作品投稿掲示板 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


30日以内
24時間以内1週間以内30日以内90日以内1年以内すべて
最新コメント順
最新投稿順最新コメント順ポイント数順閲覧数順コメント多い順コメント少ない順
サムネイル形式
サムネイル形式ざっと読み形式

詳細設定を開く

耳なし芳一

 ぺえ太
 18   1058.2   0   2 

わたしの遠く 土壁の向こうの夜で 森は暗く燃えていた 松ヤニ香る酒は慟哭し 滴々と 冬の大地が吠えていた ずんずんずん こめかみを焼くとどろきが 頭痛の赤に染まる頃 燃えている わたしの奥が燃えている それはわたしではなかった から......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-12-20

夜行列車

 テイムラー隆一
 7   443.8   0   0 

夜行列車は夜の果て そっと薫るは澄んだ琴花酒 君は何も言わず紙コップに注ぎ ただ僕の手元に押し付けて 僕もまた何も言わず 細雪のような甘さは、残影のごとく刻まれています 車窓を流れる月明りの光景は ススキとセイタカアワダチソウ......


現代詩
作成日時 2025-01-18

誰も知らない

 あまみや
 3   579.3   1   1 

凍った空から溢れた涙 それはいつかの君がこぼしたおもいで あたたかな胎盤から離れ かれはやがて花となる 冷たいと思えることは幸せなことです 先生、あなたは生きている あなたは彼らよりあたたかい 人が知らないものほど価値があると あなたが言っ......


現代詩 歌誌帆掲載応募 縦書き
作成日時 2025-01-02

はばたき

 田代ひなの
 19   1136.9   0   4 

箱庭から見る景色には 自分は入れないと思っていた。 憧れる人達と同じことは 私には出来ないと思っていた。 あの空に輝く一番星には 絶対手が届かないと思っていた。 閉じ込められた空間で ただ、平穏に甘んじることが 生きる全てだと思って......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-01-01

存分に自愛しましょ

 伊理久独人
 3   444.1   0   1 

誰も悪くはないけれど 自分が脅かされることがある 何も悪くはないけれど 自分が危ぶまれることもある そういう時の対処法 いわば生き残る上での知恵 出典はわたくし 時節柄ご自愛ください あの言葉は ただの挨拶にあらず そう気づいたのは最近......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-01-16

隣人へ

 きょこち(久遠恭子)
 8   725.1   0   1 

霜が降りてきそうな一月の或る日。 彼は肩を落として冬空の下、 一人で歩いていた。 何があったのか、私には知る由も無かった。 アパートの隣同士といっても、 今では挨拶くらいしかしないのだから当然だ。 ただ、昔一度だけサラリーマンの彼が 公園......


現代詩 画像
作成日時 2025-01-07

空を噛む目

 あまみや
 5   680.8   1   2 

空の色が今よりもはるかに幼かった時代 時計などなく僕らを図れるものなんてきっとなくて ぼくたちはいつまでも僕たちのままで 土を噛む魚のような目で死んでもいいと思える日が来たのだろうか 飾らないあなたが好きです ありのままのあなたが好きです そん......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-01-02

闇を見る

 yasu.na
 8   774.8   0   2 

空から来る光が受容も自省もする力のない接触の悪いものたちに反射してむなしく還っていったから今この地上は明るさを保ち人々や事物の輪郭は鮮やかである。僕はパズルにでも採用されそうな風景を背景にして溜め息をもらす。それから滞在期限が切れそうになっていることを怖れて将......


現代詩
作成日時 2025-01-12
投稿作品数: 8188