作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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 日月 南
 2   1238.2   0   0 

私の骨は 少し先の河原にあります その骨は 記憶に汚れて苛まれ ひどく黒く 佇んでいます 私の骨は 誰も知らない痛みを持って その骨は 鈍い軋みに悩まされ 悲しく白く 干からびています ああ 私は私の骨を見て 前世の後悔を思い出します ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-09-27

治療と捜索-或る女-

 鱗子(揶白)
 2   1440.5   2   0 

一掬(いつさく)の涙が御神酒徳利(おんみさとつくり)と偉いおつかないな。 ふつに闇然のやうや。圭(わたし)言ふ「こんの、居候をいつかな云へばいたく十六夜」 羅(ラ)せつかちに潔(よ)うく塩梅(あんばい)を考へて居るのだが行漠(いくばく)饅頭食いの“一人“で......


縦書き
作成日時 2020-09-25

『マインド』※ポエトリーリーディング

 暗谷時宗
 0   1174.8   0   0 

ハジマリとオワリが歩み寄る 我らの終の棲家もいずれは朽ちる まだ満ちぬ 胸の栓は 腐り落ちた 繋がられるはずだった絆  とんとん拍子 座る間もなく 体、幽霊に盗まれ 頭、虫が住まう チューチューと 白昼堂々蝕まれる 虫食い穴を両手で開けていた......


現代詩 動画 縦書き
作成日時 2020-09-27

自由律俳句 202009-1

 うたたね 宥樹〔記〕
 1   1575.8   0   0 

なんて濃い 白亜を斬る陰の声を聴く......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-09-05

未開の故郷

 九条風露
 0   1020.7   0   0 

鼓動に命の寒暖が宿るとき、静脈に草木が生い茂る。 真昼の光は、深夜を根拠にして、果実の中に生まれる。 貴方と私が見つめている野に、 私達は見たことのない花の香りを観ている。 このページの文字も、言葉に連絡しない記号、 過ぎ去る前に、過ぎてゆく廃線の駅......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-09-26

薄ぼんやりとしたまま

 白萩アキラ
 0   1188.8   0   0 

墓石に佇んでいるトンボの色を じっと見つめていた子供が一人 彼らが知り得たその色を 憶えているものはいませんでした 立ち止まる必要もありはしない 刻まれた漢字に意味もない そいつは訳知り顔で拝むだけ 存在のない罪悪への手向けとして どう......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-09-25

鈍色の空

 懌愫繞梁
 3   1343.1   1   0 

私は私を知らない 私は私を探す 赤と黒のコントラスト 心臓と心臓の重なる音 母親の体の中で 鈍色の空を見る 私は私を知らない 私は私を探す 行き先もなく歩いて 道端の花を想う 雨の音に誘われ 鈍色の空を見る 私は私を知らない ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-09-19

爛れた大地の片隅で

 白目巳之三郎
 7   1845.2   1   0 

     ヒーローいないこの世界、器用な男が一人だけ、すたすたすたと向かいます、でかいフクロウほおと啼き、大きなお口でぱっくりと、くわえてみたけど、輝くばかり、一向英雄産まれません、はんけち一枚取り出して、映画を一本見終わって、帰り間際には投げ銭さ、ほ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-17
投稿作品数: 3357