優しさとはおむすびである
consiousnessなら一切れのパンでも充分だけど
優しさとはおむすびである
グルテンフリーで
腹持ちも良いからね
一粒一粒数えられるから
単位がはっきりしているしね
清算するときには便利だろう?
優しさには親の手垢がこびりついていて
天塩をかけて握るもの
わたしのしるかぎりでは
優しさは250度に熱して焼くものではない
イエスキリストがこの島国にたどりついていたなら
罪人に投げつけられた石をおむすびに変えていただろう
罪人の顔にこびりついた米粒をみて
蛆のようだと嫌悪感を抱き
むしろ死んだ方がまし、と思った人々がやがて無神論者になったとな
神様なりのいやがらせ
親切とはお前の親を
丁寧・丁寧・丁寧にみじん切りにすること
細胞レベルまで丁寧に 慈悲を込めて
丁寧・丁寧・丁寧に
「人生はチョコレートの箱のようなもの」
なんておとぎ話は何処にもなくて
真実はいつも一つ
優しさとはおむすびである
作品データ
コメント数 : 12
P V 数 : 613.5
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2024-05-17
コメント日時 2024-05-18
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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技巧 | 0 | 0 |
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前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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閲覧指数:613.5
2024/11/21 21時56分03秒現在
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間違い訂正。 “consiousness"はそもそもスペルミス。"consciousness"があっているのだけれど 意図したのは英語で「良心」を意味する言葉だったので 正しくは "conscience"です。 運営の方(もし)このコメントに気づかれたら訂正していただければうれしいです。すみません。
1運営の黒髪です。 Molloyさんへ。一応、原則としては訂正はできないということになっていますが、 間違いはあることですし、可能なら近日中に直せるかもしれません。しばらくお待ちください。
2罪人の顔が米粒だらけというのが面白いですね。シニカルな詩で、興味深く読みました。
1原則は重々承知していたつもりですがごめんなさい。やっちゃいました…次からもっとちゃんと推敲してから投稿します。お手数かけますが、可能でしたら、よろしくお願いします。
1おむすびは日本人の心、お母さんの愛情のシンボルのようですね。イシツブテがおにぎりに変わればの下り好きです!
1コメントありがとうございます。投稿ボタンを押してしばらくしてから、ひどい駄作を作ってしまったという恥ずかしい気持ちに苛まれたので、この詩からすこしでもおもしろさを抽出していただけただけでうれしいです。
1食べ物、数字英語神話、フォレスト・ガンプに名探偵、、バラエティ溢れる、(チョコレートの箱のような)詩ですね。最後まで読んで、タイトル通りという、 こういうおもしろい詩に憧れがあります
1やさしさ。良心、親切。を書いているのかも知れないけど、なにひとつ見えてこない。優しさとはおむすびであると、タイトルにおいて無理やり読み手に投げてんのか、ひたすら滑稽さを打ち出している作品なのだと思いたい まあその飛躍した思考がオモシロイなとは思いましたが
1何もかも不完全なままで放り投げてしまった作品です。自覚しております…ですが私にとっての創作の目標は決して中途半端に「うまい」作品を作ることではないので、何かを掴むまでたとえ糠に釘でもいいのでひたすら数を撃っていきたいなと考えています。
0おむすびは、愛情なしで作れない、真実です。世にある宗教伝説で、例えばキリスト、彼のことを、 なかったことにする人は、ダメな人です。日本に来て、石をおむすびに変えてくれたらよかった、 そう思うことは、日本のキリスト者へ共感を覚えた瞬間から、約束されていたイメージです。 どこに約束されていたかと言うと、それは、ほかならぬMolloyさんの中に。 神様と子との関係で、このエピソードにも皮肉が避けられないのですが、全てのものの 関係や、誤解を、必死に解こうとするMolloyさんの、良心の痛みを覚えている誓いが、 全ての引きちぎれようとしている網目の個人を、しっかりとつなぎとめていてくれるでしょう。
1ユーモアがあります。イイ感じの作風です。 まあ、今回は「おにぎり」だし、 田村隆一的アーバン味はないですが、うまい人だなと思いますね。 Molloyさんは前作も良かったし、 技術的にあれこれということよりも、今後も、自分の感情とか自分の歴史について、素直にどんどん書いてほしいなと思いましたね。
1自分が書きたいもの、書かされてしまうもの、書きたいことは、だいぶ自分の中でズレがあってかなり悩むものだと思います(私はそうでしたが。)無理に書いたものは詩とは言わないので、思い悩まず書かされてしまうことをまず素直に受け入れていけばいいかなと思います。何かしら言葉に出力すること、日記でも駄文でも詩でも毎日書くといいかもね。そうすると自分が見えてくると思います(たぶん)
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