月鐘 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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月鐘    

旧い、旧い。と言うが、本当にそうだろうか。 いや、実に現在のものでさえ、最も無垢なものであるにとどまるのだ。 月も夜酒も夜桜も、皆、かれる 興醒めの正気にかかれば よって、正道には偶然は巡らない なぜなら有象無象というのは できれば遡りたいといつも思っているからだ 彼らは月を並べて目眩を起こす どれも並々に見えて、錯乱する 要するに彼らは、ツキを愛さない


月鐘 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 580.6
お気に入り数: 1
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2024-10-25
コメント日時 2024-11-01
#現代詩
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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閲覧指数:580.6
2025/04/10 10時12分56秒現在
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    作品に書かれた推薦文

月鐘 コメントセクション

コメント数(5)
A・O・I
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(2024-10-26)

おもしろい、つくりを 結びつきとして試してらっしゃる イメージは抱けるけど意味が取り切れないね。でも惹かれはします だから よい方向だとおもいます

0
A・O・I
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(2024-10-27)

意味が取り切れないと思ったけど。再度読んでみて、あえてこうする必要があったのだと感じました。 私は口下手なので、ChatGPTにまとめせさました。 詩の硬質な語り口が、むしろ深みや静謐さを引き立てていたんですね。元の言葉の選び方や構造が、硬さと冷ややかな距離感で作品全体に「重さ」を持たせていて、だからこそ雰囲気が際立っていたのかもしれません。一票

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A・O・I
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(2024-10-27)

ああ!そういうことか。タイトルをまず頭に入れといて、月と鐘として、よめばいいんだね。言葉遊びに気を取られてしまった私がポンコツなんだわ。納得です。良いですね

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熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
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(2024-10-31)

久し振りにAOIさんと評価が一致した気がする。カッコいい詩ですよね。冒頭の「旧い、旧い。」から引き込まれました。第一連がまず切れ味がすごい。 「旧い」と「遡り」が繋がっていそうです。正道に偶然は巡らないというところは、時の流れみたいなものは必然で揺るがせない。モノはそりゃあすべてかれる、ということかなと。 躍起になって新しい月を並べては、目眩を起こしている現代。「ツキ」の本質に目を向けている人がいない、その嘆きでしょうか。 AOIさんの、月と鐘を離して見るというのには同意だけれど、じゃあ「鐘」はこの詩にとってなんだろう。時を報せる、もしくは時間感覚(なんでも旧いと思ってしまう感覚)を正すモチーフだろうか、と考えてみたり。

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田中宏輔
田中宏輔
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(2024-11-01)

ツキは必要ですね。

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投稿作品数: 1