作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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声々

 平風ヨウダイ
 3   477.5   0   0 

草原の声が誰にもとどかないのなら 世界はうるさすぎる 独裁者の声が遠くまでひびくのなら 世界は静かすぎる 現実が狭くおもえるのは あなたがだんまりしてたから 明るいのは 暗い所にいすぎだから......


ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2024-05-21

蟹男

 長谷川哲士
 8   976.9   0   1 

愛を標本箱に取って置いた 秘密がまた増える懊悩 日付を暗号化すれば の 声が風呂場から聞こえるが 恐ろしくて 甘い物無駄喰いし 少し風呂を覗いて また 恐ろしくなって むしゃぶりついて武者震い 家に帰ろうと 決心の賭場に......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-05-06

樹勢

 妻咲邦香
 18   990.4   0   3 

明日には 嫌いになるかもしれない人 今日好きになる 今日の風が吹いたから 誰もが親切なのは 親切なフリをしているからか わからないけど 私もそういうフリしていよう 疑念には疑念で返す 大人と子供、両方にも許されない 真ん中がいいと駄......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-05-16

告白

 白木虎
 2   509.0   0   0 

君といるのは心地が良い 似ているところも 被るところも無いのだけど 君といる時間 僕は何時より僕を出せる 熱帯夜 虫の音が降り注ぐ中 氷菓でも食べながら そこらの公園で だらだらと話そうぜ 街灯の白を突き抜けて 月の青が僕......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-05-19

オレンジの波打ち際

 ハツ
 26   1571.0   3   5 

くし切りにしたオレンジをひとつ、ガラスのちいさな皿に倒したところへ、顔をじっと近づけると、薄皮と果肉の触れ合うところには、音のしない波打ち際がある、 わたしはそこを食い入るように見つめていた。動きのない、とても静かな海に、ちいさな種が透けていて、わたしは......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-04-20

優しさとはおむすびである

 Molloy
 12   710.9   1   2 

優しさとはおむすびである consiousnessなら一切れのパンでも充分だけど 優しさとはおむすびである グルテンフリーで 腹持ちも良いからね 一粒一粒数えられるから 単位がはっきりしているしね 清算するときには便利だろう? 優しさに......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-05-17

たなごころの中

 Thukiniko
 6   472.4   0   1 

友が闇の中で闘っているいる間 闇の中にも入れず眠りを貪っていたお前 一条の光を掴んだ友を羨望するなら もう詩を書くな お前は知っているはずだ 目の前に闇が立ちはだかるならば 避けられるものではなく入るしかないことを 果たして暗闇の洞......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-05-16

伝えたいこと したいこと

 相野零次
 12   916.5   1   1 

僕が君に何を伝えたいかわかるかい? 例えばそれは綺麗に磨かれたまっさらなコップに入れられた一杯の水のようなもの 無駄のないもの 美しいもの 飲み干してしまいたい君を ということ 説明すると野暮ったい だから比喩にとどめよう 僕が君としたいことって何だろ?......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-05-03
投稿作品数: 3355