作品投稿掲示板 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


30日以内
24時間以内1週間以内30日以内90日以内1年以内すべて
最新コメント順
最新投稿順最新コメント順ポイント数順閲覧数順コメント多い順コメント少ない順
サムネイル形式
サムネイル形式ざっと読み形式

詳細設定を開く

或るところ

 三井新月
 0   936.1   0   1 

そら きる きられる 澄明に 透いた痛みに割られても なれのはて には 車百合 (どうなっていますか) (落ちてございます) 車海老の尾の青が 肌にぬそりと染みてくる (今、どこですか) (地と離れてございます) 切り離されてひとつ在る ま......


現代詩
作成日時 2021-12-07

今ならきっと、君に

 ひろし君
 0   973.9   0   0 

ひろし君。 良く呼んでくれた響きだね。 ブュッフェに食べに行った時も、ひろし君ここに美味しいフライあるよ! 良くひろし君って呼んでくれたね。 今はね。 君とは、距離が広がってしまったね。 でも、僕の中には君は、生きてるよ。 もう、1年経つけど、......


現代詩
作成日時 2021-12-28

花に嵐

 中田満帆
 4   2036.3   1   3 

   *  ハナニアラシ 花にまつわる文法についての挿話 送り火がまわる芒原の果てでホールデンを幻視する鰥夫の男 発熱のやまない室で、氷水が爆発する深夜 仔牛の肝臓を輪切りにする作業のなかで、淋病患者の呻きが聞えた 惑星は消える 失われた12使徒を妄想す......


現代詩
作成日時 2021-11-20

違う方法の彼方

 田邊容
 0   1164.7   0   0 
<批評対象作品>

「興味が失せる」と言葉にすることの裏には、それだけではないなにかが含まれている。なぜなら、本当にただただ興味が失せていくものについて、言葉にしたりはしない。それは本来なら「助手席が空白であること」や「前を走る車の後部座席に誰も乗っていない事」のような雨と同じに......


現代詩 批評 選評文
作成日時 2021-12-26

声の岸辺

 新染因循
 0   1010.3   0   0 

岸辺には 水と石と 声 しかない 波はあまたの水泡となり、 水泡はいつかの声となり、 とおくの国で鐘をついた手で 銀の器にたたえられた 水をすくう ひとよ 舵をうしなった小舟が あなたと揺れはじめると 溺れたものたちの影が ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-12-25

チーズを食べた

 いわみつ
 9   2084.4   2   1 

5歳 きょうから日記書く。 6歳 4月12日 チーズ食べた。 7歳 7月8日 チーズ食べた。 8歳 6月8日 チーズ食べた 9歳 4月29日 チーズ食べた。 10歳 8月6日 チーズ食べた。 11歳 9月6日 チーズ食べた。......


現代詩
作成日時 2021-12-08

揺曳

 A・O・I
 0   968.2   0   0 

出口がないのです 光さえも見つからない どこに行けばいいんだ 私を迎えればいいのでしょうか 私は鉛筆で紙に答えを描いた 正解は撤回され、今だけが静寂に湧いている カーブミラーを見上げると、自分の両手が映し出される 向こう側には誰もいな......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-12-25

五億年後

 入間しゅか
 0   896.6   0   0 

公園でどんぐりを拾わなくなったのはいつだったっけ。歩道を横切ろうとするイモムシを植え込みに戻してやったとき、ふとそんな疑問がわいてきた。イモムシはまた歩道に向かって這っていく。導かれるように。きみは歩道の白い線の上を必死に歩いていた日々のことを思い出す。カッコ......


現代詩
作成日時 2021-12-25
投稿作品数: 8529