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風
やさしい風が吹いています 風はひとの魂だと言った人が いました やさしい風はやさしい魂 なのでしょう 嵐は憤りや悔いが渦を巻いた 魂の反乱かもしれません 遠慮がちに吹く風は 奥ゆかしい魂かもしれません あなたの髪をそっとゆらし 疲れを癒してくれる風ならば あなたを愛している人の 魂かもしれません 部屋の窓からみえる 木々が風に揺れたとき もしかしたら、と思うのです どうぞお入りくださいと、窓開ければ 懐かしい香りがして つかの間のやさしさに 身を委ねました 心の時は遡り 懐かしい声が聞こえてきました
風 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 859.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-04-13
コメント日時 2018-04-25
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
夏生さん毎度投稿有難う御座います。突然吹いたり穏やかになったりする春の嵐の不安定な事象となぜだか安心する気持ち良さの二つが同時に在る心象風景。魂とはそういうことなのかもしれないって、感じる作品でした。魂って言葉、いいですよね。なんといいますか、心とか気持ちとかって、あやふやなものだけど、魂っていうと、触れたり目に視えたりするものに思えてきます。
0三浦⌘∂admin∂⌘果実 さん、コメントくださり、ありがとうございます!母の命日が近づき 魂という言葉が妙にしっくりときて書いた詩でした。 深く読み取ってくださり、とてもうれしく思いました。
0私のレスの下にあったからふと読んでみたのですが、凄くまとまりが柔らかい詩に感ぜられました。気持ちのいい詩です。
0「風はひとの魂だと言った人」風の知らせ、とか、風情、などなど、日本でもよく「風」は用いられてきましたが・・・日本で、息吹、というように、欧米でもプシケー(魂)とプネウマ(気息、風邪、呼吸、息吹)は、非常に密接な関係においてとらえられてきています。 誰にでも共感できる、優しく易しい作品であると同時に・・・アイディアが普遍的であるゆえに、あまり新鮮味が感じられない、ということになる、かもしれないですね。木々を揺らして吹き寄せる風の「癖」に注目して、もしかしたら、今、あそこで吹いている風は、あの人の魂かもしれない・・・と語り手が感じている、と、読者に感じさせるような仕組みを工夫すると、もっと面白い作品になると思いました。
0返信遅くなり、大変失礼致しました。 花緒@B-REVIEW さん いつもありがとうございます!too sweetとのご感想 大変興味深く思いました。もう少し毒気があった方が面白い作品になったかもしれません。課題がまたひとつ増えました。 羽吹みんさん はじめまして! コメントくださりありがとうございます! 気持ちのいい詩、とのご感想とてもうれしく思いました。 まりもさん いつもありがとうございます! もっと工夫が必要な作品かもしれません。 思いのまま書きすぎて、まとめすぎて、面白みに欠けるところがあったかと 思います。ご指摘、アドバイスをくださり、ありがとうございます。
0花緒さんのおっしゃる評がわかれそうというのが少し解る気がします。 嵐の解説があることで、少しさびしさを感じられるのですが、 それによって優しさが引き立つ、というような作用は感じられなかったので、 もう少し風について踏み込んで欲しいような思いを持ちました。 自分でも風について考えさせられたので、想像力はかき立てられて、 読んでいて楽しかったです。
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