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野良人
幸あれ 幸あれと とぼとぼ 野良猫さえ出てきてもくれぬこの夜に 月は私の罪を暴くように煌めき 風は私の僅かな体温を攫(さら)うように冷たい 煙草の死骸さえ捨て放てられず まるで偽善者みたいに 缶コーヒーはもうとっくに冷めているのに まるで許されようと神を探すみたいだ 進んでも進んでも ゴールなんてないのさ 阿呆にはわからない スタートさえいつだったのか 明日が来たとて何になる 新しくもなんともない 照らさないで 人間みたいな化物を 憎むことも、蔑むこともない あれ。この曲何回目だっけ 嗚呼、もうそれしか要らない。 極楽浄土へのチケットは落選した 残念ながら私はハズレました もう指が動かない 冷たいから貴方が 凍えちゃうのさ彼方此方が 筆すらも持てぬさこの先 傷、枯れても実っても どちらでも良しとしよう そら、御笑い種さ畜生め ただ生き張り一つで歩いてきました 今はそれさえありますまい 一泡吹かせて それで 醜いこんな身体で 一度だけ泣いて それで 眠ってしまえ さやうなら
野良人 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 960.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-11-24
コメント日時 2018-11-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
率直にあら削りだなと感じましたが、 書いている部分、持っている視点はすごく憧れました。 言葉の強弱が微妙なところをついてて好きです。
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