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月を見て宇宙を感じる
月を見て宇宙を感じる 私は星の上に立っているのだという事を 林檎が落ちる重さ 重力で地面に引っ付いているという事を 私は今此処に居るのだという事を 確かに存在している事を認識する 誰に認められなくても良いのだ 此処に存在して心臓が動いている それだけで奇跡なのだから 小さい頃絵本を沢山読んだ 子供向けの小説も読んだ SF小説の本の内容は首だけホルマリン漬けみたいに ずっと生きている老人が語るお話だった 怖かったけどなんだか為になる事を言う老人だった 月旅行は21世紀になったけど実現していない それでも人は月に得体の知れない魅力を感じる 月夜の晩にボタンが一つ波打ち際に落ちていたと 中原中也は言っているけど 月は人に何かを思ったり 何かを見つけたりさせる力を持っているのかもしれない 私は月を見て宇宙を感じる
月を見て宇宙を感じる ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1505.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-06-13
コメント日時 2021-06-24
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ちょっと説明的すぎたり月、宇宙、星といった単語そのもののインパクトが強すぎる印象はありますが、僕個人としては好みです。LUNA SEAの歌で「宇宙的に感じようよ」という歌詞があるのですがそれに近いものを感じます。この詩において一番目を引くのはやはりSF小説の本を読んだという箇所でしょう。宇宙や月といったマクロな世界から、幼年期の想像力豊かで好奇心の強い少女というミクロな世界へ移行する。このパートをもっと書き込み「宇宙を感じる」というフレーズにつなげればもっと良くなっていたかもしれません。例えば為になることを言う老人が少女時代の話者にどんな心証を与えたのか深く書き込んで、その上で少女のイメージそのものが宇宙であったと書き連ねるような工夫。一点一点を繋げて今目の前にふわりと浮いた埃でさえ、宇宙の一つであったと話者が感じ読者にも感じさせる趣向。欲しかったかもしれません。何れにせよストレートで詳細な書き込みをもっと読みたくなる詩でした。
1作品を読んで下さり、また、詳細な感想、アドバイスをありがとうございます。とても感謝しております。 自分で書いているのを客観的に見るのがなかなか難しいので、こうしたらもっと良くなるというお言葉を頂けるのはとても嬉しいです。 『例えば為になることを言う老人が少女時代の話者にどんな心証を与えたのか深く書き込んで、その上で少女のイメージそのものが宇宙であったと書き連ねるような工夫。』という部分が言われてみれば確かにと思いました。 もう少し推敲してみたいと思います。本当に良いコメントを頂き、心から感謝申し上げます。 ありがとうございました。
0散文的で説明的な所があら。まだ言葉を削れる気もしましたが、この文章から感じる柔らかな語りがなくなるかもしれません。 怖かったけどなんだか為になる事を言う老人だった 僕は月や宇宙よりもこの一文に宇宙を感じました。未だ実現しない宇宙旅行や月のようにミステリアスで恐怖を感じる存在がなんらかの真実を囁いてくる。そこに宇宙の秘密が語られているようです。これだけでも詩が書けそうですね。 全体としてはエセーとして肩に力入れずに読みたい文章だと思いました。
2作品を読んで下さり、本当に感謝申し上げます。感想まで頂けて光栄です。 まだまだ荒削りな文章だとは思いますが、私なりに一生懸命書きました。 怖かったけどなんだか為になる事を言う老人だった この部分ですが、小学生くらいの頃、児童館で実際に読んだ児童SF小説で子供心にとても怖かった記憶があります。 未来、宇宙、地球の上に立っている自分、全てが恐ろしく死ぬ事がとても怖かったのです。 取り留めのない返信ですみません。 ともかく怖かったのです、とても、とても。 丁寧な感想をありがとうございました。心から、心から感謝申し上げます。
1こんにちは。 月を見て宇宙を感じる、とタイトルにありますが、宇宙的銀河的な何か宏大な要素があまりなく、月に止まっているのは、何か惜しいような気がしました。それはあえてなのかもしれませんが。 内容はサラッと読める(良い意味で)なにかノスタルジーも感じる詩でした。
1作品を読んで下さってありがとうございました。 宇宙的銀河的な何か宏大な要素があまりなく、月に止まっているのは、何か惜しいような気がしました。それはあえてなのかもしれませんが。 なるほどですね。もう少し宇宙についての文章があっても良いかもですね。ただ、あまり長くなるのも説明っぽい感じになってしまうかなと思い短くしております。 ノスタルジー、感じて頂けて嬉しいです! 作品を読んで下さって感謝しております。本当にありがとうございました。
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