【弓庭夜話】へのお誘い~2018/09 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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【弓庭夜話】へのお誘い~2018/09    

~~~~~~~~~~~~~~ 【弓庭夜話】第二回のおさそい 開催日時 9月5日(水)21:00~23:00 開催場所 twitterグループメールにて(初めての方は、みうらくん→https://twitter.com/kajitsumiuraをフォローし、参加希望をお伝えください。) 合評作品 1帆場蔵人「標本に溺れ」 2蛭子子 「怪郷」 3まりもさんに聞く《あなたがネットで読んだ最高の詩を教えてください。》 以上3作品を文字チャットで語り合います。 ~~~~~~~~~~~~~~ 【弓庭夜話】第三回のおさそい 開催日時 9月19日(水)21:00~23:00 開催場所 twitterグループメールにて(初めての方は、みうらくん→https://twitter.com/kajitsumiuraをフォローし、参加希望をお伝えください。) 対象作品 1 一 「[]」 2 仲程「しらやまさんのこと 夏」 3 5or6(ゴロちゃん。)さんに聞く《あなたがネットで読んだ最高の詩を教えてください。》 以上3作品を文字チャットで語り合います。 ~~~~~~ *おねがい* 月一度の告知(作品選択を含む)と合評ログの掲示板転載をしてくださる方を募集しています。 ご協力いただける方は、本コメント欄かfiorinaのtwitterにご連絡ください。


【弓庭夜話】へのお誘い~2018/09 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 34
P V 数 : 1229.5
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-09-01
コメント日時 2018-10-06
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
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音韻00
構成00
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閲覧指数:1229.5
2024/11/21 23時09分50秒現在
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    作品に書かれた推薦文

【弓庭夜話】へのお誘い~2018/09 コメントセクション

コメント数(34)
5or6.(ゴロ)
(2018-09-01)

俺が今まで読んだ最高の詩ですか、それはですねぇ、(まだ早いよ!)

0
fiorina
(2018-09-01)

早すぎません!早く知りたい~

0
ほば
(2018-09-01)

確かに早く知りたい 笑 なんと合評作品に選んで頂いてるじゃないですか。しかもちょうど休み、です! ありがとうございます。他の作品をしっかり読み込んでおきましょう。楽しみです。

0
fiorina
(2018-09-01)

じっくり読むと、合評が白熱しますね。黙っていようとしてもついなんか言いたくなる詩揃いですので、ぜったい盛り上がりましょー!

0
fiorina
(2018-09-02)

新たなご参加者のためにage

0
杜 琴乃
(2018-09-05)

今夜ですね!今回も参加させて頂きたいです。楽しみです。宜しくお願い致します。

0
fiorina
(2018-09-05)

はい、今夜です!お待ちしています。 実はまりもさんからの推薦作がまだなのですが、もしかしたら気がついてらっしゃらないかも。 場合によっては、今回は2作品のみとし、まりもさんには10月以降に再度お願いということに。 夜まで待ってみますね。

0
fiorina
(2018-09-05)

新たに夜話ご参加をお考えの方は、まずtwitterでみうらくん→https://twitter.com/kajitsumiuraをフォローし、ご参加希望を@メールにてお伝えください。 みうらくんからフォローバックがなくても、彼の特殊なメール設定により、夜話ご参加がみうら君の手続きでできることになっています。

0
fiorina
(2018-09-05)

↑この意味不明な書き込みは、現在みうらくんが誰もフォローしませんと宣言したことに由来しています。

0
まりも
(2018-09-06)

すみません、バタバタしていて、いま、書き込みを拝見。 なかなかタイミングがあわず・・・ 前回の合評の様子(コメント欄に再録してくださったもの)とても面白かったです。

0
fiorina
(2018-09-06)

鈴木 海飛 今回初めて参加させていただきます。よろしくお願いいたします。 fiorina 海飛さん、いらっしゃいませ!こちらこそどうぞよろしく~ 桐ヶ谷忍 こんばんわ。 今夜、参加出来そうになくなりました。 後日ログを拝読させて頂きますね。 皆様たのしまれますよう。 田中修子 こんばんは、挨拶差し上げるのが遅くなり、大変失礼しました。 少し具合がよくないので、見ているだけになるかもですが、大丈夫でしょうか?汗 fiorina 忍さん、こんばんは。残念!又ご都合のよいとき、お待ちしています~ 修子さん、こんばんは。見ているだけでもいいですよ!思わず発言したくなっても、大丈夫ですw 田中修子 ウフフ…ありがとうございますっ! fiorina 【弓庭夜話】第二回開会します。 みなさん、こんばんは、ようこそ~ 恐るべき台風一過、こうして集えることをまずは歓びたいです。 がっつり批評のできる方は、よろしくお願いします! 詩を楽しみたいという方は、こころゆくままに戯れ遊んでください! チャットのわいわいガヤガヤ感を大切に、こだわりの意見、脈絡のない発言も歓迎です。 fiorina (フライングしました。)21時からです。 鈴木 海飛 |見Φ^) |=3 田中修子 ごーん(ゴング) 鈴木 海飛 |人Φ^) 田中修子 鈴木さんて、現フォでも?? はじめましてー。 鈴木 海飛 はじめまして、ですね。現フォでは田中さんのお名前お伺いしておりますよ。 田中修子 あ、やっぱり!! なんとなくご挨拶する機会がありませんで。 私、批評はできないんですよね…… 鈴木 海飛 いえいえ、こちらこそ。 私もできませんよ。 ちょっとでも出来るようになるヒントをいただきにきたのであります。 田中修子 友人で、ゲキカラの批評をくれる人がいて、ものすごく傷つくんですが、その批評に従って書くと、ものすごく上手くなるんですよ。 鈴木 海飛 それはいいですねー。 相性ぴったりという奴ですね。 帆場蔵人 こんばんは〜、なんとか間に合いました。よろしくお願いしまーす。 鈴木 海飛 こんばんはー。よろしくお願いします。 田中修子 聞くたびに胃痛しています爆笑 ですから批評って、人を傷つけるんですよね。それくらいその人の才能を愛してなきゃできない。 私にはそれがないから。 杜 琴乃 こんばんは! 宜しくお願いします✨ 田中修子 よろしくお願いします! 鈴木 海飛 よろしくお願いしますー。 帆場蔵人 こんばんは〜。 ぼくも批評はなかなか。詩を書く上で必要だとは思うけど。 fiorina ちこくw 杜 琴乃 fiorinaさん可愛いすぎですw 田中修子 fiorinaさんらしい!!w 詩文化が衰退したのは、そもそも日本において詩が商業化しなかったのと同時に、批評をできる人がいなくなったからだと、その友人が言ってました。たしかに。 fiorina 今日は2作品を各一時間かけてやります! ww 杜 琴乃 はい! 田中修子 はい!(元気になってきた 鈴木 海飛 はぁい。 <作品1> 標本に溺れ 帆場蔵人 作成日時 2018-08-07 父さんの部屋には 美しい蝶たちがたくさん死んでいる 父さんのお好みの姿勢で ピンに止められ 埋葬もされず ひたすらに あの男から愛を注がれている 父さんの部屋から 解放された死者たちが溢れ出て行く 父さんは膝をつき唖然として ピンの山に 埋没している ひたむきにその男を愛す私を 見もせず 鈍色の空をあらゆる色彩が侵食して 蝶たちの羽ばたきはますます唸りをまして 音という音を飲み込み 静寂を創りだした そこにはわたしやこの男の 鼓動は無い 埃を払い父さんの部屋を掃き清める 誰もが等しくピンで止められている 標本箱の中 みな片手間に夢を見る 蝶たちは羽根を広げて黙りこくっている 杜 琴乃 おぉ。 fiorina 辛口も甘口も歓迎です 田中修子 これ、かっこいいー。 読みやすいし、アンユとかインユとかよく分からなくてもそのままでカッコイイ。 fiorina 比喩が心地いいですよね、魅力ある言い換え、と言うか 杜 琴乃 視点がいくつかあるように思えるのは、あの男、この男、その男という表現故でしょうか... fiorina 暴力的で心地よさを排する比喩というのを、現代詩はあえてしてると感じるけど その意味で古典的手法かも 帆場蔵人 これは詩を書き始めて半年、二年前ぐらいの作品で現代詩をまったく知らないころに書きました。 田中修子 現代詩の主流って、近代詩ぶっ壊せからはじまったことをこのごろ知りました。 だからこれは主流から外れているかもしれないけど、やっぱりいいものはいい。 fiorina 2連の大きな動きが映像的ですね。死んだ蝶たちが、一斉に飛び立っていく 田中修子 第二次世界大戦に社会の批評家である詩人が迎合したところから、それまでの情緒性とかが粉々にされたようなんだけど、こういうふうにただただ映像を思い浮かべてもきれい、っていうのはやっぱり素敵だな~ fiorina 私は、人間も運命(神?)にピン留めされた存在だと思うんだけど、このお父さんはそんなことお構いなしに、蝶の死に没頭している 田中修子 家族の詩かな? 杜 琴乃 なるほど。 fiorina そうなんだ>修子さん 田中修子 そうみたいなんですよぉぉぉ!>fiorinaさん fiorina (叙情的に戦争に加担したのかな) 帆場蔵人 そうですね、家族もですし様々な視点を描くように意識した作品です。関係性を敢えてぼやかしてる。 鈴木 海飛 読んでて、なかなか真実にたどり着けない感じがある。 杜 琴乃 蝶が解放される、というのは所有者が無くなる(亡くなる)ということなのか...? fiorina その父の姿を後ろで見ている人は、いきものの生と死が両方見えているのかな・・・死による解放 田中修子 高村高太郎がよくあげられますね。>fiorinaさん fiorina (なるほど。光太郎さんの功罪) 帆場蔵人 戦後の流れですね。士気高揚のために詩が利用された。草野心平もですね。 でも叙情性が悪いわけでは無いと思いますよ。 杜 琴乃 ようやく自分なりに読めてきた!私もなんとなく掴めないところがあったので。 fiorina カイトさん、詳しくお願→真実にたどり着けない感 帆場蔵人 標本にされた蝶、、、 死んでいながら穢れよりも美しさが目立つ。ただぼくは標本の蝶が怖くもあります。 田中修子 (私なんか高村高太郎も草野心平も大好きだし、抒情詩こそサイコーって思ってます……)>幌場さん fiorina 登場人物を2名に絞ったら読みやすかった 杜 琴乃 コメント欄でfiorinaさんが最終連が良いと仰っていたのがすごく頷けます!最終連いい! fiorina 掃除から入ったのが、個人的に好みwことのさん 杜 琴乃 掃き「清める」という表現がしっくりきました。 帆場蔵人 この登場人物を何処まで絞るかで読みやすさが変わってきているようですね。多分、カイトさんは二人ではなく、さらに深く考えておられるのかと。 鈴木 海飛 わたしは一連目から三連目は父と子を標本箱からじっくりと眺めていた蝶達夢なのだと解釈しました。 鈴木 海飛 蝶の夢がさめて 現実の4連目にながれてくのですが 帆場蔵人 田中さん、叙情性の無い詩は寂しくもありますね。堀口大學の月下の一群などは名訳ぞろい。叙情性爆発です。 杜 琴乃 なるほど。 私は蝶と父を見ている「子供」に絞りました。 杜 琴乃 すごく、この、父さんに愛して欲しい、振り向いてほしいと願う子供かな、と。 帆場蔵人 カイトさんのその読みが凄く新鮮です!多分、多くの人が親と子で読まれるところを発展した読み方をされてますね。面白いです。 鈴木 海飛 4連目だけなんです。 「音」がするのは でも、父さんはでてきません。 埃がつもっている。 はき清める。 蝶が夢の中で、 この男の鼓動はない。 父さんはもうこの世にはいないのかもなって思いました。 fiorina 蝶が人間たちを見ている、と言う空気も流れるでしょうね。標本室では。 fiorina なるほど~ 鈴木 海飛 「音」とは生活音のことです。 杜 琴乃 >そこにはわたしやこの男の鼓動はない とあるので、この一文だけ見ると蝶の視点な気もする。 田中修子 現代詩オブ現代詩なら、この詩の中にはなんらかの形で社会への批評がふくまれていなければならない、ハズ…… 帆場蔵人 もしかしたら標本の部屋は生と死の境い目かもしれない。 死は無音だろうか。 描き手ながら新しい発想が出てきそうです。 社会への批評……なるほど現代詩にはそういう側面があるのですね。 田中修子 私は、標本箱というのが社会で、自分がピンにとめられていることを知らないサラリーマンたちが、素敵な夢(マイホームとか)を見てるのかなあ、といやらしい目で見てしまった。 田中修子 私は現代詩人という肩書がついてしまったので、やっと現代詩の勉強をしはじめたら、現代詩にはどうもそういう側面が非常に強いらしいことが分かってきました。 でも、それが主流であって、「そろそろ、いま生きている私たちが感じていることを詩にしよう」とか、白島さんなんかはロマンを捨てずに詩集が出されたのだから、けっきょくなんでもいいんだろうな、って思うんですけどね。 fiorina ますますいい詩、と言う気がしていますが、みうら君が書きすぎ、と言ってましたね 鈴木 海飛 杜さん>私もそこを何度もよみました。 すると、こどもの姿ではない。 なにかがいるような気がして続く。4連目に 蝶は片手間に夢を見ると でてきます。 私はそこで叙情詩として とらえるのでなく 奇術(トリック)詩としてもとらえようとしたのです。 fiorina なるほど!修子さん頑張ってw 生者は蝶だと 帆場蔵人 標本箱と蝶標本には確かにそういった隠喩があるのは確かですね。 そうですね、三浦さんからそういう指摘を受けました。冗長。情念に絞るべきだと。 杜 琴乃 ふむふむ。 fiorina 私は陰影のある無駄は(この詩が冗長とは感じませんでしたが、仮にそうだとしても)欲しい派です。 田中修子 (純粋にわー、詩ってきれーで読めてたころがなつかしいです涙涙>fiorinaさん) 帆場蔵人 実はカイトさんの読み方はある意味、正鵠を射ている側面があります。時間もいいぐらいなので描きますが、この詩は元々、怪奇幻想小説のプロットなんですね。倒錯的な視点を提示するために、あの男、この男、、、という書き方をしたわけです。 杜 琴乃 私も冗長には感じないです。 fiorina 現代詩である必要というのは、どうなの。書きたいものを私書いてる、じゃだめなのかな?>修子さん、批評精神みたいなのは、絶対必要なのか?現代詩人 fiorina あ、でも作者は種明かししてもいいし、しなくてもいいですよ。未来の読者のために。 杜 琴乃 一連目と二連目が急展開な感じがしたのは、もとがプロットだからでしょうか? 帆場蔵人 種明かし、はこれだけにしておきます。 現代詩という枠は幅広く、吉野弘などは必ずしもそうでは無いと思いますが。 杜 琴乃 (私ならこの一連目と二連目の間にもう一連くらい書いてしまいそうだな。) 帆場蔵人 杜さん、確かにプロットですからそうなった傾向はあります。 fiorina 倒錯が自然だったですね、そういう意味では 杜 琴乃 現代詩的に読むと、現代における親子関係とも読めそうですね。 標本箱がずらりと並ぶ部屋、これは父の理想が飾られた部屋、わたしは常に劣等感のようなものがあり、また父はそれを無意識にわたしに与える存在。そんな父に振り向いてほしくて、頑張っているけどなかなか認められない、そこで父が憎くなり「あの男」と呼んだりする。 fiorina そろそろ時間ですが、概ね堪能されていますけど、残念なところがあればどうぞ。絞り出してw 帆場蔵人 この手の作品にも需要があるようなので怪奇幻想シリーズとしてもっとかいてみたくなりました^^ 鈴木 海飛 叙情詩としては もし、こどもなら こどもの表現が売笑婦 すこしわざとらしい女らしさがある。 あえて、そういう表現をつかってる あの男、その男と 何かが隠れている。 それを見つけるのがかなりてこずって。 なかなか真実にはたどり着けなかったです。 面白い詩でした。 技術が高いデスネ。 杜 琴乃 蝶々は空になって、私たち、ピンで止められた人間を見下ろしている、この蝶の圧倒的勝利みたいな最後が好きです。 帆場蔵人 蝶超勝利!ちなみにイメージはモルフォ蝶です。 田中修子 (うーん、さいきん漢詩を勉強しはじめたんですが、漢詩には「隠逸」だっけ? そういうジャンルがもうあるんですよね。 つまり漢詩もわりと批評的な内容をふくまねばならぬ、なのですが、 そういうのに飽きたのでこの詩は隠逸という、批評的な内容を含まない手法で書いてますよ、というジャンルです。 現代詩にもそういう流れがきっとあるはず。 けれどそれって結局は、「詩とは批評的な姿勢である」ということを知ってから「隠逸」せよ、ということで、 そんなコムズカシイこと言ってたら詩を書く人がいなくなっちゃうじゃんね、ということも思うし、 そもそも批評的な姿勢を持たねばならぬのであったら 詩とは批評的な姿勢をもたねばならぬに対して 反感を覚えるのも大事でしょう? ってかんじで最近思考が迷走してます。>fiorinaさん) ともかくこの詩はぱっと見かっこよくて久々になにも思わないで読めました……。 fiorina 夜話の前と後とで詩の印象が変わりましたか?皆さん ww 杜 琴乃 はい。 もう少し自分なりの解釈を深めたくなりました。 杜 琴乃 モルフォ蝶は美しい! 帆場蔵人 批評は必要ですが詩のうちに必ずしも含ませる必要はないかな。漢詩は深いですね。漱石も漢詩を書いていますし。 鈴木 海飛 もうやめようと思ったんですが私は謎をもうちょっと追いかける気になってます。 fiorina 美しい詩ですよねー一層美しくなりました 帆場蔵人 漫画家の高橋葉介さんの影響があることだけは確かです。 帆場蔵人 たのしんで頂けて何よりでした^_^ fiorina では、皆さん残りは掲示板にどうぞ! 次の詩に行ってもいいですか? 杜 琴乃 はい! 帆場蔵人 はい!待ってました!

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fiorina
(2018-09-06)

<作品2> 怪郷 蛭子子 作成日時 2018-08-22 雷様が率いる にわか雨のパレードが行ってしまった後 取られなかったおへそを抱えて お腹いっぱい熱気を吸う かつての八月 道端でへばった龍の汗が蒸発した湿気の中で 幽霊は昼も夜もなく暗闇を探していた 百物語がしたくても ろうそくも友達100人もないから 五人で集まって 知ってる話を語っては 持ち寄った懐中電灯を消した十歳と 夢の海で座礁して 億劫さを抱えた十七歳最終日が そよ風で繋がる あの時も今も結局 お化けを目の前に呼べないでいる 昔はおばけだらけだった 祭囃子もしない都会で ビルもない田舎 それが僕の原風景でも 一夏の冒険なんて アニメか児童書の世界だって なんとなくわかってた 普通に普通な幼少期でも お化けは確かにそこらへんにいた こわいと楽しいが同じ色で 不思議と当たり前が同義だった お化けは夜に出るだなんて俗説で 公園の木陰に天狗が隠れていたりしたもんだ 近づくと消えてしまうんだけど 喋らず話しかけてきた 空を見上げると坊主頭が微笑んでいそうで むしろそれは下を向いている限りわかってて 一二の三で上を向けば今度は下に何かいた 夜更かしは寝苦しいってだけじゃなかった 早起きはラジオ体操のためじゃなかった それも今は昔と同じ箱の中だ 今は昔を積み上げて今の今を生きる 母の語る昔話の綺麗さが退屈で 恐ろしい今は昔を 怪しい今は昔を求めていた昔 今は昔は今も確かに血の中にあるのに 僕は不思議においていかれてしまった 現実に置いてけぼりだ 不思議は勝手に絶好して来た 科学と妖怪が絶交したみたいに 昔は友達だったのに 僕は彼等を説明できない 怒らせてしまったのなら 一人ぼっちにさせてしまったのは僕が先だというなら 謝りたい 久しぶりに自転車を走らせて 不思議なものを探している 妖しいや怪しいを探している だって夏はお化けの季節だし 蝉が読経みたいに鳴いて 入道雲は雲入道かもしれない 結局何とも会えないで ジュンク堂で本を買って帰る もう太陽が金になる時間 青空は静かで 風も涼しくなっている 案外そこらへんにいるかもよ 一瞬何かが見えた気がする ただの寝不足かもしれないけど 帆場蔵人 出だしから表現が凄く好きな詩です。 雷様が率いるにわか雨のパレード、 龍の汗!表現が不思議や怪しいもの、という詩の内容にフィットしすぎです。蛭子子さんには何かが見えているに違いない。 こわいと楽しいが同じ色で、とか懐かしさが溢れてます。 杜 琴乃 懐かしいですね。確かに。 振り向いたら何もいないけど、それは私の死角にいるんだ...みたいな空想したな。 田中修子 これはぜんぜん分からないなぁ~なんでだろう。 帆場蔵人 少年の視点から描かれたノスタルジックな作品だからでしょうか 鈴木 海飛 これ好きですね。 そういえば、 いちにのさんで、 振り返って なんにもいないけど 友達と逃げるように走り出す ことを思い出しましたね。 fiorina この詩は正真正銘冗長ですねw でも、小津映画の、背後にゆる~い音楽が流れていて、登場人物の受けこたえもゆる~い日常が、たまらなく貴重に思えるようになると、陰影のある無駄が愛おしくなりますね。 杜 琴乃 いわゆる?悪魔の証明を、ずっとしたい。願望を感じます。ラピュタ島はあるんだ!みたいな。 fiorina 私は実は生きてる?人間が皆幽霊に見えることがあって、 今は昔&自分自身の心のさまがあの世とこの世を行き交う幽霊、と言う感覚を持つと、 この詩がとても懐かしい。 失われたと言っているんだけど、この人の歩く姿は幽霊を引きずっている。と言うか、みんなそうでは?と思う。 そのことに、ずっとそうだったことに、気づかされた詩でした。 帆場蔵人 単純に読んでしまうと大人になりつつある 少年の揺れる心情を、怪異や妖怪、不思議な存在を不思議と感じなくなりつつある、今と昔を比較することで情緒豊かに描いているように思います。ただ、文中にある十歳、十七歳の終わり、要は大人とみなされ始める年齢当時の回想というよりは、さらに歳を重ねてから書いているような熟れた巧みさを感じます。それを上手いと感じつつも、敢えて青い感傷を打ち出しても面白い、と感じました。 確かに冗長なんですがそれが緩やかな雰囲気を演出していますね。 帆場蔵人 懐古的でノスタルジックな詩、を書こうとされたのはコメントにもありますが、ぼくはノスタルジックな感傷よりも軽妙な語り口に、あぁ、あいつならさっき近所のコンビニで出会ったよ、ぐらいの失われたのではなく、不思議との距離が変わっただけなんじゃないか。絶好してきた、といっているがその裏には実はそんなことはないんだぜ、と笑っているような気配を感じました。 鈴木 海飛 ほえー。すてきな読解 帆場蔵人 ありがとうございます。 鈴木 海飛 そう、妖怪と距離が変わった訳じゃないってのが、 私の読解にもありました。 科学によって滅ぼされたのでなく。 また別のところに姿をかえて潜んでいる。 ふふふ。そーいえばネットの世界には結構妖怪にみえるものが一杯ある。 fiorina 不思議との距離感だけだと、ありきたりになってしまうかとも思いますが、何か読ませるものがありますよね 鈴木 海飛 そうでなくとも、妖怪ウォッチのように 生活でちょっぴりおかしな出来事は 妖怪のせい、とする。 案外いる。なんてなことを思いました。 杜 琴乃 何かきっかけがあれば、見えるようになる、会えるという希望はまだ持っているのでしょう。 fiorina 皆さん的には、妖怪は近くにいますか? 帆場蔵人 知り合いの子どもたちが妖怪宿題かくし、とか描いているんですよね。多分、妖怪は形を変えて無くならないんじゃないかと感じます。 眼鏡かくし、自分の部屋にはいますが。 鈴木 海飛 いる、のかも。 もしかしたら、 知らないひとからみたら私も「妖怪」と呼ばれてるかもしれません。 fiorina w 杜 琴乃 妖怪かぁ。あぁ。これ、ポケモンじゃなくて、妖怪だからいいのか。幻獣だとただ単に未発見の動物に夢を見るだけだけど、妖怪は人間にイタズラしますからね。 スマホとか、急にどこへやったか分からなくて全然見つけられないときは「妖怪モノカクシ」のせいかもしれない。 人間の生活に影響してくるからこそ、妖怪やお化けなのかな。 fiorina 読み返してたらますます好きになった、この詩 帆場蔵人 うちの田舎の猫は二十四歳で元気なんですよ。あれは猫又じゃなかろうか。山奥の村なんで考えてしまいますね。 帆場蔵人 杜さんの言われる感覚が妖怪ってやつですね。詳しくは京極夏彦なんかが書いてますが。 fiorina 冗長の中に素敵な行があるのって、何度も読みたくなりますねw 杜 琴乃 そうですね! fiorina リアルの事件も潜んでいる気がするんですよね 鈴木 海飛 なんかさみしい詩のようだけど、ほっとする。 可愛い詩。いいなぁ 帆場蔵人 夏休み!て感じの映画のモノローグとかで流れそうな、くすぐられるものがありますね。 鈴木 海飛 そうですね! fiorina 夢の海で座礁して 億劫さを抱えた十七歳最終日 こことか、 鈴木 海飛 リアルの事件に妖怪が潜んでるで 、思いだしました。 アメリカのドラマで 「グリム」というのがそれです。 凶悪な犯罪者は人間に化けてるモンスターという設定。 帆場蔵人 グリム!観ました。そうだ、あれはリアルに人狼なんかが社会に根付いている作品ですね! 帆場蔵人 夢の海で座礁した、、、 一抹の寂しさとか虚しさが十歳の夏を懐かしんでいる。 鈴木 海飛 なんか本当、夏の夜話にぴったりw fiorina 読み返してわからないところに妖怪がいそうでw fiorina でも、この説明要るかな、と言うところもあります 帆場蔵人 確かに切り詰められそうな詩句はありますね。 fiorina 私はオーケーでも、これは詩として?と言う方がいたら残念という気分 杜 琴乃 fiorinaさんの、分からないところに妖怪がいそう、に、なるほど! fiorina 何カ所かありますね。コピーしたいんだけど、pcが言うこと聞いてくれません。ようかいか?w 帆場蔵人 出たかw 鈴木 海飛 あははw 杜 琴乃 www fiorina 坊主頭の辺の三行とか、気になります 杜 琴乃 私が一番不思議に思ったのは、「早起きはラジオ体操のためじゃなかった」ですね。少年時代を懐かしむなら、ラジオ体操で良いのでは?と思いました。 鈴木 海飛 もしテストで この詩は冗長だからどこかをしぼめなさいと言われたら 昔の部分を削って行くかもしれません。 今と対比するのに、すこーし、長いのかも。 でも、削りたくない文がチラホラとあってとまどうジレンマ 帆場蔵人 少年が求めていたのは何時もと違う日常で、ありえないのはわかっているけど普段と違う夏休みの早起きは一夏の冒険のスイッチのように感じていたのかな。だからラジオ体操のためじゃなかった そんな風に読みました 杜 琴乃 なるほど!寝苦しいのもあるけど、そのせいだけじゃない、ラジオ体操もあるけど、そのためだけじゃない、ってことかな? fiorina 皆さん、錯綜していて後で応答したくなったら掲示板にどうぞ! 帆場蔵人 だと思います。わくわく感というか。 坊主頭などの部分は確かに削るか、もっと端的に書いてもいいですね。でも好きな雰囲気の詩です。 fiorina 私は坊主頭が何か、17歳で失った少年とか 杜 琴乃 削るなら、四連目(昔はおばけだらけだった...)かな。あえて田舎と都会の対比(時代)を書かなくても伝わると思います。 鈴木 海飛 坊主頭 見上げ入道かその仲間かな なんだろう 帆場蔵人 あ、確かにそれは考えられそう。坊主頭、失われていく少年の自分でしょうか。ぼくはカイトさんのイメージで妖怪として読んでました。 杜 琴乃 ちょっと妖怪について調べたくなりますね。 fiorina そろそろ時間ですが、 杜 琴乃 なにが隠れているのか。 帆場蔵人 あっ、と言う間ですね。 鈴木 海飛 おー、失われてく少年時代 雲とあわせてると 切ない景色なってきた 鈴木 海飛 おもしろかったです。 杜 琴乃 本当に!あっという間です! 帆場蔵人 まさに夏にぴったりな詩でしたね。 fiorina 時間たつの早いですねー 田中修子 ちょいバタバタして書き込めなかったですが、なんか、わかりやすくなりました! 鈴木 海飛 おかえりなさいー。 fiorina 修子さんも、又勉強したことを書いてってね 帆場蔵人 ですね、現代詩に無知なのでそういう話しも聞きたいです。 杜 琴乃 私、コメント欄を読んでやっと何となく分かることが多くて。そういう意味でも読めなかった作品の面白さに気づけるのは本当に嬉しいです。 fiorina 詩が生きてる、みたいな感じになりますね 田中修子 私かなり曖昧な記憶で書いてるのであまり信用しないでくだされば! でもこんなんでよければ、です! 杜 琴乃 そうですね! 帆場蔵人 合表ならではの楽しみ、ですね。詩が拡張されていくような。 fiorina それでは、おつかれさまでした~ 杜 琴乃 はい!お疲れ様でした

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fiorina
(2018-09-06)

まりもさん、私の方こそ、メールで確認すべきでした。 まりもさんの《ネットで読んだ最高の詩》10月以降におたずねにあがりますね。 よろしくお願いいたします。

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fiorina
(2018-09-08)

“夜話、1回追加のお知らせ” 8月投稿作の中からもっともコメントの少ない作品、bレビの片隅にひっそりと咲いた詩の合評をします。 題して夜話番外編【ゼロの焦点】 お時間のゆるす方はふるってご参加ください。 (初めての方はみうらさん→https://twitter.com/kajitsumiuraにご連絡の上、招待をお待ちください。) +++++++++++++++++++++ 【ゼロの焦点】詳細 <日時> 9月26日(水) 21:00~23:00 <作品> 1かじか 「あすなろ の意味を僕は知らない。 」 2Rata 「あかね美人」 3なつり、はし 「鏡の道化師」

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fiorina
(2018-09-08)

言い忘れてたけど、タイトルが好きだった。→「怪郷」 お盆に里帰りのときは、思い出してね。

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fiorina
(2018-09-16)

【弓庭夜話】第三回のおさそい(再掲) 開催日時 9月19日(水)21:00~23:00 開催場所 twitterグループメールにて 対象作品 1 一 「[]」 作成日時 2018-08-06 2 仲程「しらやまさんのこと 夏」作成日時 2018-08-07 3 5or6(ゴロちゃん。)さんに聞く《あなたがネットで読んだ最高の詩を教えてください。》 以上3作品を文字チャットで語り合います。

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fiorina
(2018-09-16)

~お知らせ & おねがい~ ①まりもさんが新たにメンバーになってくださいました! 合評ログの掲示板移行もしていただけることに。ありがとうございます。 まりもさんご多忙の際は、他の参加者に声かけしてくださるようお願いしていますので、お時間のある方はご協力ください。 ②【弓庭夜話】は現状暫定10名で、もう10名が参加可能です。メンバーになると、リアルタイムで夜話の進行を眺めることができ、(あ、そこちがうんじゃ?)というときも、気軽に発言できます。一度経験されると、ジムで軽く汗流した爽快感をどなたも言います。もちろん、ロムだけでも大丈夫。ご興味のある方は、以下の誰かに(ツイッターメール又は本コメント欄にて)ご連絡のうえ招待をお待ちください。 みうらさん 杜 琴乃 さん 鈴木 海飛さん 田中修子さん 帆場蔵人さん fiorina ③夜話は基本自由討論ですが、時間管理程度の進行係を毎回お一人にお願いします。当日に声かけされた方は、お気軽に引き受けくださるようお願いします。 「40ぷんたちました~」ほぼ、これだけです! ④月末、bレビュウ掲示板に、翌月の告知(と作品選出)をお願いします。 ある意味、一番大変で、面白いです。合評作の選定基準は完全お任せです。 メール等にて依頼された方は、快くお引き受けくださるようお願いいたします。 ⑤5or6(ゴロちゃん。)さんへ《あなたがネットで読んだ最高の詩を教えてください。》 9月18日(火)23時59分までに本コメント欄にお願いします。 (念のため、twitterメールにてもお願いします。)

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5or6.(ゴロ)
(2018-09-16)

俺の読んだ最高の詩は常に瞬間にあるから選べないけどネットで詩を続けるキッカケになった詩を書きますね。 それは、、、ちょっと待って、、、 前回の弓庭夜話、良くなーーい!!! ヒュー!!! (脇スプレーを顔に吹きかけている。)

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fiorina
(2018-09-16)

>前回の弓庭夜話、良くなーーい!!! ゆるかったですかね。。 ご意見しかとうけたまわりましたっ。 5or6(ゴロちゃん。) さん推薦作が語られる次回のために、 夜話にご招待させていただきます。お時間の許す範囲でご参加を!

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5or6.(ゴロ)
(2018-09-16)

あ、ゆーびーむさんのネタです。 良くなーーい?!? にすれば良かったかな? まだまだ精進しないとな、 (詩の精進しろよ!)

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杜 琴乃
(2018-09-17)

仕事が定時で終われば、次回も参加したいと思っています。その際は時間のお知らせでしたら、出来るかも。進行は苦手...というか、前回あまりにも自分が読めてなくて勉強不足だったので、私も反省。。当日に向けてもうちょっと読み込みたいです。 ゴロちゃんさんの「ネットで詩を続けるキッカケになった詩」とても気になるー!

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5or6.(ゴロ)
(2018-09-17)

と、いうわけでまずは一編。 「ファラウェイ。」 by.アネモネ. 七色の影を飛び越した その先は果てのない海だった 叫んでも喚いても 指先には何も触れない だから風を作った 薄い身体を軋ませて 細く揺らめく白い煙 その先がみるみる内に吸い込まれて 君は泣くだろう 雨は降るだろう 全ては遥か遠くへ 遠い、遠い彼方へ 言葉を飲み込んで 沢山の透明な粒で飲み込んで 上顎に焼き付いたままの赫を洗い落とす 忘れたい訳じゃないのよって 何時かみたいに 微笑みながら 耳の奥でひっそりとベルは鳴り、 錆びてた歯車が回り出す 風が濁る前に もう行くね 白い船に乗って 小さな影に手を振って 果てのない海の 果てのないその先へ 何故か、この詩にピクルス長老、ルイーノ、俺が良いねと集まって携帯サイトで絡むようになった。思えばこれが始まりだったかもしれない。まさに白い船に乗って船出をしたのだろう。 果てのない海の果てのないその先を知りたかった、から。二人はもしかしたら知ってしまったのかもしれないし、知らないまま消えていったのかもしれないけど、俺がずっと名前を変えない理由は、まだその船に乗り続けているからかもしれないね。 後、もう一つ、携帯ネット詩での表現として到達したと感じた一編。 火垂る(ほたる) by.夕暮れぴあの. あなたから よぉくみえるように 花火うちあげて あなたから よぉくみえるように 花火うちあげて あたしたち きらきら 垂れる してしまう 景色から零れ続け 抜け落ちたあたしは あたしたちの音をそっとかくして (心臓のまたたき。) なんでだろうね なにもかもは うまくいかないんだ    ここは    地上から300キロ    を離れた    周廻軌道上    天の河を準えて    あかいほし    あおいほし    「そうね、    あの島にゆくより    ずっと    近いんですもの。    「ほら、    すごい爆発だ    きらきら    だ。    裂け目から    あたしたち    垂れる    してしまう。 ((あなたから  よぉくみえるように  あたし  花火うちあげて ここいら一帯は ばらまかれた ひかり まばゆい ひかり 消える。消える。 際限もなくその裂け目から ふれられる程そばに ふれられぬ程そばに すべてがね いとおしくて あたしは呼吸をも景色へ俯せたよ そのうしろで死んでゆく ちっぽけなグライドをみていた    あたしは吸い上げられてゆく 爆発する 音域を無にしたら 目の玉がやけどしてしまうよ    みえてしまうよ。 ・・・・・えぇ。そんなことはいいんです。 ・・・・・えぇ。そんなことはないんです。 ・・・・・えぇ。そんなことは。 数限りなく あおざめてゆくような 彼方からひろがるは音域 (同時に塞がれる景色。) こなごなになる足許 裸足をくすぐった綿毛が 天の河を準えて いま いま ((あたしは いま うちあげられて    7千の島々には    7千の花々が    咲いててね    だけどね    その名前は    忘れちゃった    あたしは    うちあげられて        点滅しているのは    ほしたち    きらきらだ    きらきらだ 光と銃声の溝で ふきだまる電流の ゆうぐれたグライド あなたあらざる そのからだにおりたい    さがしていたの    ずっと    おりるべき    からだ     おりるべき    にくたい    ここは    地上から300キロ    を離れた    周廻軌道上 だけどね すぐ 垂れる してしまうんだ あかいほし((きらきら       だ。 あおいほし((きらきら       だ。 中空で裂けた声をきいた? だけど 決して呼び間違えたりはしないんだ    大きな音がするよ    だけどね     決して    呼び間違えては    いけないんだ。 あ。 ほら みて あたし駆けるたびに まっしろな閃光が奔る もえたつ わたげ わたげ うちあがる    あたし    花火    だ。 わたげ まっしろにもつれたまま    あたし    花火    だ。    あたし    誰かの    しあわせだけを    祈ったりして     わたげ ひばな  発芽したばかりの やわらかな 吐息を 生まれ落ちては なんども なんども あたしは景色になった あたしは中空で声をあげた ただ そのようにあるだけの ことばで溢れた地上にも 光はやってきて かなしくて もろい うつくしい ひかり 駆け抜けた すぐうしろから もえたつのは    わたげ    ひばな    ひかり ひかり ひかり あたしたち きらきら に なってしまう    あらゆる    周廻軌道上から    あたしたち    垂れる    してしまう。 はしゃぎまわっている 雪みたいに発光している綿毛 ここはとても明るいよ 明るくて灼けようとしている てのひらとてのひらを つぼみのようにあわせえたら ただしづかに供えました あたし 花火うちあげて わたげ あしもとから もっとまっすぐに とべ いとおしい いとおしい てのひらとてのひらをあわせて ここは どこの周廻軌道上ですか?    ちがうよ    ひかりのうみだよ    ひかりのうみだよ もえたちる ほたる あたしのあしもとから つぎつぎに うちあがれよ ここいらいったいは ばらまかれた ひかり まばゆい ひかり こどもたち みんな てんしみたいにわらって わらって この詩を最初読んだ時は泣けましたね。 と、まあ、過去のネット詩はある程度は未詳24に保管されているので興味ある方は検索してご覧になってほしい。詩のスタイルとして今と比較するのも楽しいと思います。 では。

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fiorina
(2018-09-17)

杜 琴乃 さん、ありがとうございます。では、当日21時に杜さんがいらっしゃれば、進行をお願いいたしますね。pcが復調しましたので、合評作品のログだしは私の方でできそうです。

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fiorina
(2018-09-18)

5or6(ゴロちゃん。) 、素敵な詩をご推薦くださってありがとうございます! 青春ですねー 合評は残念ながら一編となりますので、ご参加の皆さんはどちらを語りたいかをこころに決めていらしてください。 わたしは~、!? どちらが選ばれても、即対応できるように、2編ともしっかり読んできてくださいねー。

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ほば
(2018-09-18)

どちらの詩も良いなぁ。 偶然にも休みになったので 参加しまーす。PCが壊れたので発言は少なくなりますが楽しみです。

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fiorina
(2018-09-19)

帆場さん、お待ちしています! 先ほど海飛さんからご連絡があり、るるりらさんがご参加くださいます。 楽しみですね♪ 後9席ほど余裕がありますので、みなさま観覧だけでもどうぞ~ 参加された方はおわかりと思いますが、40分たつのは早いです! 詩が時間を食べちゃうのかな。。 ですから、事前の読み込みをくれぐれもしっかりして、真剣勝負で参りましょ~

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まりも
(2018-09-25)

弓庭夜話第三回 9月19日(水)第一部 一作「[ ]」について [杜 琴乃] こんばんは。約10分後からはじまります!今回、タイムキーパーをつとめます杜琴乃です。今夜は 1 一 「[ ]」 https://www.breview.org/keijiban/index.php?id=2097 … 2 仲程「しらやまさんのこと 夏」 https://www.breview.org/keijiban/index.php?id=2109 … 3 5or6(ゴロちゃん。)さんに聞く《あなたがネットで読んだ最高の詩を教えてください。》 「ファラウェイ。」 by.アネモネ. or 火垂る(ほたる) by.夕暮れぴあの です。 宜しくお願いします! (※1、2、3、を三部に分けて、数日おきにコメント欄に貼ります。フォーラムが整備されたら、そちらに移行します。) ★議題 1 一 「[ ]」 https://www.breview.org/keijiban/index.php?id=2097 …について [fiorina] ログ出します~ただいまから40分ですね。 [ ] 一 作成日時 2018-08-06 コメント日時 2018-09-10 海は戻ってくるんだ。それは戻ってくる。積み木を立てる。野菜をうえる。日が昇る。幸いの声をきく。梯子が宙に浮かぶ。サンゴが魚を食べる音を知っている?うそサンゴは魚をたべはしない。じゃあほこりができる音を聞いたことがある?あるわけない。だってほこりはほおこりだもの。違うよ、ふけがおちてほこりになるんだよ。それはだってふけやない、じゃほこりじゃないよ。じゃほこりはいつできるんだ?おかしいじゃないか。神はどうしてわれらを作ったのか?吹けば飛ぶこの生。 電信技官がその声を聴いたのは唐突であった。それはなにかが水底からたちのぼってくるようなおとであり、二つに割かれた双子のようであり、闇を割く灯台の光のようでもあった。とにかくそれはなにかをつんざいて聞こえる類の音だった。かれはとっさに受話器を耳からはなした。ちょうどその時だった。上官が彼を呼ぶ声がみみにはいったのは。彼は階段を下りていった。受話器だけがのこされた。受話器はなぜ受話器というのだろう。それはこちらが話すことを前提としていない。よびごえをきくことしかわれらにはできない。光はいつからそこにあったのだろう。静かにちりだけがまう。光のなめらかな目が細められる。光はどこからきたのだろうとちりが問うている。 [杜 琴乃] こちら、作品もですが、コメント、選評もとても面白かったです。 [鈴木海飛] 今回の選評では、一番優良にたくさんの人から選ばれていましたね。 [るるりら] 選びましたよ。(⌒∇⌒) [fiorina] そうですね。私はコメントしていないので、少しまとめたものを貼ります。 [fiorina] 歓びのリズム、希望のリズムがありますね。それはどこからきたか。 海は戻ってくる、このことを知っていたし、待っていた。そして海は戻ってきた。すべてが踊りだすような日常が帰ってきた。幸いの声が聞こえている。珊瑚は魚を食べる。その音を自分が食べられるように苦しく聞いていた。でも、実際は珊瑚は食べてなどいなかった。珊瑚はそんなことはしない。歳月が降り積もる、ほこりのおと、ふけ(老け・笑)をくるしんだ。でもそれにだって光が当たる。幸いの声をきく。 電信技官が聞いたその声。二つに割かれた双子のようになつかしい海の声。唐突に現れ、受話器から呼び声のように聞こえている。まるで光りが始まったときのように。光が差してものは初めてそこにあることを知る。ものに乗ることによって光はそこに届いたことを知る。光りとちりは二つに裂かれた双子のように、互いによって存在している。 [杜 琴乃] 私は、行分けされた作品にまず目が行くのですが、こちらは冒頭の「海は戻ってくるんだ。それは戻ってくる。積み木を立てる。野菜をうえる。日が昇る。幸いの声をきく。梯子が宙に浮かぶ。サンゴが魚を食べる音を知っている?」までのリズムが素晴らしいな、と。 「くる」「くる」「てる」「える」「昇る」「きく」「浮かぶ」「知っている?」 一気に読ませるリズム。 「ほこりができる音」も新鮮な言葉で、興味を持ちました。 [まりも] 埃と誇り、双方に読めますね。塵から始まり、塵に戻る、ひと、という生き物。 [杜 琴乃] そうすると、「誇り」は誰のでしょう?ひとという生き物の誇りはどこから...?という問なのかな? [まりも] そうした問いを自問自答しているように読めますね。 前半はうねるように意味が押し寄せては去っていく、波のように。 後半は、それを物語構成を持ち込むことによって、ひとつの神話のように読者に届けてくれる。 [るるりら] さまざまな意味で 動きが感じられますね。杜 琴乃さまのおっしゃる 動詞おわりの「る音韻」とか、塵から始まり、塵に戻る、ひと、という生き物。とか。 [帆場蔵人] 人と言う存在への自問自答?同時に誇りは埃のようなものと両方をさして、吹けば飛ぶこの生に流れて行くのでしょうか。 [るるりら] 誇りと、いえば この詩に漂う社会が気になります。「電信技官」なる存在の、なにやら制服の襟の正しそうな感じが。 [杜 琴乃] やっぱり埃の誇り、ですかね?つまり、ひと としての誇り。 [鈴木海飛] ふぅむ、これを誇りと読むとそんな広がりがあるんだなぁ。 [なかたつ] ほこりについてですが、作品に沿えば、「誇り」かどうかは明言できません。ただ、作中において視点が向けられているのは、その生まれた過程です。 [杜 琴乃] ほこり と ちり で、最初と最後が違うのは、また別の視点ということでしょうか。 [なかたつ] 〈じゃあほこりができる音を聞いたことがある?あるわけない。だってほこりはほおこりだもの。違うよ、ふけがおちてほこりになるんだよ。〉 ほこりができる音は聞いたことがない、つまり、ほこりというのは何かの結果として生まれたものである。 その発想から敷衍/類推によって、「神はどうしてわれらを作ったのか?」という疑問につながっています。 [るるりら] ほこりのおと、ふけ(老け・笑)をくるしんだ。でもそれにだって光が当たる。幸いの声をきく。 って、ことは 明るいものを見ているわけですけど。塵芥(ちりあくた)というと つまらないものの意味ですけど、そうじゃなくて あかるいですよね。 [帆場蔵人] ひかりが始まった。 [なかたつ] ほこり、ちりの違いは、地にあるか、宙に舞っているのかの違いではないでしょうか。 「ふけがおちてほこりになるんだよ」は、地に落ちたふけであり、「静かにちりだけがまう。」と、ほこりが地にあって、ちりは宙にあるものとして、この作品内では位置付けられているように思いました。それが同一であったとしても、置いてある場所の違い、ですかね。 [杜 琴乃] なるほど! [まりも] 声を聴くために、降りていく、この方向性も面白い。 ひとつは遠くから聞こえてくる、受話器を通して届けられる声。もうひとつは、無意識への下降のように、降りていくことで聞こえる声。 [杜 琴乃] 私も顕在意識と潜在意識について...かなと思いました。 [なかたつ] あー、確かに、その縦関係の運動性みたいなのは連関してるかもしれないです。 [杜 琴乃] 二つに裂かれた双子、とか。 [るるりら] 受話器って、なぜ受話器なのかって おもしろいです。 [なかたつ] 「受話器はなぜ受話器というのだろう。それはこちらが話すことを前提としていない。よびごえをきくことしかわれらにはできない。」はピカイチですよね。 [るるりら] 受送話器が ほんとうらしいですけど、受話器って いいますよね [杜 琴乃] 最後の「光のなめらかな目が細められる。」ここからの結びが美しいです。光、神にあたたかく見守られているような、そこでちりが無邪気に問うような、柔らかな風景を浮かべました。 [まりも] 光に照らされることによって、はじめて、存在が明らかになる。宙を舞う埃が、人を生み出す塵になる。 [なかたつ] 光は光そのものを照らすことができず、光が存在すると、人に認識させるために、光がちりを照らすはずなのに、光をさえぎるちりがむしろ光を照らす、という逆説…。やべ、日本語がおかしい。 [fiorina] 逆にものによって初めて光りの存在も明らかになる。 [なかたつ] あ、fiorinaさんのそれです、言いたかったこと…。 [fiorina] 歓喜の歌のような気がします。一条の光が差したときの光とちりの姿。 [るるりら] わたしは単純なので、朝起きたときに、ほこりがむわんと舞い上がって光が斜めに差し込んでるときに、神様ぽいものを感じるんですが、 [帆場蔵人] るるりらさん、解ります。あの光景は何故か神々しい。 ほこり、はやはり人?それともひかりに照らされるすべてのものだろうか。 [まりも] 「だって、ほこりはほおこりだもの」この幼い者たちの会話のような響きに、宮沢賢治の双子を思いました。 [fiorina] 一見たどたどしいですよね、ことば運び。 [るるりら] あー宮沢賢治 ふたご いますね。 [fiorina] 小さい、ありふれたものに向ける目。 電信技官と上官が呼応してますね。 ほこりは自分であり、他者であり、すべての存在? [るるりら] 群衆が この詩の後ろにいると思います。だって、電信技官と上官がなにか 聞いたんですから。この事件のあと 社会はかわるんだと思う。 [fiorina] 作者のユーモアとおしゃれを感じます→電信技官、上官。 [杜 琴乃] ほこりは光の子ども、ひと、と読みました。 るるりらさん、なるほど。電信技官、どうしても、争いごと、陰謀とか思い浮かべます。 [fiorina] 上官は妻とか母親とかだったりして(すみませんw [るるりら] ちかい!争いごと、陰謀とか 母親とか。 [まりも] 上官=権威者=母(笑) 電信技官もケンジっぽい。埃も、たよりないけれど、そこにあるもの、そんなふわふわした存在感。 [杜 琴乃 なるほどー!面白い! [まりも] 案外、二階に居る時に詩を思いついたのかも。 [るるりら] 電信技官もケンジっぽいですね。かれは 透明な電気すきです。 [なかたつ] そもそもこの詩の構造って、後段の初めに「電信技官がその声を聴いたのは唐突であった。」とあり、「その声」が何を指すのか、それがまるまる前段部分だと思うんです。後段については、「その声」を聞いている、つまり、物思いにふけっていて我ここにあらず状態で、それを現実に引き戻したのが「上官が彼を呼ぶ声」であると読みました。 つまり、前段は電信技官にしか聞こえてこなかった声。そこから受話器の発想や「よびごえをきくことしかわれらにはできない。」というフレーズにつながるのでは、と。 [帆場蔵人] 確かに何かが起こる予兆にも見える。 電信技官は何に耳を傾けていたのかな。自分の意識に潜っていた、眠ってて母に呼ばれた? [鈴木海飛] 上官は意識的 技官は無意志的な立ち位置トシテ読んでました。 [fiorina] なんか、再会の歓びを自分の身の周りのものを踊らせて壮大に描いてるように感じます(思い込み強い派 [るるりら] 帆場蔵人さん、なにか起こる予兆感じます。潮流。 [fiorina] 海がたとえだとしたら何でしょう? [るるりら] fiorinaさんが、作者のユーモアとおしゃれを感じます→電信技官、上官って、いってたけど、受話器はきっと、スチームパンクな感じだと想像しちゃいました。 [まりも] 二階から降りていくという現実の動きと、そこから、宇宙の始まりや人のはじまりに夢想が拡がる流れと。 上官と言われると、軍艦のようでもありますね、戦闘態勢にある。 [帆場蔵人] 潜水艦の中を最初、思い浮かべました。 [杜 琴乃] 私は天空の城ラピュタをまず浮かべました。 [鈴木海飛] わたしは海は聴覚の海として見て、実際みた海の底でみたものとみるとそんなに疑問がなかったのですが。 (杜 琴乃 40分経ちました!)

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まりも
(2018-09-28)

弓庭夜話第二回 9月19日(水)第二部 2 仲程「しらやまさんのこと 夏」 https://www.breview.org/keijiban/index.php?id=2109 …   [fiorina] しらやまさんのこと 夏 仲程 作成日時 2018-08-07コメント日時 2018-09-17   なごしおおはらえ   かんぬしまちの おさななじみだったおねえちゃん がみこさんなったとき ぼくのこころは ふ ってはずれて べっくうさんやのほうに ぷかり ぷかり とんでった     きれいだったんやろなあ   と 毎年三度後悔している   茶店   参道下の古ぼけた店で 岩魚の塩焼きを齧る 雨が降ってるので ゆっくり と齧る   しらやまさんに降った雨は 百年後の加賀平野を潤す   その雨が 降っているので ゆっくりとお茶を すする   次の岩魚の季節に訪ねると その店は駐車場になっていた   虫送り   竹ざおの先に灯火をぶらさげて 小さな子から先にあぜ道を歩いて行く ひと粒の米に 千もの神が宿っていた頃から続く火で 稲の葉を食べる虫を追い払う   のだと言うが 揺れる火はまるで 人魂のよう  とは 誰もが気付いていながら 誰も口には出さずに   そんなふうにして 僕も大人になったようで   虫送りの火は遠く どこまでも遠く なってゆきながら いつかは 僕の魂も その竹ざおの先に ぶらさがっているのかもしれない   喧嘩太鼓の音に いくつもの魂がひとつになって 一際高い火柱になって 昇ってゆく   ひとつぐらいは 誰かの竹ざおに ぶらさがったままでもいいのに   虫送りの火は遠く どこまでも遠く [杜 琴乃] 仲程さんの3編構成はいつも素敵です。繋がりが。 [帆場蔵人] この題、最初はしらやまさんという人の話かと盛大に勘違いしました。 [杜 琴乃] 蔵人さん、タイトルだけだと私もです。最初は巫女さんになったお姉ちゃんがしらやまさん、かと思った。 [るるりら] わたしもです。しろやまさんかと。 [まりも] 近所に白山神社があります。白山信仰ですね。全国にあるようです。 [帆場蔵人] 石川県や飛騨など有名ですね。 [まりも] 人名のように呼びかけられることによって生まれる感情はなんでしょう。 [杜 琴乃] 初恋、かと思いました。 [fiorina] 魂が宿る感、親しさ感、まりもさん。 [帆場蔵人] 地元の信仰には、なんとかさんという呼び方結構ありますね。 [まりも] 急に、神様が近くなりますよね。 [fiorina] 祭りの名にもさん付けしますね。 [鈴木海飛] 親しみ? [まりも] 稲荷神社は怖いけれど、おいなりさんは、おばあちゃんのウチ、的な親しさ。子供の頃から慣れ親しんだ、そんな呼び方が思い出させるノスタルジーのような。 [帆場蔵人] ひらがな表記は幼さ、なんだろうけど頭で考えていない、感じるままの自由さを感じてしまいます。だから、ふっ、と飛べるのかなあ、と。 [るるりら] 虫送りとか 全然しらなかったです。火が綺麗みたいで素朴な信仰って感じなんだろうなー。 [杜 琴乃] 巫女さんになるお姉ちゃん、なんて少年からしたら憧れの存在ではないでしょうか。 そこから、茶店のしらやまさん に降った雨は百年後の加賀平野を潤す。でも帰ってきたら駐車場になっていて、あの場所はもうない。ノスタルジック! [fiorina] 個人的に、こんな風に生きていけたら言うことないわ、と思う 他にたくさんほしがらないでも、ぜんぶあるみたいな。 [まりも] お姉ちゃんを神様に取られちゃった、という思いはあるかな・・・それが後悔? [杜 琴乃] 虫による稲の害は、不幸な死を遂げてしまった人の怨霊と考える御霊信仰に関係する、とWikiに。不幸な死=叶わなかった初恋、とか。 [なかたつ] 「諸行無常への嘆き」が大きな主題となっていると思われます。詳細を述べると長くなりますが…、その想いがよく伝わってくるのが「ひとつぐらいは/誰かの竹ざおに/ぶらさがったままでもいいのに」です。 [帆場蔵人] 時間を移動して旅するような胸に響くノスタルジー。 神さまに取られたと言うとしらやまさんで亡くなったイメージがわきます。神子で巫女ともいうし。 [まりも] 心が故郷に飛ぶ、過去に飛ぶのもあるかも。 [杜 琴乃] なかたつさんのあげたところ好きです。 ぶら下がったままでもいいのに/虫送りの火は遠く... すべて飛んでいってしまう。 茶店が駐車場に変わってしまったように。 [なかたつ] 1.おさななじみ→みこ、になる 2.茶店→駐車場、になる 3.竹ざおの先の灯火→一際高い火柱、になる その中で、語り手の欲望が述べられているのが、さきほどの部分で、たけざおの先の灯火(人魂)のままでありたかったという願い。さらに言えば、その竹ざおを持っているのが小さな子であるという。自らだけでなく、周りの世界も含めた時間の流れへの想いがひしひしと伝わります。 [帆場蔵人] おー!なるほど、たしかに無常観ですね。 [杜 琴乃] そうですね。 それを表現する、ひらがなの使い方が本当に上手い。 [まりも] 火柱は、個々の存在が、おおきな祖霊になるというイメージなのかな。 神々の世界に入る、亡くなった人の成仏は、本来は喜ぶべきことであるのに、その人を思う人には淋しいことでもある。 [杜 琴乃] そうですね。残された方、見送る方はやっぱり寂しいです。 [fiorina] 日本人の営みの中に息づいている火、水、が描かれてますね。 [杜 琴乃] 虫送りそのものも、かつては全国各地に見られたが、農薬の普及、過疎化や農業の衰退も影響し行わない地域が多くなった。(Wiki) 時代の流れを感じます。 [fiorina] 虫やとりから米をまもるために、いろいろ素朴なことをしていましたね。 [杜 琴乃] そうですね。便利な世の中だけど、こういう儀式的なものにはひとのあたたかみを感じますよね。 [fiorina] ひもに空き缶をたくさんつけて、雀が稲に集まるとひもを遠くで引いて大きな音を立てて追っ払ってた。雀追い、夏休み中毎日、子どもの仕事でした。それに比べると静かで美しい。 [なかたつ] つい、岩魚の旬っていつだろうって調べて、初夏だそうで、初夏って祭、もしくはまつりごとが多いイメージがあって、祭って、やはりその土地に根差して、代々伝わっていくものだなあ、と思ってました。祭に限らず、儀式や、田の話も同様ですね。文字通り、ローカルルール。 人や風景は変わろうとも、祭や儀式や風習そのものは変わらないこそ、わびしさ、というか、自分が置かれている位置が露わになってくる気がして。 [fiorina] 祭りが子どもの情感を育てますねー匂いも覚えてる。 [杜 琴乃] 「なごしおおはらえ」では、「毎年三度後悔している」ここが漢字で主人公が大人になってしまった、現代の姿があらわれていますね。 [なかたつ] 地元の祭があったとしても、昔はその中に入ってわいわいできたのに、今は遠くから眺めることしかできない。でも、やってることは同じはずなのに。 [帆場蔵人] うちは海辺の田舎なので年末から年明けに豊漁の儀式、氏神さんに捧げる魚鳴と呼ばれるものがあったそうですが、いまは一部しか残ってません。 [るるりら] 灯りが どこまでも続くって、平野部の美だと おもいました。わたしも、灯の祭列みたことあるけど、わたしの地域だと、山間で 光列 見えなくなっちゃう。 (なかたつさん 退室 ありがとうございました、おやすみなさい!) [杜 琴乃] 「虫送り」では「誰もが気づいていながら/誰も口には出さずに//そんなふうにして/僕も大人になったようで」とあります。 皆さん、それぞれ思い出のおまつりがあるようで...いいなぁ。私は盆踊りくらいです。 [fiorina] 大人になっても準備段階から参加すると、意外にまつりは失われないかも知れないですね。 [帆場蔵人] 毎年、三度。 一度でもなく二度でもなく、 三度。三度がおさまりが良いんだけど、なぜ三度なんだろう。 [杜 琴乃] 私も、どういう節目だろうと思いました。 [鈴木海飛] ふゆ はる あき はこちらから迎えにいくけど 夏はきてくださるから? [杜 琴乃] なるほどー! [鈴木海飛] てきとーでーす。 [まりも] 春と秋のお彼岸と、夏のお盆とか。 [杜 琴乃] そうか...お彼岸とお盆もありますね。(そろそろ40分です!) (まりもさん 退室 ありがとうございました、おやすみなさい!) [杜 琴乃] 次はどちらが来るか…? [fiorina] 一作目がいい方…では二作目をやりたい方 [杜 琴乃] より印象に残っているのは二作目です。 どちらも好きだった…。 [帆場蔵人] 火垂る、かな。二作目。 [fiorina] では、2作目をやります(私もなので [杜 琴乃] おお! [鈴木海飛] はーい。 [帆場蔵人] お願いしまーす。 [fiorina] るるりらさんはいいかな?では、まいります。

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まりも
(2018-10-01)

弓庭夜話第二回 9月19日(水)第三部 3 5or6(ゴロちゃん。)さんに聞く《あなたがネットで読んだ最高の詩を教えてください。》より 火垂る(ほたる) by.夕暮れぴあの   [fiorina] 火垂る(ほたる) by.夕暮れぴあの. あなたから よぉくみえるように 花火うちあげて あなたから よぉくみえるように 花火うちあげて   あたしたち きらきら 垂れる してしまう 景色から零れ続け 抜け落ちたあたしは あたしたちの音をそっとかくして (心臓のまたたき。)   なんでだろうね   なにもかもは うまくいかないんだ      ここは    地上から300キロ    を離れた    周廻軌道上    天の河を準えて    あかいほし    あおいほし      「そうね、    あの島にゆくより    ずっと    近いんですもの。      「ほら、    すごい爆発だ    きらきら    だ。    裂け目から    あたしたち    垂れる    してしまう。   ((あなたから  よぉくみえるように  あたし  花火うちあげて ここいら一帯は ばらまかれた ひかり まばゆい ひかり 消える。消える。 際限もなくその裂け目から ふれられる程そばに ふれられぬ程そばに すべてがね いとおしくて あたしは呼吸をも景色へ俯せたよ そのうしろで死んでゆく ちっぽけなグライドをみていた      あたしは吸い上げられてゆく   爆発する 音域を無にしたら 目の玉がやけどしてしまうよ      みえてしまうよ。   ・・・・・えぇ。そんなことはいいんです。 ・・・・・えぇ。そんなことはないんです。 ・・・・・えぇ。そんなことは。   数限りなく あおざめてゆくような 彼方からひろがるは音域 (同時に塞がれる景色。)   こなごなになる足許 裸足をくすぐった綿毛が 天の河を準えて いま いま   ((あたしは いま うちあげられて      7千の島々には    7千の花々が    咲いててね    だけどね    その名前は    忘れちゃった      あたしは    うちあげられて      点滅しているのは    ほしたち    きらきらだ    きらきらだ   光と銃声の溝で ふきだまる電流の ゆうぐれたグライド あなたあらざる そのからだにおりたい    さがしていたの    ずっと    おりるべき    からだ     おりるべき    にくたい      ここは    地上から300キロ    を離れた    周廻軌道上   だけどね すぐ 垂れる してしまうんだ   あかいほし((きらきら       だ。 あおいほし((きらきら       だ。   中空で裂けた声をきいた? だけど 決して呼び間違えたりはしないんだ    大きな音がするよ    だけどね     決して    呼び間違えては    いけないんだ。   あ。 ほら みて あたし駆けるたびに まっしろな閃光が奔る もえたつ わたげ わたげ うちあがる      あたし    花火    だ。   わたげ まっしろにもつれたまま      あたし    花火    だ。      あたし    誰かの    しあわせだけを    祈ったりして   わたげ ひばな  発芽したばかりの やわらかな 吐息を   生まれ落ちては なんども なんども あたしは景色になった あたしは中空で声をあげた ただ そのようにあるだけの ことばで溢れた地上にも 光はやってきて   かなしくて もろい うつくしい ひかり   駆け抜けた すぐうしろから もえたつのは    わたげ    ひばな    ひかり ひかり ひかり あたしたち きらきら に なってしまう      あらゆる    周廻軌道上から    あたしたち    垂れる    してしまう。   はしゃぎまわっている 雪みたいに発光している綿毛 ここはとても明るいよ 明るくて灼けようとしている てのひらとてのひらを つぼみのようにあわせえたら ただしづかに供えました   あたし 花火うちあげて わたげ あしもとから もっとまっすぐに とべ   いとおしい いとおしい てのひらとてのひらをあわせて ここは どこの周廻軌道上ですか?    ちがうよ    ひかりのうみだよ      ひかりのうみだよ   もえたちる ほたる あたしのあしもとから つぎつぎに うちあがれよ   ここいらいったいは ばらまかれた ひかり まばゆい ひかり   こどもたち みんな てんしみたいにわらって わらって [杜 琴乃] 「垂れる/してしまう。」が頭から離れなくて。 [帆場蔵人] 杜さん、ぼくもそこに引っかかってます。後、グライドとか。 [杜 琴乃] とても、若い女子っぽいなぁと思いました。 [fiorina] 花火がどこまでも上がり続けないである高さに到達するとはじけて、落ちてしまう。 おちてしまわなければ、どこまで上がり続けるのか、と言う畏怖のような高みが花火に託されて描かれている。 [帆場蔵人] だから周回軌道上、あかいほし、あおいほし? [杜 琴乃] なんとなく、言葉が縺れるような口調の、幼さとか、あどけなさが可愛い。 [fiorina] 人のみでありながら、光りをこんなにも内包していることにきづく。垂れる、してしまう、ことで人に戻っていく過程をたどるかのような… おさなさをかんじさせつつ、凄く感覚の豊かな鋭い詩だ、と。 [杜 琴乃] 本当に! [るるりら] 周回軌道をまわってるあいだは、永遠だけど、たれると 夢から醒めそうです。眠くなりました。なんだか、いい夢みそう。おやすみなさいです。 (るるりらさん 退室 ありがとうございました、おやすみなさい!) [fiorina] 花火がぱーっとひらいた後に、さ~と垂れる絵が見えます。 [杜 琴乃] 星には届かない、花火は空中で爆発して、垂れる、滑空する火花、きらきら、 儚さ。 [帆場蔵人] 永遠と現実の狭間で意識が揺れてるのかな。 fiorina 永遠にはけっして達しないのに、永遠幻想が常にある。 [杜 琴乃] 幼い感じがしたけど、最後はこどもたち、へと思いを馳せる。こちらもなんとなく、大人になってしまった、かつての少女、のようなものも感じますね。 [帆場蔵人] 花火が咲いて散る、一瞬に何度も生と死が起きて人生を幾度も体験するような気分です。 [fiorina]  垂れる してしまう 景色から零れ続け 抜け落ちたあたしは あたしたちの音をそっとかくして [杜 琴乃] 花火は周廻軌道上まで到達したようにも思えて、でも、垂れてしまう。落ちてしまう。星にはなれない。それが、あたし。花火。かな。 周「廻」か。 [fiorina]  ゆうぐれたグライド あなたあらざる そのからだにおりたい    さがしていたの    ずっと    おりるべき    からだ     おりるべき    にくたい (鈴木海飛さん 退室 ありがとうございました、おやすみなさい!) [fiorina]  中空で裂けた声をきいた? だけど 決して呼び間違えたりはしないんだ [帆場蔵人] グライド、滑空とか滑る、 ゆうぐれたグライド? [杜 琴乃] 垂れた火花、ばらまかれたひかり、がほたるになって、あたしのあしもとから、うちあがれよ。 それを見る、子供たちは無邪気に「キレイだ」と笑う。天使みたいに。なかなか残酷な最後にも読めますね。 [fiorina]  「そうね、    あの島にゆくより    ずっと    近いんですもの。 [杜 琴乃] 生と死がめぐる様、ですかね。 [fiorina] ですね、琴乃さん。 [杜 琴乃] あの島、架空の楽園...? [fiorina] 性って、死でしか描けないみたいな。 島、の使い方が、 [帆場蔵人] だから 廻。 ひかりのうみ、 魂が還る場所だろうか。 届かない永遠、周廻軌道上を何度も目指して辿り着く。 [杜 琴乃] 少女から、女になる、ようなものも感じます。処女の喪失、少女性の喪失への恐れ、嘆きにも。 [帆場蔵人] 最後の方の言葉遣いの変化。 [杜 琴乃] 夢見がちな少女は、そういうところで、自分がいちど死んだように感じる...というのは私の感覚ですが。 [fiorina] 普遍的な光景とも読めます。 [帆場蔵人] ぼくは普遍的光景を浮かべたのですが少女、という部分で杜さんの解釈がしっくり来ますね。グライド、という単語からリリィ・シュシュのすべてとかも思い浮かべてしまった。 [fiorina] 時間の流れよりも瞬間を感じます。 [杜 琴乃] 描写が美しく、鮮やかに映像が浮かびますね。「すべてがね、いとおしくて」ですごく母性を感じました。超越しちゃってる感じ。 うーん!そろそろお時間です! [fiorina] はーい [帆場蔵人] 動画で流したい詩だ。 早いなぁ。 [杜 琴乃] 早い〜!今夜も楽しかったです! [fiorina] すみません、ちょっと 10月の夜話を、作品選びなどやっていただける方いませんか? 掲示板でも募集しますので、またおかんがえくださ~い では、おやすみなさい~ [杜 琴乃] はい!おやすみなさい! [fiorina] 琴乃さん、みなさん、お疲れ様でした。 [帆場蔵人] ありがとうございました! ではおやすみなさい。楽しかったです!お疲れさまでした。 [杜 琴乃] 気軽に、色んなひとが見に来てくれると嬉しいですね!楽しかったです!

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fiorina
(2018-10-03)

+++++++++++++++++++++ “夜話、1回追加分”【ゼロの焦点】 8月投稿作の中からもっともコメントの少ない作品、bレビの片隅にひっそりと咲いた詩の合評をしました。 <日時>  9月26日(水) 21:00~23:00 <作品1> かじか 「あすなろ の意味を僕は知らない。」作成日時 2018-08-31 終わると言うから、僕らは特別焦る。 大事かどうかは置いておいて、去り難き人への挨拶をいつもより丁寧にする。 息を吸っただけ浪費する時間と、息を吐いただけ浪費する感情を天秤にかけないまま、衝動で酒を煽る。 格好つけている という大衆の価値観を気にして、僕らは心の赴くあるがままの事に乗り気になったら萎えてしまったりする。 夏は終わるのか、まだ終わらないのか。何十何年生きたこの体はそれすら知らないというのに。 それこそが愛ということを、僕はどうもいまいち確証が持てない。 [fiorina](皆さんが来るまで独り言です。)出来事に遭遇して、自分の心に即したよりよい対応、と言うものに、疑念を持っている。 そういう選択をした結果、萎えてしまう経験を持っていて、自分がどう振る舞うかを迷ってしまう。 かつてはそうではなかったから、おびえやまよいで佇んでしまい、「挨拶をいつもより丁寧にする」ような消極的なところで、 終始している。 何十年?生きたからこその迷い。 ネットによって、と言うこともあり、わたしたちの【経験】は幸か不幸か、飛躍的に大きい。 共感するところの多い作品。 具体的な描写がなく、心模様だけが説明的に書かれている。何かを伝えようとしているのに、伝わってしまうことを怖れてもいるかのよう。 タイトルはいいなと思いました。 よりよい選択って、あるんだろうか、みたいな ちなみに、wikiから抜粋すると、あすなろ→名称の由来はヒノキに似ていることから「明日(はヒノキに)なろ(う)」の意と言われているが 一方で、文学的にヒノキになりたくても決してなれない哀れな木として扱われている。 でも、このちょっと苦み走った深い思索の感じは、好みであります。 最近の出来事も想起させます。 [鈴木 海飛] 何かひっかかるんだけど 愛という言葉がオールマイティーだからかなー。 最後の愛で、あれ、私には見えなくなっちゃった。追えるのは作者の心情に近い人だろうなぁなんておもいました。 ただ、残るものはあります。すごい言葉にしづらいけど。 [fiorina]>それこそが愛ということを、僕はどうもいまいち確証が持てない。 (かいとさん、こんばんはー) [鈴木 海飛]私もこういう思索のスタイルは好きですね。 こんばんはー。 [fiorina]「愛」がたしかに突出した印象ですね だからかえって、愛と無縁に生きてしまった悔いをかかえているのでは、と思いました そして、心のままに向こう見ずに発信している人を見たりして、眩しく感じているのかな [鈴木 海飛]確かにフィオーリナさんのいうとおり最近の出来事を想ったことで私はメガネが曇ってしまい。あのときは感想がつけれなくなっていましたね。 >そして、心のままに向こう見ずに発信している人を見たりして、眩しく感じているのかな なるほど、そういう風に視点を開くのですね [fiorina]「終わると言うから、僕らは特別焦る。」←唐突ですけど、うまいっちゃあ、うまいですよね。丁寧に心のひだを内側で拾ってる 「大事かどうかは置いておいて、去り難き人への挨拶をいつもより丁寧にする。」←こういうところに、品性みたいなのが出ますねーという部分 「息を吸っただけ浪費する時間と、息を吐いただけ浪費する感情を天秤にかけないまま、衝動で酒を煽る。」ここは最初わかりにくかったけど、凄くうまいなーと思いました。 [鈴木 海飛]ふむむ。 そうか、なんか礼儀正しき虚無感を楽しめばいいのかな。 [fiorina]息を吸った、というのは、名にもしないで自分に閉じ込めたとき (そうですね^^)もうひとつね、 この作者が晩年に至っているとすると、 人との関わりを怖れて、愛を知らずに死んでいくのかと思うと、残念感、焦燥があると思うんですよね。 [鈴木 海飛]ちょと、お風呂ーだよ!!と妻キレ気味なので一旦ごめんなさい。くそう。 [fiorina](おーけー) もう一つの人生があったのではないかと、小さな事件をきっかけにプチ?思索している [杜 琴乃]一行目、うまいこと言うなぁと思いました。そういうことあるよね、という共感を覚えます。「あすなろ」、「明日はもっと大きくなろう」という意味を持っているようですね。世間体などを気にして、自由に生きていくことが難しく感じていることへの諦めに、そうやって生きていける子供の(ような)感性を素直に羨ましく思えることこそ、愛、なのかな。 [Keisei.hhh]お邪魔してもよいですか? [杜 琴乃]こんばんわー! [fiorina]あ、にぎやかw [杜 琴乃]結局喋ってる、私w [ 帆場蔵人]こんばんは〜、 人と関わらず何もして来なかった。息を吐いただけ浪費する感情、感情て能動的に動きそうでここでの愛は、行動することになるのかな。行動しなかった。 それが後悔としてある。 [fiorina]琴乃さん、「感性を素直に羨ましく思えることこそ、愛、なのかな。」←これ作者が喜ぶでしょうね! 多分昔のいつか、行動したことはあったのではないかな。その結果萎えてしまうような経験もして、 [帆場蔵人] それが行動や、素直に感じることにブレーキを掛けている [fiorina]この萎える、って、言うのが一番こわい場合がありますね、多分 [Keisei.hhh]かじか様の作品ですが、「去り難き人への挨拶をいつもより丁寧にする」が何とも言えず上手いなぁ、と思います。 このもどかしさ、でも去り難き人への別れの姿勢として、これほど美しいものはなかなかないかと。 [fiorina]ですね、けいせいさん。あそこ文語体をつかってるのもね、 [杜 琴乃]子供っぽい人をみるとどこか馬鹿にしながらも、本当は素直に生きれたらなぁと思う。そういう人に対して嫌悪感を覚えるけど、 それを受け入ることができたら、明日の自分はもっと楽しく生きていけるのではないか。なんてことを思いました。 [fiorina]誰しもにありますね。 [Keisei.hhh]マグリットの絵画で「無限の感謝」という作品があるのですが、感謝を伝えながらも、別れを予期している。 それに近いものを感じました。「いつもより丁寧にする」 [杜 琴乃]「大事かどうかは置いておいて」という前置きにもブレーキを感じますね。予防線みたいな。 [fiorina]https://www.google.com/search?q=%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%8C%E7%84%A1%E9%99%90%E3%81%AE%E6%84%9F%E8%AC%9Dhl=jatbm=ischsource=iuictx=1fir=ZZHXIpuUOZYRsM%253A%252C-9nuedzLauiigM%252C_usg=AI4_-kQYTBiuteO_F8OE1K6aCzltRbTdSgsa=Xved=2ahUKEwitx-us2tjdAhUSUN4KHfgJAOoQ9QEwAXoECAYQBA#imgrc=ZZHXIpuUOZYRsM …: 感謝が別れの時に大きくなりますね [Keisei.hhh]愛とか魂とか万能用語で、どうにでも一面使えるんですが、僕は自然と浮かんだ時は、使うようにしています。かじか様もそのようなところがあったかと。 [fiorina]大事かどうか、のくだりもそうですけど、心を丁寧に追う方ですよね [Keisei.hhh]無限の感謝。本当に素敵ですよね。 [なかたつ]「夏は終わるのか、まだ終わらないのか。何十何年生きたこの体はそれすら知らないというのに。」とあるので、それ、というのは、夏は終わるのか、まだ終わらないのかのこと。確かに、生きてきた年数だけ、夏を過ごした回数を増すのですが、それでも毎年、夏の終わりというのは、どうもいつになるのかわからないものです。 [fiorina] かじかさまは、愛を自分は知らないのでは、と思っているかと思いますが、この詩じたいに愛があると琴乃さんは言われたのですね [なかたつ] この1行の次に「それこそが愛ということを、僕はどうもいまいち確証が持てない。」とあるので、ここでの「それ」もまた、夏が終わるのか、終わらないのかということになると読めるとして、そうすると、冒頭の終わるも、夏に対してだと読めることが、作品に書かれた情報だけで何とか読み取れる。 「息を吸っただけ浪費する時間と、息を吐いただけ浪費する感情」を天秤にかける、とありますが、息を吸うのは通常酸素を取り込み、エネルギーを蓄える時間、つまり、準備期間であって、その後の感情というのは、準備を経て、何か行動して得られた結果であって、息を吸う=原因/準備、息を吐く=結果という対比になっていて、その両者のどちらが大事なのかは、気にせずに、酒を喰らうと。 [fiorina]そうか、夏へのオマージュ、と言う構造。重層的な詩でもありましたね [杜 琴乃] そういえば平成最後の夏、でしたね。 [なかたつ]僕は頭でっかちなので、作品ごりごり読みしか提示できないですが…、作品内の情報だけを取り込めば、何とかここまでで、 読み手に引き付けて、喚起されたものの方がいいですね。 「去り難き人」ってのも、一筋縄でいかない言葉です。去り難いという価値判断は、誰が誰にしたのか、つまり、その相手が語り手に対して「去り難い」と価値付けしたのではなく、語り手がある対象物に勝手に価値付与したものだと思うんですね。 [fiorina]なかたつさん登場で、夏のイメージが明確になりました [なかたつ]去り難い、って、どういうシチュエーションで使うんでしょうか。 [杜 琴乃]なるほど。私もなかたつさんの読み方、すごく勉強になります。 [fiorina]あそこは文法的に?でたどたどしさを狙ったと思ってましたが。 [なかたつ]楽しい思い出があって、家に帰りたくないなあ~、って、去り難いって、自分から言うのは容易ですが、この詩の場合は、 語り手がある対象物に対して「去り難き人」と呼びかけているんですよね 「わたしは、去り難き人です!」と自ら宣言する人はいないと思うんです。 「あなたは、去り難き人だ!」と価値付けるのも、何だか気が引けます。 [杜 琴乃]そうですね。去る人のことなのか、見送る側の相手への感情なのか。 [fiorina]去り難さを表明した人、そのことによって、固有名詞化が作者の中でなされちゃった人? [なかたつ]作者は多分ここまで想定せず、多くの読み手もこの部分に注目しないと思うんですが、この「去り難き人」という使い方だけに注目すると拡がる気がして。 その「去り難さ」も、例えば、環境に起因して去り難くなる人もいると思うんです。本当は心から去り難いのに、たとえば、何かに拘束されている人。逆に、環境的に去らざるを得ないのに、「去らないでください」と言われている人。 [杜 琴乃]同じこと言ったかも。難しい。 [fiorina]そうですね、作者は狙ったように私は感じています。突然ですが、時間です。去りがたいですが、次に行っていいでしょうか? [なかたつ]去りましょう 次の詩で読みを書いたら、寝る寝るねるねいたします、すいません。 [鈴木 海飛]お世話になった人を見送るとき。 別れのタイミングが不明のとき。 人というより、シチュエーション。はい。タイムアップル <作品2><作品3>につづく。

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fiorina
(2018-10-06)

<作品2>Rata 「あかね美人」 https://www.breview.org/keijiban/index.php?id=2229 … 作成日時 2018-08-31 コメント日時 2018-09-01 おとぎ通りのあかね道 肩を撫でる大手毬 君は和紙を返すよう 古い枝葉を はらり と摘んで 艶やかな季節を想い また来てね… と 笑みをこぼした 思いどおりの紅い美事 肌を撫でる氷飴 僕は和紙を透かすよう 震う美肌を ふゆり と吹いて 円やかな微熱を覆い また来たね… と 君をこぼした ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ [杜 琴乃]なんとなく情景は浮かぶのですが、最後の「君をこぼした」が引っかかりました。 [fiorina]この詩は、いろいろ仕掛けを感じます [鈴木 海飛]冬の詩? いんをふむの好き好き。 [fiorina]大手毬のさく季節ですね 春四月ごろです [杜 琴乃]五月頃なのか! おっと。すみません

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fiorina
(2018-10-06)

<作品3>なつり、はし 「鏡の道化師」https://www.breview.org/keijiban/index.php?id=2218 … 作成日時 2018-08-29 コメント日時 2018-09-01 積み上げられた白骨の下で 目覚めは吐き気から始まる ざらざらした角砂糖をほおばり 守護霊の呪文を諳んじながら だだっぴろい 瓦礫の海をだらだらと歩む ここは 焼け爛れたプラスチックの異臭が巣くう 滅びた街 鋭角のビルが隙間なく重なる頭上 はるか遠い隙間から覗くのは 輝かしい朝の陽 あれは光の世界 はるか遠い 天上の国 ―そのとき ふいにうろたえたのは 恋人に 纏わるアリアが聞こえたから 人間の中にいるという うら寒さ さいなみ食らいつく劣等感のケモノから逃げたわたし 苦痛から快楽へ抜け出すための 鍵は かつて なめさせられた不幸をはかること 愛すべき傷口 実際には 滅びに縛り付けられた みにくい懺悔 長い時の間に 横たわるスローモーション 消されたはずの モノラルレコードのノイズ 記憶の観客の声に 独り心を叩き割られる 憂鬱 憂鬱 憂鬱……の鎖がきつく心を縛る 虫にさえ与えられた 深き快楽を拭い捨て 私は 燃え立つ黒い炎の中へ飛び込みました エデンの園はもう近い 冷たい空気が 微笑ましく待っている ―あのとき 難解な自動ピアノの音が 私の指を食いちぎったのです ジストニアの手錠にからんだ 私の失望 アモルフィ化された 道化師のアリアを聞くな 積み上げられた白骨の上に 捨てざりにされた 私のカラダ ただれ肉を カラスが喰らう そのまま そのまま 白い灰となって 青い水底にとける とける きえる きえる…… ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ [オーディエンス1]好きだ! [fiorina]田中修子さんの作品(註:「三途川」)と、小野小町の九相図、を思い出してました。 みなさんは、ロールプレイングゲーム、やりますか? [オーディエンス1]うーんと昔はやりましたが、いまは時間がもったいなくて。 [杜 琴乃]前作で貴音さんが、RPGのような...とコメントしていて、今作もヴァーチャルな世界観を感じます。 >人間の中にいるという(〜)劣等感のケモノから逃げたわたし ここで主人公は閉塞的な生活をしているように思えます。 その前段、>鋭角のビルが隙間なく重なる頭上/はるか遠い隙間から覗くのは 輝かしい朝の陽 とあり、外界へ出て行けないことを嘆いているようにも感じました。 ジストニア...筋肉が強ばるほどの緊張に苦しみながら、それでも外の世界へ出ていくことを希求するうちに、VRの世界にのめり込んでいく...そんな情景が浮かびました。 [fiorina]脳内麻薬、脳内不幸、そういうのをやりとりするのが、今の詩の現場かな、とちょっと [オーディエンス1]現実の苦しみをゲーム化して描写している?? のかなあ?? 私はゲーム詳しくなくて汗汗 [fiorina]閉ざされているがゆえに広がり続けるエネルギーを感じますね 私もやったことないのですが、尊敬する詩人が凄くはまってて、 ゲームを軽んじるのは愚かだとか言ってましたっけ でも、私は外界(と言ってもある意味わたしたちのリアルだって幻想かも知れないけど)の花一輪のほうに。 この詩の世界は死んだらいずれ行く場所なので、今から追求するのもったいないと思う私は、愚か者?w [オーディエンス1]あー! 内面世界への旅。 ゲーム製作者は尊敬しますし、ゲームで少し息継ぎをするのはきっとあたりまえだけど、ゲームに逃避しすぎるのはちょっと。 でも、このゲームが「詩」にも言える笑 この方には小説を書いてほしいなあ。 [杜 琴乃]ゲームも割と、重たいテーマのものがあったりしますよね。冒険とか、伝説とかだけではなくて、精神世界とか。 うまく言えないけど、いっけんただの冒険もののようでありながら、悪の根源は登場人物の憎悪であったりして。 [fiorina]心が二次元になってるとも 探求すれば、それは一つの大きな世界なんでしょうね [杜 琴乃]ちょっと道がそれてしまうけど...詩って、現実の二次創作では?と最近思ったりします。今更、ですかね。 [fiorina]琴乃さん、詩論をもう少し読んで、そのご質問考えますね [杜 琴乃]オーディエンス1さんの、小説を書いてほしい、が分かる気がします。 [fiorina]私、脳内麻薬のやりとりに傾きすぎていると感じているので、現代詩 [オーディエンス1]あはは! そうですねえ…… これはこの詩ではなくてゲーム批判? ひいてはネット批判になっちゃうけど、ネットがあるから消えたものがありますね。 ネットがなかった時代に青春を送ってみたかったなー [fiorina]私の知人には、ネット拒否者が多いのね メールも知らない人たちw 手紙の時代はよかったわよ [オーディエンス1]わーすてき!(とここで言ってどうなるんだろう笑 でも、良さそう〜〜 [fiorina]一通の手紙でドキドキが一週間続くw 自分が書いたとき、郵便屋さんが運んでるとき、相手のポストに落ちたとき、相手が読んでる時間→一週間 手紙の時間の方が、ぜったい豊かと信じるw [オーディエンス1]どんどんこの詩からズレてしまう笑 ほんとに久しくゲームをしてなかったので、なんだかゲームで再現したらこの詩は軽くなってしまった。なぜだろうなあ。 [fiorina]多分ね、この作者の心の経験と言うより、脳の経験で書かれてる気がするのね [オーディエンス1]面白い! こころの経験、脳の経験 [fiorina]才能ある方だと思うので、この世にいる間は、リアルの心の経験をして創作に生かして欲しいかな、 ここに登場する名詞、骨とかいろいろ、実際に見たり触ったりはしてないと思う そういう意味で、琴乃さんの言う2次創作かも 創作って、でも、わたしたちだって二次創作の要素はみんな持ってるよね 小さいときから絵本とか、お話とかで育って、何かしゃべるとその上に乗っかってるから [杜 琴乃]>アモルフィ化された 道化師のアリアを聞くな ここはヴァーチャル世界へ完全に堕ちることへの注意喚起に思えました。 アモルフィ化、がまだ分からないのですが、なんとなく、仮想現実のアバターを現実と勘違いするなよ、と言っているような。 青い水底、は電子の海、的な表現かしら。それともネットゲームで夜を越して、明けていく空(現実の朝)かしら。。 [帆場蔵人] ネットやゲームから何を感じ取るかも違うのでしょうね。 ぼくはダイスを振るゲームの方が好きだけれど。 こころの経験と脳の経験、 知識と体感することの違いかな。現実の身体が動くような感覚を覚える詩ではないとは思いますね。 (すみません、今日はこれで失礼します。おやすみなさい。) [杜 琴乃]脳の経験、なるほどです。(おやすみなさい!) [fiorina](おやすみなさい!) わたしたちもそろそろですけど、詩論をちょっと読んだら凄く面白いので、そんな話も又できたらいいですねー さいごに ネットの画像検索で、小野小町、ともうひとり誰だったかな、絶世の美女(註:檀林皇后)の死後の肉体変化を実際に見て描いた九相図というのがあるのね だんだん腐乱していって、途中からはカラス(野犬)がつついてる それもこの詩から連想していました [杜 琴乃]調べてみます! [fiorina]では、今日はこの辺で、ありがとうございました~!

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fiorina
(2018-10-06)

上記二作品の合評をもちまして、【弓庭夜話】はフォーラムに移行します。 かるべさん、フォーラム開設ありがとうございます! 皆さま、フォーラムにてお待ちしております~

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かるべまさひろ
(2018-10-06)

いえ、よろしくお願い致します!

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