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すいと
不思議な頭のかたちだね ポストから全身を垣間見せるしゅんかんに いやどうなん、きみの方が相当よと 思ったとよ 帽子 三百歩横丁はいつも賑わっていて もうめっきり新生第五都市だ 豪雨 カサブランカを投函して、 君に嫌がらせをしてみる。 陥没した 朝 やに、わに、なんだか 移住してきたんだなと 思ったと チャイルドロックで、 私なら、君を守るなり、できると 思う ぐるぐるどころじゃねぇが、 ごわばるるんごわばるるんと、 回転している ドラム式洗濯機の 15万円加減に、 私は、なぜだかですが、 ここに棲み着いた と
すいと ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1104.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-07-23
コメント日時 2018-08-13
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
言葉の訛りが可愛い…可愛すぎる。訛りでいいんですよね()。カサブランカは純潔の象徴で(間違っていたらごめんなさい)、結婚式や出産祝いに贈る花ですが、「君」はもしかして独り身?それともただの嫌味でしょうか…すみません、深く読みこむだけの技量がないです(汗 ごわばるるん←この表現、好きです。不思議な魅力があって、すみません、内容読み込めてないのにコメントせざるをえなかった…、とりあえず好きな詩の雰囲気です。
0なつめ 様 コメントをありがとうございます。 雰囲気、すいていただいて、ばりうれしかです。
0新生第五都市は新生代とか化石が出てくる感じとか、かつて名古屋市や福岡市広島市大阪市などの五大都市とも関連があるのだろうかと思いました。但しこの詩自体を読むと、そのような内容はないようでした。カサブランカ。百合の名前だろうか。文字通りでは白い家。モロッコ最大の都市でもあるので、ちょっとイメージが大袈裟ですが、モロッコどころかアフリカ有数の都市であるモロッコを郵便ポストにと考えても面白いと思いました。「帽子」自体も三角帽子ではないですが、確か詩人の広田修氏のアイコンがファリャだそうでファリャの写真だったか、彼の作曲された作品では三角帽子は有名ですので、何となく、この詩のイメージとは合わないかもしれませんが、ふと考えて見ました。
0エイクピア 様 コメントをありがとうございます。 さすがエイクピアさんだなぁと息が漏れます。ハイパーリンクをうれしく感じます。 今一度、この詩の「雰囲気」「イメージ」がどうやら個性だと気が付かせてもらえました。 一語一語の解説を詩の内容へ加えていくと「論理」感が増していき、削ると「雰囲気」感に寄る。これが僕の現状だと学習して、あやつっていきたくなります。
0シュルレアリスムのようなそうじゃないような不思議な感触 洗濯機の擬音はああ確かにぐるぐるどころじゃねぇなぁと思わせるには充分なぐらいに合っている 「不思議な頭のかたちだね ポストから全身を垣間見せるしゅんかんに」 で最大風速が大きすぎて後の表現がそれに追いついていない印象もある
0渡辺八畳@祝儀敷 様 コメントをありがとうございます。 擬音は、先日のサバンナの詩から着想を得て膨らませていただきました。 なるほど、おっしゃる通り、最初の2行は。もう一度風を起こすなら「15万円加減に」を「アルコール漬けの眼球に」とか、 最初をなだらかにするなら「ポストから全身を垣間見せる」を「KITTEの自動ドアが開く」とか、推敲できそうではあります。 短めの構成は展開の速度調整が要になるのですね。ありがとうございます。
0ポスト、投函、という言葉とイメージが、気になって気になって・・・ 赤ちゃんポスト、という言葉が、頭の中をぐるぐる。 純白(&聖母マリアの象徴、とも取れる)のカサブランカを、嫌がらせに、という、意味を深読みしていいのか、どうなのか・・・諸事情あることは充分承知しつつも、赤ちゃんを赤ちゃんポストに託していった人へ、カサブランカを捧げる、と読んだのだけれど・・・。(そもそもの前提が異なっていれば、かなり穿った解釈になってしまうので、違っていたら撤回、と、先に書いておきます) 人は、場を選んで生まれて来るわけではない。いつのまにかそこに居て、いつのまにかそこに住み着く。 よりより住処、自分に「ふさわしい」場所、を探してさまよい続けるのもまた、ひとつの人生ならば。 その住み着いた場を、よりよい場所へ、より住みよい場所へ、変えていく方に加担していく、というのもまた、 ひとつの生き方である、という気がしています。
0まりも 様 コメントをありがとうございます。 なにを書いたかわからなかった詩でしたので、 あぁそうか、これはドラム式洗濯機を買ったときの店員さんのチャイルドロックの説明について、 自分が思いを馳せた先のことだったのか、とやっと腑に落ちました。 ありがとうございます。
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