作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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恋歌

 勉強します。ありがとうございました。……
 9   2391.3   0   0 

君の双眸を波立たせる カイツブリの泣訴には手が負えない 君の手にも潜む虎 にはまだ知らない言語の恐怖 君の心臓で遁走曲を奏でる奴は 案外上手くはないらしい 幻滅というよくわからない二文字 に挟まれるトスカーナの夜明けと 音がない哄笑を持続す......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-05-02

石けりをしながら

 きょこち(久遠恭子)
 6   1381.5   0   0 

今は夜の9時 外は猫の声だけの世界 石けりをしながら 帰る子供の声は今はもう聞こえない 私が子供の頃どうだっただろう 大通りに面した小さめの歩道 今はアスファルトだけど そこはまだコンクリの角石だった ろう石を兄と二人 隣のおばちゃんか......


現代詩
作成日時 2021-06-13

木片焼きVer.2

 ふかお
 0   848.5   0   0 

海藻がうちあげられた 引き潮の浜辺を歩く 友人の雑談を聞き流し 蒼白いその四月を感じるために 海に顔を向ける 規則的にうちよせる白波を見ながら 水の糸で 春のセーターが織られることを考える 泡でできたきらめく真珠の波 (おまえたちが) ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-06-24

8月32日が始まって

 かずや
 4   1719.0   0   0 

8月32日が始まって、通り過ぎる夏が浮かぶ。 8月32日が始まって、もうすぐ2年になるそうだ。 食パン2枚、卵2個。 牛乳、砂糖とバター。 君の言うところのまずい飯。 行きたい店にはもう行けず。 金もない。 八方塞がり。 嘘をつくのは悪いこと。......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-05-11

寝息

 azul2010
 3   1374.8   0   0 

右腕だけで きみを抱えて 公園を散歩していたのは いつの頃だっただろうか 明かりの消えた部屋の中 となりで 寝息をたてている きみを見る あれ いつの間に きみは こんなに 大きくなっていたのだろう あの頃......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-06-21

異界

 楽子
 6   1667.0   0   1 

夜は蛇の目のリズムで 私の中に這入ってきます 口蓋に散った星々が 澱粉に変わる折り目には 君の詩の意味を考えています 君の死の忌みを考えています 伝糞に変わる折り目には 口蓋に膣った欲しい欲しいが 私の中に胚ってきます 依るに蛇の目のリズムに......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-05-09

夏の日

 ふかお
 2   1326.0   2   1 

畑の胡瓜に水をまく 用水路からジョウロで汲んで 根元の土にたっぷりとやる 細い竹でこしらえた支柱に つるを伸ばして 小指ほどの大きさの実は 黄緑色に育っている 熱中症にならぬよう 水分補給のたびに 口からこぼれた水が 金属のボトルをつた......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-06-14

老化

 ほかの なにか
 13   1535.1   0   1 

心は空気みたいなものだろう 水よりも掴めない 肉体はどうだ 自由自在とは程遠いではないか それを心と組み合わせているとは いったい 誰の仕業だろう 肉体に合わせて 心も老いればあるいは楽というものか 朽ちゆく肉体など手放して ......


現代詩
作成日時 2021-06-14
投稿作品数: 8191