作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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窓の隅に花火

 つらら
 9   1516.3   1   1 

真夏の午後独り リビングでただ横臥 夢も見ず ふと 窓の隅に花火が咲いた 僕はそれを手で隠した あの時とはとても遠く、小さく見えたから......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-01-13

スイミングスクール

 ライ麦
 2   1001.6   1   1 

俺は体も硬くて泳ぐのが下手だった エミリは上手かったよな スイミングスクールの帰りにふざけて よく俺のパーカーのフードに物を入れて、 俺は背中に手が届かないからそれを見て笑ってたよな 俺もやり返したりして楽しかったよ。   なあエミリ 君が最......


現代詩
作成日時 2021-01-15

大福入水

 A・O・I
 5   1621.1   0   2 

しあわせにころされる このてのひらの皺にして思えば。 空白の肥溜めの運動場の、シーリングライトのぶら下がる弐体のマスコットの 交換条件は、易しいだけのコオロギの、排出される歌声の。カタチ (母はどうしたって届かない悪夢の中で、) 扁桃腺を......


現代詩
作成日時 2021-01-10

わたしの 個性的な生活の一部について

 葵
 1   1079.9   1   0 

過食 かしょく、かしょく こいつと共に歩き始めて もう9年になる。 今回も どっからが過食なの? 何したら過食なの? そう聞かれたのは 高校時代 改めて思う。 それは、自分でそう思ったら 過食するとき、 私はたべものを食べ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-01-14

ヒヤシンス

 ふかお
 10   1428.0   1   1 

花が咲く そのすべてを詳細に見よ 葉のつややかな丸く固い輪郭 茎の緑の濃いひかえめな表皮 花弁はむらさきの反り返ったラバーのよう 花粉のこまかな黄色い集まり 球根の薄皮ははぜて 根のふくざつに膨らんだ白い茂り 花は無のために咲くのだ ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-01-13

外挿

 白川ロイヨ
 4   1474.5   1   2 

文字列の外挿を トレイスすることで ふと 明日を行きていける なぞる指先が明日の輪郭に触れ 石に日誌をつけようと思い立つ 摩擦のない 花崗岩だ 表面はあらゆるを 反射する から思っていたより ずっと固かったけれど 思いの丈を......


現代詩
作成日時 2021-01-08

砕けたのは夜の街だった

 羊飼 ねこる
 5   1745.8   1   2 

夕焼けに落ちていく私の心は 言葉だけじゃ足りなくて 淡い色で輝く斜陽は 闇夜に浸食されつつあるんだ 怖くて 怖くて たまらなくて マンホールを開けたならば 正直に叫んでみないかい 右手にあるのは誰の夢かい 皆に笑われるのがそんなに怖いか......


現代詩
作成日時 2021-01-02

In The Night

 安里和幸(Groww)
 3   1209.0   0   1 

誰しもがこの夜の擬人化を試みては、くだらない形容動詞を当てはめようとする。しかしながら、大都市の電光の飛沫や、文明の寿命よりも永い距離といった事物に阻まれて、誰ひとりあの夜空の冷たい地肌に触れることはできない。せめてもの悪あがきにと、人工衛星で真鍮色の傷をつけ......


現代詩
作成日時 2021-01-02
投稿作品数: 271