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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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闇の中の光ほど欺瞞に満ちたものはない

 積 緋露雪
 2   611.9   0   0 

光に希望を見るのは誤謬であると常常思ふが、 その際たるものは今もロザリオで磔刑に処されてゐる基督であらう。 光はしかし、闇なくして輝くことはないが、 だからといって光に希望を見るのは なんとも無謀といはざるを得ぬ。 つまり、飛んで火に入る夏の虫といふ......


現代詩 歌誌帆掲載応募 縦書き
作成日時 2024-07-03

HOUSES OF HOLY。

 田中宏輔
 3   580.1   0   1 

OVER THE HILLS AND FAR AWAY。 ●「なんていうの●名前?」●「なんで言わなあかんねん」●「べつに●ほんとの名前でなくってもいいんだけど」●「エイジ」●「ふううん」●「ほんまの名前や」●「そうなんや●エイジかあ●えいちゃん......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-07-02

新宿

 塩むすび
 2   438.9   0   0 

人身事故で止まった電車 乗客たちは我先にと車内からの解放を求める 押し寄せる人の波 誰も待ってくれない 乗り換えを急ぐ人の群れ 体当たりもお安い御用 ひと達が迫ってくる なぜか息がしづらい 心はとっくに酸欠 どこかに行きたい立ち去りたい......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-07-01

七夕の光花

 古銭好き
 5   832.6   1   1 

一りんの光花が灯った。 期待と望み 小さい小さいひとつづきの閃光に とても似合わない重さを詰めすぎてしまった。 この日は 私の 七夕。 天の川に黒をふり撒いて 私は天を渉りきった。 だから 燃やしてしまったんだ お手製の私の希望が四......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-06-27

 15歳
 11   794.8   0   0 

店を出ると 暗い街に捕らわれた心地がして 家からこんなにも離れたことを 後悔した 帰ろう 幹線道路沿いを ずっとずっと真っ直ぐ それで家に着く 熱気と湿っ気が肌に迫って 節々から染み込む ペダルを踏みしめ 滑って腹部に緊張......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-06-24

蟹と自己言及性

 橙色
 5   962.5   1   1 

蟹は自己言及しないから、蟹はメタ認知できない メタ認知できる人たちは、蟹を食べる人たちです 蟹は、死をイメージしない、 らしい それは、蟹は、 目の前のものしか、見ていないから、 らしくて 蟹は、自分が誰かを、知らない らしい 蟹は、目の前の......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-06-04

ライラックの咲く頃

 妻咲邦香
 13   916.9   0   1 

地平線の向こうから、黄色い電車はやって来た 楽しそうに左右に揺れながら 騒動なんて知らないとでも言いたげに やって来た、ライラックの花咲く町に 電車はホームに滑り込んだ 彼女はそれでも動かなかった 地平線の彼方に消えた影を見つめ その先にはお......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-06-13

「完全脚論」(又はクローン人間の悪夢から這い出す百足群)……

 熊倉ミハイ
 13   1368.9   1   3 

※六、十 ※六、十から成る ※六、十より他は、紛れ込んだ百足の悪夢の群れ 一 【創造】  自我を解放すれば、忽ち人々の輪から外れ孤独に回る衛星になると悟ってから、そう短くはない。閉じこもるそれは野生の本能か、はたまた腐りかけた純粋悪の果てか......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-06-01
投稿作品数: 3355