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壁の 「政治的」 が 消されていく 高い揮発性を持つ 放たれる カラフルな / 深夜の美術館 ジュラルミン製ライトの高輝度な光をくぐり 一匹の鼠が忍び込む 「会議室」 「少女」 「花束」 「動物園」 「風船」 「火炎瓶」 「接吻」 死を 落札していく
a ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 967.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-08-01
コメント日時 2018-09-03
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
いつも作風が違って、わくわくしています。 「死を 落札していく」が端的におもしろい表現だと思いました。
0かるべまさひろさん。 かれこれ7年~8年ほども前のものですが、ほとんど推敲も行わずに上げてしまい、まずいものになってしまいました。死‐はさすがにまずいかなと。落札‐も唐突に過ぎました。説明となり、/以下は工夫なり遊びをすべきでしたか。手遅れですが。 ありがとうございました。
0「死を落札していく」はさすがにまずいかな、とコメント欄で拝見しましたが、僕はこの表現は好きです。死が商品化されてオークションにでもかけられるように落札していく流れ。今の時代に合っていて、悪くないと思います。「少女」「火炎瓶」「花束」などの言葉が乱雑に? 不規則に並んでいるのもロジックの崩壊を感じさせて良いと思いました。ですがここは湯煙さんが「一工夫したかった」と思っている部分。詩とは本当に分からないものですね
0stereotype2085 さん。 なるほど。そうですか・・・死や死体は値はないものですし、落札するなどあり得ないかとも思いますが、そのあたりは少しぼかすなりして生堅にならない表現をすべきだったかと、そんなことを考えていましたから。「」付きの箇所についても一連の政治的の箇所は必要なく、漢字と「」とをさまざまに表現できたのではないか? そんなことも気づかされた次第です。同タイトルの作品を再投稿するかは未定ですが、悩ましいですね。文字の崩壊もまた面白くなりそうですが。 ありがとうございました。
0言葉そのものを物象化して、アクリル板やガラスの柱、モビールで吊るしたり、床の上に散らしたり・・・という展覧会に行った時のことを思い出しました。忍び込んだ一匹の〈鼠〉・・・それは、文字をこっそり消したり書き込んだりする、アートテロリストのようにも見えて、面白かったです。
0まりもさん。 そうですか。身近には平仮名を型取ったユニークな栞などもあるようです。あるいは物象化というのかオノ・ヨーコ作品や書にもいろいろありますね。-鼠-は蛇足だったかと。タイトルaからさまざまに喚起させるものにすべきだったかも知れません。 テロリストマウスについては謎めいた存在で、正体は判明しているとの説もありますが、なによりグラフィティーそのものの魅力かと思います。 ありがとうございました。
0こんにちは。 美術作品というものは、たいていの場合は 故人が描いたものが多く 美術品の落札って、ある意味 故人の死に値段をつけるようなものだなーと思いました。 作品の背後に政治的なものが織り込まれているケースもあれば、接吻というようなエモーショナルな情のようなものにも 美術品には値段が付くのだけれども 美術館にある間は、値段が無い。 盗まれたとたんに ふたたび、評価額が発生するのだけど、 なんだろ 評価額って、生きている感じがするなーと思いました。 流通するのって 別の命を持つのは あたりまえなんですが、人間のへんな習性を客観視させてくれる詩だと思いました。
0るるりらさん 故人の死に値をつけるような、ですか。 なるほど。死、死体には値をつけることができない、誰も買うことができないと言われもしますが、生前に遺した作品などはたしかに流通しますね。 どうした目的があるのか、所有権を持ちたがるのかわかりませんが、美術、絵画作品をめぐるものは多く聞きます。 変な習性まで考えてくださり、ありがとうございました。
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