ああ濁る瞳 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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ああ濁る瞳    

近隣住民 輪郭も日食もさえも置きさって リボンの花さえ話しなさい 利己の身寄りは隣人に 近視の禁止 哀れだと 会わずによれば さくらんぼ なんと美しい散々と 草木に眠る虫さえも跡形もない というのに 件の微睡み 美の暦 暫くお待ちよ 癪じゃなし リボンのお墓は何処へ行く 轆轤携え何処へ行く 餓者髑髏は狐でない されど尊い命火の 灰となれば拝むべし 暫くしずかに拝むべし ああ濁る瞳を閉じて あの嵐に思いはせ 精々静寂の騒乱と平坦無知の詭弁目に揶揄と比喩の珍道中 兆候すでに馬鹿模様 ロバもたぬきも呆れ顔 盗人猛々しいとはこの事で ああ濁る瞳よ 何処へやら


ああ濁る瞳 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 1392.2
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 7

作成日時 2020-07-22
コメント日時 2020-07-30
#現代詩
項目全期間(2025/04/07現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ33
技巧11
音韻33
構成00
総合ポイント77
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ33
技巧11
音韻33
構成00
総合77
閲覧指数:1392.2
2025/04/07 01時03分56秒現在
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    作品に書かれた推薦文

ああ濁る瞳 コメントセクション

コメント数(3)
ほば
作品へ
(2020-07-30)

すみません、良いコメントは書けないですが内容は頭に入ってこなかったのですが読み上げていて音の良さがあったので面白く読めました。読んでるうちに色々と頭が追いついてくるかもしれないので、またコメントが出来たらいいのですが。テンポが良かったです

1
鈴木夜道
鈴木夜道
作品へ
(2020-07-30)

   (テケテン テケ テケテケテン   ちゃかぽこ ちゃかぽこ   ちゃかちゃかちゃかぽこ)  〽 あぁ───あ    豆木魚と琵琶か三味線のぉ    阿呆陀羅経の戯うたがぁ    聴こえてきたが摩訶不思議ィ    何べん聴いてもわからない   (ちゃかぽこ ちゃかぽこ)    わからないけどいやじゃないぃ    阿呆のふりして阿呆でなしぃ    かしこのつもりでかしこでない   (ちゃかぽこ ちゃかぽこ)    まぶたを降ろせばまなこは閉じるが    瞳孔そのもにゃ閉じきれない    けさもけさとて目ん玉濁すは    ネバネバ目クソで目が開かない   (ちゃかぽこ ちゃかぽこ)    なくて七癖あって四十八癖    もひとつおまけで詩(うた)詠み心    詠んでも呼んでも銭はこぬ    瞳が濁りゃぁそりゃ病気だよ    医者へ行くにも時間がない   (ちゃかぽこ ちゃかぽこ)    濁る瞳は目クソのせいかぁ かかる世情の眼圧かぁ なみだなみだで洗い流すも 転がる目玉の濁りはとれない きょうも転がる何処へやら   (ちゃかぽこ ちゃかぽこ    ちゃかちゃかちゃかぽこ……)   阿呆陀羅経で ご無礼いたしました  本作はまったき現代の阿呆陀羅詩として  リーディングされるべき魅力があると思います     

1
完備
作品へ
(2020-07-30)

ハジメマシテならばハジメマシテ.律は民謡風でしょうか,いずれにせよ,面白くありません.先行する「意味」を,高尚《風》な言葉遣いで繕っているだけです.

1

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投稿作品数: 1