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夢鬱
狭い部屋に満ちた全能感 世界を救えてしまえそうな予感 指先一つで消えてしまいそうな 甘い香りの新発見 ダラダラした内臓に 飴玉一つ 落とす 呼ばれてないけど顔を出したくて 神になれそうにはないけれど 崇められたくて あの子になりたい 転がりたい 踊ってみたい 繋がってみたい 俗っぽいのが好きみたい 鬱なハンバーガー 少しだけ時間をくれないか もうすぐ春が来そうなんだ 殺されたい 殺されたい 君に殺されたい 君は美しい その瞳の奥の 青い絶望感が 夏をひたすら冷やした 夢現に 夢鬱に 僕は狂えない まるで神経質みたい
夢鬱 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 778.6
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2023-08-11
コメント日時 2023-08-12
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 一読して、ひきこもりの方の独白のような印象を受けました。 「ダラダラした内臓に 飴玉一つ 落とす」 というところは、どうにもならない倦怠感のようなものを上手く表していますね。 落とされた飴玉とは、何かささやかな期待感のようなものでしょうか。 「呼ばれてないけど顔を出したくて」 この一文を読んで、こんなふうにコメントを書いている私自身のことのように感じました。もしかしたら潜在意識の中では崇められたいと思っているのかもしれません。 「もうすぐ春が来そうなんだ」という感覚は「僕は狂えない」といことの裏返しのような気がします。 何かに熱中したいの何故かそれができない。心のどこかは常に冷めていて、そのことが「夏をひたすら冷やした」と表されている、そんなふうにも思えました。 何だか少し苦しい感じのする詩です。
0おはようございます。 読後感が、自分のなかで立ち現れる印象で、まあ「何?これ」っていう作品ですね。 それで何度もスクロールしていますけれど。 youthですよね。若さ。その、自分の年代から言ってこの作は、とも言えないですね。 新鮮なのか、ちょっとアンテナ感度悪いのであれですけれど まあ、カタカナで、ゲンダイシ、ゲンダイシ、している。 またコメントします。
0ありがとうございます。 tasakiさんは少し苦しさを感じたようですが、僕は真逆で、この詩を書くときすごく気持ちよくて、居心地が良かったです。
1ありがとうございます。 自分の作品に現代詩っぽいと言われるのは初めてです。嬉しいです。
1お返事ありがとうございます。 その、「何?これ」っていうのは「なんだ?これは」の間違いですね。 驚きですね。 >僕は真逆で、この詩を書くときすごく気持ちよくて、居心地が良かったです。 あっ、凄くよくわかるっていったら失礼ですけれど 大切な気持ちですね。 ストーンズのキースが「ツアーがないときは何してるんですか?」って訊かれて 「各々、ウィルスを培養しているんだ」と言う、言った。 それで、まあロックってけったいな音楽でもあると思うんですけれども 演奏してて気持ちがよい音楽だといえると思います。 なんだろう、徒然して。 まあ、気持ちよければいいでしょう、と。私は感じました。
0大胆な言葉の使い方が羅列されていて、その心はどういうものか、思案しました。大仰であることは大味になるリスクがあり、共感を揺さぶるには丁寧さが居る、とは思いますけどね。詩はささめくようにあれ、檄文のようではなく、と思ったりするのです。
0閉塞感がすごい。殺しってこの作品では解放に向かっているんでしょうね。
0僕は自分の作品で共感を呼ぶことをあまり意識しないので、どちらかというと読んでて気持ちのいい詩を書いてます。
0外が暑くてしばらく外に出てないので、書く詩もかなり閉鎖的になりますね。
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