作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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宵々の道行

 五木 國重
 6   884.1   0   2 

たとえばビルの7階の一室に、まだ灯りがあって、 それを反対車線から眺めていると沈んでいるように思える 水面が上にある感覚 沈んだ古代都市の中を歩いているよう 否、石灰となった珊瑚の隙間 そしてぽっかり空いたそこに見やる何かの道行 …時期にして珍しく......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-08-19

天国の子どもたちは、腕を大きく伸ばして、泣き叫び、喜んで……

 勉強します。ありがとうございました。……
 7   1549.5   2   1 

いつからか 涙があふれてくる、まさにそのとき なにかすばらしい一文を自分は思いつきそうだと、そんな気がしてしまい それで実際に思いついたこともあるが そのことは、どこかいやらしく とても惨めであった それは自分の魂が生き延びる抜け道であった 私は......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-08-15

ドブとパイン

 よんじゅう
 8   1103.0   0   0 

酒を垂らせば夏なら午後糸をひいた衣類とともに自分自身もほぐしていくその中心に立つのはおじさんだったけどどこまでも短い会話で詩をつくる人になりたいなああとかええとかそれなとかとかなとか日のながさとおなじになった会話がいつまでもみじかい夕立のようだとかなわたしたち......


現代詩 ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2023-08-22

だいじょうぶだー♪

 野良 ○弧
 9   825.6   0   0 

婦女子の視線は、私の人生を困らせてしまうだけで有る。容姿にも白けている私を、羞恥で満たしている。婦女子の心中には疾しさが存するからで有り、悲観的将来を洞察する私を思い出しては、婦女子との再会を願っている、此れは私の心を漂っている悪徳で有るし、其れは、私の偶運で......


ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2023-08-21

逃げたい

 きょこち(久遠恭子)
 24   1827.6   0   2 

朝起きた時に感じる絶望感 また一日が始まる コップで一杯の水を飲む それでやっと生きているのを自分に知らせる 水滴がたくさん付いているのをただじっと眺めていた 色々やってはみたけれど 私には詩は書けない 詩のようなものが出来るだけだ 小......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-08-09

やぶれかぶれ

 昼行灯
 7   1296.9   1   1 

ドヤ街で出会った酔っぱらい。 朝からウイスキーをラッパ飲みして。 そうでもしなきゃ、 生きていけない。 そうまでしてでも 生きてゆくのさ。 おぼつかい足取りで、男は近づいて来て 「最近は、仕事もないぜ」 ウイスキーを、ひと口頬張り、続けた。......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-08-19

ダフネーの琥珀色の瞳

 watertime
 3   1008.2   1   0 

川のように純潔な朝 消えつつある腕を振るように風は舞い上がって 公園の木立ちの葉を街路に運び すでに若葉がベンチの側に揺れている あなたに出会わなければ 暉やく美しい色彩にわたしの眼が止まらなければ わが胸の新しい血脈が泡立つこともなかったろう......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-07-11

過去に戻って桜坂を、あなたと

 雪月統
 4   728.9   0   0 

もし過去に戻れるのなら 桜並木の続く早朝の坂道を あなたと一緒に登るだろう 薄明かりの中ひらひらと 花びら絶えず舞い降りて 覗うように見上げる笑顔に  ちょっぴりすくみながらも 胸はどうしようもなく弾けるんだ 途中僕はバテてしまい 「......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-07-02
投稿作品数: 3355