作品投稿掲示板 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


30日以内
24時間以内1週間以内30日以内90日以内1年以内すべて
最新コメント順
最新投稿順最新コメント順ポイント数順閲覧数順コメント多い順コメント少ない順
サムネイル形式
サムネイル形式ざっと読み形式

詳細設定を開く

アンダー・ザ・シー

 ゼンメツ
 4   1177.8   0   1 

今週末のことすらわかんねーうちにこの世終了のお知らせみたいな名前のバンドがいくつもいくつも古くなっていくんだ。じゃあね。またね。終末も過ぎさればいったいなんなのだろう。タバコが吸えないかわりにカッコつけて買ったVapeのコイルが焼き切れて、いまじゃ燻ることすら......


現代詩
作成日時 2022-11-10

コノハシグレ

 A・O・I
 6   1159.0   1   1 

壊れ物をどうにか ケセラセラに浸して わたしとあなたがうまれるのでしょう。 かなたの視線 内服した薬の数 病葉(わくらば)のだまし絵に 流された思いの花束 呑み込まれた波間の貝 超えられない壁を思う刻 欄外に連ねたDNAに 道行きを預......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-11-04

雨垂れ

 日下部詩音
 4   833.1   0   0 

錆びた傘の柄を持つ しわくちゃの老婆 雨が背中を濡らして 哀愁を漂わせた 雨垂れが石を穿つように 老婆の背中を砕いた 愛した伴侶は隣にいない 嫌った敵ももういない 掻き毟る髪は手に絡まって 求めているのは滑り落ちる 苦し......


現代詩
作成日時 2022-11-03

月の破片

 白犬
 3   887.9   0   0 

風邪で、喉と鼻の奥が灼けるよう 最近体調を崩し気味だった 好きなみゅーじしゃんのらいぶの爆音で耳が軽く逝って2日程水が詰まったような聴こえ方だった 春に左腕を骨折したのをあまり治療せず放置したせいか、時折左手に痺れが走る 秋草のあれるぎーと風邪の合併技......


現代詩
作成日時 2022-11-05

すばしこい貝

 よびな
 6   1419.6   0   2 

あう、く、狂えるたましひ みそさざい。 心眼を持って、えっ! 遍在している肉体、肉片 そういう、血縁か ぼくらは血縁のため恋をするか 肉片としておれは そうしている、 建物に綴じられている 古い血をぎょう虫共が這って食う 回転する地球を誰も......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-10-31

朝はあぶく

 Snydam
 3   1233.5   0   0 

泡沫がよく痙攣を起こす ミシシッピに沈んでいった魚 沼沢地の陰った澱み 裏返った蟻の巣の恵み 等しく どいつもけたたましいと言い張る また瓶詰の可視光線 友人はがらくたにしてくれる 冴えない意匠の小盗賊 豪胆に拐っていく一条 激しく......


現代詩 画像 縦書き
作成日時 2022-11-01

母とひなびた中華屋で

 湖湖
 11   1308.7   1   3 

老母をもてなすべく中華屋であわびのクリーム煮を大奮発した 薬膳のような味であった 私としては別に大枚はたいてあわびでなくとも アサリのクリームチャウダーでもいいかな しかしこれは表せない愛の代替品である 母の願いはあわびのクリーム煮の湯気にまみれて ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-10-04

踊り ─身体から表出する律動─

 Snydam
 0   761.8   1   0 
<批評対象作品>
ファンファーレ

こちらの詩の素晴らしさは、なんといってもリズムだと思います。 ビートを刻むように働く濁音・促音・擬音語・擬態語や、ブレイクのように挿し入れられる体言止め、小気味良いタイミングで現れる韻等がポストパンクやブラックミュージックを想起させ、その起伏に富んだリズ......


現代詩 批評 選評文
作成日時 2022-11-10
投稿作品数: 8192