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女子高生
どうしてでしょうね。 打てば腫れる肌なのに、 吸えば湿る唇なのに。 いいわね、その髪。
女子高生 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2964.9
お気に入り数: 3
投票数 : 0
ポイント数 : 44
作成日時 2020-07-01
コメント日時 2020-07-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 15 | 4 |
前衛性 | 2 | 0 |
可読性 | 2 | 0 |
エンタメ | 5 | 5 |
技巧 | 6 | 0 |
音韻 | 5 | 0 |
構成 | 9 | 1 |
総合ポイント | 44 | 10 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 3.8 | 4 |
前衛性 | 0.5 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0 |
エンタメ | 1.3 | 0 |
技巧 | 1.5 | 0.5 |
音韻 | 1.3 | 1 |
構成 | 2.3 | 1.5 |
総合 | 11 | 9.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
なんだろう。すごく短いのに、とても長い余韻がある。
0髪の良さですか。ふと与謝野晶子の乱れ髪を思い出したのですが、女子高生と言うのはある意味、髪そのものを象徴して居るのかもしれません。
0エイクピアさんコメントありがとうございます。 自分の中で、女子高生は全てにおいて最高で最強だっていう考えがあります。 女子高生のものだというだけで、その価値は跳ね上がるのではないでしょうか。
0一足遅れた戦友さんコメントありがとうございます。 この詩は余韻を大切にしようと思い書きました。
0なぜか魅力的でした。なぜ魅力的なのか分からないのですが、とても心惹かれる詩です。「打てば腫れる肌なのに、/吸えば湿る唇なのに。」この2行の語感が絶妙で、内容以上に肉感的に聞こえると言ったらよいのでしょうか。4行の短い詩の中にすべてをいれこむその技巧なのか感性なのか、感服してしまいます。
0白目巳之三郎さんコメントありがとうございます なぜでしょうね・・・?この詩に女子高生に対する老いた女の嫉妬を詰め込んだからでしょうか。 これは大変です。もっとなぜだかわからないけど魅力的な詩を書かなければいけません。
0言葉では掬いきれない女の若さへの嫉妬が、この作品では見事に表されています。 言葉少なだから、いい。
0よくよく考えれば、身体中に張り巡らされている神経の情報は全て脳に送られ、常にその情報を処理しています。1日起きて、なんやかんや過ごしているだけでも夜になると疲労が溜まっていたりするのですが、それ程多くの情報を常に処理していれば、そりゃ何もしなくても疲れてくるわ、などと考えたりします。 打てば腫れる肉体ではありますが、髪の毛や爪は数少ない痛覚のない人間の組織の一部であると考えると、特に髪の毛に痛覚が無かったのは幸いであったな、等と、本作を読んで考えさせられます。
1あんさんコメントありがとうございます。 伝えたいことが伝わってとても嬉しいです。
0ふじりゅうさんコメントありがとうございます。 本当ですね。髪とは不思議なもので勝手に伸びていきますから、もし切るとなったら一大事です。 この詩では嫉妬を表しましたので、引き千切られてもおかしくはありません。
1考えうる限り最少の言葉数で話者と対象の関係性を示唆した作品、素晴らしいと思います。具体的には「打てば腫れる肌」の直後に「吸えば湿る唇」が配置される、その言葉選びも含めて。
0ひいらぎさんコメントありがとうございます。 この詩は「女の嫉妬」というテーマで考え、割と産みやすかった子です。 なのですが今ちょっと新しい詩がなかなかに難産でして、頑張ります。
0打てば腫れる肌、なのに、 吸えば湿る唇、なのに、 同じように腫れる、湿る、なのに、己れとは違うという実感が確かそこにあるものとしてあらわれていますね。
0帆場蔵人さんコメントありがとうございます。 違うって嬉しい時もありますけど、どちらかというと嫌な時の方が多い気がします。
0夏村木さん、こんにちは。 いいですね、この作品。ぼくは好きだなあ。 「いいわね、」この一言で、 この語り手の年齢や性別、雰囲気、さらに詩情も一気に立ち上がります。 たった一言を信頼してそこに委ねる書き手に とてもいいセンスを感じます。 どうしてもぼくは男っぽい文章しか書けなくて、 女性らしい文章を探していたので、 これはこれは素敵な作品に会えたなと思いました。 ありがとうございました。
0横山はもさんコメントありがとうございます。 まさかこんなにたくさんお褒めの言葉を頂けると思っていなかったのでとても嬉しいです。 女が出せているということも、意識していたのでありがとうございます。
0打てば腫れる肌、なのに、 吸えば湿る唇、なのに、 ↑これがなんだというのか、くだらない。コメントしてる奴らも大概にしやがれ。こんなものはエロブログに書いてあるような言葉であり、別段詩の言葉とは言えないだろう。そういう官能的(極めてフィジカルな)を書けばコメントを寄せるバカは頭を冷やせ
1帆場さんまでもがこんな詩に反応するのか...
0運営の帆場です。アリハラ氏にオレンジカードを発行します。発行日から60日間のサイト内での活動は禁止となります。詳しくはフォーラムにてご確認ください。 https://www.breview.org/forum_blog/archives/1074
0夏村木さま、作品のコメント欄をお騒がせしましたことお許しください。失礼いたしました。
0帆場蔵人さん迅速に対応して頂きありがとうございます。 こういったことも糧(ネタとも言える)にしてこその詩を書く人間ですよね。
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