寝室から - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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寝室から    

薄いカーテンから漏れ出す月明かりに自分の手をかざすと、 それはまるでイソギンチャクのようでした。 わたしの意識からどこか遠くへ(できるだけ暗く深く安全な場所へ) 逃げ出して行ってしまっても良いと思える程それは他人の物のように重たく、 そして生ぬるく感じられてしまうのでした。



寝室から ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 960.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2024-07-22
コメント日時 2024-07-30
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/15現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
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閲覧指数:960.8
2025/04/15 03時57分25秒現在
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    作品に書かれた推薦文

寝室から コメントセクション

コメント数(3)
A・O・I
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(2024-07-24)

話者はなにをかんじているのだろうか。この詩の中での感覚は、重たく、生ぬるく。なのだけど。重たくだと目蓋でも手でも身体。落ちる沈んでいく感覚だ。生ぬるいだと月明かり、うすぼんやりとあるもやもやとした私の意識だよね。まあこれ日記記録なのかなとはおもいましたが。手がイソギンチャクって絵面的に気持ち悪いよね。そのセンスはおもしろかった。まあ書くことでなにかスッキリとするといいですね

1
完備
完備
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(2024-07-24)

すごく良いのにコメントが付いていない。ここの掲示板ユーザーの目は節穴か?

3
熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
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(2024-07-30)

生ぬるいって、温度の変化の途中だと思うんですよね。色々な解釈があると思いますが、私は熱が冷めていく途中のように感じました。 ありきたりですが、今まで誰かの手をつかんでいた手、もうつかめない人を想う詩であれば、その「イソギンチャクのような手」だけでもあの人のもとに逃げて欲しい、そういう詩かなあと。 月明かりが照ってようと、現代の若者は手を布団から出せばそこにスマホがあるような偏見があります。だからこそ、何も持ってない手をまじまじと見るのはやっぱり、喪失感かなあ。

1

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投稿作品数: 2