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イマラチオ
【老人と車】 右も左は勿論、自分が何処からやって来て これから何処へ向かうのかも分からない老人達が居る それなのに車の乗り方は分かってたりする 捜索願いを出されてる間は不思議と捕まらず 通学途中の小学生を沢山轢き殺して 大好きな電柱にぶつかってようやく見つけられる そして、決まってお前らは生きている これからの未来をぶっ潰してお前らは 何をしたのかも分からないで生きてしまっている 後、数年で死ぬ奴に殺されるなんて 被害者家族のやり場の無い怒りは何処に向けられるんだろうな やっぱりそいつを殺させろ どうせ、自分が何なのかも分かんないんだ 生きてる意味なんてもうないんだから殺そう 車に乗れる元気な認知の老人達を集めて 寝たきりの老人達を敷き詰めて処理する施設を作ろう 意識なんてもう無いんだから気にすんな 轢かれて、激突して死んでいく様を社会見学させよう 無駄のない社会は無駄な奴に任せて綺麗にしよう 調子外れのワルツは嫌な調子外れのアルツハイマーは 拘束してヘッドホンで空襲の音でも聴かせてよう 僕達の未来が明るくなる為に必要な事なんだ 【リアクション芸人】 箱の中身は何だろうな?で回転す刃が設置されている リアクション芸人が麻薬を打たれ、ふわふわした状態で手を突っ込む ガリゴリと削れる音とボックスが赤く染まるのを視聴者は見る ヤバいよヤバいよと僕らは見ている 何処までも箱の中に入って行くから芸人は身を全て投げ入れる ガリゴリガリゴリと骨を砕いて筋と内臓を千切る音を聴いている カットしないでね!カットしないでね!と叫んでる ミンチになった芸人を調理する、それはとてもアツアツだ 口にした瞬間それを吐き出す、気持ち悪いからじゃなくて熱いからだ 次は当ててみよう!と縛られた芸人が麻薬を打たれる 聴いて来た頃に箱に手を突っ込んでもらう 押すな押すなよ!絶対に押すなよ!なんて振るから 芸人仲間が彼を持ち上げ箱に押し込む 世界中のブレイクダンサーが嫉妬するくらいのスピンをする 血のスプリンクラーを浴びてアンチエイジングだと叫びたい そうやって繰り返してみたけれど誰も箱の中身を当てられなかった 【女の忍者】 女の忍者がマンコを開いてムササビの様に空を舞う 俺はそれに釣り針を引っ掛けたい 凧揚げを昔からしてみたかったんだ だけど女の忍者は岸壁にぶつかり木にぶら下がってる 俺は崖の上に立ちただ見ている 再び飛ぶかを見ている 石も投げつけないし、手も差し伸べない 痛みに耐える事が人として美しいんだと 教科書では教えてくれなかったマザー・テレサの教えに従い 俺はただ見ている事にした 彼女は握力が無くなり手を離し真っ逆様に落ちる もう駄目かと思ったけど子宮頚を引っ張り子宮を取出し パラシュートの様にして女の忍者は着地した 俺は使えなくなった子宮を今月の給料で買い 頭から被ったり、それを着て寝たり 水枕にして昼寝したり、膨らませて遊んでる そうやってる内に俺は子宮の虜だ もうマンコ見ていると子宮の使い道を考えてしまっている 口が寂しい時にずっとガムの代わりに咬んでいたい ベルトの代わりに卵巣を通して巻きたい 君の割れ目に閉まっているマンコを俺に頂戴 【電車男】 ゲイが立派なペニスを仲間のケツに挿入する 向こうから仲間がやって来て同じことを繰り返す 連なるケツ、連結した連けつ チンチン電車はガタンゴトンと腰を振りながら走る 前立腺を擦られてまともに走れやしないけれど 【性と死】 刃の仕込んだ膣だからってどうしたんだ? 俺は更に食い込ませて強くお前の本能を突く 処女膜破った時もそうだったろ? 忘れたのか?セックスは痛いもんなんだよ! 血と精液が絡んだセックスは 俺を桃色のエイリアンに替える お前の地球(子宮)を侵略する 君がそれで滅んだって大丈夫さ 射精で君は蘇生するんだ 何度だって生かされて 何度だって逝かされる 興奮した俺はお前の首を強く締める お前は俺の手首を強く握る するとどんどん俺の手先に力が入って来る そうやってると絞られた絵の具みたいに ぶりぶりぶぅううと放屁を伴う脱糞をする 魂の抜ける音だ 緊張と恐怖がリラックスに弛緩する そしたら直ぐに心臓マッサージをする ドラマでよく目にする主人公の真似をして 戻ってこい…戻ってこい…と真剣に思いながらする 息を吹き返した時に僕は過ぎに熱い口付けをする 怯える女の性と死を弄ぶのは楽しい 腸の中が綺麗になっちゃうくらいに首を絞って 肋骨が粉々になるまで心臓マッサージを繰り返してあげる 【目】 その瞳を剃刀で斬り 零れた宇宙は俺を飲み込んで監視する そして強姦する時の引力で 俺を一番眩しい星に連れ込んでくれ そこで熱した鉄パイプを 俺の肛門に差し込んで操縦してくれ! 敷き詰められた脳ミソから想像が花を咲かせてる 俺に喰わせろ そして口も塞いでくれ 俺はそのまま想像を孕みたい 行き場の無い想像は俺を蝕むか 溢れ出そうとして身体を叩くのを感じたい お母さんの気持ちになりたい 俺の向けられなかった母性を使ってあげたいんだ 風船や捕虜が手足を縛られ正座され 頭を撃ちぬかれる瞬間ってのはどんなんだろうね 俺はそれを体の中心から感じたい 頭からじゃなくて中心から その時に生まれる想像を見てみたい 無理に閉じ込めてたから 変形した関節をしてるだろうね 【心臓】 心臓を取り出しあって 互いの身体に埋め込もう 俺のドキドキしてんだろ? お前は何にドキドキしてんだ? その胸よりも柔らかい触り心地 指の隙間から漏れるくらいに 握りしめたくなっちゃうね でももっと大事な事がある それは繋がる事 管を取り替えて 君の血を内側から感じる事 流れてくる君の体温 ああ…ドキドキが止まらない もう、嘘つけない! 【音】 自分の首を刎ねる時の音は 束ねた新聞紙を鋏で切った時の音だって知ったら もう俺は新聞屋さんを大事して生きようと決めた 廃品回収の新聞紙も勝手に自主回収 毎日、自分の首を刎ねる音を聞いている なんか聴いてる度に首の後ろがゾクゾクする 心臓の破裂音は紙パックを潰した音だと聴いてから 俺は紙パックのジュースを買って飲んでは膨らませ 勢い良く両手で叩く 弧の破裂音を聴いてる時、俺の心臓は勘違いして止まってる だんだん癖になる そうやってる内に止まってる時間が長くなって来てる だれか教えてくれ 骨が皮膚を突き破る時の音を今探しているんだ 【つぶやき】 今日も猫、三匹殺した 天皇を亀甲縛り、愛子ちゃんヒマワリ学級へ 俺が溶けるまで舐め回してくれ 君の眼を貫いた傘を開く 老人の皺を鑢で削る 誰かこんな俺を救って
イマラチオ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2119.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-05-19
コメント日時 2018-06-19
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
意図的なのかもしれないけど、行為のことならイマラチオでなくイラマチオじゃね? 摩羅とかけているのか?
0個人の願望と作品を作ろうとする意思が混ざってるような印象を受けました。 【心臓】【音】が好きです
0こんな詩って二十四時間必要だなって思いました。 「俺」が救われたらいいな、と願いました。
0俺はここで、静かにしないと追放されると教わっている。 少しばかり短いが、返事をする。 そう、敢えてのマラだ。イラマチオは響きが悪い。 マラが陰茎の隠語なんだからイマラチオで良いと思う。 間違っても伝わればそれで良いって意思がそうしてるのかもな。 俺がやりたい?やると捕まっちゃうからやりたくないんだ。 ただ、そうだな。老人を燃料に動く霊柩車があっても良いのかも知れない。 ここには書いてないけどもな。エコで良いと思う。 本当の意味で、火の車、火車。 俺もだが、知らない誰かも救われたらと思うよ。 でもなぁ、俺に被害が届かない所で滅茶苦茶になればとも思うよ。
0ありがとう 俺は作家か そうなれたら嬉しい もう少し様子を見てから 騒ぐよ
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