作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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夜の空はキメラで染まりつつ

 stereotype2085
 8   1628.0   0   0 

蝉が死んでいる 夏が始まって間もないというのに 鳴き疲れたのでもなく 役目を終えたのでもなく 何かを理由にして蝉が死んでいる 昨日君は妙なLINEを送ってきて 僕を困らせたけれど それはきっと夜空が地上の写し鏡だったからだ キメラのような心の異......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-07-28

エゴ・エリスⅡ

 ぱうら@ PAULA0125
 9   1818.1   1   0 

前置き これは瀆神に非ず 篤信の祈りなり。 愛に憧れたさる娘が、 傾倒と幻想の末に見いだした 祈りの散文である。 故にこの書に法則は無く 拘束も無く また侮辱を受けるに値しない。 ダビデの子よ あの魂たちを祝福し給え。 コラジンの娘......


現代詩
作成日時 2020-07-03

ああ濁る瞳

 外町 利典
 3   1393.3   1   0 

近隣住民 輪郭も日食もさえも置きさって リボンの花さえ話しなさい 利己の身寄りは隣人に 近視の禁止 哀れだと 会わずによれば さくらんぼ なんと美しい散々と 草木に眠る虫さえも跡形もない というのに 件の微睡み 美の暦 暫くお待ちよ 癪じゃなし ......


現代詩
作成日時 2020-07-22

頭の炭でだけ

 田邊容
 4   1892.3   1   0 

惑星が ずっと 遠くでまわっている ことを瞼とじたら わかる? 恒星を さえぎって 通りすぎて やっと見えた光 は ぼくらの時間ではない あのとき 昨日どんぐりを 石で砕いて食べていたとき 一昨日たかゆきがまんもすにやられて 一昨々日に息......


現代詩
作成日時 2020-07-03

夏、呼ばれる

 白川 山雨人
 1   1262.5   1   0 

夏の威勢に 命の熱量が希釈されてゆく 実況中継のように流れる 不随意運動じみた セミどもの声 背景でしかなかった 延々たるブロック塀から 夜話のごとく染み出す冷気が ぬめりと 前腕をかすめる 塀に手のひら当てれば ざわりと芯が鳴いた つ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-07-28

卓上の海

 ほば
 10   2662.1   6   0 

水道水にヒマラヤの岩塩を溶かして 瓶に注いでいけば四〇億年前の海だ 空っぽの冷蔵庫の唸りとぶつかる 海鳴りに耳を傾けている台所の 卓上の猫たちの我がもの顔 原始の海に釣り糸を垂らす 僕が何を釣り上げるのか、と 食卓にあがる獲物を観る瞳と ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-07-06

 舟虫/GAMAKATSU
 0   923.1   0   0 

今日は曇り空だ 朝起きて外を見れば雨が降っている 昨日は勢いに任せて酒を呑んでいた いわゆる二日酔いだ 頭が痛いというかよくわからないまま身支度を始める 勤務先の工場へ出勤するために鞄を探す くたびれた鞄 今まで使っていた鞄はチャックが壊れて......


現代詩
作成日時 2020-07-29

愛―知、非―知

 &
 3   1170.7   2   0 

知の世界の外へ行きたいのです 洒落たジャケットを脱いで 靴も、靴下も パンツまで脱いで 裸の身体で、知を愛したいのです ここで重要なのは、私はまず洒落たジャケットを着こんでいたということです 裸のままではなかったのです 私は着ていた物を、脱い......


現代詩
作成日時 2020-07-26
投稿作品数: 8529