作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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お盆のささめきの中で

 湖湖
 12   952.4   1   3 

傾けられた視線に微熱を懐炉して幾月よ お盆の茄子やキュウリの牛馬が 不在の椅子をノックすれば瞼に時の流水よ 私はぼんやりしてしまう 私は纏足の家であなたに乞うかわりに 毒薬に似た香水を思った さよならや孤独が芳しいのは若い時分であるように ......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-08-05

いつか世界を抱き止めるために

 雪月統
 7   706.6   0   1 

 金色の小麦畑が、どこまでも広がっている。ここはアメリカの中西部。一息ついて、遠く青空を見やる碧眼の青年に、このいま僕は自分を重ねている。彼は隣町に住む恋人の女性のことを、風と景色に溶かし込むようにして想っている。  近くにいるということは不思議なことだ。彼......


現代詩
作成日時 2023-08-11

詩の日めくり 二〇二一年三月一日─三十一日

 田中宏輔
 1   520.7   0   0 

二〇二一年三月一日 「生きていた火星人」 ロバート・シルヴァーバーグの『生きていた火星人』を読み終わった。火星人が生きていたことがわかったところで、物語は終わる。主人公の10歳の少年と9歳の少女の兄妹が発見したのだった。シルヴァーバーグが書いたとは思......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-08-01

focus

 A・O・I
 15   1691.8   2   3 

舌の肥えた過去が焼け落ちた瞬きを拾い上げ   同じ口を借りるまで、垢を吹き混ませて     足を酌み交わしてつないだ中心から       私は死にゆくのかと思いながら         (飢えるから か 欲するからか)     低く唸りを上げた......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-08-01

善意の行方

 もじゃお
 10   702.9   0   1 

君を助けるためには 母親を殺した方が良いようだ それで君の何が助かるのか 私は知らない 母親を助けるためには ⚫︎⚫︎した方が良さそうだ それで母親の何が助かるのか 私は知らない 旅行本の一冊ぐらい 供えた方がいいだろうか 燃やした......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-08-09

無敵

 kurage_siratori
 7   562.3   0   1 

付けっぱなしのテレビ 敷きっぱなしの布団 ニュースはいつも巫山戯ている。 誰かの幸せ グルメ 楽しそうなイベント 私には関係ない。 電話が鳴る 仕事先だ あぁ、今日は…… 思い出したけどやる気が出ない......


現代詩
作成日時 2023-08-09

泣き声

 ひよっこ
 4   589.5   0   0 

朝から晩まで 蝉が泣いてる 夜の蝉の泣き声は みんなには聞こえない 街の音に かき消されている でも俺には聞こえる 静かな泣き声 ひとりぼっちの 密かな泣き声 虚しくて 寂しげな泣き声 また明日も 飛ばなけれ......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-08-09

眼鏡

 深井ぬま子
 4   729.5   0   2 

初めて眼鏡を通して世の中を見たとき こんなに明るいのかと思った。 フレーム外はぼやけても、 透きとおる色彩。 嫌なことがあれば眼鏡を外した。 何も見たくなくて、 傷つかずにいられるから。 私の眼を映す鏡となれ。 涙すら反射して光を受け取り、 ......


現代詩
作成日時 2023-08-03
投稿作品数: 228