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逆さま
台所の窓のそと、蜘蛛の巣がかかっていた。蝉の死骸がぶらさがっている。何日か観察してたら蝉が半分くらいになって、ポトリと下に落ちていた。 つぎの日、それもなくなっていた。たぶん猫に食べられたのだろう。また何日かしたら、蜘蛛もいなくなっていた。たぶん鳥に食べられたと思うんだよね、面白いよね。まだ蜘蛛の巣だけは残っている。 家の近所の路上に、車に轢かれた猫の死骸があって、女の子が頭を撫でていた。それからしばらくして、若い母親がやってきて、あんのじょう、猫のことを話しはじめた。 母親はおどろいて「手を洗ってきなさい」とキツい声でつきかえす(あの工事中のビル、13階まで建ったけど、どこまでいくのだろう......)その日は、晴れなのか曇りなのか、よくわからない天気で、なぜだかわからないが、女の子はくりかえし「死んだら地獄へいくの?」と母親にたずねていた。 したいことやりたいこと食べたいことは即、叶えたほうがいい 朝、窓を覗くと雨が降っていた。工事現場の近くで、トラックにはねられてこどもが死んでしまった。まだ二十半ばくらいの母親が、ア゙ア゙ア゙と叫び声をあげていた。ずぶぬれの屍体が車で運ばれると、むらがっていた人々もいなくなった。おもろいよね
逆さま ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 5239.5
お気に入り数: 1
投票数 : 8
ポイント数 : 11
作成日時 2025-02-12
コメント日時 2025-03-13
項目 | 全期間(2025/04/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 8 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 11 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 4 | 4 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1.5 | 1.5 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 5.5 | 5.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
何十年も前の僕の住んでたマンション(実はアパート)の八階から同じような光景を逆さま(怪人蝙蝠男みたいに)になって見ていたよーな(酔っ払っていたからなー)うるさい町で四六時中変な声や怒号や悲しみが入り乱れていたよーリンカネーションの入口を繰り返し繰り返し見せられていたのかねー
0こんばんは。 最後「おもろいよね」にギョっとして納得しました。 確かにいますね。 ヤジ馬の中には。 一部始終を見て、ほくそえんでるヤツが。 ただ「逆さま」というタイトルで悩んでます。
0上手いな、と思う。人間という生き物が上手く描かれている。猫の死骸は汚くて、それが自分の子供なら泣き叫ぶ。(作中の親子は同一かどうかわからないけど大抵はそんなものじゃないかと思う。)事象を摂理みたいなものとして見ると面白いのか、あらゆる事を俯瞰して見るとおもしろいというクールさに至るのか、(それもちょっと怖いけどおもしろいよね。)
0「したいことやりたいこと食べたいことは即、叶えたほうがいい」 ここに1番共感しました。
0三明十種さん、ありがとうございます。 自分でいうの恥ずかしいのですけど、調子がくるって逆に「普通の詩」が書けてしまったような気がしています。輪廻というほど、あまり壮大なテーマ性は意識してなかったんですけど...。ごく自然体で書いてたら、こういうものが出てきました。
1ざっくりコメントだったのでもう少し付け加えさせて頂きますね。 >(あの工事中のビル、13階まで建ったけど、どこまでいくのだろう......) >したいことやりたいこと食べたいことは即、叶えたほうがいい これらは人間の尽きない欲望として描かれているんだろうと思う。 >女の子はくりかえし「死んだら地獄へいくの?」と母親にたずねていた。 まだ人間という毒に毒されていない少女だからこそ感じる人間であることの罪悪感みたいなもの。 タイトルの「逆さま」は人間主体の目線ではなく、逆位置からの目線ということかな。 やはりおもしろい。
0悪くないけど手癖感あるかなあ。おまる氏このクオリティなら量産できるでしょ
0レモンさん、ありがとうございます。 タイトルで悩んでもらえるのは、、作者としてはまあ嬉しいかもです。 >最後「おもろいよね」にギョっとして納得しました。 >確かにいますね。 >ヤジ馬の中には。 >一部始終を見て、ほくそえんでるヤツが。 だいぶ即物主義的な態度で作品に接せられる方なのかな?と感じますね。すがすがしいほどにストレートな読み方。
0たんたんとしてるけどインパクトのある作品だと思いました。 でも、この作品、実はかなりくせものなんじゃないかと思うんです。 猫とこども、それによって態度が変わる母親、人間でさ…という作品ではないんじゃないかって。 いっぽ母親の靴を履いてみたら、自分のこどもが猫の死骸を撫でていたらわたしもそれを止めるんじゃないかって。毎日の生活の中で知らない猫の死まで受け止める余裕はないかもしれないし、こどもの体調が悪くなったりしたら困るし。 逆に自分のこどもを失えば泣き叫ぶ、それを含めて誰もどうこう言えるものでもないんじゃないか。 そもそも他の動物の死を悼むのは人間だけで、そのグラデーションの中でそれはそのときどきなんじゃないか、この母親だって、逆に猫の死骸を撫でているのが自分のこどもじゃなくて、本の中の話しであれば涙を流して悼むかもしれない。 ひとりの人間が世界のどこまでを自分ごととして引き受けるか、それってすごく難しい。 そして、実はこの作品の視点はそれを遠くからみている誰か、自分自身は何をしているわけでもなく、何がいいとも言っていない。 たぶんひとりで自分のこどもはいない。だから成立する作品なんじゃないかと感じました。 的外れかもしれませんが、素朴なひとのあり方とか世界へのコミットメントとか、いろいろ考えさせていただける作品でした。
0補足です。 「そして、実はこの作品の視点はそれを遠くからみている誰か、自分自身は何をしているわけでもなく、何がいいとも言っていない。 たぶんひとりで自分のこどもはいない。だから成立する作品なんじゃないかと感じました。」 のところは、作中の話者の話です。もちろん筆者のことではありません。念のためです。
0話者にとってはすべて物語、己が関わっても関わらなくても、今を見て今を生きているに過ぎない。シンプルな構造「したいことやりたいこと食べたいことは即、叶えたほうがいい」これだけだ。そのなかで、(あの工事中のビル、13階まで建ったけど、どこまでいくのだろう......)と興味を引く方を不意に向くだけ。まったく、おもろいよね。
0このAOIさんのコメントを読んでわかることは、 この方は単純に自分だけが理解できるものだけが好きなだけで、 他人の作品も、自分だけが扱える言葉だけにすり替えてるだけなんですよね。 言い換えると、他人の作品の「必然性」なんて知ったこっちゃない、という態度。 なのに自分の創作活動の「必然性」は、やたらとアピールしてくるんですよこの御方。笑 こういう作品への態度はまったく孤高でも、理性主義でもなく、程度の低い「スノビズム」です。
1紅井ケイさん、ありがとうございます。 この一言が最後に浮かんで、出来あがりました。 まあしかし、どうにも普通に書きすぎちゃいました。この黄色い場所だと映えないので、わざと散文作品っぽくしてるけど、レイアウトを整えると、普通の現代詩になります。
0ronaさん、ありがとうございます。 わたしのもっている読みよりもずっと明察な読みで、面白く拝読しました。 タイトルについては(おもいのほか、みなさんの関心を惹いているようで)、 正解とかはないんですけど、大きく反響していることの一つとして、 これはまあ、書きはじめるときに、たいがい、 いくつか大きな契機があるんですね。 「福」の字を逆さまにした「福倒了(ダオリーフー)」 (倒福とも言います)を、 台湾を訪れたときに目にしたことがあって、 アジアの人々って、 どうしてこんなにも奇妙な発想をするのだろう、 と感心したことがあったのですね。 そのときの印象がタイトルに反映されています。 >タイトルの「逆さま」は人間主体の目線ではなく、 >逆位置からの目線ということかな 人間も成長するとどんどん人間らしさが変わっていきますよね。 赤ちゃんと、二十歳と、 100歳の老人は、本当に同じ人間なのだろうか?とか。 あと、赤ちゃんが死ぬ。90歳の老婆が死ぬ。 わたしからすると、どっちも同じことなんですけど、 世間では、なんでこうも違う様な捉え方をされるんでしょう。 ネットを眺めている限りですけど、 詩人志望はあんまりこういうこと考えないような気がしていて、 そこに違和感があるんですよね、 本当は、こういうところに詩が隠れているような 気がしているのです。
0『倒福』、知らなかったです。ちょっとググったら諸説あるようですが、どれも〝らしく〟て面白いですね。タイトルと内容、あぁ、なるぼど、と思いました。 そして明察なんて過分なお言葉です。ファーストインプレッションを書き散らかしてしまった感があって申し訳ない感じです。 と、いうのは、この作品は語ろうとしたら語り尽くせない量になってしまうのですよ。 例えば母親と娘と猫のくだり、 私は母親なんて千差万別だと思うのですよね。父親なんかよりずっと差が大きいのではないかと思う。(子供への影響力も同様に。)ケガなんて絶対させないぞ!という超過保護な母親も居ればケガして学べと考える放任主義の母親もいる、自ら虐待する母親もいる。ざっくり分けてもこれだけ違う。だからみんな違うのが前提。 私はまず子供目線で母親を考えたんですね。子供の頃の自分が死んだ猫を撫でていたら母にどうあって欲しいだろうって…私なら「可哀想ね」って母の優しい言葉と共感が欲しい。 そんな子供の自分を今の私が大人の言葉で説明するなら、地獄があると認識する年齢、つまり生と死を考える多感な時期に猫の死骸を撫でる娘、母親なら死を悼み受容しようとしている娘に寄り添ってほしい。(寄り添ってあげたい。) それを不衛生という親の価値感で押しのけてほしくない。 >母親はおどろいて「手を洗ってきなさい」とキツい声でつきかえす それに続く詩文 >(あの工事中のビル、13階まで建ったけど、どこまでいくのだろう......) ビルはどこまでも自分が正位置であるこの母親のようにも思うんですよね。(それも一つの欲望と捉えたのだけど) 以上はほんの一例ですが、つまり色んな角度からの読みが可能な作品でした。 私は読解って答え合わじゃないし(つまり他人との擦り合せや比較じゃないし)、お前(作者)ってこういうヤツだよね、って話でもない。 自分ではない他者が書いた作品から自分を開示することだと思う。自分の歴史、価値観、思想を引き出して行くこと、だから読解に正解なんてなくてその読解が独立した複雑さや面白さ、個性を持っているかどうかが重要なんじゃないかと思う。(私個人の価値観であり一個人の見解ですが) 最後にこれね、 >あと、赤ちゃんが死ぬ。90歳の老婆が死ぬ。わたしからすると、どっちも同じことなんですけど、世間では、なんでこうも違う様な捉え方をされるんでしょう。 わかる。極論私は人の死も動物の死も同じに捉えてしまう。だからああいった感想になったのだけど。そしてでも私は人でも動物でも若くして亡くなるのはやはりどこかより大きな切なさが残ってしまう。矛盾してるんだけどね。笑 ま、その辺りは永遠の問いみたいなものかな〜 >本当は、こういうところに詩が隠れているような >気がしているのです。 そうだと思う。
0それ、具体的にどういう意味?
0>話者にとってはすべて物語、己が関わっても関わらなくても、 >今を見て今を生きているに過ぎない。 >シンプルな構造「したいことやりたいこと食べたいことは即、叶えたほうがいい」これだけだ。 >そのなかで、(あの工事中のビル、13階まで建ったけど、どこまでいくのだろう......) >と興味を引く方を不意に向くだけ。 >まったく、おもろいよね。 AOIさんのコメントの「態度」の知的・倫理的な問題を指摘しているので、指摘が具体的である必要はないです。 あと、本当に「意味が分からない」のなら、 >それ、具体的にどういう意味? ...というような杜撰な質問はしないはずです。上述の糞コメ同様ですが、相手と真面目に対話する気がないことだけが伝わってきます。
0つまり、あなたは私の態度の『知的・倫理的な問題』を指摘しているけれど、それがどの点なのかを具体的に説明するつもりはない、ということでしょうか? 確かにわたしはバカですからあなたの真意がわからない、だからこうして聞いてみたのだが。
0別に認めなくてもいいですよ。AOIさんを納得させることが目的ではなく、AOIさんの態度について、わたしは問題をしてきた。あとは見ている人達、各自が判断すればいいんです。それがわたしの真意です。 お幸せに。
0・自分をかしこいと思っている (えてしてそういう人ほど、対外的には「わたしはバカですから」等と平然と言い放つ) ・それを自己顕示する必要性をもっているらしい ・ある表現について「お前の○○だなんて所詮~だろ?」と肩をすくめて見せる ・自分の表現活動についてはうって変わって嬉々として語りたがる こういう態度はど田舎の井戸端会議以下、ゴシップ以下のスノビズムといっているんですけどね。 大げさではなく、サイト内で蔓延したらサイトの知的交流が死んでしまう。
1良いなと持ったものにしかコメントは書きません。それでこの詩は作品の「必然性」以上に、内側から読む価値があったそれだけです 作者の意図から外れ、話者の年齢性格時代背景、考えられることは多い。そういった思考の広がりこそ、詩の醍醐味なのではないか。詩に魅力がなければこんな事考えはしない。皆は外側から詩を題材に議論していたようだったけど、わたしは内側から覗きたいという衝動のもとに書いただけだ 作品の「必然性」を汲み取って議論すること、それは何の問題もない、やりたいひとはやってくれ。それも一見解でしかないのだから大いに盛り上がればいい。たださ、詩をもっと深く読み、様々な見解を生む、その切り口はいかようにもある。けれど作者がそれを狭めてしまうのはわたしは嫌だなと感じた。それだけです 私は思ったことを簡潔にまとめただけです。そもそも意図も解釈も詩の一見解でしかないという考えをもっているので。あのコメントからそういう見方もあるんだなと、広がればおもしろいなと思って敢えてああ簡潔に書いた。まあ通じなかったようだからしょうがない。 私はどんな解釈でも作者としてありがたいとおもってしまうことにしている。だから読み手となれば作者の意図を提示されても考慮しない。だから作者として気にせずに語れるわけです。ですから読みてからいただくことはすべて一見解でしかありません。そういうスタンスですから。 自分はガチでバカなので、言われてもこの方はそう思うのねー、でしかなくて。ごめんなさいか、よろしくおねがいしますか、どっちかなんです。なのでまず相手がどう返してくるかでしかない。 馬鹿を馬鹿だと指摘しても、晒しにしかならないと思うんだけど。 そちらこそお幸せに
0>話者にとってはすべて物語、己が関わっても関わらなくても、 >今を見て今を生きているに過ぎない。 >シンプルな構造「したいことやりたいこと食べたいことは即、叶えたほうがいい」これだけだ。 >そのなかで、(あの工事中のビル、13階まで建ったけど、どこまでいくのだろう......) >と興味を引く方を不意に向くだけ。 >まったく、おもろいよね。
0AOIさんの発言を信じるか信じないかは、あなた次第です。
0くだらないアピールしないでください。まともなコメント入れてください。
0完備さん、そうなんですけど、予想以上にそこそこ反響があり、 なにかあるのかもしれないですね。
0そこらへんのよく分からん詩より、はるかに読み応えがある。完備さんがなんかこの程度なら量産できるっしょとか言っているが、完備さんよりもずっとうまいよ、このひと。 ただ、特別優れた作品というわけでもない。新鮮味はどこにもない。
0A・O・Iさんへ 初めまして。 別にあなたの味方という訳ではありませんが、面白いので解答例を書いときますね。 「解答例」 その通り!全くおまる様の仰る通りです! 流石、おまる様、人類の叡智の結晶! 偉大なる方々の中でも最も偉大な方! そんな偉大な方が、私のようなゴミクズを気にかけて下さるなんて、 有り難すぎて、涙が止まりません! おまる様、マンセー! じゃーね。あっ、返事いらないや。興味無いし!ははははは☆ 「解答例②」 adoの「Rule」という曲をおまる様に捧げますだよ。 じゃーね☆ と、これくらい言っても、おまるさまはケツの穴がとってもデカい方なので大丈夫です。ねっ!
0暇なんですね...
2そうなんです。 もう暇で暇で。笑 少しは暇潰しになりました。 ありがとうございます。 では、返信は要りません。チャオ☆
0佐々木春さん、ありがとうございます。 わたしのような者でも返事に悩んでしまいました。 シンプルだけど核心を突いた感想ですね。 >たぶんひとりで自分のこどもはいない。だから成立する作品なんじゃないかと感じました。 わたしもそう思います。 この話者が所帯持ち、子連れだとすると、陰惨すぎるんですよ。 最終連の「おもろいよね」の一言に至るまでに仕掛けがあって、 陰惨にはならないように微妙にチューニングしています。 いちおう、ユーモアを書いたつもりなんです。これでも。 しかし、なぜ、なんのヒントも作者の内的動機も知らずに、ここまで文学的深みのある考察ができるのか?...
2ronaさん、ありがとうございます。 >つまり生と死を考える多感な時期に猫の死骸を撫でる娘、 >母親なら死を悼み受容しようとしている娘に寄り添ってほしい。(寄り添ってあげたい。) 寄りそうことができない母親の方が多いような気がしますね。 わたしの肌感だと、昔の母親なら、ほぼほぼ寄りそわない気がしますし 今の母親でも多くはないのではないかな?と。 書いている時はそこまで自覚がなかったのですけど、 みんな忘れてしまっている何かみたいなものが、はからずも出ているのかもしれないですね。 ポエジーの一機能として。 >自分ではない他者が書いた作品から自分を開示することだと思う。 そこが基本でもあり、奥義みたいな話ですよね。 かりにそれがない(できない)のだとすると、その読み手はAIと変わらないことになるし、 もっというと、文字情報の「シニフィエ」を「トレース」する能力だけなら、現段階ですら、 AIが人間を圧倒しているので、AIにすら劣るということになる。 (※聞いてますか?Bイシューメンバーのみなさん) とてもいい感想を聞けました。感謝です。
1淡々と雨が降るような、日常の一部としての死が、特段強調されることもなく描かれていると思います。 したがって、蝉・蜘蛛・猫・少女は特段「命」として強調されることなく、通り過ぎていく。 最後の「おもろいよね」という言葉は、温かくも冷たくもなく風景を遠望している視点を感じさせますが、本当は心に痛み(冷たさ)を感じている部分があるのだと思う。そうでなければ少女に対してだけ、「死んでしまった」という言葉を当てはめはしないだろうと考えました。 雨滴がそれぞれ落下する、一粒一粒地面にぶつかれば直ちに跡形もないから、やはり、やりたいこと食べたいことは即叶えた方がいい。この詩を読んで群がる私たちも、このあとまもなく死んでしまうかもしれない。 「おもろいよね」と悲劇を逆さまに喜劇とすることは、必死に生活していくことの方法ではないだろうか。 こんな感想を抱きました。面白い作品をありがとうございます。
1>寄りそうことができない母親の方が多いような気がしますね。 >わたしの肌感だと、昔の母親なら、ほぼほぼ寄りそわない気がしますし 今の母親でも多くはないのではないかな?と。 ですね。 私の中でこの母娘に直結したワードがあって『母原病』というのを改めて検索してみたんです。AIによる概要の中の対策のひとつに下記があるんですね。 >目にふれる自然や動物を愛でたり、弱い立場にあったり、困っていたりする人々に対する共感や思いやりの言葉など日常生活の中で母親が見せるさりげない言動が、子どもに影響を及ぼしていることを心に留めておく これは人間の姿を浮き彫りにしているこの作品に深く関わっていることではないかな、と考察しています。改めて奥が深い作品。
0類さん、 >新鮮味はどこにもない このコメントで思ったのは、類さんは、自分の逆張り系ポエムを「新鮮」と自画自賛している可能性があるってことだな...
1批判に反撃しすぎ 馴れ合いすぎ
0ついに捨て垢(アンチ)からコメント来るようになったか、俺も。感動。
3迷惑かけすぎてるよ
0アンチとファンはそっくりさん
2反撃しなくていいんだよ。
0落ち着いたみたいだ
0運営は捨て垢を容認するつもり? 文責の放棄を容認すると言うことになりますよ。
1捨て垢でギャオンする弱者男性...ってこのサイトだと約一名しか思い浮かばないので笑 まあ、いいのではないですか?
0一人沸くと増えるんだよね、おかしなのが。やがて5ch化。文極と同じ末路が見えちゃうんだよね。あと、運営の怠慢。某スレッドだってユーザーのハツさんが注意して収まったけど本来は運営の役割だよね。そういうのが度重なってるからねー
0たしかに最近、ちょっとおかしなのが沸いてきてる気が... >文極と同じ末路が見えちゃうんだよね そういう黒歴史があるんですね... うーむ。捨て垢でしか本音を語れないような、弱くて姑息な人でもコメントしたい時はあるでしょうし。世の中、強い人だけではないですからね。もちろん法的に黒な案件は論外だとしても。わたしはなんであれコメントwelcome派ですので。 あとたしかに、運営は「運営を批判しない限りは」捨て垢放置って印象ありますね。
0どうも! おかしなヤツでぇーす。 私に文句があるのなら、 私に直接言って下さいな♪ おまるさん相手のコメントで当て擦るなど、肝っ玉がずいぶん小さいのですね。 それでは、文句、 お待ちしていまーす♪
0>捨て垢でしか本音を語れないような、弱くて姑息な人でもコメントしたい時はあるでしょうし。世の中、強い人だけではないですからね。 心広いなー笑 でもね、それがその人の為なる?一生弱くて姑息なままの人生じゃない?強くなるって必要じゃないかな?自分の発言に責任を持つこともね。壁に隠れて石投げるだけって自己満足しか残らないんじゃないかな?(捨て垢が投げるのはマトモなコメントじゃなく大抵小石じゃない?笑) まぁおまるさんが構わないなら余計なコメントになったかもね。失礼しました。
0文章読んでますか? 私は捨て垢の話をしています。
0批判しといてキミが守られるわけないでしょ
0都合が良すぎるね。
0ちゃんと読んでいるから、 「文句があるなら、私に直接どうぞ」と言いました。 そもそも、おかしなヤツが増えたのは、 私がおまるさんをおちょくる書き込みをしたからです。 ですが、おまるさんは時々あまりにも偉そうになるので、 頭をゴチンとグーで殴る必要がありました。 そして、流石はおまるさんです。 ちゃんと反省して、A・O・Iさんのもとへ、自ら出向いて、自分の書き込みの理由を述べておられました。 次に「ハツさんが止めなければ」 これは、私と201さんの遣り取りのことだと判断致しました。 ですから、 「文句があるなら、私に直接どうぞ」と申し上げたのです。 ronaさんの作品を探したのですが、 見つけられなくて、 おまるさんの場所をお借りしていることをお詫び申し上げます。
1>私に文句があるのなら、 私に直接言って下さいな♪ >おまるさん相手のコメントで当て擦るなど、肝っ玉がずいぶん小さいのですね。 >それでは、文句、 >お待ちしていまーす♪ 興味深いからお聞きするけど、私の文章のどこにあなたへの文句と当て擦りが書かれていると感じたのか具体的に示して下さい。
0『運営は捨て垢を容認するつもり? 文責の放棄を容認すると言うことになりますよ。』 『一人沸くと増えるんだよね、おかしなのが。やがて5ch化。文極と同じ末路が見えちゃうんだよね。あと、運営の怠慢。某スレッドだってユーザーのハツさんが注意して収まったけど本来は運営の役割だよね。そういうのが度重なってるからねー』 私が書いた文章は以上です。どの箇所があなたへの文句と当て擦りだと感じたのでしょうか?
0↑レモン氏宛です。
0某スレッドだって、って書いてる。
0キミが呼び込んだんでしょ
0>某スレッドだってユーザーのハツさんが注意して収まったけど本来は運営の役割だよね。 では、お伺い致します。 この某スレッドとは何処のスレッドですか? 「名前を出すのは差し障りがある」とか、 逃げ口上は無しにして下さい。 別に逃げても良いです。 私がつまらない人だと判断するだけなので。
0場所を移しましょう。 おまるさんの迷惑になっております。 申し訳ありませんが、 レモン作のものでしたらどれでも良いです。 コメント下さいませ。 宜しくお願い致します。
0>某スレッドだってユーザーのハツさんが注意して収まったけど本来は運営の役割だよね。 これはあなたへの批判ではなく注意しない運営に対する批判ですが。。逃げ口上じゃなく文章をちゃんと読むる人ならわかりますよ。 私の文章を要約すると、 【運営に対して】捨て垢なんとかしないと(捨て垢の)おかしなのが増えますよ。です。 【運営が何もしない事に対して】運営の代わりにユーザーのハツさんが注意した事例を上げた。それだけの事ですよ。
0おまるさん、申し訳ありません。 もう少し板を使わせていただきます。 >収まった 一体、何が収まったのですか? 炎上も何もしていませんでしたが?
0捨て垢かどうか決めるのはキミじゃない
0収まった、は >皆さん、 >お騒がせして、申し訳ありませんでした。 延々とトップに上がっていたスレッドがあなたのこの発言を以て収まったと言う意味。 これでご理解頂けないならこれ以上話す事はありません。ご理解頂けないなら残念です。で、終わりにします。私はあなたに文句を言った覚えも当て擦りしたつもりもありませんし、今後もありません。単純にあなたに関心がないんです。今後私がどういったコメントをしたとしても勝手にあなたと結び付けて絡まれても迷惑です。今後は一切関わらないと言う形でお願い致します。
0>捨て垢かどうか決めるのはキミじゃない 当たり前じゃない。笑 一連のやり取りを見て運営が考えること。私はその為に意見を出しただけよ。捨て垢くん。笑
0ありがとうございます。 気持ちがラクになりました。 おまるさん、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。 それでは、失礼いたします。
0強烈なニヒリズムを感じる作品ですね。 先日実際に車に跳ねられた猫の死骸を見てしまったのですが、それこそ血塗れで小さな女の子がそれに触ろうと思うかどうか、大人でも手を引っ込めるレベルでした。 乾いた死の連鎖が表現しているものが今一つ私の中では像を結ばなかったです。 長年書き慣れた安定感はすばらしいですね。
0迷惑をかけすぎているよ
0滑稽だよね、君。 まぁ今のビーレビ運営とお似合いじゃない? 末永く頑張りなよ。 じゃあね。
0中沢さん、ありがとうございます。 いっけん無頓着なようで、本当は違うという視点ですね。 本作が、そういう作品としてポエジーが成立しているのだとしたら、 作者としては望外の喜びです。 自分は騙せても無意識は騙せない。あと、よい読み手も騙せない。 ご感想を読みながら、そんなことを想ったりもしました。 感謝いたします。
2紅茶猫さん、ありがとうございます。 >先日実際に車に跳ねられた猫の死骸を見てしまったのですが、 >それこそ血塗れで小さな女の子がそれに触ろうと思うかどうか、 >大人でも手を引っ込めるレベルでした。 たいてい猫の轢死体は「ねこぢるブシャー」ですからね。大人となった今では見るだけで玉ヒュンものですが、好奇心の塊の少年に恐怖という文字は無しで、自分が子供の頃はよくいじってました(時効) >乾いた死の連鎖が表現しているものが今一つ私の中では像を結ばなかったです。 短歌の名作にあるようなバシッと決まっているあの感じ。一本筋が通っているというか、そういう冴えみたいなものを仰っているのかなと。たしかに、この作品にはないと思いますね。ただただ不穏なだけでしょう。
0生き物が理不尽に亡くなり、死んでいく様子を描きながら、本当はそれは理不尽でもなんでもなく、自然なことでもあるという作者の遠目の視点と達観から来る冷笑。人間もいつそういう死が来るか分からないのだから、なるべくしたいことやりたいこと食べたいことは即叶えた方がいいと語る。このメッセージには、ヒューマニズムが蔓延して意思薄弱者が増えていく日本人への大人の目線からのアドバイスのようなものを感じます。 作者独特の声の抑揚が伝わってくるムーディーな作品です。その中にメッセージ性もあり、いいと思います。
1目を背けたくなる状況に目を向ける 向けてしまう人間の黒い部分 むしろその部分の方が目を背けたくなる、、 病みつきになる苦味や怖さを求めてホラーを見るような そういう衝動に似た感覚を味わいました 読む機会に恵まれてよかったです ありがとうございます
1万太郎さん、ありがとうございます。 正直ここまで伸びるとは思いもよらず...。テキトーにグリーンに乗ればいいやくらいの気持ちで打ったらホールインワンになった気持ちです。気合をいれた作品は逆にスベるみたいですね、このサイト。
1軽い感じ、ライトな感じなのですが、エッセイとも違う、小説とも違う、矢張り詩としか言いようがないスタイルだと思いました。猫の怨念は激しく強いのかもしれませんが、虫の怨念と比較して、何かポエジーが発揮されているような気がしました。
0283.0046.さん、ありがとうございます。 「ホラー」の部分を指摘してくれる方ははじめてですね。書いている本人としては、ホラー要素はあえて強調しなかったのですよ(たんたんと記述する態度をとっているのは、そのためでもあります)、死体のディティールに極力ふれないように努めましたが、283.0046.さんのように若々しい感性を持たれている書き手さんには、ちょっと不足感がある作品なのかもしれませんね。
1エイクピアさん、ありがとうございます。 バレていましたか。そう、本作の真の主人公は猫である。猫にちょっかいだすと、場合によっては恨まれ、法的なトラブルに発展する。これはガチですね。実際に身の回りで見てるので。
1この話の展開だと、次に死ぬのはおそらく作中話者だと思います。 そうやって、自分の番が回ってきた時に、面白いと思えるかどうか。 それは作中話者の哲学の強度が試されるような気もします。 やっぱり面白いのものか、けっこう辛いものなのか。 自分の番が回ってきた時が本番ですね。
1トビラさん、ありがとうございます。 寿命がつきる兆候というのがいくつかあるらしく、尿量が極端に減るとか、血圧が不安定になるとか、そういうシグナルなんですけど、2日前らしいですね。案外、それまではピンピンしているというので、自分の番が回ってきたら、どう思うんでしょうね。ワクワクしますね。
2この詩は逆さまなんですね。 だから死についても面白くはないと知っていて「おもろいよね」と言っているのですね。 本来なら、悲しいとか、虚しいとか、苦しいとか、かわいそうだとかですものね。 それを敢えて逆さまにいうことがこの詩のミソですね。
1秋乃 夕陽さん、ありがとうございます。 そういう読まれ方をされたのは、案外、秋乃 夕陽さんがはじめてで、逆に新鮮でした。じつは、ほんにんはまったくその気もなく...。無意識過剰なのです。
2おまるさん、そうなんですね。 タイトルが「逆さま」だから、その通り、(天邪鬼的に)「逆さま」なのかなあと思っていました。
0アに濁点を付けられるのかと思いました。もしかしたら、アラビア語の母音が子音の様な発音になるニュアンスなのかもしれません。最初に登場した猫が印象的で、全体の調子が第四の壁を破る例、ハックルベリーの冒険などでは、ハックが作者のマークトゥエインさんを叱るみたいなニュアンスが感じられたような。内容は全然違うと思うのですが、語りの調子を工夫して居る様な、文体の工夫が感じられる詩だと思いました。
0お返事ありがとうございます たぶん意図しなかっ点だと思うんですが、死体の描写よりもそれに対する人間の心情が怖く感じました。普段からホラーが好きなので、そこに対して敏感なのかもしれません。ただホラー小説とは違った味を体験できて、個人的には好きな作品です。
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