孤寒なわたくし、どこまでも飽和し
呼吸に意識を集中し、体のこわばりを流し
今
立ち上がり雲をみている
あの雲はわたくしの
小説のようにおもわれてくる
+
すずしすぎる秋になって私は帰らなければ
ろくに飲めないお酒を飲んで
体を温めなければ
韓国のお酒がいい
韓国のお酒がいいよ
今
澄んだ秋の夕空に流れる星を
しかとこの目にみとめました
( 出しっぱなしの風鈴が鳴る・・・
方向性のまばらな感情が
風鈴一点に統一される・・・ )
+
祭りのフィーリング、芝生の上にころがる
わたしは下の下を自覚しつつ
偉い人たちの中を歩いている
この人も生きているから偉い
この人も生きているから偉い
あの児は楽しんでいるから一番偉い・・・
書きつぶれそうなこんなテキストを書いて
やはりアルチュール・ランボーをおもいました
それから中也をおもいました
雲も、お酒も、人も又、天才であるとおもえました
そして
わたしはただぶらぶらと
路傍の端でじぶんの目の疲れ、を
おもうのみでした
作品データ
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作成日時 2024-10-01
コメント日時 2024-10-01
#縦書き
項目 | 全期間(2024/10/02現在) |
叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
| 平均値 | 中央値 |
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
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2024/10/02 16時19分05秒現在
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