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頂上
頂上が見える 頂上が見える 困難に耐え 痛みに耐え 苦しみに耐え 頂上に向かう 頂上に届く 頂上に届く 何も見えない 無限にある色がおれを通るだけで 何もない 裏切られ行き場をなくした期待がおれの身体を駆け巡る 「残念だったな」と おれは こんな思いをすると知っていたら こんな所になんか行かなかっただろう だがみな行くのだ おれの嫌いな所へ 頂上へ おれと同じ気持ちを持たずに みな満足気にそこに留まるのだ そこから下を見る 下を見る おれを見る おれも見る そうして笑う そうか おれは下を見る余裕がなかったのか 首が下を見ようとしなかったのか だからよく躓くしよくあちこちに切り傷がつくのか そういうおれは恵まれているのだろうか
頂上 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1013.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-07-15
コメント日時 2018-07-18
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
頂上とは何かという抽象化された話題が天辺にあって、語り手は苦労して頂上に登るために努力したり色々なことをしたと思うんですが、結果たどり着いても思った何かがあったわけではなかったという所から転じて天辺から降りると今まで見捨てて来たものの光景が目に見えてくるので、尚更やりきれなくなってくるという感じがしました。 頂上とは何かというのは考えるしかありません。社会的な成功なのか、もしくはアスリートみたいな感じで何かしらの競技に人生を賭けているのかとか色々あると思います。 個人的にはこの先語り手がどうするのか見てみたいです。
0最後の反語があまり逡巡に感じられず、もっと素直なところを知りたくなりました。
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