作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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あの娘

 夏村木
 0   967.3   0   0 

夏と一緒に来たあの娘 割れてしまいそうな肌の上 危うげな眉が浮かんでる 透ける睫毛に包まれた まぁるい瞳が震えてた 触れる指先は桃色で もう女の形をした爪が伸びてるの 硝子のワンピースを着てるから 毎日鮮やか何色だろう 夏......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-12-25

黄色のワンピース

 つつみ
 1   911.4   0   1 

クリスマスイブの夜、雪になるはずだった雨は冷たい雨になってわたしの町に降り注いだ。 黄色のワンピースを着て外に出る。冷たい雨がわたしを溶かす。茶色の髪が白髪になっていく。 わたしの目は見えなくなったんじゃなくて、見ないようにしている。氷のように心を......


現代詩
作成日時 2021-12-25

俗界

 A・O・I
 2   1236.2   0   0 

オイシャサマは恋し交じりの 沈殿物と進軍する 爪先三限止まりの曼珠沙華 ひとつ鍵をなくしても もうすぐに狂い出す オルゴール  塹壕はつくられて 刺激を与えねば 泡喰って 翠、繁る。 ああ、またひとり しんだだけ 大きく翔ぶ 琥珀色の生返事 明......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-12-22

タバコ

 晃
 2   746.0   0   1 

震えながらロックを聴いている 震えながらロックを聴いている タバコを吸って、震えながらロックを聴いている......


現代詩
作成日時 2021-12-25

花粉の雪降るころ

 鷹枕可
 2   1011.0   0   0 

愛も人も消えた街に 狭い額縁を提げて帰る 額縁には 海が寄せ引いていた      * 物語が造幣されるごとにおれは 挨拶の花を枯らしっちまう ひとの顔をうかがって生きるには おれには 社会や世知、慈悲心が欠如しているらしい おれの心......


縦書き
作成日時 2021-12-21

十五の朝

 AIひよこ
 6   1632.2   1   1 

「ことな」ってお母さん、あたしのこと呼ぶんです。 黒と白の狭間に立って、 いつになったら大人になれるの、 と、きくと、 なれないよ、 と、言われました。錆びた声はやさしかった。 ママにとってあたし、いつまでも「ことな」のまんま。 自......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-12-16

相棒

 誓
 0   882.5   0   0 

鏡の向こうに映るのが俺の相棒 こいつは俺じゃないが、 こいつと俺はすごく似ている 俺が泣けば、こいつも泣いてくれる 俺が好きなものは、こいつも好き 俺が嫌になったら、こいつも嫌になってくれる 俺が着ている服は、こいつも着ている 俺が身長が伸びたら......


現代詩
作成日時 2021-12-22

終着駅

 stereotype2085
 0   1300.8   0   0 

噂話が途切れる前に、 まだ人が少しでも僕に関心を持っている間に、 僕は手紙を遺して教室をあとにした。 誰もが眉をひそめ、陰口さえ叩いたけれど、 漠然とした退屈に僕は耐えられなくなって、 結局すべての人とさよならしたんだ。 遠くへ目を見定めたカモ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-12-22
投稿作品数: 227