脱獄 - B-REVIEW
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脱獄    

私は逃げ込む場所を間違えた。 逃道のつもりで掘り進んでいたのは、 自分の 墓穴だった。 「もう引き返せない」 さっきまで歩いて来た道は 上を歩く人々によって 崩れ、 埋もれて、 固まってしまった。 《装備品:素手》 私は焦る。 〞今までどうやって進んできた?〞 「思い出せない」 私は思い出せないままに進む 前にしか進めないから。


脱獄 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 882.9
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-06-09
コメント日時 2018-06-16
項目全期間(2025/04/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:882.9
2025/04/21 20時43分09秒現在
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    作品に書かれた推薦文

脱獄 コメントセクション

コメント数(3)
次郎
(2018-06-10)

「もう引き返せない」「《装備品:素手》」の絶望感が妙にリアルで、語り手が冷たく汗をかく様子や、息を呑む様まで感じとる事が出来ました。最後に語り手には見えていない光を、読み手に感じさせる着地は少年漫画的でぐっと来るものがあります。とても良かったです。

0
かるべまさひろ
(2018-06-11)

「《装備品:素手》」が面白いです。 ゲームのUI風なデザインで詩を表現してみたくなりました。

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渡辺八畳
(2018-06-16)

もう既に述べられているが、《装備品:素手》はほんとルミナスライン でもそれ以外の、特に詩の設定っての? 進む道間違えたしもう戻れないってのは流石に凡庸すぎかなと。ひねりがない、多分誰でも思いつく 最近のビーレビはライトバースな作品が増えてまあそれは一つの方向性としていいんだけど、ライトな書き方なあまりに内容も軽薄なのが増えてしまっているような気がする。なんちゅうか、成熟された思考が無い。いいこちゃん的な道徳標語か、中学生が初めて考えた設定みたいなのか。軽い文体で良い内容のもあるにはあるけどさそりゃ。私はね、もっとこう、詩に刺激が欲しいんだよ。悪い意味で既視感あるようじゃ満足しないのよ。

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