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或る夜/silver
冷えた外殻を脱いで 柔らかく落ちる 水晶の中で息をする銀の瞳の震え 眠る花 私達の指先はそれでもぽっ、と淡く燃え 欲望の背骨をなぞる時 深く海の底 翻る 君の左腕 君の生を思い眠りにつく 微かな徴を額に垂らして 永遠の盲目のdancer達は 螺旋に貫かれて 踊りを止められない 私達の欲望の背骨は いつか 白く流れる灰に 還れるまで だから。 声。 広がるスゥプの海で sunny sunny と名を呼ぶ 薄く溶ける私の体に触れて sunny それが君の名前だったこともあった ゆっくりとまた目を綴じる 花は溢れて 私の液がつ、と零れ落ちて また痛みの話を繰り返すのなら 瞼を持ち上げた時 silver の右目と black の左目が 虹色を視るなら 闇の中に目が慣れる 0時に銀色の翼が君に生えるよ 永遠の上に透明に羽瞬いて その拙い飛翔を見せて 闇の中に silverを、撃つ 重ね束ねた花束を 零れ落ちる液で 湿した 夜が優しく私の柔らかに触れる時 君に光が射しているように si si si ru ru ru ra ra ra ri ri ri ri あたし/私は小さな銀色の歌を夜に歌っている くすくす
或る夜/silver ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1456.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 6
作成日時 2019-02-18
コメント日時 2019-03-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 6 | 6 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 6 | 6 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
疾走とは異なり、鈍痛のなかでも詩世界を作り上げている点が、この詩の強みだと感じています。
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