作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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焦燥

 松上左都
 2   358.1   0   0 

私は、いつから無気力なのだろう。いつまでも変わらない自分に嫌気が差し、気力が削がれる。美しい娘よ、其方は何を見ている。その光で私は自らを騙してしまいそうだ。時折見せる死の淵のような目は、私の心を惹いてやまない。 頼りたまえ、縋りたまえ、信じたまえ。 ......


現代詩
作成日時 2024-10-29

エスチュアリーの背中

 rona
 3   410.5   0   0 

今も、ずっと覚えてる リマの街角で出会った愛の総称 波打つ茶色の背中を持つ 一匹の痩せた野良犬 ビクーニャのいる丘から 亜熱帯雨林を横断し フィヨルドの氷原を駆け抜ける 眼差しの、ひかり 脈拍に似た雨音に 増してゆく図書館の水位 バラば......


現代詩 ビーレビ杯不参加
作成日時 2024-10-30

神々

 エイクピア
 4   268.5   0   0 

傭兵が芝を刈っている アメリカ独立戦争のために イギリス側に味方するために 遠路はるばるやって来たプロイセン傭兵 なのかもしれない しかしここは日本だ 今は令和 私は芝生は作物に邪魔な雑草として 抜いてしまうタイプだ 傭兵は芝生を抜かないよう......


現代詩
作成日時 2024-09-30

ナオとプーさん

 エイクピア
 8   804.0   0   0 

ナオは傷のルーツを知って居る ナオは勿論男の子である ペニスで作ったカギやスタンドで 自転車を動かしたり止めたりしている 男の子でしょと言っても無駄なのは分かって居る 田圃道の南端には女の子の群れが 西に向かって歩いている ナオは傷のルーツを知っ......


現代詩
作成日時 2024-09-25

ハーメルン

 佐々木春
 26   2604.3   1   5 

ビルが落とす影と光の線の上に ぼくは大きな画用紙で家を建てる 新しいカッターナイフを左手で握って からだより少し小さなドアを切り抜く 余った紙で筆箱くらいの階段を作り 二階の壁に図鑑くらいの窓を切り抜く 少し考えてから切り抜いた紙に 黒い......


現代詩
作成日時 2024-10-02

或る男

 榮翆
 3   423.7   0   3 

庭先に 散歩の行く先に そして買い物客が忙しく行き交うスーパーの店先に 或る男はかけ離れた処から浮上するように立ち現れる 「死にかけたんだ」と物語る或る男 「知ってるから、よーく知ってるから」とそのか細い肩にそっと手を置く たちまち、法悦境の安堵に満......


現代詩
作成日時 2024-10-27

自称老執事の眼球

 A・O・I
 25   2144.3   1   3 

生産は会話で 順番待ちは 対象物から、まぢわり 誰も知られない代理者たちのポケットに羽根が企む まるで動物は、自画像がきれた セカイがもとで 晴やかな思考の唇に整えられ、あおく駆け巡る シカイを自動ドアが さだめを持て余すように ノートのメが......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-10-06

だから、病院に居るんだよ。

 野良 ○弧
 8   691.8   0   2 

現実逃避の中を駆ける波風は、原始の私を、 とても辱める。 残酷な悲劇は、道化る生活の中で微笑む事を、 不快と感じる瞬間を、殴っている。 私の心を澄まして小鳥の囀りを聴いて居ると、 生きているのを実感します。 病院窓口の御喋りは苛立てる私を、 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-10-11
投稿作品数: 8525