作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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輪廻

 白川 山雨人
 10   1154.8   2   1 

蓮の葉から水をいただくのは いつまでも胸を腐らせたくなかったから とまらない水の流れのなかで とまってしまっては腐敗してゆく事実のなかで いつもとまる夢をみていた 青い風があらくれるのは 誰よりも出口を求めて苦しむから スズランの香りに立ち止......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-07

みずがめ座の天王星

 ほろぎのせんべ
 5   514.1   0   0 

あなたと私でおたがいに埋められない穴がよく見える 自ら撒いて自ら刈り取る自身の醜行 地の果てで強風が私を追い立てている その先に その下に 飢えた虎がいないと知ったとき、全ては無意味と悟り立ち尽くす......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-26

ママを喜ばせよう

 ナオ
 1   249.9   0   0 

姉 勉強机に向かう 僕 布団に隠れてゲームをする ママとパパ 一階でお話しをしている 二階から木の階段を登ってくる 私は息を潜める 楽しくなってふざけたくなって 二階から来たママが僕とお姉ちゃんに言う 僕はまた布団の......


現代詩 歌誌帆掲載応募 縦書き
作成日時 2024-12-01

歩く

 きょこち(久遠恭子)
 13   996.9   0   4 

あの用水路の向こう側 どうなっていたっけ 緑の芝生がずっと続いていて 綺麗に整頓された空と水 その向こう側を覚えていたのに 忘れちまった そんな昔のこと 今はヨロヨロと歩くのがやっとで 遠くまで行けない足が もっと早く歩きたい......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-12

不発弾

 鱈時雨
 3   260.5   0   1 

マガジンに納められた、私。 微かに、磯と燃え屑の香りがした。 カシャ、と薬室へ押し込まれる、私。 筒の先では、暖かな春風が的を靡(なび)いていた。 今日は私の、最初で最後の仕事の日だ。 上手くできるだろうか?上手くできているだろうか? 今はただ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-30

手帳より自由律俳句 2024

 田中恭平 new
 9   692.0   1   2 

一月一日    一年のはじまりいいことも悪いことも 一月二日    私に歯がある、幸せを嚙みしめる 一月三日    冬薔薇ふわりと咲くお隣を眺めている 一月四日    こころここに非ずや寒ン空を見ている 一月五日    耐えかねてこの身ベッドに放り......


縦書き
作成日時 2024-11-27

そうするしかなかった君の隣で

 神谷りくと
 5   611.6   0   1 

君の姿は、あまりに痛ましかった 何が君をそこまで追い詰めたのか それを知る僕には 君の行動に異を唱える言葉は どうしても喉を通してはくれなかった 君が手放していくものたち 「好き」と語っていたものも 「楽しかった」と笑っていたものも 無......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-15

季節の窓

 鷹野狩月
 3   524.6   0   1 

雨が降つてゐる 優しさうな粒と 柔らかさうな音 蕭々(しょうしょう)と降り注ぐ 窓の外に 段々と烈(はげ)しくなる 風の中で 一本の桜の木が 元気いつぱいだつた時期を終へて 真夏の新緑を ゆつくりと またゆつくりと 無くしてゐく さうして ゆつくり......


現代詩 歌誌帆掲載応募 縦書き
作成日時 2024-10-13
投稿作品数: 3355