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夜行列車
夜行列車は夜の果て そっと薫るは澄んだ琴花酒 君は何も言わず紙コップに注ぎ ただ僕の手元に押し付けて 僕もまた何も言わず 細雪のような甘さは、残影のごとく刻まれています 車窓を流れる月明りの光景は ススキとセイタカアワダチソウが波打つ海 それがどこまでも ただどこまでも 星々の彼方までも それを思い出すたびに、魂を突き刺す寂寞に囚われます ゆらゆらと揺れるは車内照明の 無色透明の水銀のランタンで そのささやかな灯は 僕らの座席の上に吊るされ 君の寝顔をそっと照らす 僕を引き止める、あの昔日のかすかな鎖なのです
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夜行列車 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 108.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 8 時間前
コメント日時 5 時間前
項目 | 全期間(2025/01/18現在) |
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叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
各連行間あけておられているのは、各連を客車とされているのかなーと思いましたよー夜行列車が連結されてますねー記憶なんて途切れ途切れで車窓のように流れていきますものねー
0コメントありがとうございます! ……各連を客車、という発想は意外だった。 あくまで読みやすさや作品としての設計のためにこうなった感じだし。
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