別枠表示
スローアマリリス
海月干す影の動いて 電線にトラム 捲れないページの先に しまわれていく指 水滴に 正確無比の判子押す 綴りひもは 蜘蛛の脚よりか細くて 良夜から 得たいの知れない顔を見る スローアマリリスの逃げ出して スキャニングは終らない とインクの類い 海月の石のように冷たい頬 パンデミックを綴る
スローアマリリス ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1155.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 1
作成日時 2021-06-28
コメント日時 2021-07-02
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 1 | 1 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1 | 1 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
いい、です。 ことばを凝縮するってこういうことなんだ、と思いました。 ただ、最後ニ連に関して違和感がありました。言われるべきことに対して言葉が少なすぎるような。 ひとつひとつの連は整然として美しく、磨きあげられているように感じました。ですが、意味内容が隠されすぎているというか、それぞれのイメージをうまくひとつの像に結べませんでした。あるいは私の、想像力の欠如のせいかもしれないのですが。 参考にしたいと思える筆致でした。読ませていただきありがとうございました。
0すみません、正直よくわかりませんでした。 どうしても意味を読み取ろうとしてしまうんですが、 意味をわかろうとするほど、遠ざかっていく感じがします。 一番気になったのは、タイトルでもあるスローアマリリスでした。 アマリリスが前後の文脈からすると唐突で、 しかもスローであると。 タイトルなので、この詩を象徴する言葉なのだと思いますが、 そこが一番悩んでしまいました。 でも何度も読みかえし、こうしてコメントをしているということは、 なにかが心に引っかかったはずで、 そのなにかを言葉にできたらいいのになと感じます。 どうもありがとうございました。
0良い感触を持っていただけたようで良かったです。 ご感想ありがとうございました。
0>タイトルなので、この詩を象徴する言葉なのだと思いますが、 そうでしょうか?必ずしもそうとは限らないと思います。 実は少々質問の内容に戸惑っていました。どうしてそのタイトルをつけたのですか?と聞かれているようで。 以前同じようなご感想をいただいた時に、注釈めいたものを書いたことがあるのですが、結局はそれも誠実な態度とは成り得ませんでした。 自分自身も作品から離れていくような感覚ですね。 >でも何度も読みかえし、こうしてコメントをしているということは、 なにかが心に引っかかったはずで、 とても嬉しいご感想です。ありがとうございました。
1海月だけに。 ご感想ありがとうございました。
0