作品投稿掲示板 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


30日以内
24時間以内1週間以内30日以内90日以内1年以内すべて
最新コメント順
最新投稿順最新コメント順ポイント数順閲覧数順コメント多い順コメント少ない順
サムネイル形式
サムネイル形式ざっと読み形式

詳細設定を開く

夢鬱

 如月
 9   834.5   0   1 

狭い部屋に満ちた全能感 世界を救えてしまえそうな予感 指先一つで消えてしまいそうな 甘い香りの新発見 ダラダラした内臓に 飴玉一つ 落とす 呼ばれてないけど顔を出したくて 神になれそうにはないけれど 崇められたくて あの......


現代詩
作成日時 2023-08-11

輝ける虚無

 かずや
 6   1012.4   0   0 

意識と体が離れながらも 腕は自然と動き 足は大地を掴む 芝と水と淀みの匂い 湿気にむせるように 汗がジワリと浮かぶ 鬱屈しながら 水面に集中し続ける その刹那 鏡面が炸裂する 自分を上空から眺めるように 意識が遠くなる ......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-07-18

お盆のささめきの中で

 湖湖
 12   949.3   1   3 

傾けられた視線に微熱を懐炉して幾月よ お盆の茄子やキュウリの牛馬が 不在の椅子をノックすれば瞼に時の流水よ 私はぼんやりしてしまう 私は纏足の家であなたに乞うかわりに 毒薬に似た香水を思った さよならや孤独が芳しいのは若い時分であるように ......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-08-05

いつか世界を抱き止めるために

 雪月統
 7   703.7   0   1 

 金色の小麦畑が、どこまでも広がっている。ここはアメリカの中西部。一息ついて、遠く青空を見やる碧眼の青年に、このいま僕は自分を重ねている。彼は隣町に住む恋人の女性のことを、風と景色に溶かし込むようにして想っている。  近くにいるということは不思議なことだ。彼......


現代詩
作成日時 2023-08-11

詩の日めくり 二〇二一年三月一日─三十一日

 田中宏輔
 1   517.4   0   0 

二〇二一年三月一日 「生きていた火星人」 ロバート・シルヴァーバーグの『生きていた火星人』を読み終わった。火星人が生きていたことがわかったところで、物語は終わる。主人公の10歳の少年と9歳の少女の兄妹が発見したのだった。シルヴァーバーグが書いたとは思......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-08-01

アイクリーム

 mud man
 2   565.4   0   1 

入道雲を眺めてる子供がアイスを地面に落とす 君を拾いにいかなくちゃ 怠惰な昼の顎先に汗が集まる 時間切れになる前に君への答えを出さないと 雨が上がって 気持ちを伝えたところで 日が差すと僕は燃え尽きた灰みたい 君が触れた 脊髄反射で飛んでゆきそ......


現代詩
作成日時 2023-08-08

友だち

 中田満帆
 7   651.0   0   5 

 洗いざらしの世界のなかで、リーバイ・パタの詩画集をひらく  女のいない男してやれるのはたったそれだけのこと  コインランドリーが不法占拠されてしまう夢を  ついさっきまで見ていたんだよ  もしきみが電話をかけてくるならば、  ほんの少し孤独を信じら......


現代詩
作成日時 2023-08-10

小説『恋の罪、至上の愛』

 manacuba
 4   773.7   0   2 

1 彼は、詩人で、いつも最高に知的で、宝石で散りばめたような言葉で私を魅了してくる。今まで付き合ったどんな男もかなわないほど、なんともセクシャルだ。たとえそのしなやかな肉体に触れることなくとも。私はバーで甘くエスコートされ、指を絡ませ、腰に手を回され踊り......


現代詩
作成日時 2023-08-10
投稿作品数: 8192