作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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勒枢薇朧という者

 勒枢薇朧
 6   470.4   0   2 

夜の帳(とばり)降りる 街の灯は 遠き記憶 呼び覚ます 勒(ろく)の糸 操りしは 枢(すう)の調べか 薇(び)の夢か (ああ、まただ。心の淵に沈む、黒い衝動。  死にたい。死にたい。死にたい。  この苦しみから、解放されたい。) 朧(ろう......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-03-07

なつねこ

 鯖詰缶太郎
 12   960.3   1   4 

風がやんでしまう 夏空と海のかわり目が ゆっくりとはがれる およいでいる雲たちが鯨歌を 響かせているような暑さで。 そんな時 夏猫の 顔がぶれはじめて われる 左半分の少し硬度を残しているかたまりが なあなあ と しばらくは鳴いているけ......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-02-10

CLOSED

 熊倉ミハイ
 17   1395.3   0   6 

カーテンコールの無い森の中 音を立てないように歩いてくる 衰えの 裾を引きずりながら照らされる 夜空の大きな魚影がうねると いそがしく嘆く結び目が降ってきた 8の字を描きながら踊る背の白さに 黄色い嫉妬が絶えず滑っていた 影にはめだまがついてい......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-02-16

逆さま

 おまるたろう
 83   5185.5   1   8 

台所の窓のそと、蜘蛛の巣がかかっていた。蝉の死骸がぶらさがっている。何日か観察してたら蝉が半分くらいになって、ポトリと下に落ちていた。 つぎの日、それもなくなっていた。たぶん猫に食べられたのだろう。また何日かしたら、蜘蛛もいなくなっていた。たぶん鳥に食べ......


現代詩
作成日時 2025-02-12

大河ドラマの感想

 かずや
 8   369.0   0   1 

「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」になんで私やお友達がハマるのか、どうして私はアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんや町田康さんが好きなのか、極めてどうでもいいですが思いついたので書きます。  江戸文化って、基本的にサブカルチャーなんだと思います。サブカ......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-03-12

十四歳

 三明十種
 18   1319.1   1   5 

気怠い放課後の生徒会室は 斜光で砂埃が浮かびあがり 其の様相の片隅で 私は頬の面皰(にきび)を潰しながら あなたの汚い文字を読んでゐた 数週間前の空梅雨の雨の日 団地の踊り場で接唇(くちづけ)をした 塾の前に慌てて接唇(くちづけ)をした あ......


現代詩
作成日時 2025-02-25

責任転嫁(ボクシオレ)

 無ニ是
 3   353.3   0   1 

回避する私は理性では無かった そう なっていたんだ 「それに気付けない頭」に やっと気付いてそうやって後ろを見ると その光景は目の前のようで 「(また避けてる)と感じてる 前に進んでる」 と 努力は言う そうして今 想いを吐き出そうとして......


現代詩
作成日時 2025-03-11

 bookbear
 6   320.3   0   2 

背中から春の声がした 振り返れば桜が舞い上がる その美しさを散らさない様に僕は立ち止まった けれど春は僕を誘う 過去も未来も忘れる程、春の光は強かった 終わらないはずの桜並木を走り続ける中 桜吹雪はやがて雨になり 僕は......


現代詩
作成日時 2025-03-11
投稿作品数: 8525