作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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カナブンへの視線

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 1   1296.6   0   0 
<批評対象作品>
濃色の徒労

人工の光に飛び込み、ごつん、とやっているあの描写だけでこの作品の価値というか、面白さはじゅんぶんに担保されていると感じた。しかもそれを普段私たちは何も感じないか、思っても「バカだな」とかその程度のことを、「徒労」とはっきり言語化してしまうほどの観察眼に、作者さ......


現代詩 批評
作成日時 2020-11-23

何かを積み上げることではなく

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 0   1032.5   0   0 
<批評対象作品>
方向音痴

作中の「歩く」ということを比喩と捉えれば、それは、ひろい意味で生活、生きること。 方向音痴の「方向」を比喩と捉えれば、それは生きかた。 とにかく私はこの短い恋愛感情を表したであろう作品を、生きること、そして生きかたのメタファーとして読んだ。 何か......


現代詩 批評
作成日時 2020-11-23

たかが体裁、されど体裁

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 4   1758.4   1   1 
<批評対象作品>
曲がり角

この世界は閉じている。 我々の住む場所とは全く別の機序が働く。 感情の機微を失った白くまっ平らな印象が、なぜ曲がり角の数を間違えたら消えてしまうのかという意味のわからない問題とともに、終始つきまとう。 老婆が母親の記憶を想起させるように、母親の役割を......


現代詩 批評 選評文
作成日時 2020-11-14

あるがまま、不条理な滅びさえも受け入れて、その先に自由と……

 楽子
 4   1704.0   1   0 
<批評対象作品>
植物園語しょくぶつえんご

推薦文とか、批評文とか、とてもむつかしくて、難しいですな。まあ頑張ってみますヨ。 「滅び」とは不条理なものです。そして歓迎されるものではありません。 ――それがとんでもない悪者であったとしても、滅び、というものは、どこか悲し気で恐ろしく、私たちは、......


現代詩 批評 選評文
作成日時 2020-11-08

自分の言葉は他人の言葉

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 7   2480.0   0   1 
<批評対象作品>
ことばの刻み

自分が発する言葉、つまり書いたり話したり考えたりすることにオリジナリティは存在しない。それはすべて他人からの集積だからだ。 >ことばの刻みは 他人の顔で しかもいつかの私の顔だ この最終連の末尾で、他人から一周回って「私」の顔と表現される......


現代詩 批評 選評文
作成日時 2020-10-29

現実を超えて回り続ける

 r
 6   1694.0   1   0 
<批評対象作品>

作家個人の思想や感性よりも上位の表現地平がある。それは「集合的想像力とでも呼ぶべき複数の層」の上に出現するものであり、無署名的であるがゆえにほぼ純粋な「客体性」を持つ。シュルレアルというものは、この客体性を持った集合的想像力表現のことだ。 そこで措定される言......


現代詩 批評
作成日時 2020-10-29

びりびりと聴こえるきしみ

 r
 2   1969.7   0   0 
<批評対象作品>
伝記びりびり

ふつう我々は、人間の身体が空間の中にあってその身体が感知するもの(A)と、自律的に動く言語の体系(B)という、まったく異なる二つの原理をまたがって文章を書いている。 Aを書く場合、言葉として表出されるものは、もはや純粋なBではない。そこには言葉の外の領域......


現代詩 批評 選評文
作成日時 2020-10-14

どこにもない思い出の美しさ

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 1   1505.9   0   0 
<批評対象作品>
彼方からの手紙

※推薦文を書くのは初めてなので、拙いところが多々あるかと思いますがご了承ください。 この詩、詩というか掌編小説というか、まあどっちでも私は気にしないのだが、まず語り口がいかにもサリンジャー的である。 >まいったよ、 冒頭から村上春樹......


現代詩 批評 選評文
作成日時 2020-10-04
投稿作品数: 329