作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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黄色い薔薇

 田代ひなの
 8   713.5   0   1 

あたしの中に一輪の花 黄色い薔薇がふわりと開く ママは素敵な色だって言うけれど あたし、この色好きじゃない 他の娘達はピンクや赤に、珍しいブルー みんな見惚れて欲しがっていく あたしになんか目もくれないで いいなぁ、いいなぁ、羨ましいなぁ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-01

循環

 多宇加世
 17   1877.4   0   5 

クレヨンの冷たさと近づいた 三輪車の匂いと近づいた かさぶたのノイズと近づいた セロハンテープの重さと近づいた 春の その セーターを着た ぼくの 手にした 四つ葉の 摘まみ過ぎた 茎の やらかさと近づいた ぼくはぼくと近づいた 詰まった雨......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-10-17

優しい言葉で

 stereotype2085
 4   580.4   0   0 

追いかける雲のどこか遠くで、 同じ夢を見ている誰かがいる。 消えていく雨の悲しみのあとで、 あなたに会える場所を、 優しい言葉で教えて。 間違いを選ぶたび、人はいつも、 なくした時間の大きさに泣いている。 限りなく青い空の下で、 あぜ道を歩......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-11

泣く程の事ではない

 灰塚木目
 3   401.9   0   0 

何もかもが嫌になった、よくあることだ 帰り支度を整えている部屋 五時になりかけていた 責任転嫁と反省 きっと全部雨のせい 纏わりつく湿気に体調不良を添えて 今わざわざ黒いビニールで このじめじめごと私を包んで ご丁寧に雨から守って 帰る......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-10-03

宵々の道行repeat

 五木 國重
 1   418.7   0   0 

やはり沈んでいるのだろう 午前二時の事 温い、ほのかに冷たい、風に揉まれて 見やれば海面は遥か上 ビルの点滅は灯台かあるいは鱗 あるいは 救難信号 この街の水面は限りなく一定で 迷える魚はそれを見やるだけ 微妙な反響の中泳ぐだけ 七階の点滅......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-10-24

よるのふろ

 舎利
 5   770.3   0   1 

一番風呂に浸かってはじめて、自分の冷たさを知った、よる。 こんなことならわたし、ずっとぬるま湯につかっていればよかった。 窓から漏れ出る冬の空気を吸って吐いて、蒸気を見、私は生を実感し、喉に寂しさを内包した冷たさが入り込んでくる。肺が痛い。 狼の......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-01

名美池袋気分

 紅井ケイ
 15   1314.5   1   3 

友達と遊ぶようになって 学校に一切行かないモードになったのね まあ遊ぶって言っても 一緒にボーッとしてるだけなんだケドさ 遊ぶ場所はブクロだったんだケド 外に友達ができるようになると 夜まで一緒にいるでしょ したら朝なんて起きれないし ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-01

桃色哲学

 万太郎
 4   529.1   0   1 

蜘蛛が巣を作る技術は、とても芸術的である。 虫や動物には人間のように動きに無駄がない。昆虫や動物より人間は劣っているのだろうか? しかし、人間にはその数多ある無駄の中を生きながらきちんと自分で自分のしたことに、自分で責任を持ち、尻の穴を自分で拭く能力が......


現代詩 動画 歌誌帆掲載応募 縦書き
作成日時 2024-11-08
投稿作品数: 3355