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眼鏡
初めて眼鏡を通して世の中を見たとき こんなに明るいのかと思った。 フレーム外はぼやけても、 透きとおる色彩。 嫌なことがあれば眼鏡を外した。 何も見たくなくて、 傷つかずにいられるから。 私の眼を映す鏡となれ。 涙すら反射して光を受け取り、 世の中のあたたかさ、 対話への価値をなげかけてくる。 私の眼を隠す美しいこの鏡は 透きとおりながら日々すり減っている。
眼鏡 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 676.9
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2023-08-03
コメント日時 2023-08-09
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
おはようございます。 短いですけれど、理解というか把握に苦心する、した、いや未だできているか わからないんですか、別の一作よりこっちの方が好きですね。 まあ、別の一作の方が、筆にパワー入っているのはわかるんですけれど こっちの方が、僕は好き。 その、眼鏡というものに対する独特の視点、物の位置付け方ありいの、 >世の中のあたたかさ、 >対話への価値をなげかけてくる。 この、世の中への信頼感、ですかね。こういう意識が 僕、36なんですけれど、世代的に希薄、でしてですね あっ、作者はもう幾つか、下の世代か?とか いや、この作者さんがかの菩薩なのか? とか考えつつ、わからなかったですね。良き。
0メガネというのはまあ視力を矯正する器具で 物事をよく見るということですが例えば色眼鏡をかけるなんて言い方をすると視点を変えるということが強調されます つまり嫌な物事を見ないようにする ということから 対話というより世界を受け入れて協調していく という風に振る舞いを変えていくための 仮面のような役割として描かれてるのかなと思いました ふうむ 目の鏡ってそーいえば書くもんね まとまっていて正直ないい作品だと思いました!
0落ち着いた筆致ですね。アクロバットな投稿作品群にあって貴重だと思いました。すみません、私の好みな作風ではないのですが、おそらく、次回作も私は読むと思います。作者のお人柄を私なりに感じ取りました。お人柄が出ている作品とは親しみを感じるということですね。今後ともよろしくお願い申し上げます。
0何か言おうと思ったけれど言葉が出てこない。どうしよう。最後の一行ですよね。永遠なんてない。それが欲しかったらそういう国に行けば良い。眼鏡は何かを選んだかなあ。誰かの幸せは願う以外に方法がない。さてどうしよう。おそらくこのままがいい。
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