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はたらけない。
どっこらしょ、と はたらけない。 よっこらせ、と はたらけない。 心配おばけがやってくる 朝も早くにやってくる 大丈夫?と覗き込み (イイコにおなり)とささやくぞ 「今日はバイトにいかないの?」 「ハロワはとても親切よ」 足をつかんで、腰に絡んで、 背中を這って抱きついて 耳にキスして最後に云う (早くマトモな大人になって) 「とってもとっても心配よ」 布団の中で心配おばけに がんじがらめにされた僕 頭も体もはっきりしてるが 少しも起き上がれなくなる 金がどんどんなくなって 友達もみんな遠くなる 心配おばけがやってくる 朝日とともにやってくる だから夜中に起きてるけれど 夜は背中にぴったりと 死にたいおばけが添い寝する
はたらけない。 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 975.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-06-12
コメント日時 2018-06-16
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
コメント有難う御座います。そうですね、今回は敢えて読み手の思惑よりも、ただただ共感、というのを意識した肩空かしかもしれません。 基本的には行間や余白を持たせて読み手の自由を奪わない貌が「詩的」だし好みだわ、という主観があるにはあるのですが、 例えば産業音楽の易さに好い意味で泣かされる事も稀にあるもので、本作については「ほんとそれな。わかる。」と、それしか感想を持たない人に、私のパンを半分あげますという気持ちで書いたといった所です。 それにしては語尾であったりの端々のワードのまとめ方がやや雑だったかしら、というのが反省点でしょうか。花緒さんのコメントから、逆に文章力としての達成で表現の3D化に成功してこその本作であったかなあと思いました。有難う御座いました。
0多分ですが、一経験者としては共感できかねます。 個人的経験としては、昼のお化けはこんなもんじゃないです。
0かるべさん、その一言だけで壮絶さをビリッと感じました。
0いやー、キツくねこれ流石に 苛烈な現実の割には詩文からはその重さが伝わってこない。おばけって比喩使ってるからってユーモア感じるわけでもないし。中島みゆきの「ファイト!」並みの真剣さが欲しいところ。 就労困難になった人は共感は示すだろう。ぶっちゃけ私も、就労意志はあるのに企業が雇ってくれなくて「はたらけない」状態にいまあるからなんかしら思うものはなくはなかったけど、じゃあ共感して、それでどうするのと。別に詩で共依存のセラピーやりたいとは思わない。共感を目的とした詩ってつまり326だとかきむだとかなんか知らん文字付き画像とか、つまり蔑称としのポエムなものの仕事であってんでそういったものに私は価値は感じない。 痛烈に書きすぎているかもしれないけれど、ポエムでなく詩を思いやるのなら「共感」はせいぜいエッセンスとして設けるだけでそれを軸にして書いては欲しくないな。
0渡辺さん、コメントを有難う御座います。 面白くないぞ!というたった一言を、よもやこんなにも手厚い文字数で頂くとは。お疲れ様でした。つまらんし腹が立つと思いながらも全て読んでくださった事に感謝。
0「面白くないぞ!というたった一言を、よもやこんなにも手厚い文字数で頂くとは。」 批判的内容を短文や単語でやることはしないよ。なぜマイナスなのかの根拠が添えてないと説得力を持たないからね。腹は立ってないがつまらんとは思った、けどコメントを書くならば一通り読まなくてはじゃん。 すべて自然な行いであって皮肉でやったところなんて無い。 私のコメントに対し同意するでも反証するでもいいけど、皮肉(ではないのだが)を皮肉で返すのでなく、なんかしらのちゃんとしたレスポンスが欲しい。共感云々について、私はそれだけだと詩の読解に広がりが生まれないと思うのだが、ではあなたはどう思うの?
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