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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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6月1日 午後6時30分

 宵月
 3   1156.6   0   1 

夕立の後 大急ぎで晴れていく空 間に合った 夕焼け 玄関先の植木鉢 あさがおの双葉 「伸びるだけで 精一杯」 夏が来るね もうすこし 待ってね キミの額 流れる汗 キラキラ光って 触れること 躊躇わせる 「見てるだけで 精一杯......


現代詩
作成日時 2021-06-01

夢の鳥は、

 高代 あさ
 7   1685.5   0   2 

鳥になりたかったので鳥になった、飛ぶことに飽きたから、枕で寝るようになった、夢を見るようになったから、羽でペンを作って言葉を綴った、枕が濡れているのは雨のせいだから、まだ夢にいることが許された、ぼくは、言葉で飛ぶことは怖いと知ったあなたを抱いて、黒く、細い鳥か......


現代詩
作成日時 2021-06-26

溺れそうな、小雨?

 花澤悠
 0   843.7   0   0 

あなたたち 六月の夜から、闇の匂いがする? あなたたち 獣の唸りごえ、牙はみえない? あなたたち 空きカンを蹴飛ばさず、ゴミ箱に? あなたたち 逃げるような幸せ、ふと浮かぶ闇? あなたたち 簡単な生き方だけは、みたことない......


現代詩
作成日時 2021-07-03

一言

 音澤煙管
 5   1462.4   0   0 

ぼくから一言…… 「そんなに、     生き延びたいのか?          人類たちよ。」 流行りの疫病 より ぼくらからも一言…… 「ほくたちは負けないよ!   君たち、    人間がやってきたことに        気......


現代詩
作成日時 2021-06-29

もけ

 蛭子子
 12   1495.8   1   1 

夕空に、日照雨 晩鐘は、湿気っている 泥濘んで、花腐し 草履の裏の、蜘蛛の足 川面を梟が、じっ、と見つめている ぬるく錆臭い、風が吹くと 赤蛙が、鳴く 赤蛙が、群れる、群れる、溢れる、溢れる あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、 どこから......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-06-22

耳元へ挿れ込むのは火照った舌の先

 stereotype2085
 11   1598.4   0   1 

ペイントした顔に涎を垂らして 口づけをしている女装の男 溺れるにはまだ早いから 夢に落ちるにはまだ早いから 今夜一夜だけあの娘の相手をしませんか? こめかみを掠めるのは 二胡の音で 弓なりのその音は そのまま心の臓をぶっ刺したまま帰らない オリ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-01

悲しい詩人へ

 15歳
 2   916.5   0   0 

おまえはよく頑張ったよ 荒んだ海 浅く 途方に暮れ 突っ立った私を仰ぎ見る  キッと 前を見据え 波と空に溶けそう もうそれきり 滑らかに 遠く 遠く それは不自然で得体の知れない滑らかさ しまいには点 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-01

ネットカフェ

 森石 州未州
 9   1342.8   0   1 

すっぱくてホコリ臭いペアシート 空調が寒いから寝転んで寄り添う 誰かの大きなイビキが可笑しくて、ふと笑い合った 親が年金を出し入れするポーチから金をむしり取り、 電車を乗り継いでここへきた 同じ様に家出した目の前の少女のために 頭上......


現代詩
作成日時 2021-06-30
投稿作品数: 8527