作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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通/信

 あか
 0   1200.2   0   0 

  海は影 ただれた明日の 記憶もないまま よぎる映像は 三次元 あまたの夢と易の季節 日を二分割した 一方は電子回路 遠くで 捻り出された疑いは放置し もう一方は 反復の先へ懐古の心臓へ 決定的に配置されたキモい二次元へ 洗う水飲むのは自由だが......


現代詩
作成日時 2020-03-08

なみだ

 ジョン・ドゥー
 0   1181.6   2   0 

涙はどこからくるのでしょうか 涙をたくさん流したら雨のようになります 僕はたくさんのなみだを ながしました 部活の試合で負けたとき じいちゃんがこの世からさったとき いくらでも泣いていました 男ならなくんじゃないと言われまし で......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-03-07

ひぐれて

 夜野 群青
 1   1449.4   1   0 

雨上がり響き渡る境い目 町と町の誤差ゆえの重唱それは夕暮れ讃歌 鞄にいれた筆箱はかたかたと鳴る 蟠りの水溜まりからは泥水が撥ねる 上空で烏は群れをなしてはお山に還る ほら こんなときなのよ 約束をおもいだすのは 小指のない約束の不確かさ ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-03-05

液体 そしてわたし/ではなかった

 夢うつつ
 16   1823.5   2   0 

死にたい 日常的にそう考えている それだけでは満足できなくなる 少し怖かったりする そういうつまらない孤独に身を置いている 案外やわらかくて 吊り下げられたまま片付けられない蚊帳のような 微妙な壁で風が吹くたびに起きる寒さに いろいろな物を......


現代詩
作成日時 2020-03-05

早春

 石村利勝
 4   1554.2   3   0 

   早春  どこからかかぼそいクラリネツトの響きが  春のたそがれに暮れ残る  野末にははてしなく僕に語り掛ける声  降りそそぐ七色の光  けれどたれも僕の歩いた道を知らない  たれも僕の見た花々を見てゐない  翼をなくしてしまつて もう天......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-02-29

limited edition

 白犬
 0   1269.6   0   0 

くすくす笑い 春の さんざめく 裸足 彼の血 私の産み落とした過去を貪る蛆達は可愛い 濁った水晶みたいに 連なる紐に括られた兎の縫いぐるみみたいに 私は私の血を貪った 私は私の血を貪った 私は彼の血を貪った 肌に触れ なぞった視点 歪......


現代詩
作成日時 2020-03-06

干しイカを咥えた黒犬追いかけて裸足でかけてくびーれびさん

 白犬
 15   2674.9   1   0 

受雨告知 https://www.youtube.com/watch?v=7oTqxphu6Yc  初めから生まれる予定ではなかった雨が上がる。天気、と告げて雨音を遠くに置き忘れてきた。カレンダーを塗りつぶした日だけ駅の構内に雨が降る。傘という傘......


現代詩
作成日時 2020-02-27

目が覚める

 海藤
 0   1052.4   0   0 

目が覚めて 私を包む眩しい光 私を包む賑やかな音 私を包む芳しい香り まどろむ私を天へ昇らせる 後ろの私の目を隠し耳を塞ぎ鼻をつまむ 頭の中をかき回し快感の波に揉まれる 美しい世界への渇望 ああ 賑やかなフレグランスの閃光 香ばしいシャンデ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-03-06

一人の親殺し

 いすき
 2   1417.4   0   0 

名前を知らない月だった 寒さのなかに大切なものを欲しがった 僕は濡れた髪のまま公園にいた そこで青白い夢を抱えて 雪が降るのを待っている 速度だけが乗っていて 体は斜めに研ぎ澄まされた あの日 僕らはわかばを合言葉にして 砂っぽい航海......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-03-05
投稿作品数: 8528