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箋の心衣
一つの便り、 「星の流れた白い空」 茜が伸びる波際に 五十の音を掻き集め とくん、とくん。と重ねては 小さな拍子に花野を想う。 二つの便り、 「風に転がる初夏の雪」 葵であやなす君の頬 揺蕩う心はどれほどに ほろり、ほろり。と伝うこと 指先濡らして留めた声。 三つの便り、 「麦風想う真珠星」
箋の心衣 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 885.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-06-11
コメント日時 2018-06-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
少女性の高い無垢な言葉選びに思わず嘆息してしまう、好みにずきんとくる作品で御座いました。続きを敢えてついえてしまう口惜しさもまた愉悦であります。
0ほんとうに、続きを思わず考えさせてしまうというのは、上手です。 嫌味がない行間で参考にしたいと思いました。
0花緒様 初めまして。初投稿にてコメント頂き、とても嬉しいです。 目に映り心に沁みる想いや景色をどうにか言葉に変えて表せないかと、今年の4月より書き始めました。 皆さんの作品で沢山勉強し心の聲を言葉で紡いで行けるよう、これからも精進致します。
0次郎様 コメント頂きありがとうございます。昔から今まで受け継がれてきた日本の言葉を、手に取りながら感じながら大切に大切に作品に乗せていくことにとても心躍りました。次郎様のコメントの素敵で上品な言葉選びや言葉運びに見とれ、何度もコメントを見返しております。今後ともよろしくお願いいたします。
0かるべまさひろ様 コメント頂きありがとうございます。文を届けたい相手を想い筆をとると、便箋の背景が自身の心と共にどんどんと移り行く様子を言葉にしました。最後の一行は、「貴方からの返し文はどんな便箋なのだろう」との淡い気持ちを書いております。行間についても、テンポを表せないかと入れたものでありコメントを頂けてとても嬉しいです。
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