箋の心衣 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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箋の心衣    

一つの便り、 「星の流れた白い空」 茜が伸びる波際に 五十の音を掻き集め とくん、とくん。と重ねては 小さな拍子に花野を想う。 二つの便り、 「風に転がる初夏の雪」 葵であやなす君の頬 揺蕩う心はどれほどに ほろり、ほろり。と伝うこと 指先濡らして留めた声。 三つの便り、 「麦風想う真珠星」


箋の心衣 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 940.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-06-11
コメント日時 2018-06-14
項目全期間(2025/04/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:940.6
2025/04/21 20時27分12秒現在
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    作品に書かれた推薦文

箋の心衣 コメントセクション

コメント数(5)
次郎
(2018-06-12)

少女性の高い無垢な言葉選びに思わず嘆息してしまう、好みにずきんとくる作品で御座いました。続きを敢えてついえてしまう口惜しさもまた愉悦であります。

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かるべまさひろ
(2018-06-14)

ほんとうに、続きを思わず考えさせてしまうというのは、上手です。 嫌味がない行間で参考にしたいと思いました。

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neguse
(2018-06-14)

花緒様 初めまして。初投稿にてコメント頂き、とても嬉しいです。 目に映り心に沁みる想いや景色をどうにか言葉に変えて表せないかと、今年の4月より書き始めました。 皆さんの作品で沢山勉強し心の聲を言葉で紡いで行けるよう、これからも精進致します。

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neguse
(2018-06-14)

次郎様 コメント頂きありがとうございます。昔から今まで受け継がれてきた日本の言葉を、手に取りながら感じながら大切に大切に作品に乗せていくことにとても心躍りました。次郎様のコメントの素敵で上品な言葉選びや言葉運びに見とれ、何度もコメントを見返しております。今後ともよろしくお願いいたします。

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neguse
(2018-06-14)

かるべまさひろ様 コメント頂きありがとうございます。文を届けたい相手を想い筆をとると、便箋の背景が自身の心と共にどんどんと移り行く様子を言葉にしました。最後の一行は、「貴方からの返し文はどんな便箋なのだろう」との淡い気持ちを書いております。行間についても、テンポを表せないかと入れたものでありコメントを頂けてとても嬉しいです。

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