作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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行方

 夏立むぎ
 1   503.4   0   1 

きみの睫毛はそんなにカールしていたかな ことばにならない * 明後日の方向にあるく きみとバスにいる ありふれてしまった日常を 壊すことさえ * パラソルの下 きみとわらいあいたい 両手を広げてハグしたい きみを忘......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-07-26

寝室から

 真保
 3   959.8   0   0 

薄いカーテンから漏れ出す月明かりに自分の手をかざすと、 それはまるでイソギンチャクのようでした。 わたしの意識からどこか遠くへ(できるだけ暗く深く安全な場所へ) 逃げ出して行ってしまっても良いと思える程それは他人の物のように重たく、 そして生ぬるく感じ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-07-22

展開、資本主義の申し子

 トビラ
 10   1120.6   0   0 

当然の理 お断りの菫 ダメだとこぼれる電線が 記憶と違う斜視のカラスを攫う 誘拐犯はピンクパンサー アメリカを否定したい無花果の木にかけた トゲトゲの多数決は宝探しの始まり 『東京を殺して、僕を産んで』 少年に証明した街頭演説が 夕日......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-07-11

 妻咲邦香
 7   949.9   1   2 

壊れたことのある機械はそれを自慢したかった 背の高い偉そうな生き物が小高い丘を作り さらに細長い道を作った やつれた獣がやっと通れるほどの道だ 段差は必要とされたが皆に愛される程度の高さに留めた それが精一杯の譲歩ということで お洒落に見せよう......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-07-12

 夏立むぎ
 8   1109.1   0   3 

「ただひたすらに自分のために生きよう。」というスローガンのもと、人間的活動を再開していたわたしだが、久々に理性をなくしてフライドポテトを食べた。そのとき、フライドポテトは人類には早すぎる食べ物だという会議が頭のなかでは行われていて、役員であるすべての羊がその答......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-06-05

ヴァンパイアの禁欲

 Molloy
 9   938.5   1   2 

あなたのいない日は言葉の消えた日 パレットから血の赤が消えた日 他のどんな色と混ぜようとしても わたしの色はみつけられない わたしがほしいのはほんとうは あなたの血なんかじゃありません あなたの低くて落ち着く声や  わたしをすっぽりとおおうあ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-07-06

デジタルネイティブ

 真保
 10   1186.0   0   0 

電子の海を漂ってひたすらに数字の羅列に身体が 変わってゆくのは気持ちがよいかもしれないよ ふらふら流れて行き着く先が何処であろうと君は 食べ物や寝床に困る事は無いのだからね 生体エネルギーの羅列に心は無限大までひらかれて、 曖昧な心象に頭脳は酔ってい......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-07-10

横浜百景

 湖湖
 13   1353.6   0   2 

ガス燈の名残を偲びながら 横浜の馬車道を黄昏歩いた 赤い靴、履いてた女の子、 異人さんに連れられて行っちゃった あの唄の女の子は私の前世ではないか 苦労したろう少女の魂がやっと故郷に帰ってきた それが私なのだ ふとそんな空想に駆られて......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-07-12
投稿作品数: 3355