作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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君よ人たれ

 カンパネルラ
 1   731.5   0   1 

この胸の痛みにも慣れてきた。 満たされないのに溢れている。 鮮血に塗れる君を嫉む。 人は優しさと云うそうだ。 凡てを憎むが夜が善い。 白昼、白線の内、白雲に目を細むのだ。 君よ人たれ。 その死に様を望んでいる。 君よ人たれ。......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-11-20

柔らかなとげ

 多宇加世
 4   766.2   1   1 

いかんせん私たちは嘘が苦手で 互いを人波の中にさがすかというと それはあるいは片方だけがそう信じ切っている だけであり 君はそんなことをしないんだね ジュースを飲む 顔に飲み物が入っていく スタバのよくわからない飲み物 君と同じにした飲み物 それを......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-11-18

近代船

 伏田侑太郎
 8   1103.2   0   2 

無地のキャンパスにフリーハンドで引かれた水平線。 いつかその先へ沈み逝く近代船。 碇下ろせば未来泣き喚いて。 その船の乗組員だった私たちへ。 大海原に見守られ 耳に秒針、唇を嚙む。 ガガーリンが呟いた。 「地球は青かった。」 21世紀は......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-11-07

路地裏空想

 Snydam
 9   1769.8   2   8 

どうでもいい路地裏が愛おしい 横目に過ぎ去り六秒後 脳裏をかすめ 次の間には記憶通り十番地 路地に入り 中央で立ち止まる 右に雨どい 左に小窓 突然開き 腕を掴み引きずり込む魍魎 いやしないと 三秒間の妄想から還ってみれば 前脚一本後ろ脚二本 ......


現代詩 縦書き 受賞作
作成日時 2022-11-01

秋の発音

 橙色
 3   1198.0   0   2 

草木の補色として 血液 血縁 血流が脈打つのを 私は秋とは呼ばない 永遠の対義語としてではなく 永遠としての刹那を 私たちの理性が保存する 雨が 霧吹きのような雨が 雨として存在することと 温度 湿度 肌寒いと言う発音の その寂しさこそが 秋......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-10-13

心臓の音がなんて音を出すかも知らない

 七海 瑠衣
 2   925.7   0   0 

痛かったんだね つらかったんだね 君は… 心臓の音がなんて音を出すかも知らないくらい 君は不注意なんだ 君は自分の身体が傷ついていることをまだ知らないんだ そう、君は強がりで 『そんなことなんてない』 なんてむきになって言うだろうけど 気づい......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-10-26

最上川

 mono
 2   624.7   0   0 

五月雨を集めていた たくさんの川を機械的論考の数々で 打ち破って 積み上げられ 帰るのも馬鹿らしい 勤怠にも時間は残らず一体なんだったのだろう 五月雨を集めてみました 試合には勝てません リーダーとして情け無い 血が止まらない ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-11-07

そして、草花が置かれた

 橙色
 5   1294.0   1   1 

そして、草花が置かれた そして、というのも この言葉以前に何かがあったからなのだが 私たちはいつもそして、の続きにいる 妻を、娶ったのだ そして、草花が置かれた 若い若い、女の妻 そして、草花が置かれた 妻が笑ったのだ そして、草花が......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-10-28
投稿作品数: 3357