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卓上の海
卓上の海 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2658.7
お気に入り数: 6
投票数 : 0
ポイント数 : 8
作成日時 2020-07-06
コメント日時 2020-07-29
項目 | 全期間(2025/04/02現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 8 | 8 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.7 | 1 |
前衛性 | 0.3 | 0 |
可読性 | 0.3 | 0 |
エンタメ | 0.3 | 0 |
技巧 | 0.7 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.3 | 0 |
総合 | 2.7 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
とても不思議な詩であり、個人的に好みの詩でした。生活の風景と、カンブリア紀の海(?)、原始の海というものが混ざり合って、夢か現か分からなくさせるような効能がある詩だなと思いました。それでいて、現実に戻ってきても、夢の、想像力の世界が確かに依然として存在しているということが、最後の2連あたりで感じられ、それもさらにこの詩の味わいを深くしているなと感じました。
040億年前の海と今が同じ場所にあるかのように感じて頂けたなら幸いです。たぶん、日常のなかにそういったものへの扉は幾らでもあるのだと思います。後はただそれが言葉として詩になるのか歌になるのか、それとも別なものとして姿を現わすのか。ヒマラヤのピンク岩塩を削りながらぼんやりと思いを馳せてみるのも悪くないものです。
0その通りですね。たぶん、この半分程度で語れるところを作者の手癖かふらふらと筆がさ迷って原始の海を泳いでいたようです。そういう意味ではこの辺りの語りはいくらでも拡がっていくのかもしれません。
0星新一の午後の恐竜を読んだのはいつのことだったか、と考えながらまた読んでみたくなりました。正直なところ古生代の知識などはあまりなく、ヒマラヤの岩塩から出発した空想がうまく詩になったのでほっ、としています。しかし、恐竜たちが闊歩して滅びるまでの詩も書けそうですね。この妄想を拡張できるなら、次かまた次かはわかりませんが共有して楽しんで頂ける作品が描けるかもしれません。
0とても魅力的な言葉達が、文章のなかに丁寧に織り込まれていると思いました。 太古の昔の生き物たち、カンブリア期の生物は不思議な名前をしていますね。 宇宙の時間の中で、地球に生命のいる時間がどれぐらいの割合なのかは分からないのですが、今、現在の光景と思われる卓上の猫たちも、食卓の風景も 人ひとりの時間感覚を跨ぎ超えてしまえば... 大昔、地球がまだない頃の元素を食べているとも受け取れると思いました。 とても不思議な作品ですが、人ひとりの時間感覚からすると、 四十億年前の海を窓から降らせてしまうのは、 ちょっともったいないかなって、感じました。
1地球がまだない頃の元素を食べている、いいですね。そういった時間感覚をひとまたぎ出来てしまうのが、詩のいいところかもしれません。ふと思ったのですが四十億年前の海を振らせたということはその下で四十億年前の海に雨のように降られるひとやものがあるということですよね。そこからもまた何かかけそうです。降らせてしまったのはもったいない気もしますが、窓の外にその世界が繋がっていくとしたらわるくないですね。
1とても好きです
0楽しまれたようで何よりです。
0甘い。なんで帆場さんにしてこんな脇の甘い詩は許せないはずだ。もっともっといけるはずだ。それは本人にもわかってるはずだ。甘い、とにかく遂行が足りない。少し前の帆場さんは違ったぜ。
0一応、匿名投稿なのだが、まぁ、匿名は遊び程度に考えているので僕は構わない。他の人には控えていただきたいが。 推敲の甘さ、についてはその通りだと思います。一定の長さの作品を散文的に描いてみようと様々な試みをしている最中であり、率直な意見には感謝します。
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