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心臓の怠惰
この心臓を 握ってもらいたいと思うのなら それが恋なのだろうか この目玉を 食してもらいたいと思うのなら それが愛なのだろうか 理解の獣が貪る 心臓が腐り落ちて 世界は暗転する ここには何もなかった。 口走る自動記述 幻想を歩く両足は 理解の獣の口へ 放り込まれ価値へと 頭では理解できる のに心と体がない ついて来れない 心臓の怠惰。 この心臓を 貴方に握ってもらいたいと思うのなら それが恋なのだろうか この目玉を 貴方に食してもらいたいと思うのなら それが愛なのだろうか 心臓が腐るならば 捧げた目玉も幻想だ
心臓の怠惰 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1087.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-11-03
コメント日時 2018-11-12
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
好きな世界です。少しだけ説明的かなとも感じましたが、その奥にある疑念のようなものは感じ取れた気持ちになりました。
0ルミナスラインを作り出すむずかしさを感じました。比喩の神は今作では獣の眼光を選んだのですね。
0いいですね。心臓を握ってもらいたいとか、目玉を食してもらいたいとかの一種の願望が恋なのか愛なのかと自らに問う。被虐的猟奇性、相手への偏執的な執着をも感じる。しかし最終節においては「心臓が腐るならば 捧げた目玉も幻想だ」と自分自身を突き放している。僕個人としては偏執的な愛情をもっと深く、エグク描いて欲しかった。そして話者様がその愛情ゆえに崩壊する様でさえ見たかった気もしますが、この締めは締めで良いと思います。
0皆様コメントありがとうございます。 この作品は少し、詩の中以外に情報が多かったみたいですね……
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