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愛の誕生
愛するものが生まれた日 それは愛することを教える日 玉の涙をこぼしながら 精いっぱい声を上げ 生きようとする ぼくはそれを愛すのだ 愛するものが生まれた日 それは背負うものの重さが増した日 のどかな木漏れ日に照らされて レースのカーテンが翻る 君の笑顔に ぼくは神さまをみた 愛するものが死んだときには、 自殺しなけあいけません。 愛するものが死んだ時には、 それより他に、方法はない。 愛するものが死んだ日に 生まれるものは悲しみと 感謝と思慕と愛しい記憶 愛するものが死んだとしても ぼくは毎日愛を生む ぼくは新たな愛を見る ぼくは君を愛しつづける
愛の誕生 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 775.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-04-23
コメント日時 2018-04-25
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
はじめまして 拝読いたしました。 三連目なのですが、中原中也 の 「春日狂想」という詩からの引用であると思われます。 もしそうであるなら、 行の終わりに(中原中也 「春日狂想」) とかいうような表記が必要だと思いました。 中也の詩がお好きなのかもしれないなー。 中也は器用な生き方のできなかった人ですが、フリージアさんの心の深いところに沁みる言葉をもった方なのだろうなあと思いました。 フリージアさんの詩文に ≫愛するものが死んだ日に ≫生まれるものは とありますので、出産時に 子供は生まれたときに どなたかが亡くなられたのでしょうか? 中也の場合は 「春日狂想」の詩で 以下のような終わり方をしていますよね。 ≫ではみなさん、 ≫喜び過ぎず悲しみ過ぎず、 ≫テムポ正しく、握手をしませう。 ≫つまり、我等に欠けてるものは、 ≫実直なんぞと、心得まして。 ≫ハイ、ではみなさん、ハイ、御一緒に―― ≫テムポ正しく、握手をしませう。 と、ある意味では妙に陽気な感じに 詩文を終わらせているわけですが、 実直に生きるのは素晴らしいことで 切なければ切ないだけテンポが必要なのかもしれません。 いかなることがあっても毎日愛を生み、新たな愛を見て 誰かを愛しつづけけ実直に生きることほど尊いことはないです。 それには リズムのようなもの 気合いのような何かが必要な気がいたしました。 心臓の鼓動が聴こえるような詩との出会いがあると フリージアさんには 良いことかもしれないなあという気が、いたしました。 偶然かもしれないけれど ハンドルにしておられるフリージアというお花は、一枝にいくつかの花がついています。なかなかテンポを感じざるお花ですよね。 素直さや実直さを感じる良いハンドル名ですね。 また別の詩も拝読させていただきたいです。
0とても無粋なのはわかっているのですが、愛のことが鶏と卵のように感じられました。 それをほどきたいというわけではないのですが、 「愛の誕生」というところでテーマが少しぼやけてしまっている気がしました。 それでも詩から慈しみや愛しさは溢れんばかり感じられて、 かなしいのですが、感動もしました。 難しい言葉を使わなくても感動がそこにあるのは、すごくやさしくて、好きです。
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