子と逢瀬してるんだ、自宅で終末期なのか、そもそも検査結果出てなくてぼんやりとしか意識してないのか、いや休職してるし、いやだとしたら検査に付き添うくらいの妻はさすがに今後も会いに来るだろ、根本的に別居理由と出会った理由が思わせぶりな語り過ぎてこれ以上はこの家族の独自性に作品内の語から踏み込めない、この筆致は意図的なのか。と思ったり、 この作品が具体的な事物と「私」の思慮のあいだにあるものを描こうとしているのだ、 と意図を読み解けてしまうのですが、具体的な事物の描写が「私」目線だから曖昧だったり浅薄だったりするのには限らず、作者が深く捉えていない、そのようにも最終的に読めてしまいました。 (時計)

2019-06-08

コンクリートポエムではないので、該当タグは頃合いを見て削除しますね。 いわゆるみずみずしい文体だと思い、とてもすっと読むことができました。 (支配)

2019-06-08

なんとなくなんですが、タイトルやテーマに反して非センセーショナルな気がしました。 売れた人や才能ある人の苦悩としても聞いたことあるようなテイストと言いますか… そんな自分を更に嫌がらないとROCKにはたどり着けてなくて、時代を迎合している主人公な気がしました。説得力、が欲しくなりました。 (オウト・ロック!!)

2019-06-05

◆◇◆◇◆ 三章 計画 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆   ひどく落胆している黒下礼司の首筋に添えられる優しい手、   楊は、日陰者の瞳に光を探しています。 礼司 この地獄の淵において、なおも死神が私に微笑みかけるのです。どうか私の首をつなぎお留めください。 楊  礼司様、死神は、死なざるべき命を守るのですよ。 礼司 私はまだ死にたくないんだ。もう一度『YURI』をこの世に降臨させなければ、私は死んでしまう。私は死んでしまうのでしょうか。 楊  苦しみながら、あなたには死んで欲しくないんです。だから、お気を確かにしてください。 礼司 (呪詛のつぶやきは雲散霧消し)願いは、一つだけです。 楊  礼司様、呼吸を、整えていきましょう。ゆっくり、ゆっくりで、大丈夫です。 礼司 (少しずつ落ち着きを取り戻し)あぁ。楊か。お前腕も脚も無事だよな? 楊  礼司様、私はあなたと運命を共にします。 礼司 あぁ、そうだ。そうだったな。俺はもう大丈夫だ。持ち場へ戻れ。 楊  承知しました。では。   光が濁ってから二十余年、   人間の数は減少し、   人ならざる者が相対的にシェアを伸ばしておりました。   天使と悪魔と神を司る、止揚神という真実の神の再臨を求める声は日ごとに高まり、   その片鱗でもある『YURI』を期待する世論も、珍しくなくなりつつあるかのようです。 音葉 礼司さん。 礼司 金山音葉? お前は亡霊なのか? 音葉 私、今燃えている最中なのですわよ。礼司さんが燃え盛る私に目もくれずにいらっしゃるから、怨霊になってしまいました。 礼司 恨んでいるということか? 音葉 冗談ですわ。でも、私の遺言が反故になり、金山の人間として恥ずかしい火葬コンサートになってしまいましたわ。そのことは未来永劫、もやもやし続けるのでしょうね。 礼司 すまない。 音葉 謝ることじゃありませんわ。死ぬべき命が死んだのですから、死んでしまえば、もっと生きたかったなんて気持ちも消えてしまいます。音楽が終わったあとの余韻みたいな時間が、今はもっと続いて欲しいと願ってしまいますが。 礼司 余韻……。 音葉 礼司さん、『YURI』は子どもを亡くした親を表現しているとも言われているのです。でもね、それは揶揄だと思います。人のセンセーショナルな部分を切り取って、前後の文脈をなきものにして、語った者勝ちという負け戦を強いられているのですよ。 礼司 音葉さん、あなたは『YURI』について、耀司から話を聞いたことがあるのですか? 音葉 いいえ。ご存知の通り、私、音楽の話や人として大切な話は、礼司さんとしかしたことないんですよ。 礼司 いつも聞き役に徹していました。 音葉 私、最期にもう一つ、人として大切な話をしに来たのです。 礼司 大切な話? 音葉 私に子どもは、いないんです。 礼司 (現実と夢を行き来しながら)息子さんは? 音葉 私、本当に知らなかったんです。あの銀杏の木の下に胎児が埋まっていたなんて。ただ、あの銀杏をいつも耀司さんが異様に大切にしていたから、怪しく思って。 礼司 それで掘り出したんですか? 音葉 私じゃないの。掘り出したのは私じゃないの。耀司さんが、秋の夕焼けのなか、思い立ったようにスコップを持って、佇んでいたから、私、久しぶりに声をかけたんです。そしたら、悪魔みたいな、獣のような形相で、この人間の出来損ないをお前が流産なんてしなければ、って。あんな怒る耀司さん、初めて見ました。だから私は知らないって繰り返すしかなくなって、騒ぎを聞きつけて佐藤もやって来て、それでも全然耀司さんの怒りは収まらなくて、それで警察を呼んだの。金山の屋敷にパトカーが来るんですから、きっと自然と週刊誌記者に漏れてしまったのよ。あの頃はまだ、警備を常駐させるようなご時世でもありませんでしたからね。門扉越しに、あの胎児の写真も撮られてしまって。そこから、トントン拍子に礼司さんの隠し子って報道されて……。あの頃は、本当に余裕がなくなって、礼司さんのことを守ってあげられなくて、申し訳ありませんでした。礼司さんが金山の家を離れてから、やっと再会して、折に触れて謝ろうと思っていたんですけど、そうこうしてたら、病気になってしまって、遅かれ早かれ死んでいたと思いますけど、でも礼司さんの計画に加担できて嬉しかったんですよ。落ち込まないでくださいね。耀司さんの子どもを殺せば、きっと今度こそ『YURI』を弾くに違いありませんわ。私の死は序章に過ぎませんのよ。礼司さん、ファイトです。それでは、私そろそろ燃え尽きてしまいますので、さらばですわ。 礼司 (灰は白く瞬いて)過去が真実であるか、真実でないかはもう重要ではないんです。私たちには、これからと今しか、ないんです。   人が変わるのに、遅いなんてことはありません。   ですが、人ならざる者が変わるのには、きっと遅すぎたのです。 佐藤 ぼっちゃん、ぼっちゃん、少しは食べないとお体に障ります。 金山 わかってる。 佐藤 わかってません。さ、この佐藤特製のポタージュをお飲みくださいまし。どうか、ご自分を強く持つのです。さ、温まりますからね。 金山 置いておいて。 佐藤 (嘆いて)ぼっちゃん、この老いぼれをどうか安心させてくださいまし。もう二十年以上ぼっちゃんのもとでお務めして参りましたが、こんなに胸が張り裂けそうな夜は初めてでございます。ね、ぼっちゃん。 金山 一人にさせてくれ。二十年も見てるなら、わかるだろ! 佐藤 ひっ、そんなに怒鳴らないでくださいまし。鬼のようなお顔でございますよ。 金山 時間が必要なんだ。 佐藤 くれぐれも、ご自愛なさって、くださいまし。   「金山」が佐藤を追いやると、   ぽつねんと静かな悪魔が寄り添います。 金山 神よ。私に懺悔をさせてください。慈悲のお心で、救いの手を差し伸べてください。母に安らかな永遠の平和を与えてください。   ポタージュの香りに引き寄せられます。 金山 私は、また一人取り残されてしまいました。(グレゴリオ聖歌『ディエス・イレ』を口からこぼし)父さん、母さん、どうしようもなく寂しいです。心に灯る炎はもう、棺を焼く炎のようには燃え盛らないのです。   ポタージュはただ、温かく、悪魔を見守っています。 金山 私の魂は、とうに私のものではなくなっていたのです。(五感が受け取る情報が、温かさだけになっていて)なぜ、慈悲深いのですか? なぜ、私を凍てつく寒さから温めてくださるのですか?   温かさは、命と同じように、冷えていきました。 金山  庭の銀杏が、やっと枯れ始めました。きっと気が付かなかっただけで、内側はもっと昔から枯れていたのです。(五感が少しずつ回復していき)時が満ちたら、私もそちらへ参ります。もう少しだけ、もう少しだけです。   金山耀司の息子を殺し、   再び開かれる火葬コンサートで今度こそ『YURI』を演奏させる、   その計画は、まさに転がった石のように、   ごく自然と加速し、   時は満ちようとしていました。 米田 楊、久しぶりじゃん! 楊  米田様、何の用ですか? 米田 もう、様とかやめろよ。偶然ですよ。偶然。 楊  私が一人の時間を狙っていらっしゃったんでしょう? 米田 まぁね。十年ぶり? ってか礼司さんは? いつも一緒だから、お前一人のタイミングってほとんどないんだもん。 楊  今は黒下様……あぁ、黒下エフ様と打ち合わせ中です。 米田 あの女、まだ生きてんの? 楊  まぁ、というか、私が教えるまでもないですよね? 米田 あきふみくんも俺にべらべら教えすぎだよね? 楊  その名前、覚えていらっしゃったんですね。 米田 さて、ここに来たのは他でもありません。あなたをスカウトしに来たのです。 楊  誰の差し金ですか? 米田 (名刺を差し出して)地獄の使いです。 楊  相変わらず、ふざけていらっしゃるんですね。 米田 お前がストイックなんだよ。 楊  (名刺を受け取り)なんなんですか、このヘンテコな名前は? 米田 (魔法を香らせ)お前のなかに俺は生きているか? 楊  (軽くあしらい)そんな天の邪鬼な囁きに、俺はもう翻弄されたりしない。 米田 それは頼もしい。 楊  無為な争いはしたくないのですが。 米田 楊、なぜ、人々は金山耀司の『YURI』を求めている? それは、人じゃないからだ。俺もお前も、礼司さんも黒下も、そうだな、金山耀司も、人の姿こそしてはいるが、所詮は同じ日陰者なんだ。 楊  それは私を説得しているんですか? 米田 いや、種蒔きだよ。 楊  耳を貸す気はありませんが。 米田 寂しいこと言うなよ。あきふみくんの育ての親はこの俺じゃないか。 楊  なおさら殺し合う理由にぴったりじゃないですか。 米田 (在りし日のトーンで)『YURI』の演奏計画は中止しろ。お前、このままだと死ぬぞ。 楊  殺してくれるんですか? 俺の命を拾ったあなたが? 米田 いや、お前、時が来たら自分で殺る気だろ? だから、その捨てる命をもう一回拾いに来ただけ。まぁ、また会いに来るわ。 楊  天の邪鬼が、何を―― 米田 地獄で会おうぜ。   聖女の気配に、   天の邪鬼は保身のため、去りました。   種は、到るところに蒔かれ、やがて芽吹くのです。 F  どなたかと喋っていらっしゃいましたか? 楊  いえ、独り言を。 F  あなた、楊が独り言を。 礼司 楊、独り言は、寂しさ故か? 楊  はい。 礼司 (髪を撫でてやりながら)もうすぐ、こんな日々も終わる。 F  もうすぐ、終わります。 楊  もうすぐ、終わりますか? F  もうすぐ、終わります。 礼司 もうすぐ、終わる。 楊  もうすぐってどのくらいですか? F  もうすぐとは五日後くらいです。 楊  五日後がもうすぐなんですか? 礼司 計画を共有する。 楊  はっ。 F  あなた、こちらに。   かつての会議室に、有象無象の全社員が綺麗に整列していました。 礼司 『YURI』の演奏のために、金山耀司を殺す。 有象 え! そんなことをしていいの。ざわざわ。 無象 それでは、演奏できる者がいなくなってしまうのでは。ざわざわ。 楊  そこ、静かに。 礼司 開かれる葬式で、金山耀司の息子に演奏させる。 有象 え! 息子なんていたの。ざわざわ。 無象 若い頃の金山耀司と瓜二つだって聞いたことあるよ。ざわざわ。 楊  そこも、静かに。 礼司 すでに息子は我々の味方だ。 有象 え! そうなの? ざわざわ。 無象 本当ならついに実現するかもしれないな。ざわざわ。 楊  静かにしろ。 礼司 エフ様。お願いします。 F  どうぞ。いらっしゃいまし。   聖女に導かれ、   「金山」と佐藤が現れました。どよめきは一層低く増しました。 有象 本当に若い頃と瓜二つだ。 無象 演奏できるのか? 有象 父親譲りの才能があるんだ。 無象 『YURI』がついに演奏されるの。 有象 どうしようやばい。 無象 どうして味方になってくれたんだ。 有象 きっと救ってくださるのね。 佐藤 この有象無象どもが! なんたる下卑た言い草でありますか! ぼっちゃん、やはり此奴等の話に耳など貸しては―― 楊  (目で殺し)黙れ。 佐藤 ひぃ。 金山 僕は、自分の意志でここに参りました。   在りし日の穏やかな会議室の香りが広がります。 金山 僕は、ずっと音楽の道を拒み、表舞台に出ることも避けて参りました。金山の才能も父の代が最後だと世間から嘆かれても、僕には関係がありませんでした。 F  それでは、なぜおいでくださったの? 金山 それは、もう僕しか『YURI』を最後まで演奏できる人間がいないからです。父も病が進み、ついに手を患われてしまいました。だから、才能を引き継いだ僕がやるしかないのです。そして父を、安らかな永遠の平和へ連れて行ってあげたいのです。だから、どうか、皆さん、僕に力を貸してくださいませんか……。 礼司 (拍手を始め)もちろんだ。 有象 そうだ! 無象 やるぞ! 佐藤 あわわ、ぼっちゃん。とんでもございませんわ。   死神は、自身が人間として生まれたことを急激に思い出すのです。   色々な種類の冷たさを目の当たりにし、   自身もまた、体温を失ったことを思い出すのですが、   強く食い込んだ爪がもたらす痛覚と血、傷に気が付かないのです。   吹きさらしの枯れた死の大地に、   種が芽吹きました。 F  皆さん、五日後が私たちの新しい紀元節になりますのよ。 有象 五日後! もうすぐだ! F  もうすぐで始まりの日なのです。 無象 もうすぐ! 始まる! 礼司 以上で共有を終了する。各自心するように。 有象 五日後! もうすぐだ! 礼司 それではエフ様。参りましょう。 無象 もうすぐ! 始まる!   有象無象を残し   散開する魑魅魍魎たちを   芽吹いたばかりの頼りない緑色が   呆然と見ていました。 楊  痛い? 俺の手が? 礼司 楊、どうした。 楊  礼司様。いえ、なんでもございません。 礼司 怪我をしているのか? 楊  え? 礼司 (手を優しく癒やし)お前らしくないな。 楊  私も、怪我をすることはあります。 礼司 この古傷も、そうだったのかもしれないな。 楊  礼司様? 礼司 明日、計画に沿って、入院している耀司を殺す。 楊  はい。 礼司 今回は俺が手を下す。その間、お前は佐藤たちを監視しておけ。 楊  はっ。(心はやはり絆されていて)金山の倅は、本当に味方なのですか? 礼司 どうだろうな。俺もあいつを小さい頃から知っているわけじゃないからな。 楊  そうなんですね。 礼司 まぁ、佐藤はあいつにほとんどつきっきりだし、今さら監視を強める必要もないが。 楊  信用していらっしゃるんですね。 礼司 信用というか、目的のために手段を選ばない同じ日陰者ってところだな。金山の一族っていうのは、全員クソッタレだから。警備として屋敷に入るようになって、あいつを初めて見て、耀司があの頃のまま生きているのかと息が詰まったよ。内気で長く引きこもっていたみたいだから、性格はまぁ耀司とはえらく違うが。だけど――あいつ部屋の中でパガニーニを弾いてたんだよ。俺よりも、耀司よりも上手にな。 楊  才能ですか? 礼司 どうだろうな。俺ももはや自分が才能で登り詰めていたのか、努力で登り詰めていたのか、もう過去のことはわからないからな。 楊  礼司様の音楽、俺は好きです。 礼司 知ってる。(手を添えて)もうすぐこの日々も終わる。 楊  (不安から目をそらし)絶対に計画を成功させます。 礼司 頼りにしている。   人ならざる者のネットワークを、   人は知らないままで生きていけます。   二十時八分。   金山耀司の死亡が確認されました。   そして地獄からも、   電話がかかってきました。 米田 『YURI』の演奏を中止しろ、さもなくば葬儀の炎は、地獄の業火に変わるだろう。   銀杏の斉唱の中を、   地獄の使いが歩いていると、   日陰者が二人、立ちはだかります。   どっ、どっ、どっ、と   張り詰めた静寂が聞こえます。    もろもろのまがごと    つみ    けがれあらむをば    はらえたまい    きよめたまへと    もうすことを    きこしめせと    かしこみかしこみももうす 三人 (呪詛を唱和し)それでは皆様、地獄で会いましょう。   三位一体の   歯車は留まらず、   静寂は風に消えていくのです。   そして銀杏が、枯れていることを   もう誰も知らずにはいられません。   銀世界の銀は、この黄色の葉だと   皆様が思いました通り、見事な景色なのでございました。 ◆◇◆◇◆ ガラ・コンサート ◆◇◆◇◆◇◆◇◆   審判を待ち侘びる者   止揚神を喚び起こす者   日陰者たちは、時に恐るべき手段で利を求め続けました。   一筋の光が差し込んできました。   仮面の隙間から掠れる吐息が漏れるのさえ見つかってしまいそうな緊張の領域からそっと綻びます。     埃がふと愛らしく踊り始めて生まれたわずかな揺らぎは時空の壁をびりびりと破り始めました。       悪魔が奈落の底を覗くと既に冥界の入口がそこで厳かにこちらを見つめ返しているのです。         旋律とリズムに操られた棺が徐々に声を編み出していくのですが恐怖はございません。           きっと歴史上全ての命が融合を始めようとしているために温かさを覚えるのです。             やはり闇へ供えられた亡骸はあの銀杏の樹洞に潜んでいた胎児なのでしょう。               悪魔がタップすると高コントラストなブラックに瞳でさえ音を捉えます。                 全ての楽音が天使の箱を共鳴させて混ざり合って私たちも溶けます。   D               そして行方不明になった心拍音は無小節の全休符になりました。   I                 気が付くと悪魔は飛翔するため翼を取り繕い笑っています。   E                   さぁ撞鐘によって怒りの日が遂にもたらされるのです。   S                     今ここに全ての命が復活し有象無象に晒されます。                           魂を取り戻した束の間で整列を強いられます。                             統制群舞が炎を焼べて光を取り囲みます。                               心に灯った火はもう燃え盛りません。    I                            相対性理論に則っているのです。    R                              生まれた意味を考えました。    A                                そして消えていきます。    E                                  悪魔も還りました。                                         灰が舞います。                                           沈黙です。                                             地獄。           Y                                                  U                             R                                      I ◆◇◆◇◆ 終章 拾われる ◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 聡史 ここは? (咳き込んで)灰の香り。クソが。全部燃えちまった。( FREEDOM を感じながら)燃えカス。この世は燃えカスだ。   たった一つの芽と   共依存しながら   地獄を突き進みます。 聡史 クソ……クソ……クソ!   聡いの聡、歴史の史で、あきふみと読みます。 聡史 そうだ、礼司さん。礼司さん。礼司さん!   聡いの聡、歴史の史で、あきふみと読みます。 聡史 (金色の灰を掻き分けて)礼司さん、礼司さん、どこですか? 礼司さん。   聡いの聡、歴史の史で、あきふみと読むんです。   聡いの聡、歴史の史です。聡いの聡、歴史の史で、あきふみです。   あきふみは、聡いの聡、歴史の史です。聡いの聡、歴史の史で、   あきふみでございます。   あきふみは、死にました。 聡史 (手の痛みに気が付いて)痛い。俺、痛いんだ……。   天から銀杏が舞い落ちるものだから、   涙にも汗にも血にも気が付いてしまいます。 聡史 神様。神様、俺を見てるんだろ。俺を見てよ。俺を捨てないでよ。俺に違う生き方を、最初っから違う生き方を教えておいてくれたら、もう誰も傷付けない。誰も死なないで済んだんだ。だから、だから、もう一回時間を戻してくれよ。戻してくれよ。一番最初に、戻してくれよ! 戻せよ! 戻せよ……! 戻せよぉぉ!   …………。 聡史 あ、あ、あぁあぁぁぁああぁぁ――   …………。 聡史 米田さん、米田さん? 俺、死ぬから、また拾ってくれよ。俺、捨てるから、今から捨てるからさ。   …………。 聡史 聡いの聡、歴史の史で、あきふみと読みます。聡いの聡、歴史の史で、あきふみと読むんです。聡いの聡、歴史の史です。聡いの聡、歴史の史で、あきふみです。あきふみは、聡いの聡、歴史の史です。聡いの聡、歴史の史で、あきふみ。(都合よく用意された凶器の木の枝を見つけると手にして、空いている手の方で自ずと首を礼司にしたように撫でて、その手はやっぱり優しくて)俺、がんばったな。ありがとう。ありがとう、俺。   ――――。 米田 うおりゃー! 聡史 (枝は弾き飛んで)――米田さん? 米田 拾いに来たぞ、命。 聡史 ――う、うぁ、うぁぁぁぁぁ……。 米田 泣くなよ、あきふみ。 聡史 クソが、クソが! 米田 どうも、クソッタレです。 聡史 クソが! 殺す! 説明しろ! 米田 まぁまぁ、お茶でも飲んで。 聡史 クソ。飲ませろ。 米田 甘えるね。 聡史 黙れ。 米田 はいよ。静岡のお茶でございます。 聡史 なんで。 米田 あと、お前が好きだったお茶菓子。 聡史 なんで持ってるの。 米田 餌付けのため。 聡史 ふん。飼いならされてやるよ。 米田 よしよし。 聡史 うめぇ。 米田 がんばったな。 聡史 な―― 米田 あきふみは、よく頑張ったよ。 聡史 なんだよ改まって。 米田 いいか、お前はもう一回やり直せるんだよ。 聡史 はい? 米田 騙されるなよ、あきふみ。ちゃんと人生は続いているんだ。 聡史 米田さん―― 米田 ここにいた異形の者たちは全員、冥界に還ったんだ。 聡史 は? 米田 お前は生きてるんだ。 聡史 いや、待ってよ。もうわけがわかんねぇよ。 米田 あともう一つ、人として大事なことを伝えに来たんだ。 聡史 聞けよ―― 米田 時間がないんだ! 聡史 は? 米田 お前は人間を殺したことはないんだ。 聡史 え―― 米田 お前が殺したのは全部、人ならざる者なんだ。 聡史 話が急すぎるんだよ! わかんねぇよ。俺は―― 米田 ちゃんと耳を澄ましてみろよ! 聡史 は? 米田 ……遠くでサイレンが聞こえて、風が吹いていて、光に樹がさんざめいている。ここは現実で、お前は生きているんだ。ここは地獄なんかじゃない。お前は人間なんだ。ちゃんと痛みを知り、傷を負い、涙も汗も血も流れている、お前を、あきふみを、もう人間じゃないと呼ぶやつらはこの世にはいないんだ。 聡史 ……なんで、なんで、いつも突然なんだよ。なんで、いつもいきなり俺の生き方を教えるんだよ。俺を人間にするなら、もっと考えさせてくれよ。起こる出来事を受け止めるだけで、やるべきことをやらされるだけで、精一杯なんだよ、なぁ! 米田 大丈夫、大丈夫だ。お前はもう大丈夫。もう俺も燃え尽きてしまう。 聡史 人の命を救っておいて! クソが! 米田 どうも、クソッタレです。 聡史 (声を発そうとすると、息が詰まってしまい、その束の間で天の邪鬼の遺灰は風に拐われてしまい、繋ぎ止められずに歯を食いしばり)……燃えカスじゃねぇか。   ここが地獄だと思っていた私たちは   欺かれたのでしょう。   天の邪鬼は、   真実を伝えに来たに違いありません。   レスキュー隊が入ってきて、   声が響きます。   秋の真ん中です。 隊員 生存者! 生存者を確認! 男性を一名、確認した。至急救援を頼む。   音が、増してきました。 隊員 聞こえますか? 聞こえたら、二回こちらを叩いてください。 聡史 (二回叩いて)俺は、生きてるのか? 隊員 お名前は言えますか? 聡史 あきふみ、聡いの聡、歴史の史で、あきふみです。 隊員 あきふみさん、もう少しでここから出られますからね。(無線を使い)意識あり、こちらの呼びかけにもしっかり答えています。(呼びかけて)あきふみさん、痛いところはありませんか? 聡史 俺は、そうだ、手が、手が痛いんです。 隊員 手、ですね。 聡史 そうだ、他の人は? 他の人はどうなったんですか? 隊員 あきふみさん、落ち着いて。今はここから出ることを考えましょう。 聡史 米田……さっき、俺を助けてくれた人がいたんです! そうだ一緒にお茶を飲んで―― 隊員 (無線を使い)えー男性がパニックを起こしている。急いでくれ。 聡史 俺だけなんですか?   増援が駆けつけてきました。 隊員 よし、行くぞ! せーのっ――(棺だったと思われる重い残骸をどかして)あきふみさん、もう大丈夫ですからね。(他の隊員にアイコンタクトで指示を出し)これから病院に向かいますからね。そこでその手も治しますよ。(他の隊員に口頭で)念のため他にも怪我や骨折してないか検査してくれ。(向き直ると)あきふみさん、もう少しだけ頑張ろう。(担架に乗せて)この灰の中で生きていたんだ。きっと神様が守ってくれたんだろう。 聡史 俺、どうなるんですか? 隊員 ……今はこの手を直すことだけ考えよう。大丈夫、大丈夫だ。   担架で運ばれる横を、   たくさんの隊員が通り過ぎ、   灰と砂埃の向こうに   たくさんの自分と同じような孤児が見えます。   今、口に入り込む燻る煙に、   死体が溶け込んでいるのだと思っても、   気持ち悪くなることさえできず、   受け止めるだけで、精一杯。   安全なエリアに差し掛かって、   有象無象の生きている人間たちが「がんばれ」「がんばれ」と   自分を応援しているのが聞こえます。   もう頑張ってるよとひねくれる暇もなく   声援の一つ一つに愛しい面影を見てしまいます。   ヘリコプターに乗せられ、   だんだん、遠ざかる。 ◆◇◆◇◆ エピローグ 枯れた銀杏 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆   退院の日、   僕は相当お世話になったレスキューのおじさんに挨拶しに来ていた。 松枝 お、あきふみくん。元気そうだね。 聡史 おかげさまで。今日退院です。 松枝 おめでとう。これからは……まぁ、その大変なこともあると思うけど……。 聡史 まぁ、なんとかします。 松枝 その、無戸籍だからとか、あの大惨事のなか生き残ったからとか、事情聴取もまだ続くと思うし、色々世間が言ってくるだろうけど、その、あんま気にするな。あぁ、そうだ。(引き出しからメモリを取り出して)これ。あきふみくんが居た辺りにあったんだ。これも奇跡的に中身は生きてるみたいだから、警察の現場捜査も一段落ついて、あきふみくんの物だからって警察の知り合いに無理してもらってきたんだ。 聡史 大丈夫なんですか? 松枝 まぁ、なんていうか、お守りというか、形見というか……。ま、とっときなよ。音楽データが入ってるって。 聡史 聞いたんですか? 松枝 俺は聞いてないけど、そいつがそう言ってたんだよ。まぁ捜査にも重要じゃないからってことでなんとか回してもらえたし。 聡史 ありがとうございます。あの、支援の人とつないでくれたことも、ありがとうございます。 松枝 あぁ、それは別に、仕事柄ね、助けたのはいいけど戸籍がなくてっていうこともなくはないのよ割と。あーまぁその、子どもが多いんだけどね。あきふみくんみたいなのはレアだけど、まぁ、福冨ちゃんは、ちゃんと理解してくれるし、話も聞いてくれるいい奴だから。そこは信じて大丈夫。 聡史 ありがとうございます。本当に。   深く、礼をした。自然と感謝の念を抱いていたのだと思う。    松枝 そしたら、また。 聡史 はい。また。   不安と名残惜しさを後にして、   たくさんのメディア隊とフラッシュライトを掻い潜った。 有象 やなぎさん! 退院おめでとうございます! 無象 あの会場で何が起きたんですか? 有象 黒下綜合警備が宗教団体とつながっていたというのは本当ですか? 無象 無戸籍者なのに、なぜあの場にいたんですか? つながりがあったんですか? 有象 三百人以上が亡くなったなか、奇跡の一人生還ですが、コメントお願いします! 無象 何か言ってください! 有象 やなぎさん! あなたも重要参考人という報道もありますが、どうなんですか? 無象 偉大な作曲家を失ってしまいましたが、そのことはどうお思いですか? 有象 やなぎさん! お願いします! 無象 やなぎさん! 一言お願いします!   だんだん、遠ざかる。 聡史 福冨さん。あの、ありがとうございます。 福冨 いいんですよ。むしろ、やなぎさんを守りきれていなくて、私、申し訳なくて……。 聡史 いえ、そんな、よくしてもらって、ありがとうございます。 福冨 ……あ、そうだ。これ、携帯電話です。 聡史 え? 福冨 戸籍がないと、なかなかすぐには持てないから。 聡史 ありがとうございます。(メモリを挿せそうだと気が付き)あ、もしあったら、イヤホンとかありますか? 福冨 イヤホン? あー、ちょっと待って。確か、ダッシュボードの中に、あったかな。あ、見てもらってもいいですか? 聡史 (身を乗り出してダッシュボードを開け)あ、これですか? 福冨 うん。それでよければ。 聡史 (閉めて戻り)ありがとうございます。 福冨 まだ、しばらくかかるんで、ゆっくりしててくださいね。 聡史 はい。   福冨さんは車のラジオを流し始めた。   陽気なDJとゲストがクリスマスの話をしている。   始まった優しくて明るい歌を   僕はイヤホンで遮断して、   メモリの中身を確認した。 「YURI.WAV」 耀司 兄ちゃん、ちょっと待ってって! 礼司 お母さん、よーちゃん、鍵盤ハーモニカ壊したって! 耀司 壊してない! 壊れてないから! 母  えー、どうしたの? 耀司 録音してるから、静かに聞いてよ! 礼司 録音ってこれ? あ、あ、あー。 耀司 だめ! 母  ほーら、だめでしょ。 礼司 えー。 耀司 お母さん、兄ちゃん、聞いててよ! 母  ほら、せっかくだから聞きましょ。 礼司 へーい。 耀司 じゃ、弾くよ。 礼司 はやく弾けよー。 耀司 弾くよ! 弾くから。   鍵盤ハーモニカのソリストに、   気が付いたら、   色々な楽器の演奏者が寄り添う。      僕の中に、   人ならざる者が生きている。   日陰のガラン洞で生きようとする芽を見つめ、   僕はセッションをずっと泣いて聞いていた。                              (了) (少年と音楽一家の奇妙で大規模な殺人)

2019-06-05

ふじりゅう様 コメントをありがとうございます。 うれしいコメントです。「繋がり」や「断絶」などがキーワードのようで、実のところそうでもない辺りが、うまく作用したのかなと思います。とはいえ、かなり恣意的なのですが。詩人がどうこうということではなく、出会い系でストーカーされて殴られる辺りが。 (B-REViEWは終わった)

2019-05-25

「本作品が内輪向けの作品でないのであれば、そのような人間による本作品に対する批評が可能だろう」 「本論の趣旨は別に本作品の批判でもなければ「BE-REVIEW」批判でもない」 「冒頭の「詩」は濱埜が出会い系アプリに投稿したものだ」 ―――――――――― 今、「ポスト多様性」の真っ只中を生きています。 AIが自分に合ったものを選別してくれますが、 「自分」が行方不明だった「多様性の時代」を終えて、 ディープラーニングで計算され適した「自分」を提示してくれる時代です。 一つのエスノグラフィーがあって、 それは「詩と批評のインターネットサイトに参加する人とそこに生まれる何か」について社会学的な研究者の視点から、質的なアプローチと文章解釈のAIプログラムから全文章を定量的に分析するアプローチの両方の手法を織り交ぜて、構成されています。 (かるべは【学術的たる言葉・一般的に通用する文脈と語彙】を持っていない、失ってしまった、発見できなかった、言語体系が違う、学習能力が足りなかった、などの理由でこのような語りになってしまって、なるべくわかりやすい比喩と事実と思考の垂れ流しで語ります。それが僕にしか書けないもので僕なりの反応として、僕にしかできない「批評」に通じると「信じて」いるからです。論拠や根拠も示しているつもりですが、殊更研究が少なく、喫緊性が高く、そして僕がかるべでしかないため、アカデミックに平易に述べられていないことを釈明します。) 検索をかけてみました。 1ページ目のそれらから恣意的に選んでみました。 Google作(2019年5月25日10時作)「芸術 内輪」より『閉じつつ開く。開きつつ閉じる。新しいコミュニティのかたち | 水戸芸術館 高校生ウィーク』 http://hssw.arttowermito.or.jp/?page_id=3377 Google作(2019年5月25日10時作)「多様性 時代」より『朝井リョウさん「素晴らしき“多様性”時代の影にある地獄」|平成 -次代への道標|NHK NEWS WEB』 https://www3.nhk.or.jp/news/special/heisei/interview/interview_07.html  「実像」と「虚像」という語で、詩・コミュニティ・アイデンティティについて丁寧に解釈された哀愁亭氏の投稿は、とても重要である。かつ、読みやすい点も評価したい。一読者としての私は、読解の章に関して違う読み(投稿詩は一つもないとも読める)もあると思うが、この差異は作品の構成上の機能であり、一筋の読解としてほぐれていることにも違いはない。  さて、私は当該投稿を「批評」と受け止めているが、「批評」の結びにて「批評」ではないと記されている。なるほど、解釈や構造の関係上「当該評」と呼ぶよりもあくまで「当該投稿」と呼ぶこととする。  当該投稿では、「作品から引き出された言葉」の中に「普遍性」があり、「明確」に「提示」することが、「作品を敢えて個別性から引き離し、普遍性の舞台に晒し出す」ことにつながり、「批評」と成すと説明されている。  「普遍性」とは何か、そして何が「普遍」的であるか、この2点を明らかにすること・明らかにできないこと・明らかにできなかったという事実が読者に託された。それは結果的に、非意図的に辿り着いた結びであると読解できるが、私はこの構造が根本的にエスノグラフィーだと考えている。  そして私が主張したいのは、この「エスノグラフィー的参加」自体が現在を生きる我々の「普遍」であり、今の「ポスト┣多様性┳ダイバーシティ┫」の時代を語る上で重大な視点であるということだ。そして、この視点は「自滅」を防ぐ「礎」であると考えている。 ―――――――――― 「「無視」という「酷評」」 「この世界のほとんど全ての人にとって「特別な」価値もない。」 「これは、どこにも発表されていない濱埜の心情である。」 ―――――――――― コンテンポラリー。同時代性。 詩に関して、医学的分類が可であるならば、 極めて長期的に、診断を下す必要があると思います。 体系的に述べることは「多様性の時代」において 僕のような発達の偏り・生きづらさの解釈において相当な役割でもありました。 これは、 「戦後」と指す時代を、東京オリンピックや高度経済成長の観点から語ること。 歴史の見方が多様化したこと。 ソーシャルワークは必要があって体系化されたけれど、 アセスメントは向き合い、評価し、予測すること。 インターネットの歴史というものは、 言語圏のみならず、各々、ガラパゴス化していました。 以前はCGIというシステムが「掲示板」の主流でしたし、 皇居ランナーもポストモダンの時代から漸増していきました。 ―――――――――― 「虚実入り混じってもはや自分自身ですら何が本当で何が嘘か分からない」 「BE-REVIEWという場で読まれるということを前提としている」 ――――――――――  私は、詩を読むということが、必ずしも批評的たれとは思わない。詩を書くことも、私に関しては必要があって書いているにしか過ぎず、批判的姿勢・アクチュアル主義でもない。だからといって批評は不要だとも思わない。「そもそも、あらかじめこのようなことを述べなければならない時点で、実際には」無視が酷評だとも思わない。「万人」という「虚実入り混じってもはや自分自身ですら何が本当で何が嘘か分からない」相手をもう想定もしていない。 それはとても、内輪的だとも思い、 果たしてこの矛盾のもとに、 「内輪」ではないと記したことを、 もう一度、噛み砕く。 しかし、「 そんなこと言われても、/ 夜風に/  さらさらと/ 髪は/ 流れ/  ていくだけ。」 なぜ、エスノグラフィー。 僕がやはり内輪でないと言うことになんら論理の矛盾を感じません。 哀愁亭氏の言葉に、 普遍性があります。 評の読者は、 「虚実入り混じってもはや自分自身ですら何が本当で何が嘘か分からない」という 自身の事実に晒し出され、 それでも 一筋の世界への解釈が 自身をまた支える「像」であることに気が付かされ、 B-REVIEWで今、読んでいることを、 俯瞰し、 自身の個別性と普遍性という指標を得ました。 これは、 僕が言う 「多様性」のあとの時代で生きる上で、 見失ってはいけない指標・視座です。  だから、僕は、哀愁亭さん  ありがとうございます。 (批評:そもそもBE-REVIEWは始まってたんですか?)

2019-05-25

泣ける部屋を大切にしてください。 (仕事に情熱を)

2019-05-24

ありがとうございます。一読しただけなので、近日中に丁寧に返事を綴ろうと思います。 8割方 意識した読まれ方で驚いています。ひとえに嬉しいです。 批評として失敗という点はシステム上の罠の部分ですので、十二分に成功しているかとは思いました。 取り急ぎで失礼いたしましたが、ありがとうございます。 (批評:そもそもBE-REVIEWは始まってたんですか?)

2019-05-19

2連目のおかげで、氷っていく部屋が比喩だと読めるのですが、2連目の頭4行がいささか普通の寂しさに感じ、そうなると、人間誰しもが氷の部屋と読みたくなるのですが、この部屋は主体のオリジナルの部屋だと読めるので、そこに齟齬を感じました。 最初の寂しさが具体的なエピソードでもしっかり深く読めるかもと感じました。 それだけ、3連目4連目はめっちゃ面白かったです。素敵な切なさでした。 (シャラン)

2019-05-18

「ごめんね」がまるで知らない人を助けない自分を守るかのように響く最後が素敵でした。 (飛行機雲)

2019-05-18

自分が人と違うと考える鬱屈が、鬱屈業界の凡庸な程度だったりすることがあり、「疫病神さえなれやしな」くて、更にこじらせるも、異常と言うには遠い。 今では「深海」で呼吸ができない状態で、 アンニュイより黒くて、発狂よりグレー。 そんな印象です。 (疫病神)

2019-05-18

agathさんの作品は、いつも完成していると感じていて、尊敬しています。 なんで完成していると感じるのかなと、少し読み込んでみたのですが、実は用いられる語の意味をそのまま100%のまま書かれているのが特徴だからだと読みました。 何を言っているかわからない、という現象がほぼ起きないつくりなんです。 言っていることはわかるので、わからない部分や想像や読解で補完する部分は、語の外側に配置されているので、スマートで奥が深いなと感じます。 ありがとうございます。 (一瞬の素描)

2019-05-18

6−9連目が少し書くために書いているような感じがしましたが、それ以外はリアリティある言葉遣いだなと感じ、惹きつけられました。 言葉のリズムにオリジナリティがあるような気がしました。 (どうして なんで)

2019-05-18

mooo 様 コメントをありがとうございます。 漫画の受け売りですが、そういう時 人はありがとうって聞きたいらしいです。 嬉しいです本当に。ありがとうございます。 (君を生き返す)

2019-05-18

渡辺八畳@祝儀敷 様 コメントをありがとうございます。 SFについて、今まで本当は深く考えたことがないんですよね。自覚を持っていない、というのが原因です。もう一つが、わりとジャンル横断的に物事を捉えているという点ですね。 しかしSFと他称されることはひたすら昔からあったので、もう少し考えてみようと思います。1月に投稿したダダミラクル(ラップ詞が鬼になるやつ)なんかもSFっぽかったですね。こっちの方が現代詩()寄りですが。 詩の読者を増やそう、と考える人の多さはいわゆる詩の界隈で驚かされます。演劇では最初から少ないのが前提で、小手先の増やし方を続けざるを得ない→気が付いたらファンを獲得できている(あるいは限界を迎えて続けられなくなる)という流れが一般的なので、僕なんかはわりとそちらですね。 友達やパートナーがファンでいてくれて、もう少しファンが増えたらいいな、劇場受けはどのくらいかな、とりあえず物は試しで芸術ごとは続けたもん勝ちという大学で唯一学んだ具体的な対策をもとに、始めたことなので、まだあまり詩全体の業界を動かすみたいなことは考えられないんですよね。 余談でしたが。 ありがとうございます。 (君を生き返す)

2019-05-17

佐久 乱 様 コメントをありがとうございます。 楽しんでいただいて嬉しいです。演劇ではないのですが、場面・展開・設定の裏切りは常に考えて書いているので(とはいえ最終的には自然と僕自身を裏切る僕の脳内なのですが)、脈絡がわからないといった感想ではなく、そこにある旅行を見出してくださるのは本当に嬉しいことです。 慶良間は僕はダイビングのライセンスを取るときに潜って、やはり人生で貴重な青でした。 実直に物語が進行する日もあるのですが、ありとあらゆる「命」について言及したくて、夜景も自我を持っていると脳が主張したので、そのことに触れざるを得なく、皿倉山が出て参りました。 長崎や函館でもよかったのですが、「皿倉山」と北九州市の夜景の関係性は一つの説明しやすい回路だと感じました。工場から発展した街、という点がそこを補強してくれるかなと読んでいます。 ありがとうございます。 (君を生き返す)

2019-05-16

鹿又 夏実 様 コメントをありがとうございます。 電流が走る際のオノマトペ、だったのか!とハッとしました。 なんとなく鉄ちゃんと錫ちゃんと亜鉛くんと銅先輩が演劇しているイメージだったので、最初どこを指摘されてるのかわからず何度か読みなおしておりました… ありがとうございます。 (君を生き返す)

2019-05-16

アリハラ・リョウ様 コメントをありがとうございます。 ありふれて、根拠のない、評という言葉とは離れた、感想だと感じました。 僕は「なぜ」「ここで」「このタイミング」「このような」作品を発表するのかという点を大事にしております。普遍的ないわゆる純粋芸術といわれるものを目指す方からは、あまり理解をされない視点なのですが、パフォーミングアーツという完全な再現性が保証されない芸術を専門としていた背景もあり、僕は「なぜ」「ここで」「このような」作品を発表するのかを大事にしております。 さて、これは果たして楽屋落ちでしょうか? ビーレビューというサイトにやって来て、これを読んでコメントをした、投稿をしたアリハラさんは、なぜビーレビューにやってきてコメントをし、投稿をしたのですか? この作品をビーレビュー以外には転載しておりませんので、 何をどう捉えても、アリハラさんのご指摘内容に、根拠を推測できないのです。 そして、僕は万人に作品を向けることはありません。そうでなければ、消費されるパフォーミングアーツや音楽作品にお金を払うことが、かるべまさひろのアイデンティティとして筋が通らないのです。 その点に関しましては、申し訳ありませんが、なぜアリハラさんはビーレビューにいらっしゃったのか述べていただければ、理由次第で、酷評を受け入れられると思います。 ビーレビューに参加するというのは、合評マナーに則る同意をされたということかと存じます。 ちなみに、かるべの作品は酷評OKタグはついていませんので、念の為。 (B-REViEWは終わった)

2019-05-11

感想です。 僕は最初、「私」が切り殺したけど自覚がない、のだと感じました。 読み進めると、いかような解釈でも大丈夫なように調節されている、と感じました。 女性作者が女体を書くとき「女詩的」な表現を用いる(凡庸か凡庸でないかで表現への僕の好意は全く変わりますが)ので、この詩の視点は男性だな、と感じました。 ただそこは意図で、「心と身体」が「シール」のように離れている描写なのだと思いました。ただ初っ端から「心と身体」が離れている気がして、そこは疑問に感じました。あと「シール」は正直、きれいに剥がせないもの、と僕の心は連想したので、つるっと剥がれるのは気持ちいいよな、と感じました。多分「読解」としては間違ってるんですが、僕は気持ちいいことはいいことだと思います。 9番目のシーンが感動できませんでした。なんでかなぁ、としばらく考えて、いろいろ泣きの描写で感動したものを読み返したり思い返したりしました。(根本的に涙もろくて、最近はミュウツーの逆襲の予告だけでもうるっとします。) おそらくなんですが、このシーンを役者が演技したら、僕はそれを見て、死ぬほど苦しんで泣けるとこまでは想像できた(声を漏らさないのが難しい)ので、テキストから実際の表情や目線ほど僕が情報を読み取れていなかったから感動できなかったのだと感じました。 ただ、それはきっと9番目のシーンで心と身体は結局くっついてるって気付かされるorくっついていくんだべ、っていう凡庸な期待を持たされて読んでしまったからなんです。この詩がいわゆる王道を行くのなら9番目が推敲されて、もっと泣けるようになったらいいなと思うのですが、いわゆる邪道を行くなら、結局心と身体はつるっと剥がれたままなのだという描写なのだと思います。 気持ちよく読みたい読者としては10番目のシーンが欲しいんですが、心と身体の問題意識の再確認としては9番目のシーンまでで充分感じられるな、と思い読みました。 その上で、僕は何を感じ得たのか、ということを更に感想として述べると、 自分はとにかくあたたかく生きようと思いました。 (神の庭)

2019-05-07

せいろん様 コメントをありがとうございます。 ポイントのことはすっかり忘れていました。お気になさらず。 かるべが「推敲」を普段からほとんどしないことを以前ビーレビ内で公言したことがあって、今回のテキストはその点が特に伝わる可能性があるなと思い、予防線のようなより一線を踏み込みたいような、気持ちで書きました。 ◆◇◆◇◆◇ 今野よーよー様 コメントをありがとうございます。 その昔、「流れ続けるタイムライン」という僕の元彼の歌がありました。寂しさの奥に、一つ一つ人生があることは、本質的には寂しさではない。詰まる所、僕はなにか一つの名称で語られる感情をピックアップすることができないのかもしれないです。 今月の僕の問題意識は、言語化することから逃げない態度と「曖昧」を共存させる、という所にあります。 ありがとうございます。 (B-REViEWは終わった)

2019-05-07

当日中にお三方からコメントをいただけるとは思っておりませんでした。 まず、コメントを本当にありがとうございます。 ◆◇◆◇◆◇ 沙一 様 リアルで詩の話を遠ざける気持ち、わりとわかります。ゲイをカミングアウトするよりも、詩の話ができない場合が多々かるべには経験ありました。 さて、ふつうに生活しているとゲイは恋愛ができないので、出会いの分野の発達の歴史が長いのですがご存知でしたか? ビーレビへの感謝は本当に嬉しいです。かるべもそんな1ユーザーの一人に過ぎません。たまたま旧運営がやめる時期に引き継いでみたに過ぎません。だから、沙一さんの気持ちは痛いほどわかる気がします。 iの小文字はちょっと強いかな、と逡巡するふりはしましたが、にくいと笑ってもらえたのなら調味料としては適切だったと思えます。 ありがとうございます。 ◆◇◆◇◆◇ 竜野欠伸 様 必ずしもかるべに向けられたコメント内容ではないので、感動しました。 詩・社会・産業が言及される内容から、竜野さんもまた「理想」と「現実」について考えながら答えを出さずにいる、そんな風に読み取りました。 ビーレビ批判だと受け取ったのは僕もです(作者が何言ってるんだと思われるかもしれませんが、僕は自分の詩の読者としての一面が強くあって、すみません)。しかし、ビーレビの「理想」とはなんでしょうか? 僕にはどうも、この作品にビーレビコミュニティとはかくあるべきといった価値観は潜んでいないように思えます。沙一さんの言を借りると、終わったのにコミュニケーションツールになっている。僕もこの点に興味が残り引っかかっています。 詩作全体の話にも通じていて、確かに社会的な産業的な切り口は想像しやすいのですが、これは根本的に「少子化」する日本語人口のことからも、詩人と非詩人のあいだに登場人物が設定されている点が、詩の役割=個人的側面プラス社会的側面 を構図として示しているのかも、と読み返して思いました。 ありがとうございます。 ◆◇◆◇◆◇ tOiLeT 様 デュシャンの泉から102年。尽きない話を、いつか折に触れて聞いてみたいです。 書くにあたって、ビーレビに投稿した人なら全員、もう一度なぜ投稿したのかを読むことで必然と各自で振り返る、そんな狙いはありました。 いつからどの頻度で参加しているかという点から意味が変わらないように、気をつけていたので面白がってくれたのはとてもホッとします。 さて、文芸作品、ひいては「作品」「文学」「芸術」とはなんなんでしょうね。僕には例えば、本屋の本の中身とtOiLeTさんのコメントをうまく区別することができないのです(これは僕の特性でもありますが)。 感覚ではわかるんです。頭でわからなくて。 独立した文芸作品に思えるものと、コミュニケーションのツールとして用いられるテキスト。両者の違いを整理できないから、濱埜は走り出したのだと思います。 ありがとうございます。 ◆◇◆◇◆◇ さて、 ビーレビューをぼちぼち上手に運営から離れたい、 あるいは全員運営制にでもならないかな、と感じています。 誰かに、運営と非運営の線引きを、明文化して示して欲しくなるのですが、 どうやらそれは未だ人類が解決できていない悩み or 未だ誰も悩んだことのない悩みであるようです。 そんなこんなで昨晩、詩でしか言えない、と思い立ち、3時間スマホのフリック入力で、性悪説に打ち勝てるように10日間のうちにポイントを稼げるようなクオリティと題材で、感情面よりも建設的な議論を進行させたいという直截的な思いで、フリーライダーを駆逐してやるという思いで、そんなことはどうでもよいから濱埜のことを認めて欲しいと思い、更にそんなことはどうでもよくてパワーワードまじウケるという思いで、書きました。 引いては、詩をなぜビーレビに? 投稿するの? なぜ普通に生きていたら 人に出会えないの? あるいは、なぜ未だに普通の生き方イコールオフラインなの? 結果、内容は、かるべにしては シンプルになりました。 読んで下さり、ありがとうございます。 (B-REViEWは終わった)

2019-05-05

詩文としてのテキスト入力がない投稿、第一号でしょうか。 あとで、テキストタグを削除しておきますね。 普段は、好きです、で済むんですが、 「批評」について考えています。最近。 これをどう「批評」するかについて、先手の動きが検索しても出てこない以上、今まさに新しく「批評」をしなければなりません(本来、全ての投稿作品が/に対してそうだとよいなと感じます)。普段ならそんな挑戦はしないんですが僕は批評家志向ではないので。 まず、触れなければならない文脈が「ヒップホップ」あるいは「J-RAP」というテーマです。それはトラックメイカーとして宣言をしているからです。(例えば、かるべの4月の2作目などは、音楽の文脈よりインスタレーションだと自己分析しています) リズム楽器としてのドラムの音が印象的にも感じますが、極めて簡素で、全体の音はともすればヒップホップ界で用いられるソフト音源よりもフリー素材感が強い印象です。 あとは、リーディングの語尾の音韻の踏み方の甘さでしょうか。声の技術(や感情の込め方の強度)の面です。 ただ、これは歌唱やボーカルではなくリーディングなので、実はここが上記のような「ヒップホップ」や「J-RAP」とは一線を画すという態度だと読み取ります。 ポエトリーリーディング、あるいは詩の朗読。 しかし、厳密には上記の一線をここから浮き上がらせる必要がありません。なぜなら、この作品が新しいジャンルとして提示されているものではない(複合的・横断的でありますが、その整理の程度故に新規性は目的とされていないと読み取ります)ので、純粋に内容を読む必要がある、そのように向き合うよう期待されていると感じ取ったからです。 内容の話に行きます。 視覚的に強調される「屯」や「でぶねこ」、また、揺れる光の具合から、僕は反抗や鬱屈や不安という熟語を連想します。これはあまり汎用的に用いられていない語がそのまま象徴的な語として強調されているため、世間と詩テキストとの二項対立だと読み取ります。 さて、やはり批評は難しいです。 根拠を即座に用意できず、感想の方が言いたくなってしまうのです。 根拠はありませんが、ゼロ年代前半に出てきたシンプルな世間への反抗に感じました。新しさ、あるいはひとえにただ単に自分(詩中主体)の人生でしかあり得なかったできこと、を表現できていないからだと感じます。 この反抗がオリジナルである必要は特にないのですが、どの反抗にどう寄り添うのか、を教えて欲しくなりました。 (ヒップホップやJ-RAPで活躍されているアーティストの公式リリックPVを、恐らく参考にはされてる(例:レイト「馬鹿な奴」)と思いますが、もしこれがラップであるならラップに、ラップでないならより丁寧になぜこの表現方法なのかを分析してみる、あるいはなぜこういう読み方なのか表現なのか、僕が理解できなかったことについてコミュニケーションで整理をしたい、と思いました。) すみません、感想になりました。 声色のここの部分が、子音のこの部分が、こういうニュアンスで聞こえる、と細かく分析して伝える方向もあるのですが、それはパフォーマーと原作者と演出家の関係になってしまうので、セルフプロデュースシンガーソングライターのハードルの高さを感じました。 (Home(音声版))

2019-05-04

僕と同じ使い方で「お守り」を用いている方は初めて見ました。その点では本当に、親近感がわきました。 後半の「愛」が、言っていることはもちろん切実な題材でわかるのですが、前半の具体性と比較して抽象化し過ぎていて、感情移入に恥ずかしさを覚えてしまいました。 愛だって具体的に書いても届かないくらいの事象なので、より踏み込んだ方が全体的にもまとまるような予感がしました。 (埋もれていたもの)

2019-04-27

こうだたけみ様 コメントをありがとうございます。 確かにこうださんは「参加者」として楽しんでくださいそうです。 きっといつでも、「今やるなら」違う形になるんでしょうが、消費的な創作が心に残り続ける、残し続ける、そんな思いです。 ありがとうございます。 (僕はこれからも書くからね。よろしくね。)

2019-04-25

さて、詩と詞の違いは、僕が2018年8月に投稿したジャンクな作品のなかで軽く触れたことがあります。 渡辺さんは現代詩について述べていますが(コンクリートポエムの意味を知らずに設定したところにシステムやインターフェイス上の問題がない限り)、B-REVIEW自体は歌詞もわりと投稿があります。 経済規模と多様性の時代に従って、歌詞はエンターテイメントとアートの狭間でとてもブレイクすることも難しくなり、オーディションやコンペが行われることも減ってきました。 生き残った人のすべてが、商業アートについて深く意見を持っていると思います。 かるべは残念ながら、ミスチルが大好きなんですよね。 ミスチルがSUPERMARKET FANTASYの時にインタビューで言っていたことを、僕は福岡詩話会でも先日語ったばかりなのですが、「消費」というテーマが商業音楽にも欠かせません。 24時間テレビとバリバラが同時に放映されていても、揺らいではいけない価値観をぜひ持っていただきたいです。 さて、あんまりに音楽が好きだったかるべはずっと歌詞を書いていました。生きるために。 とりあえず返詩を添えて、応援に変えさせていただきます。12年前の16歳のときに書きました。 --------------- 『こころから』 僕のこと忘れて欲しい 葬式の存在も知らないで欲しい ごめんね 死にたい でも動く気力も無い 君のこと忘れていたい 思い出して苦しくなりたくはない ごめんね 生きたい でもどうしようもなく心が痛い 生まれた理由 生きている理由 死んでいく理由 生き返らない理由 何一つとしてわからなくなる どんな顔でいたらいい 「扱い難い奴で嫌になる」と思う 心から この心臓は絶えず動いている 悲しい命を絶えず営んでいる きっと君に会う度にこれからも自分を責め立ててしまうけど 何とか生きてしまうんだろう 存在するだけで強く傷付けている そんな自分を嫌っても変わらなくて 数秒先にまた疲れてしまったら 少し休めばいい 僕のこと覚えていて欲しい ほんの時々でいいから笑って欲しい ごめんね 死ねない でも幸せを思い出せない 君のこと覚えていたい 忘却が止まらなくて本当につらい ごめんね 生きれない でもどうしようもなく一人で歌う 信じた人 信じている人 裏切る人 また信じる人 誰一人としてここにはいない 僕は今人間だろうか 「面白くない奴でつまらない」と思う 心から この孤独がいつか終わるなら 悲しみが永遠のものじゃないなら ずっと君を苦しめた償いを何よりも一番にするから 死ぬ訳にはいかないんだろう 存在することを何故か許されていても そんな自分が嫌いで変われなくて 無理をしないでと言われても 無理をしてでも生きるよ 雲の切れ間の光と同じ 明るさを持ちたい 心から この心臓は耐えて動いている 温かい命を耐えて営んでいる きっと君に会う度にこれからも自分を責め立ててしまうけど 何とか生きてゆけそうだ 存在するだけで深く傷付けている そんな自分を嫌っても逃げられなくて 数秒先にまた疲れてしまったら 少し休むよ この心臓は今も動いている 儚い命を今も営んでいる どうか僕も誰かを 幸せにできるように 心の底から ([生きる僕のコトバ])

2019-04-22

投稿ありがとうございます。 コンクリートポエムのタグをつけていらっしゃいますが、命のフレーズとの関連を教えていただければ幸いです。 ([生きる僕のコトバ])

2019-04-22

すみません、今月3作目の投稿のようで、気が付きませんでした。 時期に、システムで制限するようしますので、お気を付けて。来月1作でお願いします。 ミイラが、 包帯という イメージの出処を調べていたら、なかなか面白かったです。それを調べたくなる好奇心がわくような刺激がありました。 (わたしがミイラ男だったころ)

2019-04-20

こうだたけみ様 コメントをありがとうございます。 先日、社町さんと物理的に再会をしました。 不思議な世界をまだまだ生きています本当。 ◆◇◆◇◆◇◆ survof様 コメントをありがとうございます。 ユリイカ佳作についての本当の期待は、ニュートラルに読んでもらうことでした。 しかし、確かに、そのせいで評価的に読みづらいというのも理解しました。 B-REVIEW、もといインターネットでの詩の投稿は一年しかしておりませんので、過去の傾向はリアルタイムではなく読み返してしか触れていないのですが(読み返す人が少ないことが閲覧数を搭載したことで判明しつつありますが)、僕はゲームをしていて、とても物語が短いものが増えたことを感じています。流行・市場規模・肌感というものはあると思います。 しかし、やはりコメントはうれしいです。ありがとうございます。 ゲイなので、出会い系がいつも人生のそばにあったために、その奥の生きている人、ということについては考えるところが常にある(そういうゲイはそして肌感で多いです)のですが、実直に自分の日本語を書き下していることが多いです。豊富な語彙というより、豊富なところしか書けないのです。 なので、本当にまだまだ勉強しないといけないことばかりです。考え続けています。 ありがとうございます。 (┣百┳もも┫┣色┳いろ┫┣打┳だー┫┣嗝┳ぐぁ┫)

2019-04-15

ユリイカ2019年2月号「今月の作品」佳作 作者自身の再読にあたっての付記: 「詩想」は造語。「詩世界」とか「女詩的」とかの使い方と同様のもの。 執筆当時、痔瘻の術後だったため、「湯切り」は素麺のこと。 こうして実体験を脈絡なく潜り込ませるせいで、 詩の主体は作者、という認識を促進させてしまっている点は、たまに反省をする。 タイトルにもあるが、 カラフルなため息とか虹色のゲップとかが主題。 どうやら幼馴染の女子とめっちゃ久しぶりに再会したらしい。 でも「僕」といえば、もっぱら片手でポケモンを厳選して、 片手で自慰にふけって、 片目で覗きをして、 片目で読書をしているような人間になってしまって、 「ハイアット」から通うブルジョアジーな幼馴染との差に 引け目を感じているよう。 幼馴染の女子が授業の成果発表をしていると、 頭のイカれた同級生が殴りかかってきたらしく、 辺りはしっちゃかめっちゃからしい。 さて、人が死んだことのない場所はないようで、 この地も同じように亡霊がいるよう。 精神はそれを感じ取ると簡単に壊れてしまう代物らしいが、 「狂気」というものは「更に難しい」と。 右手に書かれていたということは、精液か あるいは、幻覚かノンバーバルな表現で読み取っているのか。 そうこうしている間に、クラスではポケモンバトルさながら 幼馴染の女子が「ゲップ」を繰り出すシーン。 すっかり臨場感を覚えていたが、「僕」はそれをあくまで 覗いているのであって、 クラスの外のどっか、土のあるところにいるらしい。 「群生主義」とは出る杭は打たれるの類義語としての造語。 しかし、そこで教わったこともまた 「僕」を形成する。 ここで、覗いていた側だった「僕」は 誰かに覗かれた。 冒頭からここまでが括弧内の心中描写。 詩中主体は普段は眼鏡をしている人物で、空気イスならぬ 「空気ガードレール」をしている、いろいろと強靭な人物らしい。 たしかに、生きていることそれはつまり再確認ばかり。 ここから最後まで括弧内の心中描写。 なるほど、やはり筋肉がすごいらしい。 バトルの凄まじさが滲み出ている。 バトルの果てに融合するとはなかなかダチョウ倶楽部。 のびえもんや仮面ライダーWにアイデンティティが2つあるように、 自我というものも、五感と記憶に潜んでいるらしい。 「ピアニスト」はイェリネクの作品名であり、また、作者のコンプレックス。 白いインクはやはり精液か。 そういえば幼馴染の女子はなんだかんだ「僕」を出席扱いにしておいてくれたようで、 それは詰まるところ、未来の考古学者からすれば重大な歴史改ざん。 ノウスデルトイデウスは作者の歌詞集「ハレの日」に入っている一作で、 三角筋のこと。そして作者は1月1日が誕生日。 フリック入力が痛いのは、 「指」を使っていることに気が付いていないから。 そうこうしていたらミカルゲの色違いが厳選できたらしい。 ポケパルレで撫でるために、「指」を使わないといけません。 ので、もう一度社会参加を試みるのですが、 そういえばこれをずっと民俗学的にエスノグラフィーしている 「傍観者」としての研究者がそばに居たことを 思い出して振り向く。 2019年4月10日 かるべまさひろ (┣百┳もも┫┣色┳いろ┫┣打┳だー┫┣嗝┳ぐぁ┫)

2019-04-10

すごく上手です。杜さんの詩は、構成がきれいで好きです。 三連目がちょっと童謡的?過ぎて、他の連と比べて深読みする箇所がないのかな、と感じました。 ただ全体を見るとアクセントとして大事な部分なので、うーん初潮文化についてあと一歩考察してみては面白くなるのでは、と考えました。 (満天星躑躅 -ドウダンツツジ-)

2019-03-29

めちゃくちゃライトレスします。 三丁目の男色家って俺のことかって思いました。(三丁目のバーで働いてたことがあるんで) (ハレルヤ)

2019-03-29

さて、僕は今日、2ヶ月のコメント0件を解消している最中にもうちょい、環希さんのここに辿り着きました。1ヶ月前、これを読んだときは、宣教師様かとスルーし心の中で揶揄しました。 環希さんの言葉はいつもべらぼうに時間をかけた中で紡がれているのが、あからさまにわかるのです。本人がかけた時間を明かす前からわかるのです。それはおおよそ他の人が制御できない自身のリズムを、制御されているから、読んでいて人らしからぬ定調のリズムを感じるからです。役者の技術で音読をすると少しわかるかと存じます。 つまり、繰り返しや再読への耐性が強いのです。 その上で、改めて今、再読するとき、 なんだかんだ言いこと言ってるなーとつい心のなかでまた揶揄をするんですが、当初より和らいでいることを自覚します。 (評についての言葉達)

2019-03-29

言葉遊びが、まったく遊んでいなくて、読んでいて集中ができませんでした。 描かんとすることはなんとなく面白そうなきがするのですが…… (あわよくばの)

2019-03-29

とても素直に僕は宮田さんがコメントをしない方なのでコメントを普段したいと思っていません。 ただいつも上手だなと書き手としては尊敬しています。 (消した煙草の煙、漂う部屋)

2019-03-29

「合理化」という言葉を思い出しました。 ただこの逡巡はとても大切だと思います。 ただ作品としてと言われると安直だと思います。 ただそれでも、誰に話すこともなく、 ここに投稿されたところまで想像をすると、 いとしい作品でもあります。 (優しい人)

2019-03-29

少しチープな謎解きスマホアプリのようなテイストを感じてしまいますが、「猥雑な山のふもと」などはっとする表現もあり、楽しく読めました。 (雨に祈る)

2019-03-29

疾走とは異なり、鈍痛のなかでも詩世界を作り上げている点が、この詩の強みだと感じています。 (或る夜/silver)

2019-03-29

子供の頃はセックスのときに子供に戻れる大人もいるとは知らなかったんですが、そういう消えない童心を感じられました。 (love)

2019-03-29

疑似餌につられると美しく死ねるような、そんな印象です。丁寧に構成されていると思いました。 (スナッフフィルム)

2019-03-29

読点の不統一が気になりますが、鈴木歯車さんはどこかで中庸を探している理系脳と闘っているような印象です。 前半の揶揄が新鮮味にかけるので、 後半を膨らませたら面白い気がしました。 (藍色ドライ・シロップ)

2019-03-29

今までの奇天烈さとは一線を画していて、どちらかというとサイコパスな詩で好きです。茨城をドイツ語にしちゃったよ、ってツッコめるやばいです。 (予言者)

2019-03-29

最後の行の読点の使い方がシンプルに上手だなと感じました。 (涙)

2019-03-29

(無意識のうちに片目で読むくせがあるのですが)途中から両目で読みました。 びっくりするぐらい上手で、「ひとたびもとの方向へ進もうとすればきっと、ぼくの街も燃えはじめるだろう。」などは王道に響きました。 最後の2連が推敲対象かな、と感じますが、それは光と夜が唐突だからで、詩集だったらカバーできていそうな気もしました。 好きな詩です。ありがとうございます。 (きみの焼け野へ)

2019-03-29

あと一歩想像力を踏み出してもらえたら、泣けるんじゃないか、そんな予感のある作品でした。 (高層マンション)

2019-03-29

タイトルだけが正気を保っていて、余計に惹き込まれました。 (surrender)

2019-03-29

わかりやすくなった岡田利規みたいな印象です。 口語をやられるのでしたら、脚本の読書もおすすめですよ。 (砂を飲む)

2019-03-29

女子高校生感と明治の文豪感と入り交じるテイストで面白いです。 (東京)

2019-03-29

読点が少し違和感ありますが、 シンプルで読みやすかったです。 反芻への言及があってもバランス良さそうな気がしました。 (咀嚼と反芻)

2019-03-29

一つ一つの描写が少し甘く感じますが、 いわゆる行間の使い方はすごく上手だと思いました。 (野ばら)

2019-03-29

抉られない程度ではあるんですが、好きです。 (愛するのは日常)

2019-03-29

enokizさんの好きなラッパーを知りたくなってきました。 当初より、着々とレベルが上がっているように感じています。僕はヒップホップファンのしがない一人でしかないのですが、トラック次第でもっと惹き込んでもらえるような期待も湧いてきました。 (room on ruin)

2019-03-29

最近、初めて読んだ頃より仁川路さんの詩を好きだなぁと感じながら読んでいます。 多分僕がテイストに協調してきたのだと思います。 メタルでサンホラな音で聴きたくなります。 (春のまじない)

2019-03-29

読んでいても、最後の高揚に辿り着けないのできっと背景があるのだと思いました。 (猫)

2019-03-29

ぱっと読み、何を言ってるのかさっぱりわからないのですが、深読みしすぎて暴力被害者に行き着きました。 (たばこ)

2019-03-29

自由律句として楽しく読ませていただきました。 (失神)

2019-03-29

語とリズムのセンスがいつも良くて、尊敬しています。 「火の牡丹」があたたかく読めました。 (牡丹花火)

2019-03-29

あぁ、そういえば agathさんの『ミラージュ』だと読み解いて、 アーカイブのカテゴリーだけ調整しておきました。 (ワンポイント・キュレーション)

2019-03-29

そういえば、ビーレビテンでも ずっと定期的に流れていたので、 心の中でコメントをしたままでした。 とても簡潔に言うと面白かったです。 (共犯者)

2019-03-29

全くもって意図が読み取れないのが、どちらかというと清々しく感じて、惹かれます。 (万葉)

2019-03-29

朝が来るとやっと眠れる。 その感覚を呼び起こされました。 (太陽の存在)

2019-03-29

対比が光っていないのが少しもったいないですが、優しさ?はすごく伝わってきました。 不眠ではなく、睡眠障害、の描写にしっかりなっているのは上手だと思いました。 (睡眠障害)

2019-03-29

いつも、どれも、テイストも違うのですが、絶対に引き込まれます。どこかで、僕はこの"連載"を楽しみに生きています。 (フィラデルフィアの夜に Ⅷ)

2019-03-29

白犬さんの詩を読む、それは僕には好きな時間で、ただ好きな音楽と同じように、なかなかコメントをする言葉もなくて、名も無きファンの一人になれる時間っていつも思います。好きな歌手に直接好きだと言える昨今の時代の恩恵にあやかっています。 (soft music)

2019-03-29

イメージとイメージをつなぐことに、詩を見出す論の方もいらっしゃいますが、 そのつなぎが、つながっているのか突飛なのかの議論がなかなか行き詰まりがちです。 この作品は、やや断続的な車窓のような印象なのですが、すごく丁寧に綴られています。 確固たるイメージがあるのは感じるのですが、筆者のそれには辿り着けなくて、それが些かもどかしい気がしました。 (フォークロア)

2019-03-29

詩を書かないといけなかったんだな、という感じがして好感を覚えました。 色々整理されてないのと、かるべの読解の浅さで、しっかりしたコメントは残せないんですが、学校ってライフのシェア率高かったの勝手に共感、って思いました。 (猫の恋)

2019-03-29

面白いです。 最後が本当にハッピーすぎて、僕はハッピーになりました。 (CAFFEINE)

2019-03-29

女子高生のカリスマ的、と言えば良いでしょうか。人によっては、あーまた加虐表現ね、って感じるパターンではあると思います。 ですが僕もこういう表現は好きです。僕が書くと残酷さというかサイコパス度が強くなりすぎて「女子」要素が欠けてしまうので、この匙加減でさらりとまとまっている作品は、尊敬します。 死んだ姿がケーキみたいとかは、この詩にしっかり個性をもたらしていると思いました。 (メレンゲ)

2019-03-29

とても面白いと思いました。 前半のテンポが乗りにくいのですが、読んでいてめちゃくちゃ太陽への価値観揺らぎない、と思ってタイトル確認に戻ったら「燃」一文字だったので、構成も潔く簡潔で好きでした。 (燃)

2019-03-29

いつも、どうして上手にまるですらすらと書いたかのようにまとまりよく書けるのだろうと、尊敬しながら読んでおります。 過ぎ去る時への哀についての詩はどの時代にもつくられていて、 読むといつでもさびしくなります。 (わっしょい島物語)

2019-03-29

設定モノはいくらでも長く読んでいられるほど、妄想力を刺激されます。 ただ皮肉が少し王道で、そこだけ違和感を覚えました。 (深刻な神国)

2019-03-29

多くの詩人を経た人々が、社会的生活へ消えていくこと、 そのことに、また、それを目の当たりにする自身へ葛藤を覚えていらっしゃるような印象の作品でした。 秋のビーレビテンでも、そのような話にちらとなり、その記憶を呼び起こされました。 感情の構造を、丁寧に言葉にされていますが、 >池の一番さみしい魚が水面をつついている。 >激しさを求めているのかもしれない。 の連が何よりも直接表現できていると感じるのです。平和を大切に、と語るよりも、今なんとなくみかんを食べたい、と語った方がより切実になるのが僕の人間観なので、この連は少し泣きそうになりました。 (ネガティブ)

2019-03-29

カタカナのメジャーな薬の名は特別に扱うと、詩や台詞から個性が失われやすいと感じます。 その論拠を考えていたのですが、詩に限らず、「読者の遠ざけ方」としてあまりに世の中に溢れている手法だからだと辿り着きました。 (imaginary)

2019-03-29

洗練させたら、わりと革新派のヒップホップになりそうな面白さを感じました。 (インナーナショナル)

2019-03-29

清書していない感じが、 嫌らしく感じないのはやはり叙情的に書き下されてるからだと思いました。 (ショートトリップ)

2019-03-29

詩文に視覚効果の狙いがあるのか疑問を感じますが「女詩的」要素でしっかりまとまっていると感じました。 ただ好感は覚えませんでした。 (taishi ohiraさんへ)

2019-03-29

(昨日花見をしていて、ソメイヨシノがクローンだと知り怖くなって苦手意識ができてしまいました) 「きれいなところ切り取って」 が僕には何を描写してるのかがわからなかったのですが、 北の冬へ、桜が訪れる予感が香っている雰囲気はしっかり感じられて、 かわいらしい詩だと感じました。 (春をおとどけ)

2019-03-29

1行空けについては渡辺さんがよく論じてくれるように、よい間のように勘違いさせてしまう効果があると思います。 この作品に関しても、少し構成に疑問が残ります。 間延びさせずとも、充分につまづき感を演出できている内容だと思います。 (布団)

2019-03-29

短詩、について僕は評する言葉と勉強が足りないので普段はコメントを避けてしまうのですが、10万枚売れるアルバムの中に潜んでいてもよいような、好感の持てるフレーズだと感じました。 (知の賢人)

2019-03-29

ちなみに、全角ダッシュを2文字続ければ ――このようにつながって表示されます。 (Win✕Edge環境では確か離れてしまったはずですが…) 確かに勢いのある歌手のようでその点は好感を覚えました。 ただタイトルに反して、内容も些か俯瞰しすぎかなと感じました。もう少し主観的に描いても読者は惹きつけられたままでいられる題材だと思います。 (或る歌手、少し過激な)

2019-03-29

中国のとある故事を思い出します。 「己」と「自分」が併用されているのが気になりますが、リズム感を大事につくったのはとても伝わりました。 (歩み)

2019-03-29

最後まで楽しく読ませていただきました。 好きな表現が散りばめられていて、丁寧に書かれている印象です。 「顔の両端」「私のもとにも」「別な光」などからそう感じました。 冒頭と最後で同じQ&Aを用いているんですが、違いがわかりやすく描かれていてとっつきやすいです。 「いてっ!」を「答え」としているところが些か余白がないかな、とも感じますが、 小気味よいテンポ感もあって良いなと思いました。 (答えを探して)

2019-03-29

小学生1,2年生の頃、死ぬほど蟻を観察しまくっていたので、思うところがあったのです。すみません。 しっかり自身で観察しながら書いた方が、より小学生にも伝わるかと思います。小学校で働いていたときにもとても思ったのですが、小学生って死ぬほど大人なんで、平易に伝えるには、「嘘」をことごとく削ってみるのを練習としてはおすすめします。 (アリのこうしん)

2019-03-28

砂糖と巣を行ったり来たりしていたら、2列ではないでしょうか…(野暮ですみません) (アリのこうしん)

2019-03-28

かるべです。投稿ありがとうございます。もう一方は削除しておきました。取り急ぎ。 (「  曖昧模糊理由    」  )

2019-03-27

沙一 様 コメントをありがとうございます。クリスマスは、確かに一考の価値がありそうでした。 でも田舎のクリスマスって、クリスマス感がないんですよね……汗 画像と動画を個別ページで大きくしてみました。 自作のポイントが減るのは、まぁあれですよね。 僕が意固地になっている、と認識されないようにしたいところです。。 (葉緑素)

2019-03-25

水漏綾 様 お返事、ありがとうございます。 引き続き、B-REVIEWをよろしくお願いします。 (花)

2019-03-23

水漏綾 様 運営として失礼します。 サイト整備中でいろいろ不便をおかけして申し訳ございませんが、 実は一ヶ月での投稿作数は2作までとなっております。 気が付くのが遅くなって申し訳ございません。 お見受けしたところ、ユーザーをこちらで新規登録されていらっしゃるようですので、 まずご確認なのですが、 「東京」「自転車」につきまして、同じ水漏綾様の作品と認識で間違いないでしょうか? しっかりコメントもしてくださっていらっしゃるので、 運営としましても、3作目のこちらは問答無用で来月以降に再投稿を…としたくはないので、 (ガイドラインが読みにくいのは現在の状態ではこちらの至らなさなので) 水漏綾様がよろしければ、 ・今月投稿の削除対象分を、3作のうちどれか1作、水漏綾様に選んでいただく(来月以降再投稿していただく) ・このままにして来月は1作のみの投稿にする のどちらかでご対応いただければ、幸いです。 お手数をおかけします。 (花)

2019-03-23

せいろん様 いえいえ、恐れ入ります。ただ、採点のキャンセルについてはユーザーの皆さんの意見を聞きたいです。作品やコメントの削除と同じように、ポイントの削除についても(手間の関係で)安請け合いができないのが運営の現実でもあります。 たとえばなんですが、これを機に103を基準に他作品も評価していく… そんな機転はいかがでしょうか? かるべとしてもひとえに納得がいき、時間があればポイント削除は応じるのですが… リニューアル直後でアナウンスもまとめてありませんし、操作性の問題もあると思いましたので、 フォーラムじゃなく、このままコメントに返答させていただきました。 ポイントシステムはコメント活動を鈍らせているかもしれません。 ちょっと皆さんの意見を下さい。ポイントの個別削除をした方がよいでしょうか? (葉緑素)

2019-03-22

コメントできなかったみたいでしたが、修正しました。 (【お知らせ】サイトリニューアルに伴う工事の予告)

2019-03-18

かるべです。土曜になった瞬間から、作業をする予定です。 ギリギリの投稿やたまたまアクセスできて…などの投稿は保存されない可能性があるのでご了承ください。 サーバースペックなども補強されますので、当面クラッシュなどの心配はなくなるはずです。 リニューアル計画は過去の企画書を参照してくださいね。 最近、ずっとこれしてるので、 全然ビーレビ見れてないです! (【お知らせ】サイトリニューアルに伴う工事の予告)

2019-03-12

沙一様 コメントをありがとうございます。 ポップ、なんですよね笑 どうにも心情をくそ真面目に筆記するとポップになりやすいのです。 自分の強みでもありますが……。 今の時代ではビビッド過ぎない、ビートルズのジャケット、うれしいです。 ありがとうございます。 ◇◆◇◆◇ 社町 迅様 コメントをありがとうございます。 男性同士で合ってます。かるべは異性愛的な表現を意図を持たずには用いないので、今回もエッセイと小説と詩の手法をぐちゃぐちゃに使っています。 なぜ、きれいな景色を観ると、故人を毎回つとに思い出すのか、それにつきます。 ありがとうございます。 (ブルー 天橋立にて)

2019-03-07

エイクピア様 コメントをありがとうございます。 優しい人に囲まれて生きていくことも、また可能なのだと感じて、優しさのかたまりで書きました。魅力的な人に、実際囲まれている気もします。ありがとうございます。 ◆◇◆◇◆ 鈴木 海飛様 コメントをありがとうございます。 名前の呼び間違いは、直近の過ごす時間が濃い人がいたらよく、それはもうよく間違えます。 サミュは確かにどちらの帰属でもないと思います。ただその中に自分の場所をうまく見つけた、あるいは、つくらざるを得なかった。 ポジティブでもネガティブでもなく、ただそのように生きてるのかもと読んでて思いました。 人類が皆、銅像にならないことを、揶揄ではなく、何かの寂しさと強さで示したくなって最後はふと、こうなりました。 サミュはきっと銅像になるんですけど、サミュは雲に乗ってると思います。 素直にうれしいです。 ありがとうございます。 (雲に乗って)

2019-03-07

渡辺さん コメントをありがとうございます。 書いたのが12月なので、ドナルド・キーンさんを連想するのはタイムリーなタイミングだったからかと思います。(偉大過ぎて連想されるのは意外ですが) 語り手が日本人だと感じる文章自体そうなかなか出会えない、というのが僕の感想ですが、国、あるいは出生地のような感覚がこの詩から掬い出せる所にあるなら、近頃書きたいことを書けているのだと思えます。 ありがとうございます。 (ブルー 天橋立にて)

2019-03-02

沙一様 コメントをありがとうございます。 「不思議な読後感」 僕も友人もこの詩を読んだあと、また今までと違う不思議なものを書いたね、と感想が合いました。 この読後感は、味覚のようにうまく言葉にまだなっていません。 人のピュアな部分だけで性欲を描きたかったのが出発だったのですが、 結果的に言葉の意味量に対して、言外の意味量が深くなったかな、と感じています。 ありがとうございます。 (雲に乗って)

2019-02-28

帆場蔵人様 コメントをありがとうございます。 学生時代、この語の翻訳の果てに名付けられたあだ名がハイパーリンク野郎でした……笑 言葉と言葉には(連想の作業で判明するように)距離やベクトルが潜んでいるようで、語を超えて別個の共通言語がよく見え隠れします。ノンバーバルというより、アンバーバルというようなニュアンスで考えています。 僕も帆場さんの実直な詩の流れ、大好きです。いつも楽しみに読んでます!ありがとうございます。 (狂言)

2019-02-21

コメント雛形?みたいなのもあるとうれしい層がいるかも…?でしょうか。 定型文とか。 偶数行が引用表示されないバグは修正できました。 (【必読】B-REVIEW3.0企画書の公開)

2019-02-19

少しずつ作業を始めているのですが、 ポイント投票について、投票したポイントをやっぱりなしで…みたいな「マイナスボタン」の機能は必要でしょうか? ライトな参加という面で、 1回ポイントを入れたあと、 後日さらにポイントを入れる、みたいなことはありかなと思いつつ 後日入れた分のポイントを減らすというのは、あまり良い効果が感じられず… ポイントも一度入れたら、原則修正不可にするのか 加算のみいつでもできるようにするのか いつでも評価を変動できるようにするのか… みなさんの考えを聞いてみたいです。 (【必読】B-REVIEW3.0企画書の公開)

2019-02-17

僕は感動?しました。近かったんでしょうね。泣きそうです。 (午前8時半。田中。田中。田中。)

2019-02-16

めちゃくちゃ見たことある名の方から投稿だと思っていたら、文学フリマとみつばち古書でした。投稿ありがとうございます。 8連目がいささか推敲されていない印象(多分、要素が多いのですがそれらが飛躍ではなく、他作品でも見られるような女詩的なつながりに感じたからです。)ですが、全体的に僕は好きな詩です。 ほね がなんなのか とてもわくわくして考えが膨らみます。 ありがとうございます。 (ほねとわたし)

2019-02-15

こうだたけみ様 コメントをありがとうございます。 プレッシャーだったのですね…!それはうれしいです。 コメントは、まぁつけられるようにするか少し悩みます。Amazonのレビューみたいに時が過ぎていようがお構いなしみたいならありなんでしょうけど、コミュニケーションの側面があるビーレビューでもありますし… とはいえ僕個人の意見なので、 需要があったら応えてもいいかもですプログラマーとしては。前向きに。 (【フル】かるべまさひろの選評<2019年1月分>)

2019-02-09

沙一様 コメントをありがとうございます。 いえ、こちらこそ勉強になりました。ありがとうございます。シンプル過ぎても伝わらない、というのはよく悩むので、とても絶妙だったと思いました。 (【フル】かるべまさひろの選評<2019年1月分>)

2019-02-09

まぁ、かるべは許しているので、ご安心を。また来月以降お待ちしています。 (愛の本質)

2019-02-07

虚しく地に落ちる詩などあるのでしょうか? 詩として読める楽しさとは申し上げましたが、いささか2極論な気がします。 しかし考えるのは楽しいですね。 次の機会ではご自身の言葉でも何かを語っていただけたらと、胸を膨らませます。 ありがとうございます。 (愛の本質)

2019-02-07

前作のと合わせてですが、まず今期ケムリクサは観ていないので前提知識は共有できていませんが… 自分は勝手にテイルズオブジアビスとか思い出させられました。 前作より書いてやろうという意気込みがある印象です。技巧が少ないからその分、背景となる何かを前作より確かに感じます。前作は知らなくても読めるように、今作は知らないと踏み込めない感じがしました。 ただ俳句での前書のようなものがあるわけではないので(コメントをそう捉える、という見方もありですが)、読者と前提を共有しない意思も持ちながら作品はあるのだなと読めます。 で、まぁ最終連が印象に残るようになっているのですが、「姉妹」という語がちゃんと引き立てられてるなと。恋愛やかつて一つだっただの今は傷つけ合っているなど設定トークが3連も続くのは、「姉妹」という語に全部の思いを詰め込むためだったのだなと読めます。前提を知らないとここで「姉妹」の語は出てこないから。 それでもこの「姉妹だから」の絶対性/設定で語っていた人間関係についての親和性がちゃんと読み取れます。まぁ端的に言うと、背景になるなにかをインプットしたときの感動か動揺か…そういうものを表している。 そう読みました。ただ面白いかと考えると3連がずっと設定を語る言いぶりだから、突き放しを感じて、あまりひねくれていない素直な「わかる人だけわかればいい」態度に感じました。ただまぁそこは渡辺さんだから好意的に読めた…そんなところでしょうか。 (姉妹たちに #2)

2019-02-07

となると純粋に詩として読めた楽しさを僕は味わえたわけですね。ありがとうございます。 (愛の本質)

2019-02-07

12歳から18歳までこんな気持ちの究極状態で過ごしていました。正直に言うとなんだか生ぬるくて微笑ましいです。死人や怪我人が出ないなら、好きはそのままで素敵だと思います。 (もしこの言葉が言えたとして二言目はどうするだろう?)

2019-02-06

こうだたけみ様 コメントをありがとうございます。 今たけちゃんにこうださんの詩って面白いんだよと紹介していました笑 そしたら、四角いねって最初の感想を言いました笑 この前のキリモミングフィールドは四角でも菱形でハッとしました。 ゴルへのリンク正常になったはずです! 心のリフレッシュ的に視覚詩を書くのはいいなと感じます。芸術の方まで昇華できるのはまだ先かな…と笑 ('\' OR 1 = 1; -- ';/*悪意のあるソフトウェアによる攻撃を検知しました*/)

2019-02-06

人生で初めて 1年半前の「過去」も拝読しました。「愛の放物運動」も「過去」も面白いです。 細かいとこで気になったのは、放物ならばそも自由落下ではないのでは……と思いました。 2連目がぐっと身近になるのに突飛ではなく、その辺に惹かれました。 (愛の放物運動)

2019-02-06

Twitter連携すると名前を変えられますので、ご参考までに。 なんとなくもののけ姫を考えましたが、世界観のためのフレーズが多くて、愛について考えるヒントの分量が少なく感じました。 (私の愛する方)

2019-02-06

引用のことで久しぶりに著作権のことを改めて調べました。 ガイドラインもユーザーの皆さんでどんどんつくれるのが理想なんですけどね…。現状、かるべは運営なので。 念の為お伝えしておくと、万が一要請があった場合、適宜対応させていただくと思います。この作品について保護しきれない可能性があるということです。…すみません。 もちろん、運営が積極的に制限することはありませんが、問題が起きたときは個別対応になります。引用は扱いが難しいですね。 (糸)

2019-02-06

確固たる「生き方の理想」を持つ人の文章のようで距離感を感じつつ、とても平易に記されていて読みやすい。 冒頭のせいなのか、なんとなく南雲さんの詩が久しぶりにも感じます。 読み込んでいて感じたのが「短い敵意」の「短い」って相当面白い表現だということです。 小さいとか少ないとかでもなく、反対に長いだと長い殺人じゃないですけどわりとよく見る表現なのに、短い敵意、ってすごく不思議―― なのに、作品を読むとなんとなくわかった気にさせられる。 生き方や哲学の次元のようでいて、敵意という感情の話に帰結して、そこにはすごく共感を覚えました。 (純粋な雑念への短い敵意)

2019-02-06

ラップ詞はたまにビーレビでも投稿があります。ラップ詞のタグはまだできていないので、探すのみですが… ラップの方がアクチュアルというのに共感を覚えたのでついコメントで反応します。自分は演劇をしていた/るのもあって、アクチュアル主義は疲れているのですが、今野よーよーさんは必ずしもそういう訳ではなさそうで安心?します。 僕はただ、初見では韻を踏んでることに気が付かず、コメント欄のあとで読み返して気が付きました……。 ラップでもsoul'd outのように必ずしも韻の文化を基礎とせずとも一定の人気があったように、韻自体が基礎とか伝統とかは捉え方次第で、この韻はなにか今っぽいとか、詩の人たちもよく言葉のリズムが…とか言ったり。 他でコメントされてたように、今野よーよーさんの理想の詩をもっと知ってみたくなりました。 (半月の夜)

2019-02-06

ふじりゅうさんの作風が変わってきているような、あるいは、引き出し(技術)がたくさんあるのか…… 青山のライブハウスの名を連想しました。月見ル… 日本語の文章的表現とカタカナ語の結び方は好きです。いわゆるやさしい内容だと感じました。足りなかったのは詩中主体の火への想像力かなとも思いました。どんな火なのかなと考える、という意味では楽しかったです。 (有想枕)

2019-02-06

こうだたけみ様 返事が遅くなりました。 お題制度、面白そうですね。自分はお題に寄り添うときもわりと物語型になるので、自分の特徴を自覚しやすいです。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年12月分>)

2019-02-06

環希 帆乃未様 返事がとても遅くなりました。 視覚詩自体は結構懐疑的なのですが(文学の改行のキュビズム…とは思っていない)、やってみると楽しかったです。なんていうか、力技が必要ですね。 ('\' OR 1 = 1; -- ';/*悪意のあるソフトウェアによる攻撃を検知しました*/)

2019-02-06

ジェラピケのメンズ、かわいいと先月ちょうど知って、果たしてレディースかメンズか…深読みしていました。 後半にかけて語が硬くなっていくのに、なめらかにつながっているのは息を呑みました。 「それでも崖の縁をゆらゆら歩いていた記憶を客観せしめ“これはおかしなことだ”と僕に認識させるには十分すぎるほどだった。」 ここが少し悪い意味で浮いている気がしました。ここだけ自然な口調で書かれている(詩中主体ではなく筆者の口調)な気がして、詩集なら他にヒントがあって読めそうですが、この作品だけだと少しぶっきらぼうに感じました。 他は自分も勉強になる表現が多くて、楽しかったです。 (Short sleeper (my ugly fighting pose))

2019-02-06

詩がどのようにあるべきか、って深い議題だと常々感じています。左部右人さんのコメントに触発されて…ですが。 僕は少し曖昧な態度派ですが、詩はもっとライトで誰でも親しんで良いものという視点をよく耳にします。 対して、この酷評OKタグ企画は、そういうライトコメント以外も聞きたいという需要で実験スタートした経緯があった気がします。 この詩はライトなタイプだなというのはまずあると思います。そしてタグがついている。 つまり褒められない箇所も知ってみたいということかな、と考えました。 その時、話す視点は2つあります。 詩の主題に沿って「自分」の「過去」「未来」をどう捉えるのかという視点と、 詩の表現の仕方についてどういう語が・どういう配置がより良いのかという視点です。 気になるのは、詩を書こうと思ったというコメントです。きっとなるほど、前者の視点で発見があったから…かなと感じました。 ただその発見が、果たして他者にも発見として思われるかは難しいかなと感じました。 そこで表現の問題になるのだと思います。シンプルなことを伝えたいときに、僕がよく比喩にするんですが、世界平和を大事にしましょうと言われても大事にしないように、風刺や突き詰めすぎた表現・複雑な表現の方がシンプルなことがより伝わるということがあると思います。 ライトな詩作は、突き詰めすぎたものの方がより伝わるというのが僕の感じるところです。 長々と失礼しました。 (たられば)

2019-02-04

いえ!Twitterネームが長い時に連携すると、上書きできずにデータが空になってしまうという現象でした。 名前の上限を今のツイッターの名前上限50文字程度に設定し直しましたので、多分大丈夫かと思います! 作品の感想です(数字の解釈がしきれていませんが)。 星と人間の狂気が同列に語られているところは好きで、 心の波のようなものは感じられた気がします。 (分裂)

2019-01-20

本当ですね…。修正試みます。 (分裂)

2019-01-20

運営として失礼します。 申し訳ございません。選評をおこなうこと自体が任意であるという性質ですので、作品の削除への順接が、論理的に充分な説明になりません。 また、選評をおこなわないから削除が通るならば、多くの作品が削除できてしまいます。 個別具体的な事案として、咀嚼する材料が足りなすぎますので、削除はお引き受けできません。 (いつまでもあいさつをしてゆく「上段スマフォ版下段パソコ版」)

2019-01-20

蔀 県様 コメントをありがとうございます。 プログラム自体はコードになるので、日本語は出てこないです。 なので、仮に定型文面などがあるとしたら ユーザーインターフェイスの箇所 (ブラウザの設定画面とかコード作成ソフト内のヘルプとか) にあると思うんです。 つまり、それはプログラマーからユーザーへの 「メッセージ」だとかるべは認識しています。 多くのプログラムは性善説のもと、 「わかりやすさ」などを担保しようと 「ユーザビリティ」などと名付けて評価されます。 ただ、「悪意」のもとでは その辺の「メッセージ」などの色ががらっと変わるのが特徴だと思います。 なのでご指摘箇所が「示唆的」というのはおっしゃる通りで、 全体的に意図が丸出しの作品です。 ふじりゅう様 コメントをありがとうございます。 「泣けたい。」改めて読み直してきました。 そうですね、確かにこちらはプログラム=メッセージという 構成でつくっていて「違いがわかりやすい面白さ」がありますね。 これは、かるべがプログラマーという自覚がないことについてですが かねがね、全てのプログラムはGoogle検索で見つけてくるのですよね。 なので、「プログラマーの詩」という言葉はうれしく受け止めつつも、 反論として、 きっと真のプログラマーはもっと洗練した「メッセージ」を 表記するのだと感じました。 今回の作品は「悪意」のもとに中2病をまきちらしている 政治犯のニュアンスが多分にあるな、と読み返して感じています。 たとえば、UTF-16をShift_JISに変換すると 文字化けが解読できる仕組みや 実際に管理者権限を使ってcredit.htmを設置して 「サイト改ざん」について恣意的・メタ表現的におこなっている点や やはり、これは「悪意」であって 義賊もとい「プログラマー/ホワイトハッカー」ではないと思いました。 ('\' OR 1 = 1; -- ';/*悪意のあるソフトウェアによる攻撃を検知しました*/)

2019-01-20

タグが複数あるときに複数表示される、かるべのミスでした。 早速修正しました。 タグのつけミスは、あとで修正しますね。(個別で対応しないといけませんので) 作品の感想です。 少し、矛盾の表現が説明的だなと感じました。 ただ景色はしっかり確立して見えるので、想像力を刺激されました。 (失われていく、)

2019-01-20

※投稿テスト×初挑戦の視覚詩です。 サイトは別に投稿時現在、攻撃されていませんので安心してください。 ※'シングルクオーテーション'、"ダブルクオーテーション"、半角の&などの記号が有効に安全に表示されるように整えました。 ※B-REVIEWに2年間ほど気付かれずにあった単純な脆弱性を修正しました。 (HTMLタグの投稿で不当にサイトの改ざんが容易にできた/投稿にプログラムを入力することでサイト改ざんが可能だった) ('\' OR 1 = 1; -- ';/*悪意のあるソフトウェアによる攻撃を検知しました*/)

2019-01-19

これは、不安を謳ったものではなくて、 もっと思春期って素敵、十代やべぇ、みたいな詩なのだと感じていました。 というのも、この作品の「わたし」は一切退廃的な雰囲気もなく、 「女詩的」に十代の儚さを自覚的に捉えていると読める最終連だと思ったからです。 たとえば、「母」の存在について、普遍的に述べることは あまりおすすめしません。 渡辺さんがおっしゃっている1行空けの改行と似ている意見なのですが、 「母」という単語だけで雰囲気を醸すのは 言葉として少しもったいないと思うのです。 言うほど普遍的な母って世の中いなくて、 わりとどの母も一人の人間だったりするということを 読者は知っていて、お約束の中で見て見ぬふりをしてしまうと思うのです。 それでもいいのですが、この詩は 十代のみずみずしさがあるからこそ、 「母」についてはもっと深めても 誰も取り残されずに読んでくれると感じました。 (1月14日の朝)

2019-01-17

コメントを見ての思いですが、 「詩を書くってそんなに敷居が高い」と捉えずとも、 標語と詩の違いとはなにか、という議題を据えれば、楽しく感じました。 実際、僕も感想としては浅いなと一見では感じてしまったのですが、 それは僕自身も、平和が大事と言われても、平和を大事にする気が起きないという 自省につながるべきなのだと思います。 問題は、標語を読んでも 標語を真摯に受け止めないという 「風潮」に対して どこから切り込むことで 既存の標語も詩も超えられるのかということなのかなと感じました。 鉄板は、小説のように それでは平和ではない世界を描いてみましょう みたいな表現なのですが、 実直な表現で、人の真摯さに訴える類のものがあるのも事実です。 (これが残念ながら僕にはゲルニカだったりするのですが) そういう意味で、 「本気」ってなんやねん、と引いて読めてしまう点に関して、 人間誰しもが平和を願っていて、 殺人鬼やサイコパスは人ではないという穿った読み方ができてしまう点で、 「標語」的なのでは、と感じました。 もちろん「詩」も人ならざるものを強要してくることがありますが、 わりと「詩」は人ならざる人などいない、という価値観を期待されている、 という風潮があるので、コメント致しました。 (親方の話)

2019-01-17

「外苑前」が違う地名だったらと、考えてしまいました。 たぶん、地名に関しては、ちらちらといろいろコメントを残してしまう性なのですが、 これに関してはもっと素直で人口密度の低い地名や、もっと緻密に東京の路地裏の味を表現してくれるような (個人的にはたとえば神保町のような) そのような地名でもよいかも、と考えてしまいました。 逆に、それだけ味のある詩だと感じました。 (ウィリー)

2019-01-16

これは、すごく素敵です。 個人的にはタイトルが些かもったいなく感じました。 テーマは「ひと」を「さす」ことだと思いましたので、 普遍的なテーマを思うと、 ひねったタイトルでも離れずに読めると感じました。 (ゆび)

2019-01-16

「どん底」という言葉にマクシム・ゴーリキィの戯曲「どん底」を思い出しました。 四連目からの「店」「空間」という具体性を思うと、 もしかしたらもっと婉曲した方が、言いたいことが伝わるかもと感じました。 世界平和を願って世界平和を謳うより、殺人推理小説の方が後味で殺人よくないって感じるような(たとえがセンスなくてすいません)。 (他人の人生を笑うな)

2019-01-16

斉藤木馬様 詩を書く人が、悩むのは「ありきたり」に感じる反面、ひどく共感してしまいます。 下り坂で、お話をしたことを思い出しながら。。。 馴れ合いではなく、励まし合えるのだと、ずっと心に大切に息づかせています。 こちらこそありがとうございます。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年12月分>)

2019-01-16

運営の仕事として失礼します。 長めになるので、冒頭に要約を箇条書します。 ・オオサカダニケ様にイエローカードを1枚発出します。 ・この作品についての感想や批評の範疇を超えるコメントはこれ以降明確に禁止します。 ・みなさん、ガイドラインは守って利用してくださいね。 〜〜〜〜〜 要点を挙げます。 ・stereotype2085氏がTwitterで  「侮辱」するようなつぶやきをした。 ※かるべは自分宛ての通知が来たときしかTwitterを見ないので知りません。 ・オオサカダニケ氏が上記コメントにて  「謝罪がなければ警察に連絡を取」ると記載。 ・stereotype2085氏が上記コメントにて謝罪。 ・オオサカダニケ氏が謝罪を受理。同氏も謝罪コメント。 〜〜〜〜〜 かるべまさひろの考えを記します。 法的な議論と道義的な議論があります。 <法的な議論> ・くだんのツイートが名誉毀損や侮蔑にあたるか ・「謝罪がなければ警察に連絡」のコメントが脅迫行為にあたるか <道義的な議論> ・この場でこの議論をおこなう必然性はあったのか ・互いの謝罪により完結した話にかるべが行動を取る必然性があるのか ーーーーー ・くだんのツイートが名誉毀損や侮蔑にあたるか →基本的に個人を同定できない名誉毀損は認められません。  ただし、判例も平成十五年の地方裁判所のものですし、  一方でペンネームでの活動同様に、  ハンドルネームでの活動もまた社会的な活動の一であるという  見方もあります。  ここで、かるべにとって大事なのは、  【法的な犯罪としては論拠が明確でない】ということです。 ・「謝罪がなければ警察に連絡」のコメントが脅迫行為にあたるか →上記を元に法的手段をちらつかせて謝罪を要求するには、  行き過ぎていると言わざるを得ません。  せめて法的手段をちらつかせなければ脅迫行為とは縁遠かったのですが、  こちらの行為は脅迫行為に近しいものと捉えられます。  stereotype2085氏も同様に個人を同定できるとは  言い難い面がありますが、  こちらの行為については実生活への影響が考えられるものと言えます。  そのため、こちらはいささか厳しく捉えざるを得ません。 ・この場でこの議論をおこなう必然性はあったのか →オオサカダニケ氏はTwitterアカウントを持っていないようですが、  stereotype2085氏のつぶやきを自ら確認に行き、  こちらに話題を持ち込みました。  これについて、かるべの意見は、  【Twitterでやれ】です。  アカウントを持たないことは個人の自由なので擁護しようかも考えたのですが、  最低でもフォーラムなどでして欲しかったです。 ※かるべはTwitterなんて疲れるものあえて見に行ったりしません。 ・互いの謝罪により完結した話にかるべが行動を取る必然性があるのか →謝罪も済んでこのままスルーすることも視野に入れていましたが、  それでは、再びこのような案件が起きたとき、  また謝罪で解決して、また起きて解決して、、、  と繰り返すことについて考えました。  その時、運営のかるべとしては、  やはりビーレビューが平和な合評マナーの上で続くために、  看過してはならないと考え、  この一回の「脅迫行為に近しい」行為については取り締まらざるを得ません。  そのためオオサカダニケ氏にイエローカードを発出します。 ーーーーー オオサカダニケ様は今回のイエローカードで 累計2枚となり、「オレンジカード」の状態となります。 詳しくはガイドラインを御覧ください。 かるべとしては、 ビーレビューに参加している(ガイドラインに沿って活動している) 方々は、匿名だとしても一個人だと思って見ています。 (傷つきやすくて、生きにくい考え方だとは思いますが。) Twitter上でのやりとりを、この場に持ち込むという行為は 季節に一回くらい悪い意味で行われています。 マジで何度でも言いますが、 かるべに限らず、Twitterを見ないのが基本という人間はいます。 TwitterでのできごとはTwitterでしてほしいのが本音です。 また、みなさんも匿名の奥には 一個人がいることを思ってほしいです。 かるべはお風呂に入ってきます。 引き続きビーレビューをよろしくおねがいします。 (気分はもう、最後の戦争 )

2019-01-11

オオサカダニケ様 普段あまり改行しないので、多分改行はそれこそ短詩を参考にしてる面があります。 みうら様 わりと今後も宇宙は出てきます。宇宙が滅ぶという衝撃をプラネタリウムで喰らった幼少の衝撃は、永遠だと思います。 今作はふだんのやさしさ節があまりないタイプなので、プロットで読める構造があると思います。個人的にはやさしさ節の方が書きやすいのですが、北九州は修羅の国、というローカルネタが頭から離れず、自分に落とし込んで書きました。ありがとうございます。 (ダダミラクル)

2019-01-08

DIE meets HARD を思い出しました。ざわざわ。 (祝福)

2019-01-07

taishi ohira様 あまりマナーに沿わない発言はお控え頂ますようお願い致します。 ガイドラインは読まれましたか? (セックスロボット)

2019-01-07

根拠のない酷評なのか、ただの感想ライトレスなのか、 明文化されていないのは、個別で判断する必要があるからです。 ただ判断をする人がたくさんいるという点で、意見は毎回分かれると思います。ビーレビが批判されるポイントの重大な部分にカードの絶対権力性があると思います。 ビーレビのドラマツルギーについて議論を深めるべきなのかとは思いますが… こちらで議論が白熱しすぎて、冷静さを書いた場合はストップさせますが、かるべ(最近オオサカダニケさんの関連の時だけ運営仕事をしてる気がする…)の判断ではまだセーフなのでお二人におまかせします。 (気分はもう、最後の戦争 )

2019-01-03

オオサカダニケ様 (かるべ氏とあだ名にして呼んでくれる親友の一人をはからずも思い出します)  この詩について、僕の思うものはコメントできるのですが、ルミライの有無についてコメントするのはあまり自信ないですね。多分、僕はいわゆる一般の読者の感性と違って「多くに読まれる」作品をほとんど読むに至らない、例外側の人間なんです。300万部発行されてても読んでない1億人側ですし。3万人にバズった情報をテレビで知ることも頻繁にあるような側です。この半年でのビーレビでのルミナスラインについてのやり取りを見ていての印象では、この詩に一般の人も感動するような部分はないかなと感じました。ダークラビットの方が一般向けにはよいのでは?(と感じましたが、一般とはどんなものなのか、どんどんわからなくなります) これは現代詩っぽさに媚びてる気がしました。 ただそのせいかもしれませんが、僕は読みやすくてすっと読めました。印象はダークラビットよりはいいです。 (ニューヨーク天神駅「2002年金星 それとも 人類は衰退しました」)

2019-01-03

「素人作品が人に読まれることはない」 →「人」の定義が不特定大勢という意味ならば、現代詩である意味が不明に感じます。  現代詩を不特定大勢に読ませたいという思いで、「わかりやすさ」や「ルミナスライン」を掲げる架け橋主義の方は、論理的に不十分です。たくさん読ませたい、が目的なら手段は変わるはずです。  現実は言葉がはしょられてるだけで、「自分の書きたいものを書いて、それがたくさんの人に読まれたい・評価されたい」が厳密な目的だと補完するのですが、書きたいものを書いたわけではなく、受けそうなものを書いたとコメントにあって、ん…?と感じます。  素人作品でも横浜SFや多くのなろう系と呼ばれるものや転生小説、旦那のちんぽが入らないまで、「多く読まれる」へつながった作品も昨今よく聞きます。短いものが最低条件だというには無理があります。 「素人の作品は読者の理解力がなくても、批判できる。→ルミライが必須」 →単純に順接がつながっていません。  また、読者の理解力がなくても、プロだろうが素人だろうが作品を批判すること自体は、公序良俗を冒さない範囲で自由な権利です。  「理解力が足りない人たちにも読んでわかってもらいたいからルミナスラインが必要」だと補完して読み取りますが、これに必要なのは本来「なにをわかってもらいたいか」という観点だと思います。伝えたいものがこもっていないルミナスラインならば、わかるわからないを放棄した観点なのかなと考えます。  ということは、そのように書かれたルミナスラインならば読解する必要はないので、読書好きの人から、テレビCMでしか詩に触れない方まで「で、結局何が言いたいの?」と感じてしまうのではないでしょうか。もちろん、単純に楽しかった、リズムとして面白かったとかはあると思いますが…  個人的にはルミナスラインというのは、わかりやすさと読解のしやすさ、リズムの良さ、みたいな話を指してるのかと思っていたので、ある程度簡単にかみ砕ける意味、というものが必要なのかと思っていました。 「「小説」と違って文脈は必要条件ではない」 →論理的に正しい意見だと思いました。 (ニューヨーク天神駅「2002年金星 それとも 人類は衰退しました」)

2019-01-03

過去に僕もコメントを簡単に残したことはありますが… ガイドラインは読まれましたか? ぜひ他の方にもコメントをしてみてください。 (狂愛)

2019-01-03

ヒップホップの魂の一種を感じました。 わかりやすさ、をいつも感じて読んでいますが、なんだろう、いつもより少し複雑な感情を読み取った気がします。面白かったです。 (気分はもう、最後の戦争 )

2019-01-03

B-REVIEW杯不参加マークと酷評OKマークが似ているとふと思いました。 これはB-REVIEW杯不参加です。 (おまじない ※)

2018-12-27

オオサカダニケ様 まず受け売りなんですが、ゲームを作りたいならゲームなんてやらずに本を読むべき、という言説が昔ありました。 詩を学ぶのに詩を読むのは、なんとなく理に適っているようで、根拠がないようにも思えます。 自分は演劇をやっていたので、演劇をいっとき破産しながら観ていたんですが、当時の「演劇界の現在の状況」がわかっただけで、演劇とはなにかを学べたとは思えなかったですし、今でもプロの演劇もクソから感動するものまで玉石混交に感じています。 詩も、そうなんだろうな、とは思っています。 クソじゃないと感じる世界の諸々を見つけて触れればいいんじゃないんでしょうか? 僕はこのサイトで荒らしまがいのコメントをすることや、ルミナスラインがないと感じられる詩の存在を否定するような言葉は断固として認めませんが、わざわざクソだと感じるものに反応し続けてもストレス溜まりそうです。 オオサカダニケさんは、幸い会話が成り立っていますし、コメントの文法もおかしなことには皆目なっていませんし、他の方から一定の人気もあるので、あまり他人に惑わされずに、詩を書いてもらえたら一番うれしいです。 (泳ぐ器)

2018-12-27

なゆた創さん 僕は自分で自分を優しいと思っています。だから人間性はそんなによくありませんよ。恐縮です。 作品の感想ですが、 「分光する」がとても好きです。 端的に言うと、僕は露天のプールで泳ぐ男の筋肉を見たら、この詩のような印象を持ちます。 そのなかで、光の描き方が好きです。僕には新しい視点でした。 この詩はこの詩で書ききれてると思います。 あえて欲張るなら時間を凝縮させたような行も読んでみたくなりました。 でも緩やかさを損なう気もしますし、また別の詩を読めれば、と思いました。 あまり批判に用いる語が発生しないので、昔から授業レポートも詩側の語になってしまいまして… 分析的な反応を期待されていたら申し訳ありません。面白かったです。 (泳ぐ器)

2018-12-26

「ルミライ至上主義に基づく考え方」だと自覚されていらっしゃるのは存じてますが、荒らしまがいのコメントや言葉で他者に主義を押し付ける態度をされるのは、ルールに反していますのでご注意ください。なお、カードがある方ですので、今後はあまり注意も致しませんので、ご留意ください。 また、「客観的」である説明になっていませんので、改めてなぜ「客観的」なのかをお応えいただければ幸いです。 また、ルミナスライン至上主義に則った故とも思えない根拠のない(そして感想と言うには乱暴な)コメントが、ここ一ヶ月でも6コメント程認めています。最後にもう一度、お気をつけくださいと確かにお伝えいたしました。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年11月分>)

2018-12-26

オオサカダニケ様 「ほら、俺あってるじゃん?」 の発言も、合評マナーには即しているとは捉えられませんので慎んでくださいませ。 (泳ぐ器)

2018-12-25

オオサカダニケ様にイエローカードを発出します。 先日の注意がまだ記憶に浅いかと存じますが、ガイドラインに同意しているとは捉えられない発言が続いています。 「合評マナー」に同意する者が参加していることがこの場であると認識していますので、よろしくお願いいたします。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年11月分>)

2018-12-25

オオサカダニケ様 よろしければ「客観的」の部分をもう少し説明いただいてもよいですか? ガイドラインに また、十分な理由を明示しない酷評/罵倒を禁ずる。 とあります。 よろしくお願いいたします。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年11月分>)

2018-12-23

16日以降トップページへの表示がされなくなるだけで(15日が選評の締切なので) コメント自体は翌月末までできます。 (【実験企画】酷評OK箱の設置 )

2018-12-14

https://www.breview.org/keijiban/?id=2247 例です。 (【実験企画】酷評OK箱の設置 )

2018-12-14

コメントですが、12/31までだったはずです (【実験企画】酷評OK箱の設置 )

2018-12-14

羽田恭さん コメントをありがとうございます。 コメントを残せないまま選ぶということも何回かしているかるべです。 何事もそうですが、人に影響を与えてる実感は伴わないまま、人に影響を与えてるということかもです。 ありがとうございます。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年11月分>)

2018-12-14

誤タップ失礼しました。 躁鬱などはわかるので、わかるわかるとなりました。 (平成最後の冬)

2018-12-14

硬直していく身体と比例する心のようなものを感じました。 具体的な死や病を感じて、あぁこういう類のものを書きたい、と思いました。 (安心)

2018-12-14

これは、そうですね。今まで判明してなかったシステム面のエラーです。 申し訳ありません。 コメント欄と併用していただいて、幸い全文掲載できているでしょうか…? システム上の最大文字数がはからずも判明したので、いったん参考にさせていただきます。 取り急ぎ。 (365日)

2018-12-13

文脈が導入されて少し驚きました。 でも、すごく面白いです。以前のテイストも好きでファンですが、 このスタイルもびっくりするくらい面白いです。 (風骨)

2018-12-10

stereotype2085 様 コメントをありがとうございます。 一番好き、と言ってもらえるとやはりうれしいです。 今までいろいろコメントをしておいてまさかですが、実は推敲をほぼしたことがありません。発表場所に合わせて、句読点と改行を整えるくらいで、書き始めたら書き終わるまで2時間くらいがっと書いています。これもそうです。 高校の頃、美術の友達と言い合いをしました。大衆性が、ポピュラリティが必要かどうかです。僕は当時は必要派で、友達は不要派でした。 不要派がいることにその時、驚きました。それはどういうことだ?と考えまくりました。 今の僕は、かなり慎重派です。ありとあらゆる信条や宗教的信念を失ったからです。残ったものもあるので、詩は書くのみなのですが、なのである種の焦燥は常に滲んでしまうなとは思っています。 自分の文体に個性を感じているので、調整して、強みになるよう精進するのみですが。 いつも大衆性と閉鎖性は考えています。この詩は、かなり距離を引いて書きました。ただ死なないでって言いたいだけなのに、言わない選択をした社交性ゆえですね。 かるべはどっぷり近いと重くて面倒くさいので、さわりくらいだととても魅力があるようですので、詩が「さわり」として多くの人や、十年後の孤独なゲイの少年とかに響けばいいと思ったり。大衆性と閉鎖性の両立はきっと、賛否両論の価値のように大事な価値だと思います。 長くなりました。 ありがとうございます。 (夜空)

2018-12-06

つきみ 様 重ねてコメントをありがとうございます。 「ちょうどいい」安心しております。 ありがとうございます。 (夜空)

2018-12-04

つきみ 様 コメントをありがとうございます。(るーらんるーらん やってくる 予感のなか待っていました) まず、 「ぴゅーん(死なないで死なないで死なないで、、、)」 「夜空を心象にすれば良かったのになぁー」 についてですが、おっしゃる通りの上で今作の言葉にしました。(推敲するとしたら核弾頭と海についてだと感じています。) ぴゅーん、については独自性を出すべきかひとしきり悩んだのですが、前半を更にキャッチーにしてしまうと、凡庸な吐露の詩になり下がると判断してやめました。 言い換えると、 死なないで、を現実において僕、言うんですがわりと軽く、めちゃめちゃ重い人間関係の印象を与えることへの、逡巡そのもの、前半では「私」が言うことさえやはりできないので、描写に心情はこの時点ではまだ差し込めないな、と判断しました。ぴゅーん自体の擬音が正確であるかも悩みますが、「私」自体は今作では他者と「僕」をつなぐ一人のしがない人間性のある人間なので、変にぴゅーん以外の言葉は置けないなと判断しました。核弾頭が浮き気味なので、それをつなぎとめるためにもぴゅーん。核弾頭自体を単語を変える余地がまだあるのですが、最後の突き刺さる描写に必要があったので、でもミサイルではないし、うーん、今の時点では核弾頭が語彙のなかで浮上します。 つぎに、 「統一感が無いから」 おっしゃる通りの上で、ここは上記したように推敲できそうです。砂と水をつなぎとめるイメージの補助が一つの詩の中でないからかなと思っています。ただ、色々考えているのですが、今作ではこの飛躍はまだ赦されている気がしています。それは多分最終的にこの水のくだりがわからない部分であるとハッキリ明らかだから意図の存在を読み取れると判断しているからです。しかし、些か悩んでいるところなのも事実です。砂と水はやはり飛躍してますかね。 最後に、 「流れるように読める」 とのご判断いただけたのはうれしいです。ありがとうございます。 「夜空が肉眼での夜空では無い」 は、素敵な読み方の一つだったので嬉しいです。雨が降ってたんやないんか、描写がわからん、みたいな読みもあるし、雪やないんか、みたいな読みもあったので、うーん、夜空どこいったとか思わせる危惧危惧していたので、いったん安心しています。雲の先まで心の目による視野が広がれるか、に最後は賭けているので、もしかしたらもっとぐいっと運んでもよかったのかもしれませんが、気持ち的に悲しいので、今はこのくらいの運び方にしました。それでも視える可能性があると思えたので、ありがとうございます。 改めて、コメントをありがとうございます。 (夜空)

2018-12-04

蛾兆ボルカ 様 コメントをありがとうございます。 普段、亡霊が物理法則に拠る描写を全く信じていないのですが、人の内でのことならあるかなと感じ、テロメアが出てきました。 心があるものは全て老けていきそうです。 鬱海 様 コメントをありがとうございます。 好きと感じてもらえて、すごくうれしいです。 少し自分を切り売りする術を組み込んだのはすでに自分の中で賛否があったんですが、感情について、うまく読み手に託せているなら、安心です。 ありがとうございます。 (夜空)

2018-12-03

率直にあら削りだなと感じましたが、 書いている部分、持っている視点はすごく憧れました。 言葉の強弱が微妙なところをついてて好きです。 (野良人)

2018-11-27

書を捨てて街へ出るのを思い出しながら、 小気味よいリズムでおもしろく読みました。 (書を燃やせ糞虫)

2018-11-27

みなさま コメントをありがとうございます。 今月は喉風邪を引いてからなにぶん調子の高低を繰り返していてなかなかサイトごとに関われておりませんで、すみません。 11月の詩も読み始めてますので、よろしくお願いします。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年10月分>)

2018-11-27

田無いなる 様 コメントをありがとうございます。 いつも微妙なことを詩にしているので、それがあるのかなと、嬉しく思います。 ありがとうございます。 (分解)

2018-11-27

左部右人さん コメントをありがとうございます。 褒めていただけてうれしいです。 不安な気持ち、を感じていただけたならすごく安心します。 とんがり過ぎてとっつけないタイプの言葉も昔は深く使っていたので、今回は加減を意識していたので、よい躓きになったようでほっとします。 ありがとうございます。 (今まで飲んだ精液の味はどれも違った[甘味])

2018-11-19

みうらさん コメントをありがとうございます。 多数へ届ける表現手段ではない はそのとおりだと思う反面、多数へ届けるためにこれしかないという孤独もあるかもとは思いました。そもそも詩がこうあるべきとか思ってないので、マンパワーとして居られるのかもです。 しかし、確かに、詩とはという話で書き始めた詩ではあります。ありがとうございます。 (今まで飲んだ精液の味はどれも違った[甘味])

2018-11-18

笑みました。 (ビーレビの昼ドラ)

2018-11-18

好きな詩です。悲しさと悲しくなさの両方が刺激されました。 (無題 *)

2018-11-18

伝承と現代人の感性も大して違わないのだろうと感じました。 (分析的に読むのが苦手というよりずれ過ぎてて記録に遺さず対面でオフレコでなら喋れる普段のスタンスなので、ふじりゅうさんのいつもうれしい分析コメントに釣り合わない感想コメントになってしまい申し訳ないのですが) もっと愛というテーマがぐっと前面にあっても面白くなりそうだなと感じました。 (体温)

2018-11-18

女体に男性がどう性欲を抱いているのかは、いつも興味深いテーマです。 (渇愛)

2018-11-18

ひとつひとつのフレーズがすごく印象に残りました。 見える景色はけっこう激しいのですが、穏やかな芯の強い心のようなものを感じました。 (越えていく)

2018-11-18

最初、読みやすい仮面の告白みたいな印象で始まったのですが、夢のケーブルの辺りから変わりました。 「ネット詩」とはなにかということを毎月どれかからは、必ず考えさせられます。今まで意識したこともなかったこと、ただ確実にそのテーマが意図をもって組み込まれていること。 広く、人が消えることについて、希望を感じさせられました。 (たとえ偽りに終わったとしても)

2018-11-18

きれいな言葉たちだなと思いました。 もう少し見たことのない景色か、視点を見せてもらえたらもっと美しさか寂しさを感じられそうです。 (啓示)

2018-11-18

書いている問題意識はすごく親近感があります。 自分は直接的にまとめることが得意でないので、素直で親しい印象を持ちました。 (乾いた滑り)

2018-11-18

帆場蔵人 様 コメントをありがとうございます。 いっときむかし、「希薄な自己」みたいな若者問題みたいな話を耳にしていました。一方で、「歴史は繰り返す」と聞きます。若者と年輩者は互いを行ったり来たりしているみたいだなと感じています。 自分はオリジナル、自分はレプリカ、 どっちも大事だと、止揚するための視点を、風が教えてくれた気がしました。 ナジムは、現れた名をそのまま記してあとで推敲しようと思ったのですが、諸々と構成的にも合致してくれたのでそのまま使いました。響きを褒めてくださって、うれしいです。 ありがとうございます。 (分解)

2018-11-12

「眩しい光」ありがとうございます。 一言選評……真似したくなりますね。 (10月分 フル選評(まりも))

2018-11-11

恐れ入ります。一人のユーザーとして申し上げます。 オオサカダニケさんのおっしゃる「感傷的な詩と情景描写の詩を投稿してる人間」もB-REVIEWでは歓迎されています。 幅広い詩・言葉・クリエイティブライティングを歓迎するのがこの掲示板です。 揶揄する立場を、理解されている方も多くいらっしゃるかと思います。 ただ! それを「合評」の域を侵し排他的な態度で臨むコメントは、断固として受け入れる訳にはいかないと思っています。 どうか穏やかな対応、論拠のある批評、丁寧な感想の記述をお願い致します。 必読のガイドラインにあるように、この場に参加するということは、コミュニティの一員として合評カルチャーを創り上げていくことに合意したということを意味しています。 B-REVIEWがオオサカダニケさんの望む詩で溢れる場ではないことは、申し訳なく思います。 どうか、ただ他の詩の存在・人・人格を否定する言動はこの場においては慎んでいただきたく存じますので、よろしくお願い致します。 (13月の眠り姫)

2018-11-03

好きな世界です。少しだけ説明的かなとも感じましたが、その奥にある疑念のようなものは感じ取れた気持ちになりました。 (心臓の怠惰)

2018-11-03

こうださんは、本棚も少し重なるところがあり、いつも楽しみにしています。今作も上手かつポップなおかしみがあって好きです。 いわゆる小説スタイルでも、かくも読みやすく、目が滑るように流れに乗ってしまう文章は、息が出ます。息も呑んだりつかせぬだったりなのですが、最後に息が出ます。 「男は見世物ではない。むしろ見られるべきは。」 ここが、僕が演出家なら注げられる緊張感全てを詰めたくなります。文章表現でもなにか、ぐっと引き締められる推敲もありそうで、わくわく会議したくなります。 ありがとうございます。 (円滑水槽)

2018-10-25

この詩、好きです。 僕が基本的に、荒れ地の果てにやさしさを持たざるを得ない系のとんがりなので、この詩はつらいけど、やさしくてつらいタイプだなと感じました。 (秋の赤)

2018-10-25

自由律句、でしょうか。それぞれ、とても面白いです。 「生活」を送ること自体の気持ち悪さみたいなものを感じました。 (生活に関する連作)

2018-10-25

さびしいギターが聴こえてきました。 (「浮遊の空と僕の影」)

2018-10-25

(毎回作風が本当に違うので、少し興味深いです) ちょっと昔のニコ動の曲とかを思い出しました。 始まりから穏やかなリズム系の詩かと、読んでいったら、そのまま宇宙まで飛んでいってしまった気分です。爽快でした。 (序曲)

2018-10-23

さのなか→そのなか です。失礼いたしました。 (30480517 地球にさよならを)

2018-10-23

これは3048年5月17日なのかな、と読みました。(かるべが実は普段からSF的な妄想で機械的な人体を描写する癖があるのもありまして) きっと、そんな未来でも、このように嘆息が出るような出来事は変わらずあるのだろうな、という無情感と、現代人もさのなかをたくましく生きているんだぞ、という安心感を覚えました。 この「30480517」の数字がなんなのか、読み解きようがないのが、あえて言えば気になりました。 まぁただ人物のIDなのか、ある特定の戦争で亡くなった人間の数なのか、僕が読んだように未来の日付なのか、etc... 妄想は膨らませられる詩の内容ではあったと思います。もしかしたらこうして想像するだけでも作品として成功してると言えるかもしれませんが。少し気になりました。 (30480517 地球にさよならを)

2018-10-23

一読したとき、相変わらず上手だなと感心しました。やはり自分にはできない詩は好きです。 一つ感じたのは、作為が少し前面に香り過ぎかなぁという点です。 「私」のインターネットライフスタイルが、些か不鮮明に感じたからかもしれません。ただ特徴的にしてしまいすぎても違うのはわかるので、そこの加減が難しかったのかなぁと。 非オタクには響く部分が、ガチオタクには響きにくくなってる気がします。いわゆる浅いネット批判に陥っているかなとも読めてしまう。 「終わることのないお経と/終わることのない弔辞が」の表現が大好きです。 ブータンはお経を旗にして、はためかせておけば読んでいることになる、といったエピソードをどこぞの小説で目にしたのですが、そんな素敵な感傷を思い出しました。 (遺影)

2018-10-23

どうか周りに呑まれずにいてくださいね。 (個性)

2018-10-23

作中の人物もふじりゅうさんも、詩を長く書いていく未来であるとよいな、と馳せました。 内容は上手だな、と思いました。 形式が洗練されすぎかな、とも思いましたが、ビーレビは形式にこだわった結果形式が洗練されていない作品も多いので(よしあしではなく)、差別化されてて(題材もビーレビなので)特長だなと感じました。 (『藤井龍平の肉迫』より。)

2018-10-23

統合失調症の症状を思い出させられました。 「それなのに私は全て台無しにした」がキーなのかなと感じました。 (目的地)

2018-10-20

作品とコメントを読みました。 一般化しきれてないけれど、誰にでも通ずるものはあるはず、というところが、僕にとってこの詩の好きなところです。 少しだけトゲを感じるような、どうして他の人はこう感じないのだろうかというような語調が、肝になっているような気もしました。 もっと一般化していく方向としては、「自分」と「他者」が果たしてイコールな「人間」として括れるか、を思索して組み込んでみたら、よいのかもしれません。 (期限)

2018-10-20

時間が経つと癒えることもある、とどこかで植え付けられて、 それを緩やかに信じざるを得ないようなさびしさを、20代になってから感じるようになったこと。 その事実を思い出しました。おもしろかったです。 (癒ゆ)

2018-10-20

輪廻転生するかもしれない、そんな予感もしました。満月はやって来るから。 (ダークラビット)

2018-10-20

「星」は死のモチーフにも、輝く人生街道のモチーフにも、普遍的に使われていますよね。 発想がすごく素敵なので、なぜ星にたどり着いたのかまで詩のなかで見えてきたら、ぐっときそうです。 (星にはなれないよ)

2018-10-20

自分の心音がだめで止めてしまう自死の噺を思い出しました。 現代詩で「白」は多く、なにか恐ろしさを孕んで描かれているかも、と考えさせられました。 内容はおもしろかったです。 (白い部屋の秒針)

2018-10-20

最初の連が、感動します。 歳を重ねるにつれ、見守るようになる反面、どこかで妬んでいる自分にも気付かされます。 (まなざし)

2018-10-20

バイオリン!。 (Mr.Gibson)

2018-10-20

モチーフの関係なのですが、すごく英訳したくなりました。 ハードボイルド・スリラーと呼びたくなるような雰囲気を感じました。 (804号室の酸素室)

2018-10-20

北海道、だけ?なのかもしれませんが、 亡くなった人と葬式前に同じ部屋で一夜寝る経験があって、その日のことを思い出しました。 整われたなきがらはそれこそ仮死状態なのか、見ているだけではわからないんですよね。 (仮死)

2018-10-20

不思議、おもしろい、世界観 と言えば簡潔なのですが、 もっと人間が人間と関わる上で失ってしまう物理的なもの、精神的なもの、感情のいびつさ、かなしさ、みたいなものを感じさせられました。 (羽の日)

2018-10-20

仏教の話を、ミスチルのライブのMCで知ったのですが、そのお話だったので、個人的に印象深いタイミングでした。 描写は焼き付きますが、 人の慈しみ方とはどんなものだろうか、これは慈しみとも言えるとも思うが、この言葉で表しきれてないこの感情はなんなんだろうか、と考えさせられました。 (蠅)

2018-10-20

最近、「友達は入れ替わり」生きていることを考え悩むことが多いです。 だから、この作品にある人への思いの名残というか残滓というか、そういうものは切なくなりながら、読ませていただきました。おもしろかったです。 (底)

2018-10-20

「心の新大陸」が印象的でした。 主張の詩ということですが、書き続ける(生き続ける)上で必要なのを感じるので、読んでいて、我が身でした。 (新大陸と理屈)

2018-10-20

「分かる」って本当になんやねん、って気持ちを思い出させられました。 (恐怖! 判子人間)

2018-10-20

いろんな文体を書くのは本当にいいことだと思います。 個人的にはこのスタイルなら、もっともっと読みにくくて難しくて引っ掛かってつっかかるくらいの読み応えでもガチ好みです。 「はみ出す」がキーワードになっていますが、若干遠回りが遠かったかなと感じました。ただその先で見える景色は綺麗でした。 (♡♥♡)

2018-10-20

演説を思い出しました。 (片輪の春)

2018-10-20

二人の会話を連綿と書くことを、自分もしたことがあって、いつもそのスタイルを読むと星の王子さま的な対話を思い起こします。 流れも含めて、ある優しさが胸に染みました。 (傘泥棒)

2018-10-20

「妖怪」がややポップにも感じ、でも、おどろおどろしさもあり…… 身体性と思考の関連はよくよく身近なものなので、「目」の考察として楽しく読ませていただきました。 「呑々」の連だけ、他の連と直線的な位置ではないのかな? と感じましたが、内容はどの連もおもしろかったです。 (隙間妖怪の一念)

2018-10-20

田無いなる 様 コメントをありがとうございます。 「認めて」いることってまるで威厳的な父のように、他人に伝える機会がないものですよね。 僕は、みんなすごいなぁ、と思います。芸術だと、なかなかそれが見過ごされますが、大衆的価値より心が満ちることも多くありますよね。(両方を欲しがって生きるものですが) タキザワマジコ 様 コメントをありがとうございます。 傷は、ついても、癒す力も持っています(僕自身も詩作品も)。 そしてこれは歌の力と同様に、自分の失恋経験を重ねるのと同様に、鳴っただけです。 でも「責任」はいつも共感致します。本当に関係ない余談ですが、人生で道で通りすがりの他人に舌打ちされたり文句を言われた経験を全て覚えています。同様に、救われた作品も覚えてしまうものです。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年9月分>)

2018-10-13

こうだたけみ様 コメントをありがとうございます。 胃腸の弱さは、確実に冷たい飲み物の刺激なんですよね……。喉が乾いているとつい冷たいものを飲んでしまい……。反省です。 演劇は、東京でしたら、界隈の小劇場や池袋の芸術劇場など、やはり面白い企画が多いので、チラシのアートワークの印象で自分に合うものを観に行くなどおすすめです。 時間は、わたしたちをいつも悩ませますね。 ありがとうございます! (【大阪紀行〜梅田・住之江・難波・天王寺】※)

2018-10-08

恋心は移り気な感じがして、自分も略奪したようなことがあるので、ちょっと楽しく読めました。 (主人公)

2018-10-08

視覚的効果については、いつも実はコメントに悩むのです。鑑賞法が身についていない自分の不学のせいなのですが。きれいだなぁと思いました。なにか、視覚的効果なら、この辺りを読むとおすすめみたいなものに触れてみたいです。 詩の言葉は、虹が印象的なのですが、逆に色があまり連想されないのが印象的です。きっと僕が語らないもの、反対のものを意識するからなのですが、美しさの言葉に対して、砂漠がすごく心に残りました。 (虹よ)

2018-10-08

おとぎ話のような、感じがして、 語り継がれている天災への教訓や伝説なのだけど、意味は読み解かれていないという、ドラマの作中詩のような。 これになぞらえて事件が起こっていくみたいな。 そんな気持ちになりました。 (モスラの運命)

2018-10-08

おもしろかったです。 相当な嵐の三連が、友達と喧嘩したことでの心情に重なるように、読めるんですけど、 でも繰り返し読むと、そもそも心のなかが嵐になっていて、「取り残された子供達」が「私」の嵐だったのかなとも思えて、 「仲直りの嵐」がただ単に言葉の意味通りというわけでもなくて、自分の感情と仲直りするための嵐だったのかなとも読めて、おもしろかったです。 (仲直りの嵐)

2018-10-08

エイクピア 様 コメントをありがとうございます。 うれしいです。 ビーレビに投稿しはじめた頃、長めの詩で、花緒さんから展開のようなものがあった方がより読める、といったようなコメントをいただいておりました。今回、長くなると気が付いた段階で、それを意識して、普段はやらないような(それでいて実験的ではない範囲に構成したかったので)テレビなどのアクセントを組み込んでみました。 3000字近くなっていたので、その点でいい具合になっていたならとても安心します。 毎年一冊詩集をつくるをライフワークにしておりまして、来年は「子を持つ」をキーワードにしていまして、それで近頃は「親」と「子」のような背景にじっくり取り組んでいるので、命が生まれる過程と感じていただけるのは作者的には意外な思いもあり、楽しいです。個人的には生む過程みたいな気持ちなのですが、そもそも親と子が曖昧に入れ替わるので、コメントで気付きを得られます。 ありがとうございます。 (眩しい光)

2018-10-08

まりも 様 コメント、というより、詩を、ありがとうございます。 テーマや言葉がこの「眩しい光」と親しいところにあって、ひらがなの「 えいえん 」にかるべの言い表したかった永遠の、あぁこれだ…という気持ちでしょうか。日本語の意味としての無限の時間というニュアンスとは正反対の刹那をえいえんと私たちが表現できる、この感じが、今うれしいです。 本当にありがとうございます。 (眩しい光)

2018-10-07

三浦天才詩人果実 様 コメントをありがとうございます。 「わかった」はとても涙を呼ぶ言葉です。 ビーレビテンのイベントに向かう東京への飛行機のなか、詩を書かないといけない生体リズムが来たので、二時間のとりとめのなさをそのままにして、書きました。 ありがとうございます。 (眩しい光)

2018-10-07

最終連が何を言っているのか解明したくなるような、磁力を感じました。 自分は過去に暴力にあってたこともあるので、なんかそういう恐怖感が書き込まれているような、気もしました。 (電動歯ブラシ)

2018-10-07

登場人物が展開していくので、引き込まれました。「。」の使い方も好きです。 (風景)

2018-10-07

いえ、よろしくお願い致します! (【弓庭夜話】へのお誘い~2018/09)

2018-10-06

いえ、是非たててください! (※新フォーラムを開設しました【ご報告】)

2018-10-06

まもなくフォーラムを開けそうなのですが、全員にお尋ねしたくてここで訊きます。 果たしてフォーラムは必要なのでしょうか? 月日が経ってからも、可読しやすく、議論のアーカイブ場所としての役割があるのはわかるのですが、 活発な議論という意味では、投稿掲示板と同じこのページ上の方がよいのではないか? そんな思いがあります。 もちろん、使いやすさ、見やすさが大手IT会社がつくるそれらと肩を並べられれば、よいのかもしれませんが、 また、アクティブユーザーの皆様の数的に、呼び掛けて応じてもらえる量という見方もあるかもしれません。 ただ、使いやすいフォーラムを、という思いで突き進んでましたが、 そもそも皆さんが「フォーラム」に求めるものはなんなのか、確認したいなと思いました。 (《ビーレビへの意見とそれへの議論を書くスペース》)

2018-10-04

5or6(ゴロちゃん。)様 コメントをありがとうございます。 自分はいわゆる「黒歴史」をあまり感じないくらい、自意識過剰だったり自信家だったりするかもしれません。小学生の頃はさすがに中二病でしたが。 この作品のなかにもありますが、10歳で自殺を考えたのがやっぱり早かったみたいですね。この時の詩は(そもそも歌詞なんですが)、わりと現代詩としても読めるかなと読み返して思えたので、高校生ユーザーさんたちに刺激されて懐古していました。 がんばれ俺、わりと生きてるぞ、とは思います。 (芸術サイエンス、オープン)

2018-10-03

ふじりゅう様 コメントをありがとうございます。 高校一年生の頃に(12年前でしょうか)書いたものを投稿しました。ので、ふじりゅうさんのコメントに、うれしはずかし天にも昇る気持ちです。 「快楽こそ正義」はおっしゃる通りの信条と皮肉なので、重ねてうれしくなります。(当時、快楽主義の友人の影響で死にそうだったかるべが救われたものです。) (芸術サイエンス、オープン)

2018-10-02

るるりらさんの「わたしに関係する詩」の言葉を読んで、あぁなるほどとなりました。これは僕にも「関係する」ものでした。ので、わりとすらすらと読みましたし、感想も他の方と今のところかぶってないので、はやめにコメントをしておこうと思い至りました。 僕は想像のしすぎで感情が昂りすぎて泣いたり喜んだりするので、作中のまだ父親でない人物に冒頭からすぅと感情移入できちゃったのです。 そんなへんてこな人物に適度な距離で言を発する語り手は、いい意味で福祉的な感じがして、確かに作品としての語りとか描いているものとかは良質であるかは議論できそうですが、少なくともこの作品にあるやさしさと皮肉は、他にはないアイデンティティになっているなと思いました。 ありがとうございます。 ( アップルパイ屋の独り言)

2018-10-02

時雨っぽいと最近感じていて、改めて白犬さんのコメントを読み返していたら、カップリング曲の話をされてて、少しほっとしました。 以下感想です。 三年前に書いたものです↓ 『Ignorant Fashion flied』 飛べ飛べ飛べ飛べ飛べ飛べよ きたないその かわいいその羽で まとまりのないさわりたくないその羽 I fly I fly I fly 醜い下手なジャンプ 僕を君の牙城から逃れる このザマ You got the image イマジネーション いいねしねぇしいいしねいいよ死ぬ ギター捨てろ そ ん な も の、うらやましくて、い、ら、な、い Fascination Fascination 発して Fascination 音楽なんて教えないで 正義の対立とかもうやめて Fascination Fascination 発展して去っていって 兵器のままで育てて 思想を独裁して 僕の鬱を完治させて 飛べよ きたないその かわいいその羽で win-win win-lose lost-lost この空 You cannot image イマジネーション 中途半端に寛解させるのは 中途半端に寛解させるのは その思想は魅力的な唯一の洗脳 Fascination Fascination 発して Fascination 人権なんて教えないで 命が続くならもう死なせて Fascination Fascination 発展してえらぶってみたって 使えないなら捨てて 迷いを与えないで 君の鬱の完治に 必要なイマジネーション (きもちわるくってきもちいい)

2018-10-01

運営としてのかるべのコメントです。 9月はB-REVIEWに関して皆さんに色々な思いを考えを不安を与えることになり、申し訳ございませんでした。 同時に、励ましの言葉、B-REVIEWを継続させるための計らい、ご協力、新しい動きは、8月のあの日、真っ先に名乗り出た自分を勇気づけてくれました。本当にありがとうございます。 さて、かるべはこの2ヵ月、ご参加くださってる皆さんはご存知かもしれませんが、このサイトを構成するPHPやHTMLを始めとしたウェブの技術回りに主に参画しています。 運営に皆さんが期待される動きはそれぞれ違うのは存じておりますが、かるべはかるべにできることから運営に参加し続けていこうと、心が整理できました。 そのため、ウェブ構築以外の運営 ・ルールの整備 ・議論の紛糾などを収める働きかけ ・Twitterなどの広報 ・その他、運営として期待される動きや発言 について、運営としての働きを公に控えることをこちらに附記させていただきます。 渡辺さんが以前、かるべにもおっしゃってくださったのですが、「適材適所」という言葉がしっくり来たのが、ここ最近考え続けて、最後まで残ったことが、少し後押ししてくれています。 もちろん、適してるかどうか、なんて基準点についてではなく、自分が詩を書き続け、人と交流し続けるために、何ができるのかという観点です。 今後は、かるべの独断でウェブ技術に関わる話題と判断したときや、ウェブに明るい方からのお言葉に反応するときなどは、運営としてのかるべとして発言することがあるとは思いますが、一詩人としては皆さんと変わらぬ一ユーザーとして参画していけたらと考えております。 もちろん、ボランティア的に去る8月に引き継ぎ事項として挙げられていたアーカイブ作業などの運営事務は続けますが、この辺はきっと今のこのB-REVIEW的には本来一ユーザーとしての行動と変わらないものかとも思っております。 また、一ユーザーとしての意見を公に述べることもあると思いますし、反対にルール改訂や今後の新しい動きの際にウェブ更新と関わるために事前に他運営陣と非公開の議論を交わすことなどはあるかと思います。 ただそれらもかるべの意識としてはB-REVIEWの一ユーザーと変わらぬ立場として動いていく所存です。 (なにより、実際に4月にグーグル検索でたどり着いただけの者です。) これもまた、色々な問題と慈しみを生むこととは思いますが、もとより詩人の集まる場など、感情と言論が切っても滲み合うような坩堝かとも思っております。 色々なライフイベントが起こるなかで、やさしいままで生きるよう心掛けるのみですので、運営陣としての頼り甲斐や言論的窓口はかるべは一旦かなぐり捨てることとなりますが、何卒一詩人として変わらぬ重なりと断絶のお付き合いのほどを継続していただきますよう、よろしくお願い致します。 長くなりましたが、読んでくださり、ありがとうございます。 ちなみに折り畳み機能とフォーラムは今月完成させます。完成した暁にはご意見を頂戴したく存じますし、今なら3000字越えでリーダビリティをくそ落としてアクセス数を減らす(あるいは増えるのかもしれません)またとないチャンス期間でもあります。 かるべも負けじと、さすがに限度ってものがあるだろ、折り畳んでやる!というプレッシャーのなか急ピッチで動く必要が出て参りました。 きっと、そんなデータと論理を持ち合わせて議論ができたら、また人生は少しはいい方へ進むかもしれません。 今はそんな笑顔です。 どうぞ、よろしくお願い致します。 (【必読】月初めのお知らせ【ルール変更など】)

2018-10-01

ふじりゅう 様 コメントをありがとうございます。 (わくわく、日々待っていた気持ちを隠しきれません) 丁寧に、解析しながら、読んでくださって、ありがとうございます。 「つぶつぶ」「世界人」「人間的でない」のキーワードを挙げてくださり、うれしいです。 後半の参考になればと思い浮かんだのが、Twitter世界のつぶやきたちの感情的でない感じ、です。あと、なにか感情が解離したような精神科界隈の自己語りなど、です。 そこから、いろいろな方向へと拡散して消失するようなものとして読んだ方の想像が広がれば、よりうれしいです。 人間を確認していけるかもしれない、ふじりゅうさんのコメントを頂いて、そんな気持ちになれました。 それは、本当にありがとうございます。 (献花)

2018-09-27

「絶望」と「生きること」を照らすとダンガンロンパ的な究極の価値観の世界を思い出します。 「うるさい。」がしっかり決まっていてバランスが好きです。 (案山子)

2018-09-26

一高校生さん 丁寧なお返事ありがとうございます。 五連目は描写不足……だと思いました。 心中描写の三・四連目が丁寧だったからこそなんですが、もう一度景色に戻すところが些か力業が成立していない(「いつのまにか」という時間の長さを感じられない。火傷するほど熱かったはずなので。三四連目で少しでも外の時間を感じられたらよくなるかもです。)ところと、「僕はちょっと 安心したんだ」の文体がよしあしですが他より浮いていて、よりベストな「安心」の表現があるかなと思いました。たとえば六連目がこの詩の肝になっているように、自分の言葉で全部綴られているからこそ、本当に「安心」という言葉だったのかな? と感じました。「僕はちょっと 舌のひりひりにほころんで」とかするだけでも優しい気持ちに親近感がわくかもです。あくまで例えばですが。 受験、無理せずにがんばってください。 応援しています。 (なんだかさ)

2018-09-26

五連目が、どうなのかな、と少し引っ掛かっています。 それ以外はなんだかなつかしくて、いいですね。 (なんだかさ)

2018-09-25

きっと、個人が死ぬ音なんだと思ったのですが、世界の死はすべて良心の傍らにあるような印象もありました。 (私は良心)

2018-09-25

家族狩りを思い出しました。 (母よ)

2018-09-25

白い日差しのなかの海のきらきらが見えた気がしました。 (「コトノハ」)

2018-09-24

stereotype2085さん、ありがとうございます。 ライトレスが主なかるべからも、皆さんのコメント欄が書きやすくなるよう、B-REVIEWを楽しんでいただきたいな、と思っております。 読んでくださって皆さん、ありがとうございます! (【お知らせ】合評活動のすゝめ ※運営からのお願い)

2018-09-24

fiorina様 コメントをありがとうございます。 そして、楽しく返文?読ませていただきました! カビア! 書いていて、楽しかったのと、距離をどのようにするかみたいなのはまだまだ試行のしがいがある感じで、勉強にもなった気がします。 fiorinaさんの文章は固いと感じたことないです。気がつくと景色のなかに連れ込まれているような、わくわくを感じます。 ありがとうございます。 (【大阪紀行〜梅田・住之江・難波・天王寺】※)

2018-09-24

透き通った、エーテルの、映画を思い出しました。 (壺中天)

2018-09-22

ロボットやアンドロイドの自我が語られるように、僕はいっそ原子とか分子とかビルとか地球とか惑星とか太陽系とかにも自我があってそれを認知できないだけ、みたいなことを考えています。「定義」というタイトルが逆に問いではなくこの詩は一つの答えだと示しているようで、そこはよしあしかもしれません。タイトルが変わるだけで印象もぐっと変わりそうな気がしました。 (定義)

2018-09-22

いろいろな解釈ができる、ことがすごいです。 よく詩の一人称は作者として読まれることがありますので、あえての部分と感じた部分とで、この「僕」はかるべのことだと読みました。 僕はまさに「目に見えぬ絆で/命を繋ぐ僕」です。死んでいない理由が他者との絆であるのは本当にかるべそのものです。 僕にとって「貴方」は全人類であることが多いです。概ねみんな地球上にいますので、西に沈んでいきます。その様子はまるで星です。 僕には「何だか物悲しく見え」る「貴方」もいます。だから、なんとかさびしさを癒す手立てを考えあぐねます。 それは最後、互いに「心を聞」くことなのだと思うのです。 でも一人では互いにはならないから、できたらその小さな隙間から「聞いておくれ」と思うのです。 だから「友よ」と。 (郷愁)

2018-09-22

自分の肌が赤いという詞を高校生の頃に書いたのを思い出していました。 なにか、乖離感を覚えました。 『とドヵ無ィ』 ふとした恋愛感情 人差し指で振り回してる 「私の彼氏最近、執拗になっている気がしてる。」 そりゃ御愁傷様 何にも分かってないんだ 試しにグロテスクな僕を見るかい そして御馳走様 今夜も分けてくれんだ このかすかすな五万グラムのハートに ありとあらゆる世界中の椅子という椅子が 君と仲良く手をつないで倒立 たってしまいそう。 ありとあらゆる相槌を打つ僕の背に 百のナイフを突き立ててくれないから 僕の肌は綺麗な赤 ひたすら濁らない色してる 僕は星のイメージキャラクター 人種差別の無い色してるつもり そりゃ御愁傷様 勘違いってもんだ 試しにテレビでもつけてみようかい そして御馳走様 満たされたってもんだ このかすかすな五万グラムのハートも 好きも嫌いも始めから視野にも入れずに 生理的なものだと口を揃える 「だってそうでしょう。」 好きも嫌いもあやふやにしていたいのに この関係をこれ以上壊したくない、のに… 僕の小指の脈動が途切れ始める 触手が似合うローズマリー 僕を縛る記憶 君がこんな風に歪んで見えるはずがないような 弄んでしまったかな 弄ばれちゃったかな 嗚呼 風にでも当たってこようかな… ありとあらゆる世界中の嘘という嘘を 君がある日暴露するから驚愕 でも立ち上がってこう。 信じられるものが君じゃない事ぐらい 最初からわかってたって強がれるかな 好きも嫌いもあいまいに出来ないなら いっそ嫌いだって言って駆け落ちしよう もう僕の小指の脈動は聞き取らせやしない 僕の肌は綺麗な赤 ひたすら濁らない色してる 僕と君のイメージキャラクター 仲良く手をつないでるつもり (麻酔)

2018-09-22

カラフルは物語として読んだときに、いささか技術が未熟なところが読者として察知できてしまいます。 エピソードの描き方が、具体的なのか想像を膨らませる系なのかが曖昧なのが一つの原因かなと感じました。 この形でしたら、絵本の文などを参考に推敲してみたら、ぐっと最後で泣いてしまいそうです。イメージは面白いです。 (Happy Colors)

2018-09-22

「幽霊に留まるつもりなの?」 が、結果的に考えさせられる効果があって、ただのメルヘン・ファンタジー系でないなと思わせられます。 (道化は笑う)

2018-09-22

ちょうど昨晩、歯医者に行っているあいだにゲリラ雨が降りました。 この、前後の、蒸気、むわっとすると表現される、それ。 あと、飛行機から南国へ降りたときの、むわっとすると表現される、それ。 そんな2つが広がりました。ありがとうございます。 (残暑)

2018-09-22

米印最終部分、抽象的なまとまりになっているところが、深く踏み込みにくく、考えさせられます。 男女の部分、「非難を轟々」に思わずくすっとしてしまいました。 ただの拡大解釈な自信があるのですが、女性への欲の話について以上に、異性愛主義の助長だとアクティビストの声が聞こえてきたことへの弁解になっているように初読したので、くすっとしてしまいました。 構成や配置に好奇心がくすぐられました。ありがとうございます。 (甘噛みは妄想の産物として)

2018-09-22

やさしさとさびしさときびしさが入り交じった気持ちです。 「親」というパワーワード(という表現でよいのでしょうか)が、パワーを持ってたどり着いていると思います。 たくさんの価値観や意味の側面を持つと多くの人が捉えてると共有できている「親」という語を、そのまま削ぎ落とさずに用いるところにももいろさんの力を感じました。ありがとうございます。 (公園の朝)

2018-09-22

MOTHERときいてゲーマーかるべとしてはコメントせざるを得ないのです。ぽえーん。 (ラーメンズも思春期を思い出します) Undertaleが積みゲーになっています。はやくフォーラムを完成させねばです。 WiiUをお持ちならMOTHER3もおすすめしておきます。 詩は、MOTHERを、きくと、なんとなく色合いが浮かんできます。 その昔、高木正勝さんがライブをネット配信していてMOTHERを題材にしていたのですが、そのときのピアノを思い起こさせます。 https://www.cinra.net/news/2011/04/06/130644#expand-38590 (かるべの手帳はMOTHER2のほぼ日カバーです) 詩は、二次創作でも二次的な要素がほとんどないように一見できますよね。そもそも登場するものがなければ二次創作ともわからなそうですが、 逆に僕はポケモンのミカルゲを育ててると言及する詩を書いたことがありますが、それがポケモンの二次創作なのかと言われると怪しいです。いや、二次創作なのかもしれませんね。 (わが子)

2018-09-22

仮名吹(かなぶき)@詩のブログ 様 コメントをありがとうございます。 「水彩画」のお言葉、うれしく思います。ありがとうございます。 あまりキュビズムみたいな詩は書かない、書けないので、かといって写実的でもないのですが… たまにシュールレアリズムとかも言われますが、そんな感じでもないですし、詩はたのしいです。ありがとうございます。 (献花)

2018-09-22

リンクテキストをコピーして、右側のreplytid の部分のyとtのあいだに半角のアンド記号を入れれば見られますよ〜 (魚肉ソーセージは飼育係のゴトウさんが)

2018-09-21

なるほど、こちらの掲示板のどうもバグです。 reply と tid のあいだの 半角記号&が表示されてないからのようです。 (魚肉ソーセージは飼育係のゴトウさんが)

2018-09-21

http://golconda.bbs.fc2.com/?act=replytid=5788508 こちらでしょうか? (魚肉ソーセージは飼育係のゴトウさんが)

2018-09-21

こうだたけみ 様 コメントをありがとうございます。 心にはいつも自由に泳がせたいですね。 いろいろな詩があるようにたくさんの生き方がありますよね。自分も子供を持つかもと小学生の頃は考えていましたが、今は宝くじがあたったらアメリカで代理出産したいとか考えています。 素敵な詩を、ありがとうございます。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年8月分>)

2018-09-19

花緒さん ご心配のコメントをありがとうございます。 運営に期待される動きというものも千差万別であることは承知しております。 かるべ個人はいったんルール問題の公の議論からは一度引いて、場作りに専念します。その間に冷静に運営としてのかるべについて考えようと思います。 (【必読】ルール変更などのお知らせ)

2018-09-19

花緒さん まず、申し訳ありません。 「運営」を引き継ぐにあたり、僕の見込みは相当甘かったようです。いったん運営を離れるか離れないかもフォーラムをつくりなおし次第、個人的に考えようと思います。責任の面で、やはり手が回らないという言論だけでは負いきれないことが、ただ申し訳ないの一点です。 そもそもですが、サイトをどの方向へ行かせたいかという意見は千差万別なものです。それを運営が決めるのもユーザー内で決めるのも、決めた通りに行かなかろうと、かるべとしては基本的に詩を書くこととレイアウトを整えることしかできず、という言い訳で、皆さんの流れに悪い意味で甘えていた面があります。 運営に携わる以上、ただでさえ見ることが精神的にきついTwitterまで責任を持って(花緒さんはこのサイトに付随するようなものという旨をおっしゃっておりました。)見切らなければいけない、という暗なプレッシャーを覚えます。もちろん透明な議論は必要だと思います。そのためにもはやくフォーラムを整備しなければいけなかったと思い、そうしていたらこのような荒れた議論で詩の投稿の場がにぎわう必要もなかったと思い、申し訳ないです。 手続きが乱暴というのは、おっしゃるとおりだと思います。 ぜひ合評の言葉の通りに、ビーレビューをこうしたいという動きをしていただけたらと思います。ビーレビューは運営のものではありません。ユーザーのみなさんでもっと自主的に動いてよいものです。 一度公の議論はかるべは引きます。 一刻もはやく、フォーラムを完成させた方が健全な議論がみなさんももっとできると思っております。Twitterは不健全な部分で僕がやられてしまいます。その点は大人としての対応ができませんので、どうか皆様、ご容赦ください。 (【必読】ルール変更などのお知らせ)

2018-09-18

こちらのルール変更につきましては、現在運営内でも意見が割れており、検討中でございます。 ご心配の方々には、アナウンスが遅れていますこと、誠に申し訳ございません。 来月頭には一度運営としてのアナウンスをまとめたく存じます。 何卒ゆっくりと見守っていただければ、と思っておりますので、今後もB-REVIEWをよろしくお願い致します。 (【必読】ルール変更などのお知らせ)

2018-09-18

なつめ 様 コメントをありがとうございます。 人生が第一です。ビーレビ自体はゆったりと構えて待っている存在ですので、陰ながら応援しております。 るるりら 様 コメントをありがとうございます。 痛みや悼みや傷みが「服」のやわらかい生地感に僕のなかで今もつながっています。ありがとうございます。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年8月分>)

2018-09-16

最後の三行「死んで居る蚊と死んで居ない蚊の違いを/数式にしてくれないかと言うのが/男の遺書だった」がエイクピアさんの詩には珍しくハッキリとした文脈で、(僕はわりと読んでいるとタイトルを忘れるので読み終わって再確認するのですが)タイトルもこの部分から堂々と「遺書」となっており、このドキリとチクリとする気持ちは、エイクピアさんの詩の中だからこそ起きるもので、ある意味で斬新な部分だと驚きました。 そして、「後に残るのは芥だけかも知れない」がずっと余韻で残っています。 (遺書)

2018-09-16

シンプルで、詩のいわゆる読みやすさやいわゆる基礎っぽい形式でもあり、それでいて最後まで読ませられて、考えてしまう。かなり上手だと思いました。 ひとえに、どの方角へ詩が向かいたいのかがわからないので、読者として考えさせられるので、もし優しくするなら「自意識」が筆者にも読者にもあるような図りがあるのもよいかなと思いました。 でも、個人的には嘆きすぎていないので、余計にかなしかったです。本当にたとえばですが、「崖」が「この崖」となってるだけでつらさが倍増して、うっ、と漏れそうでした。 (おぎゃああ)

2018-09-16

(四連目の誤字や「ぼく」がひらがなであるニュアンスや二連目と最終連の「人間」のリンクなどの技術的な可否は詩のアイデンティティとしてあまり重要でないと感じましたので、世界観への感想です。) 互いに「心臓を踏み潰」しあうのが「人間」だと揶揄している厭世感にひきこまれました。 (その心臓を踏み潰す)

2018-09-16

後半にかけて、激情的で印象に残るのとは裏腹に、 前半の、「俺」と他との構造から言いたいことを描こうとしていた部分と離れていってしまって、少し全体像がピンぼけしてしまって読んでしまいました。 「誰か」と「お前」と「人」と「人々」の関係を詩のなかで整理できたら、ぐっと読み込めそうです。 (恨みたくない)

2018-09-15

だんじょ (ピンナップガール)

2018-09-15

文体が好みです。 ただこれがどうかと言われるとこの文体であと十頁(とはどのくらいなのかわかりませんが)読みたくなります。 いわゆる読解や解読を読者に放棄させるような印象も、短さゆえに感じてしまいます。もう少し読者を信じて欲しくなります。 (がじがじ)

2018-09-15

一連目だけ美しい描写に留まっていて、浮いている印象です。 それ以外は、氷の色と「僕」の気持ちがリンクするようなさみしさをたたえていて、ひとつの世界が見えてきました。ありがとうございます。 (銀の箱)

2018-09-15

渡辺八畳@祝儀敷 様 コメントをありがとうございます。 合う、合わないって不思議ですよね。ずいぶん昔は、「生理的に」とか意味わからんと躍起になったこともありました。 技術的な感覚、ではいつも尊敬していて、ラブ・ラプソディのような力業も好きです。 僕は自分の合う合わない自体はかるべ語では説明できるようにはしておりまして、「語」自体の選びだと思っております。句読点や副詞、配置や物語や情景は訓練すればかなり上達できる技術的な部分たと思っているのです。ただ僕が自分の言葉をかるべ語と呼ぶように、「語」は技術で用いると読者はわかってしまうのです。もちろん、それが大衆に好まれるとか売れるとかそういう尺度とは関係なく、かるべの人生に一滴二滴とはごろもフーズしてくるかな、どうかなという感覚を、合う合わない、と。 フル選評がにぎわっている時は、自ずとかるべにしか選べないものを、と思うものですね。ありがとうございます。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年8月分>)

2018-09-13

まりも 様 コメントをありがとうございます。 時の流れを泳いで、位置が角度が変わることはあると思いますが、僕は僕にしか言えないことしか言えないことを予防してしまっているような気もしますが、 「成立する」とおっしゃっていただき水が掬われさらりとしたような思いです。ありがとうございます。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年8月分>)

2018-09-13

まりも 様 コメントをありがとうございます。 親子。 僕は、まりもさんのコメントの親子にも、やさしさを備えておきたくなりました。 そして、親子が逆転しても、アイドルとファンが逆転しても、生きていけるように。 (献花)

2018-09-13

小説で、殺すことが助けることになるような、シーンと いわゆる堅気のような、酒と麻雀と暗い部屋の、木目模様が 重なるようなイメージがわきました。 (薄明)

2018-09-12

僕は、どうしても怖い海のことを思い出します。 「家」という言葉がかなしみを増させている気がしました。 (堤防にて)

2018-09-11

のように みえました (もう二度と詩なんて書かない)

2018-09-10

僕はこういう詩をうたいたくなります。なにかさびしいのですが、充たされるのです。 (藁は掴めない)

2018-09-10

なぜ、僕が、音楽に心を掻き乱され充たされ続けるのか、がふっと胸に落ちてきたような気がしました。 (「蒼」)

2018-09-10

語と語の繋がり方が好きです。 (99頁、なくしたのはたぶん)

2018-09-09

夜の雨宿りのようなみずみずしさを覚えました。 (ambient)

2018-09-09

吐瀉物にニコちゃんマークを重ねてる映像を思い浮かべたら心のなかですごくインスタストーリー映えしました。 (Ha・Ha・Ha・・・)

2018-09-09

タイトルに反して、わりとポップな内容で、最後の「別れちゃった♡」は新鮮な気持ちで読めました。 (早朝、遊楽の雷雨と日の出)

2018-09-09

タイトルがもっと絵画寄りでもよいかな、と思ったのは、それだけ景色がしっかり描かれていると感じたからだと思いました。 (散歩中の心象スケッチ)

2018-09-09

風神雷神みたいな雰囲気と海沿いの無人駅みたいな雰囲気を思いました。 (to the silence)

2018-09-09

まりも 様 コメントをありがとうございます。 あまり、内容を語ることはしない/できないことが僕は多いのですが、これは完全にビーレビ閉鎖の可能性挨拶への反応として書き始められましたので簡単にまとめてみようと思います。(詩から読み取れる読み取れないの部分ではなく、どう書かれたかのプロセスです) 「紐」は完全に夜の営みのためです。 書かねばと思い立ったとき、目の前に「四つ脚のながイス」がありました。僕は心情と場所の物理的距離と、僕の五感のピックアップに、いわゆる縁というカデゴリーで括って、書き起こしの基礎にすることが多々、あります。 「四つ脚のながイス」もそうですが、人工物であれば、概ね設置した人物なり責任者がいます。なので、どんな人かなと脳が勝手に考え出したのですが、たまたま最近引っ越しをしていたプライベートもあり、浮かべた人物が「なんでも屋の社長さん」でした。 そして、その人物像は、実在の、中学二年生の頃に取材をした日暮里のかつての駄菓子屋の店主さんと重なりました。 感想をまとめると、誰に何を言われようと知ったこっちゃないのに少しずつぽつりぽつりと語るような一抹のさびしさに対しての一抹の充実、のようなものでした。 そしてその取材という行為は、学生時代のテープ起こし作業の記憶を誘発します。 学生時代は、日暮里を繊維街として使用したことがあります。作品で使うための布を買いに行ったことがあったのです。 ですが、今の僕が欲しい繊維といえばもっぱら夜用の麻縄です。赤いのがよいのですが。 そして、日暮里では海外から働きに来ている人が店員さんでした。 その両方が重なります。 誰にも、きっと夜はあるので、朝が来る前には優しさを取り戻さねばならない時が多々あることを経験で慮ってしまう機能で書き記しました。 そんなことで綴られた五連目までの微妙な物語的言葉たちの、ないはずの「意味」という部分で、 「B-REVIEW」と「かるべ」の関係というものは、いったん表記という体で落ち着きました。 そしてそれは、僕が常々考えていることなのですが、名前のない関係性です。(たけちゃんとの関係のようなものです) つまりそれは「オリジナルのあいさつでオリジナルのかんけいに」添えられることになるのですが、 いかんせん、この片思い性は、そうか、きっと僕もまた同じように片思いをされているのです。「迎え撃ちたいのです。」 向き合う瞬間、「対人援助演習で」培わせてもらえた、さびしさと真剣な思いを 具体的に表現する読み取る削がずに大切にするノンバーバルコミュニケーションの 命の掛け具合を思い出します。 そんなただスマホをタップあんどフリックしていただけの「詩」に、 価値など無いという思いもありますが、 そもそも誰しもが「なにかしている」と思っている、やさしさを思い出すだけのかるべでした。 タイトルは相当悩んだのですが、 どうせB-REVIEWがなくなるなら潔くしようと思いました。(続くことになりましたが) 歌でしか言えないのインパクトが強すぎて、思い悩んだ部分ではありましたが、 どうせこれからも詩を書くのだから、とひとつの書き置きとして残しておこうと思った、ということで この詩を投稿することとなりました。 長文をば、失礼いたしましたが、 読んでくださりありがとうございます。 (詩でしか言えない)

2018-09-07

なつめ様、ありがとうございます。 今後もよろしくお願いしますm(_ _)m 天神、びっくりしました。 (わたし。)

2018-09-06

すみません、スペースは無視できてませんでした。 (※テスト投稿とシステム不具合の謝罪)

2018-09-05

大変失礼致しました。かるべが投稿画面のレイアウトを整える際に、ファイル名入力を間違えておりました。 あと1時間後の22時25分には解消しますので、その時はブラウザのキャッシュを消してから、再度試行してくださいませ。 大変お手数をおかけして申し訳ありません。ご報告ありがとうございます。 (ヘイセイ思春期スイッチ)

2018-09-05

本当ですか? テスト投稿してみますね。 (ヘイセイ思春期スイッチ)

2018-09-05

まりも 様 コメントをありがとうございます。 乱れ撃ちや流れ去ったなど、(まさかコメントが新たにいただけると完全に思っておらず、)うれしい言葉です。 消費は、スーパーマーケットファンタジーから、体に染み付いたテーマのひとつなのですが、自分でもやはり、「感覚」が残っているような気がします。 ひとりの人間がいた、と亡くしてから惜しむような侘しさにも似ている気がしました。 (タイトルはボブ・ディランですが、もう掃除機とか百均はダイソーよりキャンドゥとかでいいし、どうでもいいし、かんそうだし)

2018-09-05

なるほど、推敲をされていたのですね。 「スタバのグランデ」のところ、本当に大好きです。タヒさんがかつてウェブで書かれていましたが、「力作が名作なわけではない」的なことをおっしゃっていました。 でも僕は推敲は絶対に書く力を高めてくれると信じています。消費されるものが、消費されずに心に留まるというのは往々にしてあることです。 毎月なつめさんの詩は、僕にも書く勇気をくれていますので、よい歩みになっている面は1割を上回っていると思いました。 (ヘイセイ思春期スイッチ)

2018-09-05

survofさん、お返事ありがとうございます。なるほど、それは、ううむ、気付いていたら読みが深まる反面、弱点としてつつきたくなる。気付かないと、読みが深まらず、弱点をつつきたくなることも起こらず、読者と作者の距離が(少なくとも僕にはいささか)寂しく残るというような解釈をしました。 ぜひ他の方の読みを待ってみたいと思います。気付かされて生まれるものもあると思えるのが一対一に限らないコメント欄の反射だと思っておりますので。 (選評:「うほうほ」におけるスパイラルモヒカンの誤用をめぐっての断章)

2018-09-04

stereotype2085さん、ありがとうございます。 僕は「批判的な」意味合いでは「歌詞的」だとは思いませんでした。むしろ初読では声に出て笑って楽しませてもらったのです。 だからこそ僕の楽しさの先を感じたくなったのです。その意味でライトレスの内容は完全な感想でした。 stereotype2085さんの上記コメントでの使い方の「歌詞」という点では、今回は従前の枠からかなり外れていて好きな印象です。 ( 「Zero gravity dropping」 stereotype2085 featuring 貴音&EMI)

2018-09-04

stereotype2085さん、お返事ありがとうございます。 「歌詞的な要素を多分に省くことを念頭において」とのことで、質問が浮かびました。というのも全編歌詞に感じたからです。 なので、僕自身、なぜ歌詞に感じたのか、という部分を考えないとならなくなったので、考えてみました。 (歌詞と現代詩の違いについて述べるわけではありません。自分の感想の部分についてです。) 読んでいて、リズムとメロディを感じたのです僕は。 なので、僕は感情の面で歌だなぁと思って読んだので、「サビ」いわゆる歌のタイアップ部分を欲しくなったのです。 つまり、stereotype2085さんの用いる「歌詞」とはどういうものなのかを知りたくなるのです。僕の用いる「歌詞」とは違い、厳密に「歌詞」という意味や形式のようなものを、意識して「省いて」書いていらっしゃるとコメントで読み取れたからです。 そして、「三者三様(ステレオ、貴音、EMI)の繋がり」とのことでした。 僕もその点で成功している、というのは賛成です。 ただ質問が浮かぶのです。ではなぜ音楽を意識した形式なのに、「歌詞的」でないというステートメントになるのか。 なので、ぜひ「歌詞」ってなにかな、という部分が訊きたいなと思いました。 よろしくお願いいたします。 ( 「Zero gravity dropping」 stereotype2085 featuring 貴音&EMI)

2018-09-04

survofさん、期待に添えないのは申し訳ありませんでした。鋭いキレは意識してみますね。(一連のライトレスまで目を通してくださっていたのは、本当にありがとうございます。) 弱点、はsurvofさん自身があるとわかっているということですが、単純な質問なのですがどういうことでしょうか……? (選評:「うほうほ」におけるスパイラルモヒカンの誤用をめぐっての断章)

2018-09-04

だからこそサビが欲しくなりました。 ( 「Zero gravity dropping」 stereotype2085 featuring 貴音&EMI)

2018-09-04

fiorinaさん、いえいえ。好きなものについて饒舌に語ってもらえるのはとてもうれしいですかるべ。 自分も旅をテキストに起こしてみたくなりました。思い出しながらのそれも、日記とは違う趣を出してくれるかもと、今月はちょっと挑戦してみようと思います。いつも脳内の人間たちの動きを起こすばかりでしたので汗 (【フランス紀行~パリ】番外編・アテネ散策 Ⅰ&Ⅱ ※)

2018-09-04

こんにちは。(ベット だけすみません気になってしまいましたが) 僕はあまり分析的なコメントは残せないのですが、なんとなく前向きな寺山修司だなと感じました。 それはたぶん、「俺」という一人称が綺麗にその言葉のまま使われているところが、芯として美しかったからだと思いました。ありがとうございます。 (向日葵)

2018-09-04

最初、自作を推薦しとる、と思って読み始めたらまったくうほうほしてないから、あーね、となりました。 survofさんの作品や架空の作品か実際の皆さんの投稿作品から選ぶフルキュレーションを模した作品などもあり得そうですね。 バクマン。を読んでいると作中作が読みたくなるのですが、作中作が印象弱いのが少し残念でした。作中作がまったくうほうほしていないです。 (選評:「うほうほ」におけるスパイラルモヒカンの誤用をめぐっての断章)

2018-09-03

柿原さんの「ミクロの世界とマクロの世界がうまく調和している」のコメントで、あぁまさに僕もそう思いました。 後半の方で、ラストとか走馬灯とかで、リアルに熱中症で死にそうな老人の思いへ馳せました。 (ラスト・アイス)

2018-09-03

若者を描くのはなんだか泣けました。涙は出ませんでしたが。 なにか、消化不良な若者が日常だぜ感があって、窮屈で空を見上げたのもわかるぜ、という景色は定番なのに、詩からこう引っ張り出すのは窮屈でむずかしく読ませていただきました。 (魚肉ソーセージは飼育係のゴトウさんが)

2018-09-03

勝手に、言葉遊びの崩壊型と改修型があって、改修型として、建設物ができてくる印象でした。息が継げない。もしやマッハなのでしょうか。 (フォトニックマッハコーンの食卓)

2018-09-03

声に出して読みたい日本語じゃないのも入ってるけれど。 (call me xxxxxxx)

2018-09-03

こちらは一気にばーっと情報が入ってきて、いわゆる日本人らしい詰め込み型観光のそれに近い気もしました。 それは同時にそれだけの興奮と感動を抑えられずにいるという良い印象も醸すものとしてです。 宿にかえってからほっと一息整理したい気分になるのですが、いかんせん宿が問題ありなので休まりません。 (【フランス紀行~パリ】番外編・アテネ散策 Ⅰ&Ⅱ ※)

2018-09-03

パリってこういうところあるよね、と僕のなかのたけちゃんが言ってそうです。読むとパリにすごく行きたくなるのですが、実際に行ったときのパリ感も同時にすごく思い出させられ、なんとも言えない気持ちになります。 僕は旅行がすごく好きなので、すごく好きな形の作品です。 (【フランス紀行~パリ】※ )

2018-09-03

返詩です。(2012作) 男 線から円になります。   直線ABを3:2に内分する点Pから任意の点Kまでの距離をLとします。   0しょうなりいこーるLしょうなりいこーるベクトルABの絶対値であるとき、点Pから発される任意の音Sについて、(1)音Sが発されてから点Kに到達するまでの時間(2)点Kでの音の大きさの変化を求めます。   任意の人物Xが点Kにいるとき、新しい恋人Yが点Aを起点として直線AB上を任意の速度で歩行する場合、(1)音SをXとYが同時に耳にする条件(2)二人が共鳴するために必要なそれぞれの質量を求めます。   ただし、空間に歪みは無いものとし、空気圧は1013ヘクトパスカルで一定の空間であるとします。   もう一度、線から円になります。   新しい恋人Yには、潜在能力シータがあります。潜在能力シータは新しい恋人Yのアイデンティティの真部分集合であるときに限り、点Kの位置に関わらず距離Lイコールインテグラル1から任意の自然数kまでf(X)dXとする性質を持ちます。任意の人物Xをn次関数f(X)で表せる場合、リミットkがnに近づくときのインテグラル1からkまでf(X)dXイコール音SのエネルギーEぶんのベクトルABの絶対値であることの証明をします。   n次空間が任意の人物Xの球体Rの内側に存在するとき、n次空間内に新しい恋人Yが立つ場合に音Sが聞こえる点と球体Rの重心Gを結んだ直線とアイデンティティが直交する点を原点Oとします。このとき、距離Lを1単位として点P、点K、球体Rについて座標を(p1,p2,…pn)、(q1,q2,…qn)、(r1,r2,…rn)で表すと、潜在能力シータについて、角pkqknkとpkqknkの加法定理によって、シータイコール距離Lの虚数iの二乗乗分の任意の人物Xのアイデンティティクライシスの加速度であることを証明します。   もう一度、線から円になります。線から円になります。不特定多数の円が視認できるようになります。 (ヨミテニ・タクス4)

2018-09-01

深夜のEテレみたいなおくゆかしさを感じました。 (どうぶつ図鑑)

2018-09-01

一連目と二連目の文体の違いが気になりますが、花火ってきれいですよね本当。 (残暑お見舞い申し上げますが)

2018-09-01

灰色、が、灰色に感じられるときに読めたらとても灰色になりそうです。 (指でなぞった憂鬱)

2018-09-01

美少女が現れそうです。 (鏡の道化師)

2018-09-01

シンプルなのですが、読めてしまいました。 海、ではないのですが、海で上下を失ってしまったような、感覚を思い出させられました。 (息を継ぐ ※)

2018-09-01

えろい。です。 (あかね美人)

2018-09-01

いわゆる大人がステレオタイプな気がして、親近感をうまくわかせられませんでした。 (遺骸)

2018-09-01

タイトルが角質でなぜだろう安心を与えられました。 (角質)

2018-09-01

詩集で読みたくなりました。それはもう「星獣」が気になって仕方ないのです。 (紅い影)

2018-09-01

八月はいろいろな夏の風景を見ました。なんとなく最終連が突然にも感じますが、空と海の景色はすごく青くて好きです。 (杪夏)

2018-09-01

素敵な不思議な中世観を感じました。 (フィラデルフィアの夜に Ⅶ)

2018-09-01

ご要望がありましたので、当月15日まで、前月作品がトップページに表示され続けるように変更しております。 (16日になったら、当月作品のみがトップに表示されます) 月末の投稿作品にも出会う機会が増えることかと存じますので、ぜひ積極的にコメント欄をご活用ください。 また、下部の月別表示とページ番号にも今表示しているところに色付けしています。 スクロールボタンと併せてご活用ください。 (【必読】ルール変更などのお知らせ)

2018-09-01

ひらがな感がやさしい雰囲気ですね。 (ゆうき)

2018-08-29

ぼくのなつやすみを思い出しました。 (813819)

2018-08-25

ひとはひとと対面したときに天秤にかけられるのだと!思いました。 (徒然草 #⃣02)

2018-08-25

短編映画やショートムービーの好きなタイプみたいな、心のすみをつつかれたような印象でどきどきしました。 (あの子のアンブレラ)

2018-08-25

コーラになぜだろう、景色が見えなくて、これがオランジーナになるだけでなにかが変わる気がしまして、それはきっと食レポのそれと似ている気がしました。 (探せ。)

2018-08-18

景色を定期的に再確認するのを習慣にしています。 定期的に紅葉を見なければ忘れてしまう機能に、今は前向きです。そのことを思い出させられました。 (秋が訪れるだろう)

2018-08-18

三浦⌘∂admin∂⌘果実 様 コメントをありがとうございます。 消費は音楽との相性のある言葉で、よく人生に現れます。縁のある言葉です。 (タイトルはボブ・ディランですが、もう掃除機とか百均はダイソーよりキャンドゥとかでいいし、どうでもいいし、かんそうだし)

2018-08-18

斉藤木馬 様 コメントをありがとうございます。 社会福祉士の実習が自分のなかに深く刻まれているので、共感嬉しく思います。 ありがとうございます。 (詩でしか言えない)

2018-08-18

先日、じゃんぱら使いました。 (じゃんぱら)

2018-08-18

キャッシュデータを削除するのをおすすめしておきます! また、本当にちなみにですが、 Twitter連携は、解除して再度つないでいただくと、現在のプロフィール文と画像に更新される仕様っぽいです。 (※確認画面追加に伴うテスト投稿です)

2018-08-14

羽田恭 様 湯煙 様 地( (【フル】かるべまさひろの選評<2018年7月分>)

2018-08-13

まりも 様 コメントをありがとうございます。 なにを書いたかわからなかった詩でしたので、 あぁそうか、これはドラム式洗濯機を買ったときの店員さんのチャイルドロックの説明について、 自分が思いを馳せた先のことだったのか、とやっと腑に落ちました。 ありがとうございます。 (すいと)

2018-08-13

ゲンダイシにはゲンダイシを。思わず笑顔をもたらされました。いい言葉です。 (三浦果実7月作品フル選評―かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう―)

2018-08-13

またおもしろいものをうみだされましたね… なんでしょうかこの肯定否定の肯定のほうの否定否定が よくよくうほうほ考えると否定が実は肯な否、僕も定というかとこ定に E# minor の肯定」ほ、うはどうかなとうてい肯定を か定「ほうをじたりするのは僕でずか? (うほうほ)

2018-08-12

ぜひ、次月にても投稿してくださいませ。 まっすぐな歌詞で、実際の歌を聴きたくなりました。 (虹色のかけら)

2018-08-12

投稿ガイドラインにて2作までとなっておりますので、 どうぞご了承くださいませ。 最初の2作以外順次削除対応させていただきます。 (虹色のかけら)

2018-08-12

総合的に心が癒されております。 (立ってから座っていた自分を振り返る)

2018-08-11

詩を書きたくなる、そんな気持ちでいっぱいになりました。今日も今日とて書きます。 (うりずん)

2018-08-11

三連目が頭にながく残っています。 (雨中遊泳)

2018-08-11

※十三年前作 『キシ』 悲しみの未来に何かが生まれ落ちて 涙がこぼれ落ちてどこかへと死んでゆく 狂いそうな僕だ 狂った歌を言う 嘘をついているよ 「昨日は今日だ」って 眠れない 孤独死を図った リモコンの二番目を押して逃げた 生きる価値が無い人が生まれ落ちて 全生命のため希死妄想をしてる 悲しいキスの夜はただの夢だったんだ 予知夢なら明日キスを交わしたい 何も無い それは過言ではない 名前だけ足元に落ちていた 生きる価値が無い人が騎士を気取る 守るものなんて自己という遺産だけ 孤独の中僕は自分を抱き締める 孤独を和らげるはずが孤独を確かめた 僕という存在で 君に生じるもの それは殺人願望 そんな考えがよぎる 愛せない 君も僕も世界も 僕の手には血まみれの剣だけ 生きる価値が無い人が騎士を気取る 守るものさえも守れるものもないまま 希死妄想の中自分を抱き締めた 生きる価値が無い人はそう僕だった (死と夢想)

2018-08-11

すごくおもしろいです。ライトレスすぎるかもしれませんが、すごくおもしろいです。 (水羊羹を誤読して、彼の躍動或いは記憶)

2018-08-11

またぐっと不思議な感覚の詩でした。 僕が浮かべたのは、庭の植物に水をまいた後の景色でした。 (Gaden garden)

2018-08-11

なんだかせつない思いです。 (Dream and Real)

2018-08-11

なんだろう、熱中症になりかけのときのような視界を思い浮かべさせられました。 (途方)

2018-08-11

人物関係が複雑な印象があるのはたぶん作品のアイデンティティだと思いましたので、 蝶の色彩感が言葉を多くせずとも伝わってくる点に惹き込まれました。 (標本に溺れ)

2018-08-11

新しいことを言わなくても、ぐっと心がとらわれる作品の魅力たるや個人的な事情ですがとても好きです。 シンプルな「檻」の構造を踏襲しているので解読しやすいのが良い方向に働いていて、 それでいて言葉のセンスが澄んでいるように感じるのは、 このために調べました感のない、ごくごく自然なふるまいで僕にはない言葉がまとまっているからだなと思いました。 ありがとうございます。 (八月の檻)

2018-08-11

「怨念」に対して「罪悪」で返答することに、強い罪悪感を本当に覚えました。 それは多分、逆にいびつな対比でいいなと思いました。 (不明)

2018-08-11

ありがとうございます。 と言えば奇妙かもしれませんが、 感謝を得たので、感謝を書きます。ありがとうございます。 (批評について・雑感 ※ )

2018-08-11

三浦⌘∂admin∂⌘果実 様 コメントをありがとうございます。 八月を二作とも、自意識へ捧げてしまいましたので、 コメントをいただけて幸いです。 めちゃくちゃかいつまむとノンバーバル・コミュニケーションについてでした。 (詩でしか言えない)

2018-08-11

まりも 様 コメントをありがとうございます。 いつも一作一作言語化して噛み砕いてくださる姿勢は本当に感無量です。 そしてやはり、コメントが、特に「わからない」ことが前向きにも流れ、とても嬉しいです。 「交易」のくだりはまったくそのとおりで、 この加減でここまで充分ならば、書ききったときの僕に肩を叩いて励ましてあげたくなります。 さて、「女詩的マウンティング」という言葉はとても恣意的につくったので、この詩の中ではちょっと浮いているかもと思っていました。 ジェンダーの話は、なぜか純文学系統では男女の二極化があんまり崩されていない印象でしたので(今でも「女=神聖」みたいなテーマが前提のように謳われることを揶揄しようと思い)そうじゃないもっと剥いで剥いで芯だけになった人間関係をなんとか書こうと取り組んだら、そこには言葉がないのでこんな詩になった、みたいな経緯でございました。 なので、結局「たけちゃん」はある意味で実在の目の前の人物そのものでもあるのですが、 詰まる所、人間誰でも、「誰?」みたいな話でもあるなぁ、と思いました。 (エッセイ飛ぶ)

2018-08-11

えっと、あまりに重大なので、驚きましたが、B-REVIEWに今、想いが強いので、「新運営者」に名乗り上げます。 現状、Twitterを常態で見ていない、フォーラムも見ていない、ツイキャスの時間は恐らく勤務中、福岡県民のため東京での動きに疎い、という運営者としては問題対処に皆様よりも後手後手になりそうな状態の人間でございますが、長い目で見て、荒れないための詩の場・コメント文化など、残したいと考え、そのために動けるための動きを僕自身が諦めようと思えるまでは試みたいと行き着きます。 Twitterを見ていないのはパブリックな行動としてのSNSについて、毒素への耐性が定期的になくなってしまい、今は休養時期であるためなので、必要あらば連絡先等を交換するためには動けるかと思います。 ただ、本当に現実的な問題として、一人で運営できるものではございませんので、「10月を目途」になにかしか体制を整えるだけの物理的なものが揃わなければ、過去に戻り、物理的詩誌に投稿し無反応の日々へ回帰することは厭わないつもりです。 創作物を身近な世界で留めることにも生きる意味はありますが、発表も愛していますので、体力がある限りでは名乗り上げます。 ライフスタイルを考える時期ですね。 ツイキャスの日、恐らく拝見できませんが、しばらくTwitterをインストールして、連絡できる状態に諮りますので、どうぞよろしくお願い致します。 (●重要なお知らせです●)

2018-08-03

例の生産性のニュースを受けているかのようで、外国のハゲへの流れはおもしろく読ませていただきました。 (はーげ・ハーゲ・は〜げ〜)

2018-08-02

拝読致しました。(かるべ以外のコメントが先につけばと待ってしまっていました…) 楽しくも、残酷な世界が広がってとてもおもしろく読ませていただきました。 ただ、先日のコメントにありました「現代詩に欠けがちな音、リズム、テンポ、抒情といったものの中に新しさ」という点で、この詩に「新しさ」があるのかは少し考えてしまいました。「猫鉄道」などはすごく新鮮でしたが、全体を読んだとき、少し既視感がありました。 ( 風の歌)

2018-08-02

まさにジュブナイルのような、透き通った言葉遣いできれいだなと思いました。 しかし「100年半」に考えさせられますね。もう少しだけ掘り下げたところも読んでみたくなりました。 (青)

2018-08-02

どこか、世界史への造詣が浅いので、要素を噛み砕けてないのですが、コロンブスでしたか、バスコ・ダ・ガマでしたか、そんな風景を思い出しました。 (かまち)

2018-08-02

「僕」がなにものなのか、どこかわくわくして考えさせられます。 タイトルも決して答えになっているわけではなく、おもしろく読ませていただきました。 (売人)

2018-08-02

ライトコメントですが、タイトルの「禁断の」が効いていて、どこか悲しくなります。 (ふたりぼっちの禁断の惑星)

2018-08-02

いつも作風が違って、わくわくしています。 「死を 落札していく」が端的におもしろい表現だと思いました。 (a)

2018-08-02

今まで読ませていただいた作品たちと少し異なって、語られていない部分に思いを馳せられました。 最終行の「星」が飛躍にも感じられ、そのため少しSF感があります。SFとしてはちょっと詩の長さが足りないかなと思いました。 たぶん、SFでは本来ないと思いますので、それぞれの語と語を結びつけるタイトルや、糊のようなものがあるとぐっと良くなる気がします。 (大人の楽園)

2018-08-02

東川原奇異 様 コメントをありがとうございます。 僕は一投稿者でしかありませんので、よろしいでしょうか の返答はできかねるのですが、だがしかし、よいと思います。筆名を変えられたのを宣言していますし。 そして、筆名を変えることはなんら角の立つ事柄ではないと思います。ご心配をおかけしました。 心もこころも、わたしたちにはひとしおのおもいがある事柄かと思います。 東川原さんのどこかの一助になれますように。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年7月分>)

2018-08-02

前回の詩も拝読させていただきました。(別アカウントだったようで改めて少し探しましたが) きっと、七 五 にこだわる理由はおありなのだろうと思いますので、以下そちら以外の感想です。 議論したくなるのは、四連目と五連目です。性と政治と戦争と生死は、とてもシンプルに思うのですがハードルが高いために、どのようにそこへアプローチしているのかを考えてしまうのです。 なのでそこが、詩のなか、タイトルのなかで感じられたらきっともっと入り込めるんじゃないかなと思います。大事にしているものは、これからももっと大事にし続けてほしいです。 ( 後の祭りのそのあとで)

2018-07-30

歌詞としては斬新なのに今の詩としては斬新でない、と感じたのはなぜだろうか、と考えました。 モチーフと言葉遊びのどちらも、見たことがある、と思ってしまったのが理由だと感じました。 最終行は好きで、読後感ならぬ読み終わったはずなのにまだ読んでいる感を得るのですが、そこまでがたぶん模倣できてしまうのが口惜しくなりました。 「萌芽」と「発芽」は死のモチーフの定番から外れていて独自性を得られたのですが、他が心惹かれずでした。 すごく強めな語で言いますと、血飛沫見たことありますか? と見たことある人は思ってしまうと思うのです。 リアリティ、というのはたぶんいわゆる自分の言葉というやつですが、それをもう少し加えてみたら、ぐっと、悲しい気持ちを呼び起こしてもらえそうで、そこに惜しさを覚えました。 (エクスタシー)

2018-07-29

読まさせる、と言えばいいのでしょうか。言葉を、考えながら置いていく、たぶん、読点とひらがなのバランスで、読まさせる力を感じました。 うまい連と、不要に感じる連とが混ざっていて、全体を読むとシンプルな答えへ共感させようと語っているための長さ。でも共感させる語が並んでいるわけではないので、個性を感じるのに最後はありきたりなのか、と肩透かしを感じました。 決意を持って書いていくのは絶対に必要だとは思うのですが、柔らかい連とタイトルから、最後がもったいなくなっていると思いました。「未熟な疑問」に最後もどってくるのが、あまり引き込まれませんでした。文体に個性はあるので、必要な語と息抜きの語とバランスを推敲してみてはどうかな、と思いました。 (わたしの風の又三郎)

2018-07-29

描きたい景色はとてもよくわかって、絵コンテが見えるかのようです。 ただ、詩として読んだとき、語が平易で、詩を読まない人向けだとしても、あぁ行間ってこういう意味だよね、みたいな定番感を覚えてしまいました。 もう一歩踏み込んで、誰の目にも捉えられてこなかったもの それを気付かされる度が高ければ良作になると思います。きっと定番から一歩踏み込んでも、普段詩を読まない読者でも、鋭く読んでくれると信じてほしくなります。 (これから)

2018-07-28

北村灰色さん ご返信ありがとうございます。 なるほどですね。表現として、深化していくことを馳せながら今後も読ませていただきたいと思いました。 ありがとうございます。 (六月の傘に雨は降らない)

2018-07-27

なぜかアルフォートだけで一日を越した日々を思い出させられました。 (鳴り止まないカーテンコール)

2018-07-27

ある意味、煉獄 に尽きます。 (ペットボトルのなかのメダカ)

2018-07-27

なんとなくですが、保護者的な印象を得たのは、多分LINEではなくメールなところでしょうか。 (エラーメール)

2018-07-27

個人的タイトルはどんちゃんでした。 (天体観測)

2018-07-27

もしかしたら過去にあったかもしれないのですが、 北村灰色さんが死をモチーフにされる、なにかを訊いてもよいのでしょうか? 強めに語る死と、やわらかめに語る死とがあると思うのですが、その加減が語の単位で調整されている手応えを感じています。 つまり、いつも一つの死について著されていると感想を持っているのです。 僕は北村灰色さんの詩にコメントをするとき、そのため表現の話でつい留まってしまうのですが、描く死が変わることはあるのでしょうか? (六月の傘に雨は降らない)

2018-07-27

文字の配置に、勝手ながらものすごく親近感を覚えました。 まったくこことは関係のないところで言われたことがあるのですが、自分の思考や思考になる前のものを垂れ流されてもしょうがない、といったこと。 僕は些か反感を覚えながらも、同感もあり。 この、計算?された心の声というのは詩の好きなかたちの一つです。 (ちょうりょく)

2018-07-27

渡辺八畳@祝儀敷 様 コメントをありがとうございます。 擬音は、先日のサバンナの詩から着想を得て膨らませていただきました。 なるほど、おっしゃる通り、最初の2行は。もう一度風を起こすなら「15万円加減に」を「アルコール漬けの眼球に」とか、 最初をなだらかにするなら「ポストから全身を垣間見せる」を「KITTEの自動ドアが開く」とか、推敲できそうではあります。 短めの構成は展開の速度調整が要になるのですね。ありがとうございます。 (すいと)

2018-07-24

エイクピア 様 コメントをありがとうございます。 さすがエイクピアさんだなぁと息が漏れます。ハイパーリンクをうれしく感じます。 今一度、この詩の「雰囲気」「イメージ」がどうやら個性だと気が付かせてもらえました。 一語一語の解説を詩の内容へ加えていくと「論理」感が増していき、削ると「雰囲気」感に寄る。これが僕の現状だと学習して、あやつっていきたくなります。 (すいと)

2018-07-24

なつめ 様 コメントをありがとうございます。 雰囲気、すいていただいて、ばりうれしかです。 (すいと)

2018-07-23

景色、見えそうな見えないような勘違いをしてるかもしれないと注意してしまうような るるりらさんのわからないが、僕もわからない側でした。 その上で、いっそこれは実は景色を読み解かせるタイプではないと思って読むと、自分だけの見え方を構築できて(意図せざる)おもしろさかもと。 マンション群に森ができるくらいに壮大な時間が経ったあとの景色、みたいに見えました。 (みどりの窓)

2018-07-23

あんだくすいゆびぷす と読んでしまいますよね初見。笑みました。 少し甘味の効いた言葉たちで、構成の必然はなく、楽しんで読めればよいのかな、という所感です。 極めて、漢字と平仮名でストライプ決めてたらかっこういいかもです。 (よこしまなきみとさかしまなぼく)

2018-07-23

やさしいバンドサウンドが聴こえてきそうです。 (緯度一度)

2018-07-23

運転手、が気になりました。 (遠い昔の水源から海へ)

2018-07-23

若い頃、を想起させられました。 (パレード)

2018-07-23

斉藤木馬 様 コメントをありがとうございます。 切れ味とおっしゃってくださり、有り難みです。 おだやかさのなかで言葉を選んでいるので、とてもうれしいコメントです。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年6月分>)

2018-07-23

たしかにすごく現実感を与えられました。 すごく好きです。 (牛と猫)

2018-07-23

中原中也を思い出しますね。やさしさ、を感じます。 (夏の木陰)

2018-07-22

なんとなく今までのsurvofさんの詩よりポップで読みやすくつくられている気がしました。 ただ読みやすくて内容も入ってくるのですが、引っ掛かる部分があまりなくてすらっと読めてしまった、気がしました。 (カタルシス)

2018-07-22

パイナップルがポップで、爽やかですね。 (パイナップルに関する6つの話)

2018-07-22

最終行、悩まれたと思いますが、もう少し切り込んでもよい気がしました。 (心ここにあらずな詩)

2018-07-22

全文引用でできた詩が、ありましたよね。ビーレビ大賞の詩も載ってるサイトさんで、田中宏輔さんの詩で拝読した程度なのですが。 それとは色々別物なんですが、手法の関連で引用詩のことを思い出しました。 試みと、コメント欄がおもしろく、盛り上がっていてびっくりしました。 ただサンプリングというタイトルのせいで逆にぶれている気がしました。それは音楽への話題があるからなんですが、音楽ではサンプリングが目的を持って用いられることが主ですので、サンプリングは手法の名前でしかないと思っております。サンプリングがタイトルの楽曲であれば、より一層コンセプトとかクオリティが求められるかなと思います。要はハードルが上がるんですよね。 そういう意味で、自らハードルを上げて、ちょっと越えていないのかなと思いました。 一味でもよいので、ビーレビサンプルとかなんかテーマを絡めるだけでもう少し説得力が感じられる気がします。 (サンプリング)

2018-07-22

コンバース、印象的です。 (Cigarette in your bed)

2018-07-18

どことなく大正浪漫みたいな趣を感じました。 (小本)

2018-07-18

猫町を思い出しました。 あとニュアンスは異なるはずなのに、武雄温泉の楼門を思い出しました。 (口縄にて)

2018-07-18

「 お し まい」 がすごく好きです。 書いていることは、そんなに目新しい視点ではないのですが、東京をこの語感で描くのは新しくて引き込まれました。 (新宿ナード)

2018-07-18

読んでいて、好みで楽しかったです。自由に流れるように綴られた詩は癒されます。 (雨やみ上がり虹のハシまでいと電話するすると吐く恋人のサギ)

2018-07-18

吉岡 幸一 様 コメントをありがとうございます。 こちらこそ、心に詩を残してくださって本当にありがとうございます。 ぜひまた。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年6月分>)

2018-07-18

おもしろかったです。 その上でさまざまな試行錯誤の上で綴られていると思いましたので、感じたのは、擬音が果たして普遍的な言い回しで効果があったのかな、というところです。 もっと淡々と情景描写にまわるか、あるいは引っ掛かりをもっと施すか(粘性の液体、の辺りは詩のアイデンティティだと思いましたので、受け入れてしまって引っ掛からなかったのです)、その方が泣けるくらい感動しそうな、気がしました。 (サバンナの光と液)

2018-07-18

選評ありがとうございます。選評にコメントをするのは初なのですが、誤字は承知致しました。 陸でおよぐ は初めてスマホで詩を綴ったものだったので、とても嬉しいです。熱中症は気を付けていこうと読み直して思いました。 (6月分選評)

2018-07-18

僕は自分が思い浮かべた命も、存在として祈ったりすることがあるので、少し身近なテーマでした。 (死神)

2018-07-18

青春ですね。 (春の記憶)

2018-07-18

最後の反語があまり逡巡に感じられず、もっと素直なところを知りたくなりました。 (頂上)

2018-07-18

大人目線で子供を語るのではなく子供目線で子供を語ってるところが好きです。 (永遠の子ども)

2018-07-18

タイトルがかわいいです。 (惑星メメシス)

2018-07-18

「予想に反し/長い詩」でした。 でも長さが途中からわくわくしていました。 2連目に入ってから、このスタイルなら長ければ長いほど面白くなっていくなぁと思っていたら、本当に長くなり、言及もされていて、引き込まれました。 (徒然草)

2018-07-18

「そこで実った野菜は どこで買う野菜より美味しいのは」 の「は」の連続があまり味を出せていない気がしました。 でも見せられる景色はすごい水を感じられて、好きです。 (花の墓)

2018-07-18

やさしい詩だと感じました。 (50カラットの愛について)

2018-07-18

笛の音で魔という命を吹き込まれるのは、なにか今の人間を暗喩されているように読めて、考えさせられました。 (魔笛)

2018-07-18

二条さんの詩はとても緻密で読みやすくて丁寧でやさしいのでいつも楽しみに読ませていただいております。 最後の行など、本当にはっとしました。 三連目だけ、少し見慣れた表現に感じられましたので「あなたは~だろうか」でも何かはっとさせられたらもっと好きになりそうです。 (命名)

2018-07-18

「残酷」が些か余白のない言い方になっている気がしました。 思っていたよりタイトルのままの内容だったと思います。「視界」の部分が「林檎」とか「窓」とかなにか膨らませても面白そうです。内容は綺麗で読みやすかったです。 (残酷な視界)

2018-07-18

「虚しさは引き換え」がなんとなく腑に落ちてこない位置で、でもスマートなつくりの詩と違って、個人的にはどういうことだろうかとそこで立ち止まれる詩で好きです。 (食卓)

2018-07-18

きれいな視点で読めるのは、皆さんが感じられている通りで本当に素敵でした。 読み込んでいくと、大事になるのは「抽象的」という考え方と、身体と自然の重ね方についてだと思いました。 きれいな視点以外でも読めるように、具体的な景色が見えていてもあえて語らずに意図的に抽象的に書いていると感じました。「梅雨晴れ」と直接述べているからこそ、読んでいて外の景色を思い浮かべようと仕組まれているのに、あえて語らない。 身体感覚に導かれて、そこが深い部分だと思いました。 ただ、 「私の内側を さらさらと流れ落ちていくものがある」 など、読み手を研ぎ澄まさせる感覚が些か謀られている気がしました。 「大地」と「おなか」などもそうなのですが、重ね合わせる素材がわりと普通で、そこからの最終連の言葉へは取り残される読み手がいると感じました。 きれいな視点で読めるだけだったら、美しい詩で完成していたと思うのですが、身体感覚が梅雨晴れに対しては右へ左へ散りばめられているので、言葉の質として自然と身体とが対比になっていたらもっと引き込まれるかもと思いました。 (梅雨晴れ)

2018-07-14

これは増殖しますか? (僕の客観的事実を構成する七十三のイデア)

2018-07-14

まりも 様  コメントをありがとうございます。すごくうれしいです。 「後半、自由気まま、に進行させる、という自らの意識に、むしろ捕らわれてしまったのではないか。」 こちらの言葉、目が開きました。 制御している部分と、制御していない部分と、を制御しようとしているのですが、それが香っていると思いました。 こちらの詩は、5月の選評へコメントをみなさんがくださって、それがおもしろくうれしく、詩ができたという経緯がございました。 その文脈で、これは挨拶歌と言い切れます。 言葉のリズムは、天性と推敲と両方を混ぜるのを本当に力を入れている部分ですので、 本当にありがとうございます。 詰めすぎると、今度は読みにくくなったりすることもあり、 炭酸をほどよく抜いていく作業は、「遊び心」と察知されても失敗だと考えておりますので、 必要性は込みで書いておりますが、この辺は永遠に精進していく所存です。 ありがとうございます。 (妖精 down)

2018-07-14

一行目の引き込みとは反対にわりと見たことのある透明人間像でした。 (透明人間の夜)

2018-07-01

三連目以降でぐっと引き込まれました。 (片隅とて愛されよう)

2018-07-01

「死にたくなるよ なるだけだけど」を思い出しました。 (抽象的中傷)

2018-07-01

おかしくないし、そしてやさしい (イマラチオ)

2018-07-01

世界の危機や事故でも、それより「2人」のことだよなぁと思いました。 (性と恋)

2018-07-01

おもしろかったです。 (シンクロニシティ)

2018-07-01

悩んだのですが、「さようなら」がやはり読み手を拘束してきた気がしました。 (りんね)

2018-07-01

オルタナティブな歌が聴こえてきました。 (僕らは戦争をしよう)

2018-07-01

失礼致しました。 肝腎な部分だけ躱すように書かれているような気がしました。 もちろん、読み解きたいと思っているわけではないのですが、キーワードがなく親身になれなかったのが感想です。 雰囲気は引き込まれるのですが……。 (涙もなく)

2018-07-01

肝腎な部分だけ交わす (涙もなく)

2018-07-01

エイクピアさんの詩は前提知識が必要なのか、と悩まされる配分で、今回はこれは全くわからない分野だ!となりました が、楽しく読ませていただきました。 絶妙なところへ迫ろうとする姿勢がより絶妙な気がしました。 「ぱっぱらぱーの太陽」が好きです。 (漁網のウリ)

2018-07-01

全作を読もうとはしなくてよいと思います。 読んでも、一部分だけ読むでも、嬉しさが発生すると思います。「交わる」地点で在れば、よくて、 それは詩です。 横からでしたが… 今田千代 さん 少なくとも僕は不快なだけということはなかったです。詩に書いてあることをやりたいというより、今田さんとコミュニケーションを取りたくなるな、という気持ちです。 好きでよい、と言いきるには自信を持てないのが僕です。好きな人間の数がどうも普通より多いみたいで、僕は好きだけど、傷付く人もいるなぁという思いもあって、 でもそんなの、なんでもそうなので、ひとえに今田さんの言葉は一つ抜きん出ています。読めちゃう。性的だったり病的だったりするものっていっぱいあるんですけど、普段セックスで相手にしか見せたくないような気持ちとか乱暴さが書かれていて、読んじゃいます。独りよがりな性的な言葉たちより、傷付いたり防御したりしないといけない性的な言葉だから、自身のセックス観を根拠に読まざるを得なくて、意見がわかれるのも当然かなと思いました。 なので、本当に、同じクオリティで書き続けるならば読み続けます。 (イマラチオ)

2018-07-01

R 様 コメントをありがとうございます。 かるべの死生観にも依拠しておりますので、実際は一概なことではないと思いますが、「死」は星の数ほどの質的な側面があるかなと思っております。 (どの題材も同じように)「死」を扱うとき、向き合わざるを得なくなるには、香りや材料などと僕は例えるのですが、読解するためのキーワードや言葉の運び方や実際の作者の背景や時事的なものなど、欲しいのです。 なぜ創作物が必要なのかの一つの意見で挙がるものに、受け手の想像力を根拠にするという意見があります。想像力があるから、たとえば「レモンが美味しい」というよりも「レモンを爆弾のように思えてわくわくする」みたいな内容に色々な人が食いついて考える入り口になるのかなと。 その上で、僕が読んだ上でなのですが、「死」が少し唐突に現れたように感ぜられたのです。 もちろん、その一面もあるのが「死」だとも思うのですが、もし少し唐突な「死」であったら、僕には発見済みの感覚が呼び起こされるのみだったのです。 もちろん再発見は大好きなのですが、それまでが僕には新発見の感覚で読み込めるつくりと内容でしたので、些か残念に感じてしまった、という気持ちでございました。 独特な観点か、普遍的な観点か、 そんな解釈もあり得ますが、「あいだの過程」と表現しました「香りや材料」のようなものがあと一段落分くらいあると、より深く読めるのかなと思いました。 僕は長い詩も、展開があるものはわくわくしてしまうので大好きです。 反対に今度は少し短めのものも僕は挑戦してみようかと思います。 ありがとうございます。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年5月分> )

2018-06-29

ひとえに、「呑む」が全人類共通のイメージ言葉ではないからだと思いました。 それぞれ独自のイメージや解釈を膨らませるには、この詩がなくても普段から思い浮かんでしまっているという点で、わたしたちはもう随分昔から汚いです。 (潔癖)

2018-06-23

おそれいります。 そうですね。「全てが後付け」というところを、もう既に十年以上前から知っていて、尚、生きようとする愚かさが人間や詩人にはあると思いました。 (Gene)

2018-06-23

申し訳ございません、一連目をもっと練られたら、多分好きです。 (霞八重)

2018-06-23

カギカッコの中身は申し訳ございません、ぜひもっと会話文の読書量を増やしてから挑戦して欲しいと思いました。 会話は、詩に扱うには簡易でいいので歴史を踏まえないと面白さが勝てないです。 三点リーダの多い箇所は面白く読めたのですが、会話が詩に用いる強さがなくて、本当にもったいないです。詩なら、現代口語演劇を上回って欲しいです。「鳥」が「散り散り」に鳴く様はもっとカオスだと感じました。 R 様の詩は基本的に総ての文字に意味があるので、考えて練られていらっしゃる点は大好きです。 でも、鳥が散り散りになるのか切なくなるには、もっと一読者の僕を鳥にして欲しくなります。 描こうとしてる部分は多分感動できそうな、人の侘しさに近いのかなと感じました。 (散り散りに。)

2018-06-23

素直に最初に思ったことは、ジャヴァはもっと奥深いんじゃないかなということと、(何事も用いる場合、自分が何より優れた解釈をしてる、ってくらいじゃないと、専門の人たちを読者として疎外してるんじゃないかと、悲しくなってしまいます) ジャヴァのことが好きなら、もっと大切にしてほしいと思ったことです。 もちろん、内容は面白いのですが、ジャヴァを読める者としては、知識を孤独にさせられるだけでした。申し訳ございません。 (life.js)

2018-06-23

詩より一緒にやれた方がいいのかもしれません。 (イマラチオ)

2018-06-23

「ディストピア」感が迫ってきました。「カフェデン」だけ考えてしまいました。カフェ×エデンでしょうか。 (黒いカフェ)

2018-06-18

女性ソロシンガーの初期の衝動のような瑞々しい歌が聴きたくなりました。 (〈乱文〉)

2018-06-18

なんとなく、ふわりとした気持ちになります。 たぶん、比喩が奇妙なものと定番なものと混じっていて、そこが不思議でした。 (幕間の子守歌)

2018-06-18

スペースを考慮しないときの10080通りから、この22行がこの順で出てくる法則その他を見つけられなければ、いけないのでしょうか。 (雑踏)

2018-06-18

みなさん、 コメントもまたおもしろいですね。おもしろかったので詩を書きましたので、投稿します。(『妖精 down』) 僕もいつかは、大賞候補作該当なし的な感じでぷーぷーと。 たぶん、僕のは「評」とは若干違うニュアンスなのだとは思います。 絞っていくのは、自身の精進のためというところもあるかなと思います。ながく、芸術関係におりましたので、「評価」の無感動さ、有意義さ、どちらも触れて参りました。この場が、詩歴を問わないというところに依拠して、本当、楽しんで辿り着かない系の茨の道を踏んでいるだけかもですね。 デチューンにはなるほど、と納得の思いでございました。ここからは、もう漫画や小説の編集と同じで、いろんなバージョンを比べてみたくなりますね。その意味で、詩人さんは全国出版する際、編集さんとなにを会話するのでしょうね。未開拓のおもしろい世界がありそうです。 やはり、その意味では詩人なのです。 選評を書くより、詩を書いていたいんですもの。 いろいろな立場で今は楽しいのです。ありがとうございます。ほんとうに。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年5月分> )

2018-06-17

柴田蛇行 様 コメントをありがとうございます。 そして褒めていただいて、本当にありがとうございます。 次に、「よくわからないもの」と認識してくださったことがこの上なく嬉しいです。 心の触手が反応しない時、人は「よくわからないもの」と位置づけてくれない、 ということを経験で思っておりまして、 此度も「よくわからないもの」を表現できたのだな、というのはとても自分を慰めてあげられます。 「何が言いたかったのか」と「ブランディング」について、以下私情を綴ります。 まず一点目についてですが、二つの方針があります。 ・これが言いたいことだと気付かせて、その結論への想像力を限りなく刺激させて視野を与えるもの ・なにが言いたいことなのか考えさせて、そのもやもやを思考者の人生に仕掛けて視野を与えるもの この二つが、“質的に優れている”と僕が名付けているものになります。 (論理的には、視野が広いほど人は笑顔でいられる、という程度の浅はかなものですが) なので、柴田蛇行様が「何が言いたかったのか」を考えてくださって嬉しいのです。 たぶん、「何」なのか少し心当たりを付けてくださって本当に嬉しいのです。 でも結論や答えといったものは特にはないです。なぜなら、これは教訓系ではないからです。 人の微妙な感情に触れる機会の一つが、最近のかるべまさひろのつくる1篇の詩になっています。(目指しております) 谷川俊太郎ではないですが、本当にシンプルに「この気持ちはなんだろう」と思わざるを得ない気持ちが9割で人間なんて構成されていると思っておりますので、ただ純粋に自分の気持ちを表現したいな、というのが今年度の取り組みです。 二点目の「ブランディング」ですが、残念ながら、僕にとっては、世の中の「わかるもの」の方が、「わからないもの」であることが多いのです。 この自覚を持てたからこそ、自分の素直な感情表現が、世の中から「よくわからない」と称されるのをポジティブに捉えられたのですが。 「詩を書かない人に読んでもらいたい」という気持ちは僕も同様に持っております。 なので、友人に家族に大切な人々に届けるところから取り組んでいて、 そこから少しだけ踏み出してみて、「投稿」というスタイルに取り組むようになった近頃でございます。 「わからない」から読めないとする人々をもちろん多数として認識しておりますが、 「わからない」けど読んでくれる人々が少数でもいるのも同時に認識しております。 今は、その少数の人々のためにも、自分のためにも、自分が書きたいと思う詩を、純粋に丁寧に精進しながら、書いております。 書く技術もより一層身につけて、それこそ谷川俊太郎のようなものへ辿り着いたときからでも、多数の人々へ届けるのは遅くないと思っております。 (同時に、きっと知名度が多数へのアプローチの近道だとも考えております。ただ、個人的な第一目的ではなかったということです。) なので、きっと「わからない」と「わかる」が混じり合うところへ詩を投じることが僕の当面の目標になるのかなと思います。 長くなりましたが、本当に、読んでくださってありがとうございます。 (陸でおよぐ)

2018-06-14

ライトレスですが、好きです。なんなら、涙腺に来ました。 (記憶の鍋)

2018-06-14

詩を書く身としては、最終連がとても結局まとまっていなくて好きなのですが、 読者としては、花緒さんに賛成で、「まとめにかかっている」と感じました。 ひっくるめて、まさに「夜に書く」という名にふさわしいな、という感想になります。 (夜に書く)

2018-06-14

三連目までが、すごく好きです。 自分の憂鬱と他人の楽しみを取り替えたい、という誰でも一度は持つであろう気持ちを 見事に表現されていると思いました。 その視点から、まとめるのが些か難しかったのか、という印象です。 そんなに言葉遊びをせずとも、思わずくすりとさせられそうな予感が三連目までであるので、 もう少し「竜」なら「竜」に、時間についてなら時間について、焦点を絞ってもスッキリしそうかな、と感じました。 (みとのまぐわい)

2018-06-14

ほんとうに、続きを思わず考えさせてしまうというのは、上手です。 嫌味がない行間で参考にしたいと思いました。 (箋の心衣)

2018-06-14

まず、申し訳ありません。「真理」と「真里」の誤字でしょうか。誤字ではないかもしれないと思って読まねばと一度思索しなければいけないところが、個人校正の仕様になるのが、個人投稿ネット詩、個人同人誌のデメリットかもしれません。一度査読する手軽なシステムがあればよいのかもしれませんが、一読者としては承知の上で読んでいて、突っ込むか突っ込まないかも都度考えるのですが、この「真理」か「真里」かは重要でしたので突っ込ませていただきました。 なぜならシンプルに「真理」が真実の理=しんりと読めちゃうからなんですね。純粋にルビを振る機能はない場合でございますので、それを楽しむためにも。 なので、一応、「真理」=まりと読むとして読者が判断しないとならない過程があまり惹かれなくなってしまいましたので、ちょっと重要な箇所での表記の不統一かと思われました。(いっそ、しんりと読みたいのですね本音では) (あと段落の一字空け、「齧る/かじる」などもありますが……校正してみたくなります対話しながら) 以上が、いったん細かい話です。 そしてまず、どなたでも感じる点が、「短編小説」と「詩」のことだと思います。 僕は省略して、結論は「詩」だと思いました。 ただ、「小説」としても読めるというつくりではあると思います。 加えて、ただ、「小説」として読むと(僕が同性愛者かつ腐男子という面もありまして男性同士の関係性の逸話として捉えたときの経験と読書量から)いくらか内容が陳腐に思えてしまうのです。 なので詩として”読まねば”膨らまないという点があって、詩として読む、というのがまず最初に来る感想でした。 詩として読むと、言葉であぶり出そうとしているところは非常に淡くて曖昧で濁っている人の感情や機能の部分で、そこへ言葉で迫ろうという姿勢はすごく好きでした。 安直な感想としては、「真理」くんの最終連が「総」くん的な書きぶりと違いがあまりなくて、勘違いさせるほどの効果もないので、そこがもったいないかなぁと思いました。一層、ロボットだったと判明した方が泣けちゃうし、人間を抉れそうです。質的に似た文体を用いるのなら、どちらも人間である切なさをもっと攻めないといけないのかなぁ、と感じました。人間ってもっとえぐいです。 とても文章はきれいにわかりやすく構成できる力をお持ちなので(どれも適量で、意味内容が汲み取りやすく、読みやすいのです)、描く着目点や、誰も暴いていない人間関係を晒して欲しくなりました。 読みやすさやわかりやすさを描くとなると上には上が居過ぎるので、反対に、一層もっと奇天烈な人間関係や微妙な感情についてもこの書き筋なら惹き込む力があると感じました。 ((後編) 捨てる/捨てられる)

2018-06-13

多分ですが、一経験者としては共感できかねます。 個人的経験としては、昼のお化けはこんなもんじゃないです。 (はたらけない。)

2018-06-13

とても素直に、素直で、悲しくなりました。 ただ、比率の問題かもしれませんが、銃弾の悲しい側面が多いのに、 最終連で希望を持たせようとしている? と問わざるを得ない意味になっていて、 分量的に、持たせないなら持たせない、 持たせるならもっと積極的に、 と思ってしまいました。 (音速超えて)

2018-06-13

丁寧に書かれていて切ない気持ちになりました。 (甘夏と蟻)

2018-06-11

なにか、砂浜というより、(城ヶ島のような)少し地形に特徴のある海岸のようなイメージがわきました。 と思ったら、与謝蕪村は京都や兵庫の方で「春の海…」の句を読んだのですね。 「五千百」が印象的な数字ですが、 「さうら」の語感が澄み渡っていて、「海」感が眼前に迫ってきました。 (海はひとりに限る)

2018-06-11

みなさん、 選評にコメントをくださり、ありがとうございます。 なるべく、時間の取れる日に、コメントまでつけていきたいなとは思っているのですが、コメント欄が盛り上がっていたり、自分以外の人が言いたいことを8割方言ってくれているとサボってしまうことがあります汗 自分の変なポリシーで(というより冷静な目線でいたいため)選評は意識してわざと上から言葉にするので、失礼があるやもと思っておりますが、 何卒よろしくお願いいたします。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年5月分> )

2018-06-11

コメントも含めて、『虚ろ』『お星さま』ともに拝読させて頂きました。 一年前の出来事も含めて、結果的に読む量が多くて、どのようにコメントするか、悩みながらです。 2篇の詩のタイトルが大きく違うので、「ポエジー」を2つ表そうとしているのはコメントを読む前より感じておりました。 視覚の話、共感している箇所もあります。 僕は反対に、今でも将来誰かと脳や視神経をつながないと、「自分に色覚異常がない」ことを信じられないでいます。(ちなみに色覚異常の遺伝子を僕は持っている可能性が高いので、自分の精子でヒトをつくるとそのヒトに発現する可能性がある点では、色覚の話題は身近でした。) さて、2点述べます。 ・別作品とすることに関して思ったこと ・内容について思ったこと まず、別作品とすることに関して思ったことですが、 なんか、2つの作品が別々に旅立っていって、いつかドッペルゲンガーとして出会ったりして欲しくなったり、 いやむしろ生き別れずにずっと双子の家族仲良く全うしていって欲しいような、 それぞれを個とした思いは、感じました。 ただ、難しいですよね。これはコメントを読んで感じたところで、 最初2篇を目にしたときは、やはり素敵な中身だけど、それぞれにどこまで意図があるのだろうかと、思いあぐねておりました。 といいますのも、2点目の内容についてですが、 それぞれが描き出しているポエジーが、絶妙なんです。 コメントを読んで、なるほどと、とても腑に落ちたのですが、 一読すると、「非対称」な「虚ろ」と「お星さま」という言葉から、 「対称」を見出そうとしてしまうのです。 最終的に、描いたポエジーが「対蹠的」であるということでなるほどとなるのですが、 たぶん、蕪村と芭蕉が完全に「対蹠的」とは限らないような、そういうところを突いているからかなと思いました。 突き詰めると難しくなってきて、 果たして、この 「星が見えないと思えることは なんと素直な心だろう この昼間 この空の下」 は描くのにちょうどよい言葉たちなのかをコメントを読んだ者も考えないといけなくなります。 と思うと、 僕の結論は、 絶妙なポエジーを描く2篇は、ここに連続して投稿されたことに意味があって、 きれいなもやもやを彩っているかと思います。 山本琴煢さんの詩の歴史としての、一つのあるいは二つの点として、 有意義で、一読者は楽しませてもらっている、という所だと思いました。 (虚ろ)

2018-06-11

「自殺」を過去の「自殺」を題材にしたものたちの歴史とは別にもっと言葉としてのニュートラルさやシュールさで捉えて描こうとしているのかな、と感じたのです。 ですが、やはりそれはこの詩のアイデンティティになっていなくて(後半が「自殺」を丁寧に描く影響で)、 となると「自殺」についてもう少し踏まえなければいけないものが増えてきてしまって、 結果的にどこへ向かう詩なのかとか、なぜこういう詩なのかとかを考えないといけなくなってしまって、文脈を強く捉えないといけなくなっている状態だと思いました。 けっこう、最初から「自殺」する雰囲気が「キング」にあるのが、もったいないかなと思いました。 (自殺)

2018-06-11

コメントも拝読して、「<磁場>」という点で考えたのですが、 短い詩になるほど、僕はタイトルの比重が必然と重くなると思っていて、 『すりぬける、今ここ』の透明感と内容はすごくぴったりで清々しいのですが、 タイトルが内容のことをぴったり言い過ぎているために、 読んだときに引っかかりにくくしているのかな、と感じました。 もちろん、すらすらと読める良さというものもあるので、『すりぬける、今ここ』はそちらを大事にしているとも思いました。 新発見はもたらされないけど、読後感は大好き、という感じの詩かなと僕は思いました。 (すりぬける、今ここ)

2018-06-11

なにか、感情を吐露しているような、雨の日の気持ちになりました。 数学は、僕は好きです。 (piecewise)

2018-06-11

だんだん、「あれ」にシフトしていくのですが、 もっとシフトしきって欲しいような気もしました。 (輪郭・燐光)

2018-06-11

なんとなくですが、2001より1989のような雰囲気を覚えました。 その頃から時代が変わっていないということかもしれません。 (DISCO2001)

2018-06-11

コメントで最後二連の状況を理解しました(汗 具体的な景色を詩に起こすの難しいですよね。言葉の取捨選択に迫られるといいますか。 個人的には、まったく男側に共感はできなくて、 男の気持ち悪さが見事に描けているなぁ、と感心していました。 もし、男側に感情移入させる意図がありましたらすみません……。 見る人によって恋愛ごとは視点が大きく変わってくるのが面白いな、とコメントで勉強になりました。ありがとうございます。 (外したピアス)

2018-06-11

優しくて穏やかで切ない気持ちになりました。 「夢」と言ってしまわなくても、「二十歳」を「おとな」と示さなくても、 この書き味は感じられると思いましたので、「(十)」も「(九)」までのものと寄せてもよいのかなとも思いました。 でも、最後に現実的な語を出すことで決意が感じられるようにも思いました。 (おとなになる)

2018-06-11

「《装備品:素手》」が面白いです。 ゲームのUI風なデザインで詩を表現してみたくなりました。 (脱獄)

2018-06-11

幻想的な唄だなぁ、と思いました。 (水無月綺譚)

2018-06-11

「否認→怒り→取引→抑鬱→受容」 がこの詩の中であるように感じました。 (4F38頁、裸足の季節)

2018-06-11

花緒@B-REVIEW 様 コメントをありがとうございます。 褒めていただくというのは、なぜこんなにうれしいのでしょう。 ありがとうございます。 スクリーンでの分量は同感でした。 「ネット」という場を有効に考えるのは僕も続けて参ろうと思います。 ◆◇◆◇◆ 藤一紀 様 コメントをありがとうございます。 本当にこの船はどこまで行くのでしょうね。 出港したときのことなど薄らいでしまって。 なにか考えるツボを刺激させていただけたなら、 とてもうれしいです。ありがとうございます。 (学習 learning)

2018-06-06

思わず読んでしまう楽しさがありました。 (さえずり)

2018-05-28

「いいのさ」を削ってしまえばぐっとよくなる気がしました。 (空)

2018-05-28

コメントで、「起承転結、ストーリー、オチ(中略)から脱したい」とおっしゃっていたので、それを受けて二度目読ませていただいたのですが、こちらの詩は、しっかり構成されているな、と思いました。 詩の持論は正義の数と同じくらいあると僕は思っています。コメントでおっしゃっているようなことがしっかり裏打ちされた南雲 安晴さんの詩を読んでみたいな、と思いました。 (四角い光の板)

2018-05-28

「演劇」ということで、インディペンデントっていう一人芝居のコンペがあるんですが、すごくその辺の演劇を思い出しました。まさにひとりがたりのような、そんな詩だなと思いました。面白かったです。 (遠路、あるいは遠雷)

2018-05-28

「鬱」とストレートに書かれているので、「生」の「実感」がない方がよいという価値はこの詩で読み取れると思います。 なので、前半のひとつひとつが「生」の「実感」を伴わなくて「僕」にはよい、というのは十分に読み取れました。 後半は心情を掘り下げたくないけれど……、という筆致かなとも思います。でもそれは僕自身も鬱経験者だからなのかなとも思います。 ただ共感するかしないか、という点だけかもしれません。 上手にまとめてしまっていること自体の切なさがあるんですが、むしろ上手にまとまっていて読者としては助かったようにも思います。 (何もできない日)

2018-05-28

たしかに2連目と、3連目はなにか他の言葉にも代わりが効きそうだなと思いました。 「おかげで全身、 埃まみれじゃないか。」 みたいにセンスよく締められるのはすごく引き付けられました。 (脱皮)

2018-05-28

想像力を刺激させられました。 こういう余白は自分で書けないので好きです。 (tooth)

2018-05-28

あるなぁー……と思い当たりました。 (爪)

2018-05-28

前半の予感とは違って、結果的に文脈のある内容になっていたので、些か最後の自信のあるフレーズにたどり着けないような気がしました。 反対に、一貫して厭世的な視野で描かれているように感じて、それは心地よかったです。 (実は唐人お吉)

2018-05-28

「そのときのその人の想いとは/関係なしに」のフレーズがすごく効いていて、惹かれました。 ただ、最後の「私」の話がもったいなくなっていると思いました。 (バラの花が咲く)

2018-05-28

つい昨日、友人に会っていて、「前はナイフを出して歩いているような感じだったけど、今はナイフをしまえるようになったよね。能ある鷹は爪を隠す」みたいなことを言われて、 「いや、爪は実力みたいなことだけど、ナイフはただの凶器だからね」と返しました。 そんなことがタイムリーだったので浮かびました。 あたまの中は目の前の出来事に対して、わりと「見当違い」なことあるので親しみを覚えました。 (春の夜)

2018-05-28

近所の店を検索してしまう、身近な旅情みたいで、 微笑ましいような、それでいて言うほどたこの話をしていない詩で、 帰り道で迷子になるような(それはわくわくも含んでいる)、気持ちになりました。 (たこ焼き)

2018-05-25

リアリティのわかない「死」をつきつけられているような、 あるいは、表面だけを撫でているだけのニュースだったのか、 リツイートするためのリテラシーが試されているのは、 世知辛くなります。 (吹き矢とジョークと皆殺しの仮面)

2018-05-25

めちゃくちゃおもしろかったです。 一連目のうさんくささがちょうどよいような、 動物が出てくる詩は、面白いものが少ないので、「狸の匣」のようなわくわく(質的には違うのですが)を感じました。 (かえる経)

2018-05-25

こんな詩って二十四時間必要だなって思いました。 「俺」が救われたらいいな、と願いました。 (イマラチオ)

2018-05-25

絵本にしたくなりました。 (マヨネーズをめぐる愛憎劇)

2018-05-25

きれいな詩だなと思いました。 丁寧な客観的な記述から、語り手の視点を“論理的に”成立させる書き方を 詩において自分ではできないので、勉強になります。ありがとうございます。 (天守閣)

2018-05-25

頭の中でニューミュージックと称された時代の音楽が聴こえてきました。 (夜のはじまり)

2018-05-25

そういえば5月は春なのかと、再発見させてもらえました。 ありがとうございます。 (春のうちがわ)

2018-05-25

心意気という点では、胸のなかに共感がわきました。 (無題)

2018-05-25

行間といえばよいのでしょうか、改行間のところに、感じられそうなものがありそうで、実はそんなにないのかな……と思いました。 改行をなくして読んでみたのですが、 「すべからくビニル傘の先端に晴れているから破れ今は空を汲む青い指先そう青く全身にびしり付いていたらしうろこから先にめくれていく」 のフレーズなどは(個人的なのですが)あぁ、面白いことを教えてくれていたんだ、と感じられました。 言葉遊びはとても素敵なので、改行遊びなどもされてみては楽しい詩になるかも、という予感がありました。おもしろく読ませて頂きました。 (空を汲む)

2018-05-25

まだまだ続いていくような印象です。もっと読んでいけるような。 「象の玉乗り」感がまったくないような、あるような、 そういうタイトルと内容の少し遠めの距離感が僕には心地よかったです。 (象の玉乗り)

2018-05-25

「マッサン」を朝ドラで観ていたのもあって、三行目でくすりとこぼれました。 コメントであるように、少し「現代詩風」の感が出ているのかなと思いましたが、 浮き出る(感じられる)ものは「現代詩風」ではなくて、 不思議な読後感でした。ありがとうございます。 (分岐点)

2018-05-25

三浦⌘∂admin∂⌘果実 様 コメントをありがとうございます。 「未恋」という言葉ですごくハッとさせられました。 (言葉の意味を調べると自分の感じたニュアンスとは別の  “恋をしたことのない”といった意味が出るのですが) 自分では“何を”書いたのかよくわかっていないことが多いのですが、 何か言い当ててもらえたような、 でもニュアンスのままでいてくれるような、 ありがたい気持ちになりました。 ありがとうございます。 ◆◇◆◇◆ はさみ 様 コメントをありがとうございます。 「発達障害」は意識しても無意識でも永遠の性格なので 自分の創作物では月並みにエッセンスになっているかなと思います。 「噛みすぎてしまったから」というのは面白く感じました。ありがとうございます。 自分でもなぜ「僕」の爪ないんだ?って想像したのですが、 ドジでドアにでも挟んだのかな昔……なんて膨らみました。 なるほど、「期待」だけでなく「不安」もあるから、両面の気持ちが重なっていたのか、と 自分では読解しきれていなかったので、すとんと胸に落ちました。 ありがとうございます。 (おかえり)

2018-05-25

サブカルの原初風景のような、懐かしい思いに駆られました。 (《 ソレ待ちカウンセラー、現在%d人待ち, it=comments 》)

2018-05-13

最後の2行以外、「夏待ち、曇天」の曇天感が顕れているような気がして好きです。 最後の2行が来るまで、どことなく1940年代のようなイメージを膨らませてしまったので(多分、「戦争」の語の影響で)、最後で少しつんのめってしまいました。 (夏待ち、曇天)

2018-05-13

夕方の景色はいつでも素敵ですよね。景色が浮かんで少し元気をもらえる感じがしました。 (慟哭、今流れゆき)

2018-05-13

「この道の先」は「私」ではなく、「猫」の「路地」の先のことなのか、と少し考えさせられました。 (この道の先)

2018-05-13

本当は冷たく凍える雨の中を思い描けばいいのですが、 我が家でボタニカル柔軟剤を使っているせいなのですが、 洗濯物が干せない天気だなぁ、などと巡らせてしまいました。 (或いは)

2018-05-13

未来が心配になりました。入院中の思いを馳せてしまいます。 (入院)

2018-05-13

無粋なのはわかっているのですが、「檻」「かご」のなかに居る鳥はどうやって「やがて優しく美しい鳥に出会」うのでしょうか……。 もちろん「檻」「かご」は比喩で、「わたしたち」は生活の中で人と出会うのですが。 もっと鳥に感情移入したくなりました。 (繋がり)

2018-05-13

いろいろな景色に飛ばされて、それはまさに道化に魅せられているのかな、とも思わせられました。 リズム感があって、「唄」というのも納得でした。 (道化唄)

2018-05-13

ヴァイオリンを壊してしまったんですね。 (ハンバーガー以下の話、圧倒的デザインの雨と破壊的イノベーション)

2018-05-13

「ぽつんと一つ」で感じる寂しさ?のような気持ちがタイトルになっていて、はっとさせられました。 (・)

2018-05-13

歌が聴きたくなりました。 (化装)

2018-05-13

どこか世間を恨めしく思っている女性の言葉のような、苦しさを感じました。 「生きることにがんじがらめなんだね、」がすごく好きで救いを感じます。 (雑踏)

2018-05-13

小劇場での熱い長台詞のような、熱を感じさせられました。 (21st century boy)

2018-05-13

70年代パンクのようなかっこいい歌が聴こえてきました。 (昨夜放った俺の火花は首都圏の展望台の喫煙所からそっと「気持ちよかったね」と耳元で囁いた)

2018-05-13

完備さんの詩、好きです。 「マイスリー」がぽんと睡眠薬の象徴で出てきていて、 元不眠症患者としては、ちょっと安易な感じがしてしまいました。 でもなんでしょうか、不思議なまどろみを感じました。ありがとうございます。 (freestyle)

2018-05-13

ここはどこだろう、といざなわれました。 そして「ひと」とはなんだろう、と考えさせられました。 (夢想)

2018-05-13

絵本のような、柔らかい景色が浮かびました。 でも「ステージ」という表現で、もっと現代的なイメージなのかな、とも思いました。 (金槌を持った大工さん)

2018-05-13

世界観のあるV系の歌を感じさせられました。 (不死なるバビロン)

2018-05-13

ファンタジーのようなRPGのような、情景を浮かべました。 神話と御伽噺のような原風景でした。 (Anticipation)

2018-05-13

アルバム曲のようなポップさと優しさを感じさせられました。 すごく歌を聴きたくなります。 (青い街で見た夢)

2018-05-13

どことなく侘びしくも、気概のような、覚悟のような重みを覚えました。 (生える)

2018-05-13

絵本をかきたくなりました。現実とは違う絵が、浮かぶから楽しく読ませて頂きました。 (あなたの生まれた日にね…)

2018-04-25

ループの中で、「解放」という言葉に辿り着く、辿り着いた感が苦しくでもそれこそ「救い」のように胸に迫りました。 もがき続けているつらさのようなものに共感しました。 (解放)

2018-04-25

季節への感慨ってすごく普遍的で、率直に顕れてて、自分も夏がやって来たような感覚になりました。 初夏のかわいらしい時季っていいですよね。わくわくさせられました。 (迎夏)

2018-04-25

センチメンタル、すごく好きです。 大切に忘れないでほしいと思いました。 (is this crap?)

2018-04-25

とっても読み応えがありました。読み返したら読み返すだけ応えてくれる詩というものは、読者の財産になるので、尊敬とともに出会えてありがとうとも思いました。 ひとつひとつに理由と意味があるので、落ち着いて向き合えました。 人を賛える詩には作者の優しさが必要だと僕は考えているのですが、 最後の二連でちゃんと提示されていて、安心して一読者の僕も省かれずに済んでうれしくなりました。 粗探しのようで申し訳ないのですが、三連目で魂が元来救いを必要としているような語りになっていて、そこが些か意見がわかれる(というより前提が詩の中で共有できていない)のかなと感じました。 たぶん、一連目が「僕」の話になっていて、「皆嫌がる質問だ」のところでしか「僕」と「他人」の同等性が語られていないからだと思いました。 全体を読むと確かに「僕」と「他人」は同じ人間だよなぁ、って感じられるのですが、 こっそり「僕」の話が全「魂」の話にすり替えられているのが、あまり心地よい流れではなく、分析的に読めてしまうのが、惜しく感じました。 一連目の最後の行で「人」=「僕」も含む に読めなくもないのですが、少し景色が足りないかなと思いました。 でもこれだけ何度も読み返せるのはすごくありがたいです。ありがとうございます。 (笹竹)

2018-04-25

僕も三浦さんの「宇宙の果てに連れて行ってくれることを期待」することに同意です。 ただ、悲しみというものはこの連なりからも感じられました。 言葉を信じられなくなるとき、自己管理の点で帆船さんのような連なりを書くことで、もう一度言葉を信じるリハビリをすることが僕にはあるので、 その点では距離の近さを感じました。 ただ、批評や感想という意味では花緒さんと同様に難しさがあるとも感じました。 (意味を無くす)

2018-04-25

途中で差し込まれる意識が好きなのですが、さじ加減かもしれませんが、もっと意識に触れたくなってしまいました。 熟語はつい強い印象を感じるのですが、踏み込むのをためらっているような、 (それは「私」が詩の中でためらっているからなのもあるのですが) 世界観を淡くさせている印象にもなりました。 添加物のない死のモチーフはすごくハッとさせられたので、 もう少し神の視点から近付いて欲しくなりました。強い世界観が奥の方に感じられました。 (ある日、公園にて)

2018-04-25

すごいラップだなぁと思って読んでいたら本当にラップだったので、安心してしまいました。 もっと人間のだめなところが見たくなりました。 (負けた!そんな日曜日にふさわしいのかい?いや、そんな事はない。)

2018-04-25

二連目が本当に月並みなので、道に迷ってしまいました。 僕は一連目と三連目はすごく好きです。(「善い行い」だけが浮いている印象です) 花緒さんのおっしゃるように、オリジナリティという点では僕もあまり感じられませんでした。 でも自覚して構成されていると読めましたので、 138億年にテレポーテーションさせてもらえたら、恋できそうです。 この詩では、一億と二千年の方が壮大な気がしてしまいました。 (恋という138億年のビートが詩になって)

2018-04-25

カラフルな情景を浮かべたく、期待させられるのですが、 後半で力尽きてしまったのか、銀の赤子の詩はどこへフェイドアウトしてしまったのか、という思いを持ちました。 たぶん、前半で情景を描いていたのに、後半で抽象的なモチーフへ移ってしまって、 タイトルからそこを僕が汲み取れなかったからなのだと思います。 タイトルが変われば印象も変わって受け取れるかもしれません。 フェイド感は他の詩でなかなか感じられないので、そこを魅せたらもっと惹きつけられる気もしました。 (銀の赤子)

2018-04-25

すごく音楽が聴こえました。 (いち)

2018-04-25

とても無粋なのはわかっているのですが、愛のことが鶏と卵のように感じられました。 それをほどきたいというわけではないのですが、 「愛の誕生」というところでテーマが少しぼやけてしまっている気がしました。 それでも詩から慈しみや愛しさは溢れんばかり感じられて、 かなしいのですが、感動もしました。 難しい言葉を使わなくても感動がそこにあるのは、すごくやさしくて、好きです。 (愛の誕生)

2018-04-25

ニキビの星座のところがロマンチックで、 女の恨み節のような、魅せる音楽のような、情景が浮かぶのですが、 「スパンコールのひざ当て、の話。」というところで、 少し投げやりに投げかけられているような印象もありました。 でも、すごく歌が聴きたくなりました。 (スパンコールのひざ当て、の話。)

2018-04-25

()や「」は自分もよく用いるのですが、やさしく少しポップというか音楽的に用いられているように感じて、読後感が爽やかでした。 オーボエを捨てちゃうんだ、と少し展開に驚きました。 ((1)と(2))

2018-04-25

「硬さ」にぶつかって、削るのは大変だ、と思いました。 男と女というのはやはり普遍的なモチーフなのですね。 (夢見る宝石)

2018-04-25

すごく戦略的な詩の運びだなぁと考えさせられました。 人が命に意味を見出そうとすること自体を提示されているような感覚です。 強い言葉もただ強いだけで使われていないのは勉強になります。おもしろかったです。 (線)

2018-04-25

トンボのさりげない、でも強い存在感が好きです。 平和にも残酷さのようなものがあると感じさせられました。 きれいにつくられているな、と染みました。 (赤いトンボ)

2018-04-25

花緒さんのおっしゃる評がわかれそうというのが少し解る気がします。 嵐の解説があることで、少しさびしさを感じられるのですが、 それによって優しさが引き立つ、というような作用は感じられなかったので、 もう少し風について踏み込んで欲しいような思いを持ちました。 自分でも風について考えさせられたので、想像力はかき立てられて、 読んでいて楽しかったです。 (風)

2018-04-25