作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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ラッキーストライク

 渡辺八畳
 6   2601.7   0   0 

横風吹きすさぶなかブロック塀に煙草を押し当てると、線香花火みたいに散り火が流れていく。 長崎の夜を歩いていたら、自販機のところで中国人に「代わりに煙草を買ってくれ」と英語で頼まれた。しかし「Don't have TASPO,can'......


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作成日時 2019-04-29

水の村

 useless
 2   1939.9   0   0 

 山中の隠れ里であるこの村では、家々はただ木組みからなり、木組みから水が流れる。すなわち全ての建物の外壁は水のカーテンであった。透明な水ではプライバシーが保てないと危惧するだろうか。内部から明かりで照らされた水の壁は千変万化の模様を見せ、不思議な風景を映しだす......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-04-28

朝、大聖堂の素描を持って。

 なゆた創a.k.a.NORANEKO
 9   2662.8   0   0 

たとえばバングラデシュの女学生が焼死した話をしたとして君は咥えた花の蜜を吸うハチドリのことを気にするだろう。Kindleのタッチパネルを淡々とたんたんと暗澹たるダルメシアンのような面構えで叩く僕のことなんか本当にどうでもいいように緩慢な半とろけの時間のなかで。......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-04-19

 エイクピア
 10   2517.2   1   0 

新鮮な僧に治安を担当させる 狂犬集会が開かれ 猫のいなくなった公園 村の狼が徘徊し 鳥の羽根は食いちぎられた シアン化ナトリウムの拡散と 春の北風の強さは 公衆を不安に陥れた モアイを愛して イースター島には行けず 猛打の阪神打線を羨ましが......


テキスト
作成日時 2019-04-28

愛という名の種子が

 stereotype2085
 0   1819.3   0   0 

僕と君のアイデアは 一つも叶えられないまま「R.I.P」と腕に刻まれては 激流に飲み込まれていく 渦を巻く濁り水の行き着く先は きっと涙の流れない地の底だ 血液のひとしずくでさえも枯れきって 渇いた咽喉に注ぎ込まれるのは 希望という名のガソリン ......


テキスト
作成日時 2019-04-27

熱っぽい夜の終わり

 鈴木歯車
 6   2182.9   1   0 

水たまりをはげしく踏み散らした 君の足よ! ほっそりとしたすべての指よ! 魚に変われ! と念じた夜に うっすらと恐竜の影はスローモーションで 生まれては死んでゆくのだ ひとごとのように過ぎてゆく 熱っぽい夜しかないが そこにあると思った途......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-04-03

遊具

 八朔三
 4   2238.9   0   0 

鉄錆びた遊具が ギィー キュイー ギィー ギュイー 風に吹かれて鳴いている 吹かれるぐらいで ないてしまう 誰も直さない 誰も触れない 誰も愛さない 色も段々消えてく 剥がれ落ちて錆になる ......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-04-05

タヒにちなんで

 ariel
 3   1836.1   0   0 

伝わることが 言葉の命なら それは相手ありき オートクチュールの 商品にすぎない 相手という制限 その形の中でのみ拾われ 独断と偏見で理解され 決して牙を向かぬ 都合の良い ペット あなたには捉えきれない 感覚 視界にすら入ら......


テキスト
作成日時 2019-04-25
投稿作品数: 221